今一度、浦和をせんたく致したく申候
さて、明日はガンバ戦@万博です。
優勝の確率は低くなりましたが、でも決して「ゼロ」ではありません。2005年の最終節が記憶に新しいところですが、サッカーは最後までわからない、ということは肝に銘じておかねばなりません。
今こそ、皆が心と力を合わせてがんばらねばならない時期なのですが、、、
毎年11月下旬は契約更改の季節とも重なり、何とも複雑な思いと、要らぬ雑音飛び交う季節でもあります。
浦和もその例に漏れず・・・というか、この大事な時期に、今年は群を抜いての騒々しさを展開しています。
岡野の内舘の戦力外通告が、オヒサルで発表されました。
今季の出場機会の少なさから、ある程度の覚悟はしておりましたが、、、こうやって現実に直面すると、何とも寂しいものです。浦和のひとつの歴史の終焉。この2選手と歩んできた者としては、ひとつの時代に別れを告げることの寂しさをかみしめるとともに、新しい時代を受け入れる心の準備もしておかなくてはなりません。
しかし、まだ2試合残されています。
だから、まだ惜別もねぎらいの言葉も書きません。すべてが終わってから、あらためて。
かたや。
『エンゲルス監督解任!浦和が電撃通告』(スポニチ)
記事の内容自体は、何も驚くことはないのですが、問題は「タイミング」と「情報開示」。
「タイミング」については、遅きに失したと感じる方も多いかと思います。何故最後の2戦を残した時点で・・・と思いますが、やはりフロントが更改期限を狙ったとしか考えようがありません。つい最近、今季はゲルト続投の方針を声高らかに表明しておきながら、舌の根も乾かぬうちの都合の良いタイミングで、、、と言ったところでしょう。
(確かに、「今季最後まで続投」とはなりましたが)
「情報開示」については、またもクラブの情報管理の脆さを露呈する醜態ぶり。さらには、『ゲルトさん、浦和に残って…闘莉王がお願い』(スポニチ)と、闘莉王の言葉まで拾われている始末。
先の2選手に対しては、オヒサルで公式に契約満了を発表したことに少なからず温情を感じましたが、「今季は続投」と宣言した一方で、次期監督物色の情報をマスコミ経由で伝播させ、解任の報に至っては、本人には直接伝えたものの(サポを含めた)外部にはまたもマスコミ経由で伝播させ・・・という、外堀を既成事実で埋めていくやり方には、誠意を感じろと言うほうが難しいかと考えます。
さらには、
『信藤氏、浦和初仕事はフィンケ氏との交渉』(スポニチ)
という情報まで飛び交う状況にまで至った浦和。まだ身内の人間でもない方の記事まで「ひとり歩き」しています。広報部は一体何をしているのでしょう。
まぁ、善意に解釈すれば、来季に向けて早速手を打っている、という宣伝にはなるのでしょうが・・・
明日の大事な試合に向け、雑音が多すぎた今週。
しかしその混沌とした状況で、私が確かにわかったことは、「フロントの覚悟の無さ」です。
衝突や直接的な表現を回避して、遠回しに意志を伝えるやり方で穏便に物事を運んでいるように見えてはいましたが、結果は陰湿さに満ちた印象を与えてしまいました。覚悟の無さは厳しさの欠如を露呈し、リーダーシップを発揮できずに求心力を失ったチームは空中分解寸前まで追い込まれてしまいました。
浦和は、この惨状を契機に、今こそ変わらなければなりません。
『今一度、日本をせんたく致したく申候』とは、坂本龍馬の言葉です。
幕末、幕府が諸藩に通達した攘夷を実行すべく長州藩が外国船を打ち払いましたが、逆に米・仏艦隊に壊滅的打撃を与えられた馬関戦争がありました。その際、被弾した外国船の修理を幕府が請け負い、再び戦地に送っていたことを知った龍馬が怒り心頭。外国を打ち払えと言った当の幕府が、外国と内通して自国の長州を滅ぼさんとしていたことを受け、幕府の腐敗政治と不正な役人を一掃すべきだ、との思いが込められています。
『今一度、浦和をせんたく致したく申候』
敗戦や屈辱や退廃の中には、進歩と発展の道があると思います。
かつての弱かった浦和が、そうであったように。昨季までの輝かしい記憶がその努力の賜であったように。
進歩のない者は決して勝たない。負けて目覚めることが最上の道だ。
日本は進歩ということを軽んじ過ぎた。私的な潔癖や徳義にこだわって、真の進歩を忘れていた。敗れて目覚める、それ以外にどうして日本が救われるか。俺達はその先駆けとなるのだ。
(吉田満『戦艦大和の最期』~臼淵大尉の言葉より)
どんな結果が最後に待っているかはわかりません。
しかし、私は選手たちを、浦和レッズを見捨てることはできません。
何があっても恐れず前進するのが、「浦和者の心意気」と心得ているつもりです。
今季の苦い思いを無駄にしないためにも、明日は万博に行ってきます。
真の進歩のために。
がんばりましょう。
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さらに、目を疑う光景が。




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