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2009/04/02

ニュースを読む:第1回「報道の品格」

今回から、私的観点から、『ニュースを読む』をシリーズ化してみようかな、と思いつきました(不定期ですが)。
はてさて、どこまで続くことやら・・・なにせ「思いつき」ですから(笑)

★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜

けさから浦和サポを騒がせている記事。
「ああ、またかいな」と、この新聞社には、昨年後半から正直辟易させられている方も多かろうと思います。

 『浦和社長、解任…フィンケ新体制も開幕ダッシュ失敗』(放置)

某掲示板でもすでに話題となっておりますが、まあ普通に浦和を見続けているサポ、特に大人のサポであれば、
 「なんじゃ、こりゃ?」
と冷静に一蹴するのが普通。
それでもなお、刺激的な見出しで人心を惹き付けようとする見え透いた魂胆が露骨に現れていて、正直憐れみと言いますか、痛いとさえ感じてしまいます。

株式会社である以上、経営上の失敗や背任行為、会社の名誉を著しく毀損させる不祥事など、よほどのことが無い限り代表取締役の「解任」などという事態は発生しません。仮にそれが事実だとしても、浦和レッズの場合は例年5月(今年は4月末のようですが)に株主総会が開催されるため、正式にはそこまで決議は待たれます。

(4月)3日の取締役会で任期を1年残し“解任”

などと表現すれば、素直なサポの皆様には、この日を限りに社長が解任されるような誤解を与えてしまうわけです。
私としても、藤口社長に対しては、昨年の成績不振と一連の騒動に関しては大いに不満を覚えていますが、それ以前のクラブの成績と経営の実績を鑑みれば、決して「解任」に値しないと考えています。
もし記事の言う「社長が退く」ことが事実だとしても、藤口さん自身の任期を見据えた「退任(辞意)」によるものだと、普通に理解できます(でなければ、昨シーズン終了時にとっくに辞任してるはず)。

さらに記事を読み込んでいくと、内容の変遷具合に呆れてしまいます。

関係者によると、藤口氏が3日に予定される取締役会で、すでに社長の座を退くことが内定今月下旬の株主総会後、正式発表となる見込みだという。浦和の社長の任期は形式上単年更新だが、藤口氏が60歳となる来年4月までの続投が従来の既定路線。任期を1年残した状況での社長の電撃交代は、事実上の解任といえる。

「単年度更新」の任期と認識しておきながら、「来年4月までの続投が従来の既定路線」などという勝手な思い過ごしをしたうえに、「任期を1年残した状況での社長の電撃交代は、事実上の解任」などとここまで創作して書かれては、これはもう片腹痛し。
(ノ∀`)・゚・。
浦和の社長の任期は、当該新聞社に決められていたようですね(笑)
会社人事は、どこの世界でも厳しいもの。更新時期に見直しをするのは当然のことです。

加えてこの記事、始末が悪いのが、この一節。

今季も批判を避けるために、報道陣の取材規制という的はずれな“情報統制”を打ちだしていた首脳のみならず、他の常務取締役も退陣となる可能性も浮上。

“情報統制”は、フィンケ監督自らが強く希望したもの。
提供する情報を選択する権利があるのは情報元そのものであり、それに何の議論の余地もないはず。私たちが個人のプライバシーを守るように、組織のプライバシーも守られるべきものです(むしろ今までがダダ漏れ過ぎ)。情報を貰えなくなったことを逆恨みし、ヒステリックに「報道陣の取材規制という的はずれな“情報統制”」などと表現したうえに、情報統制に協力したスタッフまで一掃されるだろうと、いかにも自らの正当性を誇らしく報じるこの担当記者の品性の無さは、甚だ見苦しい限りです。
さらに、この記事を堂々と記事として公開した編集責任者の監督能力、当該新聞社の報道機関としての品格を疑うばかりです。

中村修三・前強化本部長ら強化幹部の異動や監督更迭など責任を取る中、任命責任を持つ藤口社長はポストを守り続けた。

この前強化本部長の肩を持つ(と取られても仕方のない)表現と、特定の選手 だけへの賛辞ぶりを読むにつけ、さらに不審感は募ります。
誤解を与えるうえに、悪意を露骨に表現・・・これほど理性を欠いた記事も珍しいのではないでしょうか。

ところで、「関係者」って、誰?(・∀・)b

補足:
上記記事リンクが切れた場合は、下記をご参照ください。

**********************

『浦和社長、解任…フィンケ新体制も開幕ダッシュ失敗』

 浦和の藤口光紀社長(59)が、今月限りで解任されることが1日、決定的になった。藤口社長は昨季、監督人事問題などを巡り迷走を繰り返しリーグ戦7位、6年ぶりの無冠に終わる名門凋(ちょう)落の原因を生んだ責任者。今季はドイツからフォルカー・フィンケ監督(60)を招へいしたが、リーグ戦はここまで1勝1分け1敗の8位。3日の取締役会で任期を1年残し“解任”となる見込み。後任の最有力候補には、非常勤取締役で三菱自動車工業常務取締役の橋本光夫氏が浮上している。

 名門凋落を招いた最大の責任者が、浦和を去ることが明らかになった。

 関係者によると、藤口氏が3日に予定される取締役会で、すでに社長の座を退くことが内定。今月下旬の株主総会後、正式発表となる見込みだという。浦和の社長の任期は形式上単年更新だが、藤口氏が60歳となる来年4月までの続投が従来の既定路線。任期を1年残した状況での社長の電撃交代は、事実上の解任といえる。後任の有力候補には、昨年4月に浦和の非常勤取締役に就任した、筆頭株主の三菱自動車常務取締役の橋本氏が挙がっている。

 藤口氏は06年6月に社長に就任。かつての弱小クラブをリーグ屈指の名門に押し上げた前任者の犬飼基昭・日本サッカー協会会長の残した巨大戦力やインフラ整備などの遺産で、07年のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)優勝などタイトルを重ねた。が、藤口氏の監督人事を巡る迷走で強豪は凋落した。

 昨季開幕2節名古屋戦終了時に自ら招へいしたオジェック監督の更迭を決断。強化部が1年契約を提案したエンゲルス前監督に独断で複数年契約を提示しながらも優勝争いの真っただ中に謎の解雇通告。その結果、チームは7位に転落。10億円規模の減収を余儀なくされた。中村修三・前強化本部長ら強化幹部の異動や監督更迭など責任を取る中任命責任を持つ藤口社長はポストを守り続けた。

 だが、昨年12月の最終節終了後のあいさつは、埼スタ史上最大のブーイングでかき消され、辞任を求める声も上がっていた。今季も批判を避けるために、報道陣の取材規制という的はずれな“情報統制”を打ちだしていた首脳のみならず、他の常務取締役も退陣となる可能性も浮上。フロント刷新で、赤い悪魔が強豪再建への第一歩を踏みしめることになりそうだ。

(2009年4月2日06時03分  スポーツ報知)

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コメント

浦和は、サポもフロントもゴタゴタがすきですなあ。

投稿: ごたごた好き | 2009/04/02 22:57

@ごたごた好きさま
コメントありがとうございます。
このエントリ、よく読んでいただければわかりますが、サポもフロントも至って冷静でして、ゴタゴタが好きなのは新聞社のようです。
この新聞記者同様、ご意見も話題を理解の上で表現しないと誤解のもとですよ。念のため。

投稿: nigoe | 2009/04/02 23:28

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