« 彷徨う女心と秋の連戦へ向けて | トップページ | 08ACL準々決勝【AWAY】アルカディシア戦 »

2008/09/12

執念~第24節大分戦の展望

さて。
明日9月13日(土)は、

浦和レッズ(リーグ3位)vs.大分トリニータ(リーグ4位)の対戦です。

クラブ創設以来のナビ杯決勝進出を決め、まさに「上げ潮」状態の大分を、ただでさえチーム状態に不安を抱えたうえ、代表の中東遠征で選手(啓太、達也など)をボロボロにされた浦和という、全く持って物理的にも精神的にも条件差のある対戦となることは、容易に想像できます。

しかし、これが現実。向き合うしかありません。

気を取り直して、いつものように。
まず、現時点(第18節終了時)における両チーム戦績を、おさらいいたします。

第18節終了時点の戦績
順位 チーム 勝点 勝数 引分 負数 得点 失点 得失
3位 浦 和  41  12  5  6  39  25 +14
4位 大 分  41  12  5  6  25  16   +9

見事に拮抗した戦績ですが、この2チームの順位を隔ているものは何かと言えば、「得失点差」それだけです。
今季の大分の堅守ぶりは、今さら説明の必要はないかと思います。まさにこの「点を獲らせない」戦術が、大分躍進の原動力となっています(普通のイメージでは、爆発的に点を獲って「躍進」という言葉が似合うものなのですが、これもサッカーなのでしょう)。
大分の失点数「16」、得点数「25」であるのに対し、浦和の失点数は「25」。偶然、大分の得点の分だけ失点している浦和ですが、その大分の得点力を上回る浦和の得点力が、辛うじて大分に有利に働いているだけとも言えます。その勝っていると思われる浦和の得点力に関しては、あまり実感できていないのが実情ですがww

『自力』がアテにならないのならということで『他力』を調べてみると、、、大分の得点数「25」は、現時点でリーグワースト5位。上位5チームの中では図抜けて低い得点力です。この課題は、大分自身も重々自覚していることでしょうから、先に大分に先取点を取られようものなら、ガチガチに守り抜かれることは必定。

浦和勝利への道筋としては、まず「浦和先制」。これが肝要かと思われます。
言わずもがなですが、その場合の「守備」については、特に細心の注意が必要であることも付記しておきましょう(例:柏戦)。

次に。
参考までに、これまでの大分との対戦成績をちょっと調べてみました。

大分戦 全対戦戦績(J1通算。08/09/12時点)
      勝数  引分  負数  得点  失点
アウェイ(大分)       2   1   3     10   9
ホーム(駒場・埼スタ)       7   1   1     19   8
通算   9   2    4     29     17

アウェイではあまり良い思い出のない大分戦ですが、ホームでは有利な戦績となっています。簡単な推測法ですが、ホーム対戦の「得点」「失点」を試合数(9試合)で平均すれば、ほぼ「2-1」の試合展開が予想されます。ということは、過去のデータから「1失点」は覚悟せねば、という悪寒が・・・ ((((;゚Д゚)))
そして。
これまでホームではほぼ駒場が会場として使用されていましたが、今年は埼スタ。これまで1度だけ埼スタでの対戦(2005年9月)がありましたが、なんとその唯一の埼スタ対戦で辛酸を舐めており、これがホーム戦唯一の敗戦となっています。ちなみに、当時大分はマグノアウベスという強烈なストライカーを擁していましたが、今年は・・・ウェズレイが移籍してきています。

その、、、ウェズレイなんですが。
嫌なデータを見つけてしまいました。歴代のJ選手の通算得点ランキングなるものがありまして、その中に、それも上位にウェズレイの名があったのです。

選手名 所属(J最終所属) 得点 シュート 出場 出場時間 1試合平均
1 中山 雅史 ジュビロ磐田 157 742 349 26,376 0.450
2 三浦 知良 横浜FC 139 814 321 26,315 0.433
3 ウェズレイ 大分トリニータ 119 813 193 17,002 0.617
4 藤田 俊哉 名古屋グランパス 100 636 417 34,699 0.240

[参考]J公式サイト『リーグ戦通算得点ランキング』:
http://www.j-league.or.jp/SS/jpn/j1data/20080100_W0807_J.html

憂鬱なのは、順位そのものより、1試合平均の『得点率』です。URLの表にざっと目を通してみた限りでは、J現役選手で最高値です(間違っていたらご指摘願います)。エジミウソン(0.504)、高原(0.496)、永井(0.210)、達也(0.315)などの率を軽く上回っています。広島、名古屋と渡り歩いていても、ウェズレイにしてやられた記憶が強いのも、この数値でうなずけるわけです。

だからといって、指をくわえて見ているだけでは芸がありません。
私のようなシロートでも思いつく対大分戦の方針は、

 ・先制点を獲る
 ・ウェズレイを押さえ、かつ彼へのボール供給源を断ち切る
 ・ウェズレイに釣られてスペースを与えないように(別の“刺客”を招かないように)
 ・とにかく、必死に守れ!(大命題)

の、4点です。

そして、あと1点。
今の浦和には足りなくて、大分には満ちあふれているもの・・・

 絶対に勝ちたい、という気持ち。

「勝利への執念」、これが一番必要ではないでしょうか。選手も、サポも。
今節の勝敗が、今季のJの行方を左右すると言っても過言ではありません。
また、直後に控えたアジアの闘いぶりをも占う、重要な一戦となるのも必定です。

石にかじりついてでも。絶対に勝ちましょう。
大分にも、おのれ自身にも。

|

« 彷徨う女心と秋の連戦へ向けて | トップページ | 08ACL準々決勝【AWAY】アルカディシア戦 »

浦和レッズ」カテゴリの記事

コメント

達也が離脱して、不安感満点の大分戦ですね。
とにかく、先制点を取ることが最大目標ではないかと。

ウェズレィについては、完全に押さえた、という記憶がないのですが、それでも押さえてもらわなければなりませんね。
坪井に期待しています。

投稿: sat | 2008/09/12 17:48

@satさま

>ウェズレィについては、完全に押さえた、という記憶がないのですが

悲しいことに、御意でございます。広島時代、彼に失点するも何とか盛り返して勝った、、、というような、特にアウェイではその調子で大量得点で大味な試合展開が見られましたね。
ウェズレイには坪井にかんばって対応してもらうとして、かのシャムスカには一体誰をマークに付ければいいのか orz...

投稿: nigoe | 2008/09/12 23:24

ウェズレイは去年、広島の浦和戦で、人生初というPK失敗をやらかし、
以降、得点できなくなってチームを入れ替え戦に導くことになりました。
浦和にはいい記憶がないはずですが、
九石ではやられちゃったんだよなぁ、、、、、

酉サポさんのブログ記事によると、
ウェズレィの得点は、すべて自チームサポの目の前、だとか。
ということは、前半のうちに先制すれば多少なりとも勝機が見えてくるのではないでしょうか?

投稿: えりぴょん | 2008/09/13 02:16

結局「勝利への執念」が見えたのは、大分戦の翌日と翌々日の駒場だったようです・・・

投稿: sat | 2008/09/15 14:57

コメント、大変遅くなりましたm(_ _)m

@satさま
当該試合から時間が経ったケガの功名で書けますが(笑)、クウェートの地で何とかその「執念」を思い出してくれて良かったと思いました。
勝てませんでしたが、次戦に繋いでくれる2点目でした。

投稿: nigoe | 2008/09/20 14:13

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/139833/42452085

この記事へのトラックバック一覧です: 執念~第24節大分戦の展望:

« 彷徨う女心と秋の連戦へ向けて | トップページ | 08ACL準々決勝【AWAY】アルカディシア戦 »