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2008/01/22

「チケット購入」に関する一考察

昨年の話ではありますが、、、
しかし、毎年恒常的な話題として取り上げられる、「チケット購入」に関する問題。
自分への備忘録として、チラシの裏的に少しずつ書き留めていたのですが・・・
ここは「閑話休題」。いや、考えようによってはタイムリーな話題かも知れません(^^;。
ホントに「チラシの裏」に書いたつもりの散文・雑言ですので、長文ですしまとまりがないこと、何卒ご容赦ください。
もし、これを全部お読みになってくださった方がいらっしゃいましたら、同じ場面に直面した際、「こんな考えもあるんだし・・・」程度で、頭の隅にでも覚えていてくだされば幸いです。

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チケット購入、特にプレイガイドからの直接購入ではなく、「間接的な」入手・・・つまり、金券ショップやオークションを通じて入手するルートについて、これまでもさまざまな場所で、さまざまな議論がなされてきています。正直、辟易とされている方も多いことと思います。
私はシーズンチケットを所有しておりますので、いわゆる、

 『チケット難民』

と呼ばれる状態になるのは、アウェイゲームか、Jリーグ・ナビ杯以外の大会チケットの場合です。
仮にシーチケを保有していなくても、ホームゲームの場合はほぼ埼スタ開催ですので、最終節でなければ瞬時に完売することは滅多にありません。参戦意志を固めた時期の早い遅いによってチケットが入手困難になることはままあります。しかし、県民優先販売や各プレイガイドの先行販売など、購入機会は多くありますので、(駒場を除く)埼スタ開催のチケット購入に関しては、あくまでも買う方の判断時期に因るところが大きいため、あまり問題ではないと考えています。昨季の場合は、ACL決勝とホーム最終節のチケが即完売するという現象が発生しましたが、これはレッズ人気に便乗した、「決勝戦」「最終戦」というプレミアイメージが先行した故のレアケース、と考えられます。

とりわけ、恒常的に問題視されるのは、

  • アウェイで、かつキャパシティの小さな球場
  • 注目度の高い大会(各種トーナメント戦、国際大会)

のチケットが、プレイガイドから直接購入できない場合です。
特にチケットが「瞬殺」完売しまった場合、その最大の原因は、試合に行く意思のない人々による、「営利・転売目的の買い占め」=ゲッターであることは、皆さまご承知おきのとおりです。確かに仲間・友人と購入がダブってしまい余らせてしまうこともありますが、それは「瞬殺完売」の一要因とはなっても、ゲッターと比べれば購入動機自体は健全なものであり、その理由で余らせた人々の多くは、知人やネット掲示板等を介して定価で譲ったり、他に転売した場合も多少の利潤を得たとしても悪質な価格高騰を招くことを目的としてはいない、と思います(と、信じたい)。

不幸にも、悪意ある人々の影響により、チケットがプレイガイドから姿を消してしまったら、、、
「間接購入」しか手段がありません。
その場合、次の3方法が採られます。

  • 所有者から直接購入
  • 金券ショップで購入
  • オークションで購入

以下、私が昨年体験したことを通じての雑感です。

■所有者から直接購入

浦議などのネット掲示板を通じて、所有者に直接会って譲って貰う場合は、ほぼ定価(プレリザ料などの手数料を含めて)が通例です。入手困難なチケットの場合は、まさにラッキーで有り難い限り。事前には無理でも、意外に当日の試合会場で譲っていただけることも多いものなので、基本的には探す人の「努力」を要します。
私は、昨季のG大阪戦@万博、千葉戦@フクアリ、ほか友人の分など、多くの試合を譲っていただきました(関係者の皆様には、この場をお借りして御礼申し上げます)。
顔の見える定価直接取引で、御礼も言いやすく、一般的に健全な取引だと思います。
また逆の立場でも、多くのチケットをお譲りしました。主に友人の分を委託されて「営業」をしましたが、確実にお譲りするご本人にチケットを渡せるうえに金銭授受トラブルも無いため、連絡や待ち合わせ等の多少の労力は要しますが、取引の明瞭さから安心な方法だと考えます。

■金券ショップで購入

金券ショップの場合は、買い手の側の「気持ちひとつ」だと思います。
要するに、店員に「買え買え」と煽られるわけではない(笑)ので、
「買える値段だと思えば買えばいいし、買いたくなければ買わなければいい」
という、冷静な自己判断を伴えると思います。
日常生活商品と同様、ただ単に店頭に並んでいる商品なので、買う側の自由意志が反映されると思います(ただし、店頭に同じ券面のチケットが大量に並んでいる事態には、大いなる疑惑を有しておりますがww)。
各種レッズ戦のチケットは、半ばレギュラー化して店頭に並んでいますが、昨年は特にACL決勝セパハン戦@埼スタのチケットが大量に流れ込んでいました。「ヤフオクの不買運動・違反申告運動」の影響で、ヤフオクから手を引いたゲッターたちが金券ショップに大挙駆け込んだ模様。私が確認した範囲では、某店1店だけで数百のチケットを扱っていた時期もありました。
また、記憶に新しい事象としては、CWCのチケットが大量に出回りました。これも毎年恒例化している商品ですが、最終日のカテ4(定価9000円)のチケットに3倍近くの値がつき、同日のカテ2(定価22000円)のショップ価格(売値30000円前後)とほぼ同等という、奇妙な事態が生じていました。価格はほぼオークションでの推移を見て、同じタイミングでショップ店頭は値上げされていました。
しかも、当日14時ごろ、すなわちレッズvsエトワール・サヘル戦の2時間前までこの事態が続いていました。
単刀直入に言って、オークションサイトと連携して、ゴール裏観戦を希望するレッズサポ狙いの商戦が展開されていたのは明白でした。

■オークションで購入

私はこれまで、ネットオークションを2回だけ利用したことがあります。
いずれも友人の代理で購入したもので、うちひとつは『ストア購入』(古物商許認可を持つ金券ショップがヤフオク等を通じて出品)でした。いずれも当然定価以上でしたが、特に『ストア購入』のものは、1枚数百円程度の上乗せ即決価格で大量購入できたので、グループ分の買いまとめで便利に利用できたものです。
しかし、こんな良心的な売買は、ほぼこの世界には介在しないのが現実です。
用事や体調不良で行けなくなって、やむなく出品するならまだしも、開催されるスタジアムの所在地とは「まるで無関係な」場所に住む出品者の多さには驚きを隠せません。加えて同一出品者の大量出品された場面に出くわした日には、呆れてものも言えません。

さらに。
オークションの性質上、落札するためには、自分が「最高額入札者」にならなければなりません。
そのために、タイムアップまで価格競争を重ね、煽り煽られ続けるわけですが、その相手は「自分の仲間」であることを、つい忘れがちになります。
欲しいものを是が非でも手に入れるための「仁義なき戦い」は、どんな世界にも存在します。
しかし。
同じように「浦和レッズを愛する」味方同士のはずが、肝心の戦場であるスタジアムに入場する権利を巡って壮絶な“場外乱闘”を展開しているさまは、かの幕末の『寺田屋騒動』を彷彿とさせるような『同士討ち』、そのものです。

昨年のフクアリ、鹿島@埼スタ最終節、CWC@横国のチケット売買におけるオークションの状況は、味方同士で斬り合いを演じて、試合本番前にすでに疲弊し、結局は売り手に「濡れ手に粟」の利益をもたらす・・・客観的に論ずれば、このように表現できそうです。
競売の渦中にあると、どうしてもその行為の「愚かさ」に対する感覚が鈍ってしまいます。
私も何度も入札ボタンを押そうとしましたが、それを止めたのは、客観的に状況を観察していたダンナでした。結果、フクアリのチケットは当日知人から定価で譲ってもらうことができ、CWC最終日のチケットは、フクアリの一件のお陰でだいぶ状況を静観できるようになったため、購入は見送り、自宅でTV観戦となりました。
理性を失わず、根気よく探せば、「あるところに、チケットはある、なければしょうがない」と、学びました。

骨董品や希少品など「その人からしか買えない」「それしかない」ものなら仕方がありませんし、それに対して値がつり上がって行くのは市場原理です。が、原則的には等しく購入機会と権利のあったものを独占的に高額で転売する行為は許されざるものですし、そのようなものを、仲間を踏みつけるようにして「金にものを言わせて」買う行為に対して、己を恥じる心を捨ててまでしてしまうのもいかがなものか、と私は思ったのです。

チケットを扱う店から直接買うことができず、見ず知らずの他人の手垢がついたチケットを、法外な値段で手に入れることについて、考えてみませんか。


手に入らなければ、「行かない」選択をするのも、誇りある行動だと思います。

スタジアムで『Pride』を叫ぶのであれば。

まあ、大量にダブついて大暴落したチケットならば、オークションで買ってやってもいいですが・・・そんなチケットはすでに入手済みなわけで(笑)
間接購入による定価を超える価格の取引は、定価との乖離の「程度」の問題もあります。
オークション利用は個人の自由ですから、私にはそれを強制的に排除する権限も権力も持ち合わせていませんが、注意を呼びかけることならできます。
どうしても普通に入手できず、やむなく金券ショップやオークションを利用して購入される際も、その「程度」をわきまえる理性と冷静さを失わずにご利用いただきたいと願っています。もちろん、試合行きたさに、ついつい誘惑されがちな自分への戒めも込めて。

買ったその“値段”は、さらに自分の首を絞めることへの「投資」であること、仲間対する「背信」の意味を増幅させることを、くれぐれもお忘れ無く。

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コメント

 じーじは当然ながら名古屋なので、アゴとアシとセットの、おまけにオクさん同伴が7割方ありますので(たまにムスメさんも)、歌舞伎とか、ドリカムとか、巨人戦とか、秩父への旅とか様々なイベントの手配も考えます(サイフがどんどん軽くなるぅ…)。

 ま、それはいいとして(よくないか)、昨季は埼スタ13戦参戦でしたが、チケットはACL決勝のみ入手出来ずでお知り合いから譲っていただきました。後は真っ当に発売日にチャレンジして獲得!取れにくそうなチケット(例えばホーム最終戦とか)は、埼スタ・セットチケットの購入でカバーしました。

 アウェイは基本的にはチケットの取れそうなところを優先して参戦しています。鹿島とか川崎、柏などは初めからからあきらめています。でも、今季は少し遠方のアウェイも挑戦してみようかと…、札幌、新潟、大分など…。

投稿: なごやのじーじ | 2008/01/23 14:47

@なごやのじーじさま
確かに、埼スタには「セット券」という方策もあるので、リーグ戦の場合は多様に購入チャンスがあるわけですしね。当日になってプラカードを掲げる人を多く見かけますが、その人々は、よほどそのチャンスにフラれ続けているんでしょうか(謎)。

>>今季は少し遠方のアウェイも挑戦してみようかと…、
>>札幌、新潟、大分など…。
よほどの事がない限り、いずれも「完売」は起こりにくいと思います(過去の経験からですが)。
鹿島は意外と良く取れますよ。ギリギリまで小出しにリリースしますし。また、ホームチケットを、「ハンコひとつで」アウェイチケットに替えてくれますので、とにかく券種にこだわらず買えば何とかなる、警備以外の客商売に関しては柔軟なスタジアムですから(^^)。

投稿: nigoe | 2008/01/24 00:24

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