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2009年7月の1件の投稿

2009/07/31

「変わらなきゃ」~2009後半戦に向けて

随分と弊サイトを放置し、生死不明な状態で1ヶ月も雲隠れしておりましたnigoeでございますみなさまごきげんよう。

090704yamagata1大ジョブです、元気に生きております。
ただ忙しかっただけです。

今季リーグ戦、大分以外はすべて参戦しておりますし、山形では山寺修行を積み、例の中山道部活も中津川まで進み、先日のナビ杯清水戦も、ダンナや仲間が仕事で参戦断念の中、単騎で敵地に突入しました。

ホントに、忙しかったんです・・・・・・って、うーん、何か違うなぁ(笑)。

090729shimizu2 年度末ではなくこの時期なのに業務多忙。そのうえ参戦もあり、平日休日問わず忙しなく動き回っておりました。夏も本番ですが、今年はこの状態がまだまだ続きそうです。
本日は月末ですが、少し時間ができたので、久々にエントリをUPしてみました。

さて。
090720shinchaya このひと月、チーム状態に変化が現れだしました。端的に言って「苦境」にさしかかっています。
数ヶ月前、、、昨年までのスタイルを瓦解させたチーム。監督もスタッフも総入れ替えとなり、今季どのようになるのか路頭に迷う心持ちで不安の絶えなかった開幕当初。それが試合を重ねるうちに望外の成果を出し、順位を上げ、若手も台頭し、今後のリーグ戦況へ大いなる期待を抱かせてくれました。試合内容も、昨季のものとは異なり、われわれ観る者へ新鮮さと高揚感を与えてくれていました。

しかし、よくよく考えてみると。
昨季、心身両面とも壊れまくったチームが、新監督のもと、たった2~3ヶ月で上位に付けられたこと自体、正直出来過ぎだと感じていました。開幕・鹿島戦の直後の頃は、遙か遠くに感じた理想のチームスタイルの確立を夢想しながら、「今季は、辛抱が必要だ」と話していたものです。ところが、特効薬を処方されたかのように、試合内容に伴い結果も残せるようになったことで、観る側の期待はさらに高まり、今季の内なる目標設定もそれに伴って引き上げられてしまったような気がします。
正直、効果がすぐに表れてくれたことは嬉しいことでした。
しかし、昨季最後のひどい状態を思い起こせば、やはりどこかで「ひずみ」は出てくることは想像に難くありません。
ずっと浦和を見続けてきた方なら、おわかりのことでしょう。あのひどい状態から、今年いきなり優勝できるだなどと言えるほど、それほどJの世界は甘くないと。
そして大人の方は、さらにおわかりのことでしょう。目指す成果というものはそう簡単に手に入らないことを。世の中はそこまで即物的ではないことを。
「喉元過ぎれば熱さ忘るる」ではないですが、昨季の惨状は、決して忘れてはならない負の遺産だと思います。

だからと言って、負けていい試合など、ひとつとして存在しません。
しかし、このような苦境に陥ることは、これまでの浦和を鑑みれば、ある程度予想できたことではないでしょうか。
快復しかけた頃に、持病が再発することはよくあることです。所詮カンフル剤は効いたとしても長持ちはせず、やはり体質改善や長期療養が必要とされます。患っていた病が長ければ長いほど。
「持病再発」の兆候は、ひと月以上前の第14節・横浜FM戦(6/21@日産)からすでに現れていました。私たちを昂揚させた「コンビネーション・サッカー」の萌芽はその頃を境に成長が止まり、次第に枯れていくようにピッチから消えていきました。
原因を特定することはできませんが、代表や怪我人続出による人材不足や、気候の変化、疲れ、相手チームによる研究・・・などなど、いろいろなことがらに起因しているものと思われます。

ギド時代から培われてきた個人技を主体とするスタイルから、組織としてのコンビネーションへの転換が図られている最中ですが、数年間身に付いた体質をたった半年で変えられるはずがありません。現実はそんな簡単なものではありません。
選手も生身の体です。疲労もあれば怪我もする。暑ければ消耗もします。いくら矯正しても長年身に付いた癖も出て来ます。疲れた時、行き詰まった時はなおさらその癖は発症するものです。
ただ、原因は必ずどこかにあるはずです。医者の見立ても途中で方針転換する必要だってあるはずです。症状を看過することなく、対症療法を手当しながらも長期的な治療プログラムに則って、限りなく病を根治することこそ肝要です。

今のチーム状態を嘆くべきかどうか。
最初は右肩上がりに景気が良かったのに、だんだんと下降線をたどる状況は、確かに気持ちの上では愉快ではありません。
もしこれが逆だったら・・・出だしから直近まで状態が悪かったけれど、少しずつでも確実に状態が上向きなほうが気分は良いものです。たとえどちらの経過を辿っても結果が同じ状態となったにせよ、過程の違いで与える心象に大きな隔たりが生じるものです。
浦和は、今まさに「前者」の状態にあります。
しかし、昨年の今頃と比べれば、確実に状態は改善されている事実を忘れてはならないと思います。

もう、昨季の浦和のようなスタイルには戻りたくありません。

選手たちは、今、迷いもがきながらも「変わらなきゃ」と、懸命に努力を続けています。
フィンケ監督も当然、状況の変化を受けて、方針の転換を迫られています。
サポートする私たちも、今までのままでいいのでしょうか。
親子、友人の場合でもそうですが、相手だけに変化を求めていても、心から理解し合える人間関係は築けません。
互いに変わる努力をしてこそ、互いに成長できるものだと思います。
今週、サポーターの軽挙な行動が立て続けに報じられました。変わろうとする努力をしない者は、結果としてクラブや他の関係ないサポーターをも巻き込んで、さらなる後退を生じさせます。「贔屓の引き倒し」では済まされません。今回の事案はそれを表す例かと感じました。

だから、私も変わりたいと思います。
多少のことで嘆いたり怒りをぶつけることなく、そのパワーをサポートする力に転化したいと思います。

そう簡単には大願は成就されない、ということを忘れずに。
目先のことに浮つくことなく、どっしりと腰を据えて冷静にチーム状況を見続けていくことが、今こそ必要とされているような気がします。
スタンドの雰囲気は、選手に伝染します。スタンドから審判への不満を漏らせば、選手のプレーにも不満が満ちてきます。サポーターが焦れば選手も焦ります。
スタンドの雰囲気は、選手のメンタルに直結して反映します。そのことを、スタンドのサポーターたちも肝に銘じるべきではないでしょうか。

私たちに出来ることは、選手をサポートすること、ただそれのみです。
純粋に勝利を目指してサポートすることは、選手たちへ力を与えるものです。たとえ結果勝てなくても、選手もサポも悔しさを胸に秘め、勝利への飽くなき心を失わなければ、次への糧になるはずです。

監督や選手たちだけでなく、みんなでこの苦境を力を合わせて乗り越えることができたなら、その先には未だ体験したことのない、魅惑の世界が待っているような気がしてなりません。
これは、甘い幻想でしょうか?
たとえ儚い幻想や夢想であっても、私はそうあって欲しいと願っています。

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