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2008/01/16

2008.1.16 人事往来雑感

けさの埼玉新聞スポーツ面は、移籍人事記事が満載でした。

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(※クリックで拡大します。なお、お手持ちのブラウザを、75%縮小画面にすれば、何となく記事全体が読めます(^^;)

まずは・・・お約束(笑)
こちら様は、オヒサルで正式に発表されました。

歓迎、福田正博様。

今日から、われらが“仲間”です・・・じゃなくて。
福田様の場合は、もともと“仲間”ですので、

 「おかえりなさいませ」

とお迎えしたほうが適切かも知れませんね。

実は・・・この連休中、福田様の身辺の変化を匂わせる出来事がありました。
お気付きの方もいらっしゃったかどうか、、、
それは、TVから何気なくCMが流れていた時に、気付いたのです。

ファミリー引越センターのCMに、
福田様が出演していなかった」

この時、“オンナの予感”がよぎりました。
・・・・・・んなわけがありません、当たり前です、全くの偶然です(笑)。

福田正博様の履歴については、皆さまご周知のとおりですので説明の必要はございません。
コーチとして復帰するとしたら、ユースチームのコーチかな、との私の予想を超えて、トップチームのコーチ就任。このことから、昨年から取り沙汰されている、監督と選手とのコミュニケーション促進要員となりそうなことは容易に想像できます。オジェックを敬愛し、(達也世代までの)選手にとっては兄貴分であった福田様。この役回りは適任人事だと思います。また、「現役№9」への大きな刺激ともなるでしょう。
『調整役』もコーチとしては重要な仕事。当然、主要業務であるコーチングを学びかつ実務に携わる。多くの業務をこなし大変かと思いますが、「いつか必ず戻ってくる」その時が来ただけのこと。それは本人が重々承知していることでしょうから、私がとやかく言う必要もありません。遠くからですが見守っていきたいと思います。
そして今度こそ、彼と栄冠を掴みたいと、切に願っています。

さて。
ここから先は、「人情話」としてお読みくださればと思います。

次に、去る人。
現時点でのオヒサル発表はまだですが、埼玉新聞にここまで掲載されたうえ、本日(16日)渡独の予定となっている模様ですので、検査さえパスすれば、ほぼ決定事項として扱っても差し支えないでしょう。
私個人としては、記事写真の長谷部の笑顔を見るにつけ、一抹の淋しさを感じます。
昨シーズン中から「海外移籍」が取り沙汰され、悶々とした日々を送っていたのは気の毒だったとは思いますが・・・一時「移籍封印宣言」をしたものの、「心ここにあらず」とまでいかないまでも、どこかしら彼の心は遠くを求めていた気配を常に感じていました。
長谷部ファンの方には申し訳ないのですが、彼よりもずっと代表キャリアもスキルもある闘莉王、啓太、阿部らのほうが、同じ「海外移籍」を指向しながらも、浦和というチームに腰を据えて献身的に闘っているように見えました。もう少し「我を知ってから」海外挑戦したほうが賢明ではないか・・・と、幾度となく年寄りの邪推もしたりしました。
しかし、そのように不安定に見えたもの、彼の“若さ”からかと思います。
もちろん応援はします。シエナに行くよりヴォルフスブルグで良かったとも素直に思います。昔のように「パス出しして終わり」的なプレーはもうしないだろうとも期待しています(笑)。
外の世界を旅して、我を知ることのほうが人生でははるかに多いですし、その経験から大きく飛躍し成長することだって充分あるわけです。闘莉王がそうであったように。
少々辛口な話になりましたが・・・
長谷部誠選手のヴォルフスブルグでの活躍を願って止みません。

話題変わって。
ここから先は、もっと「人情話」として、お読みくだされば・・・

他クラブの話でいささか恐縮ですが、、、
千葉の移籍動向の現況について、私も考えさせられました。
「ひとごと」として片付けるには、問題は単純ではないような気がしました。
水野、羽生、山岸、佐藤勇、水本etc...、これだけ多くの主力を放出した例はあまり記憶にありませんし、これほど自主的に選手たちがチームを離れていった例も知りません。
移籍を希望する選手情報をキャッチして獲得に動く他クラブ、という図式は何の不自然さもありませんが、これだけ数が揃うと異常事態というか、“草刈り場”と化して見えてしまうのも無理はありません(今回、浦和は関与しませんでしたが、、、)。
事の発端を探すと、淀川社長の「脱・オシム路線」との説が有力視されていますが、果たしてそれだけで片付けていい問題かと、ふと思いました。

千葉サポの皆様には、正直同情いたします。
しかし。
以前、浦和にも同様の事態を招きそうな危機がありました。J2降格の時です。しかしそれは、かの有名な「岡野電話攻撃」で、ほぼ全員が降格の責任を取る形で残留しました。が、、、それだけではなかったと思います。選手を残留に至らしめた「何か」が、浦和にはあったからだと、私は今でも思っています。
ひとことで言えば、「クラブの魅力」。
クラブとしての努力が、サポーターの愛情が、いかに大切なものであるか、この時痛感したことを良く覚えています。

その「浦和の魅力」に惹かれて、近年移籍してくる選手が増えました。
山瀬、アレ、闘莉王、阿部、梅崎、高原・・・クラブの魅力を維持し続ければ、移籍加入選手は今後も増えていくことでしょう。
でも、、、選手が浦和に移籍してくる「動機」はさまざまです。
多くの選手が口にするのは、「浦和から世界へ」。
つまり、
 浦和→海外クラブ移籍→日本代表
という“海外指向”。
しかし、このたびの高原移籍だけは、指向のベクトルが異なりました。
 浦和→国際試合出場+日本代表
と、浦和を“根城”に世界を目指しています。

浦和レッズの将来を考えた時、この“高原スタイル”の移籍が究極の理想であることは言わずもがなです。当然、クラブもこの路線を目指していると考えます。
けれど現実には、サッカー選手たるもの、一度は海外を目指したいものです。高原もそうでした。
しかし、その海外移籍の窓口として、浦和レッズへの移籍を望む選手ばかりが集まってしまったら・・・浦和レッズの将来は、どうなってしまうのでしょう?
表現は悪いですが、いわゆる「腰掛け」的な選手が増えてしまいます。
また、移籍選手だけで構成されたチームでは、若手の成長は「頭打ち」となるばかりです(あくまでも、移籍の人数に因ります。選手移籍は基本的に肯定していますので誤解の無きよう)。

不思議なもので、移籍選手の情報に躍りながらも、浦和一筋で長年尽くしてくれている岡野(一時神戸に移籍しましたが、含めます)、内舘、暢久への愛着は、より一層深まってきています。
なぜ、この3人が浦和一筋で、骨を埋める覚悟で、現役を続けてくれているのか、、、
福田正博がレッズサポーターの「永遠」である理由は、ここにあるのでしょう。
そして、彼自身が浦和に戻ってきた理由も。

今回の千葉の移籍動向と、“浦和指向”の移籍傾向から、その意味を、もう一度噛みしめてみたいと思いました。

魅力を失ったチームからは、選手もサポも離れていく。

このことを、強く肝に銘じなければならないと感じた次第です。

 

追記:
このエントリを書きながら、犬飼前社長の退任時の挨拶を思い出しました。
クラブを支えるのは、クラブ経営陣をはじめ、スタッフ、選手、サポーター、すべての人々の「愛情」に他ならないと、痛切に感じます。

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コメント

千葉の惨状はどこから見ても目を覆わんばかりですね。
功労者だった中西や坂本に突然ゼロ円を突きつけたり、
代表クラスまで育てた城、村井&茶野に出て行かれたり、
移籍してきたFWが活躍してる間に寿人も出て行き、、、、
(もう、いつ誰がどの状態でだかよくわからないし、
調べる気力もないので順不同です)

去年の阿部ちゃんから始まって、今年出戻った坂本まで、
ハンで押したかのように"オシムさんの教え""チャレンジ"、
って言ってますが、チャレンジの先がバラ色とは限りません。
むしろイバラで、ジェフは良かった、と思いなおす日が来ないとも限りません。

先鞭をつけたことになってしまった阿部ちゃんが、
満身創痍になりながらもバラ色の結果を出したことが今年の人々の背中を少なからずとも押したのは間違いないように思います。
犬サポの皆さんにはそう(レッズで活躍)思われていないようですが、
選手にとっては、オシムさんの教えを胸に出て行った阿部は、
ジェフじゃなくてもあれだけやれてる、オレだって・・・みたいな?


草刈場確実と思われた、各世代代表を抱えて降格した広島、
ほぼ終了してみれば、ほぼ無傷・・・・
クラブの貧乏っプリたるや立派なもんだし、観客動員に関しては、栗鼠にまで負けて最下位だし、、、
(大きな理由は選手慰留のため、って言われていますが)前代未聞で降格した1シーズンを率いた監督を留任させるし、、
選手にとってのクラブ、チームの魅力、ロイヤリティって何なんだろう、って考えちゃいますよね。

投稿: えりぴょん | 2008/01/16 16:52

クリックして、まず目に入ってきたのは、右端のベース型顔でしたorz

投稿: どりかめ | 2008/01/16 19:06

最後の段落のお話、
クラブ自体に魅力があるのか、
個人(監督など)の魅力に依存するのか。

その違いのような気がします。

じゃ、クラブの魅力って何なのか、
と言われると、簡単に説明できませんが(汗)

投稿: sat | 2008/01/16 19:27

@えりぴょんさま
今年千葉の状況は、傍目から見て“草刈り場”に見えてしまいますね。例年に比べ明らかに人数が多すぎです。
それにしても、例年「自主的にチームを去る」選手が絶えない現状を、千葉のフロントとサポはどう思ってるのか。
過去に城、中西、茶野、村井を放出したあと、オシムにより若手が育成ができた実績はありましたが、今回はちと違うような・・・という感じがしました。広島の事例は好対照ですね。
おっしゃるように、阿部の成功で幻想を抱いて移籍してしまったのか・・・残留という“いばらの道”を選択した方が、クラブ、選手、サポの強い絆を育みそうな気もしてなりません。

@どりかめさま

>>クリックして、まず目に入ってきたのは、右端のベース型顔
ワタシもこれには笑わせてもらいました。
いいんです、「ウチには関係ない」選手になりましたから(爆)

@satさま

>>クラブ自体に魅力があるのか、
>>個人(監督など)の魅力に依存するのか。
同じ話を、昨夜ダンナとしておりました。
昨年の豊田スタジアムで、レッズ側のゴル裏に、黄色いタオマフを持った女性が2人いたのを思い出しました(たぶん阿部のファン)。
そこで思ったのが、「自分には、できない」ということでした。

>>じゃ、クラブの魅力って何なのか、
魅力を説明することは、私にもできませんが、、、
「選手は移籍できても、レッズサポは移籍できない」
ということは断言できます。
クラブを愛してこその、この思いなのかな、と。

投稿: nigoe | 2008/01/16 20:32

浦和レッズの魅力…。
私にとっては、うぃあーさんこそがレッズの魅力です。
例えは悪いのですが、まるで麻薬のような…。

そして勿論、8番!です。

投稿: なごやのじーじ | 2008/01/16 21:48

千葉方面のことは他山の石として我らの戒めにせねばなりますまい。

少なくとも負け試合の後、選手に説教しないようにせねば。

投稿: にゃんた2号 | 2008/01/16 22:40

自宅にて風呂上りにnigoeさんのブログを読むのが楽しみです。
繁忙期、お疲れ様です!

長谷部選手の移籍について
http://www.vflwolfsburg.de/
まだ先方のウェブには記事は出ていませんでした。
夏にドイツに行けたらスタジアムや練習場を観に行きたいです。
小野選手についてもまだ記事はでていませんでした。
http://www.vfl-bochum.de/
寂しいけれど羽ばたいて欲しいです。

話題がずれてすみません。

投稿: なかじま | 2008/01/17 01:00

すみません、ヒマだったもんで、ついつい他チーム話を長々と・・・・

ちょっとだけ追記、
今週も買ってしまったマガ&ダイ、それぞれに千葉の中の話が出ています。
M P46 緊急リポート 主力大流出!どうなる千葉
D P096 ジェフユナイテッド千葉「主力流出でチーム崩壊の危機」「繰り返される混乱のオフ」

他が夢と希望にあふれた補強の話なのに・・・痛すぎます。

投稿: えりぴょん | 2008/01/17 01:13

「腰掛け的な選手が増えてしまう」・・・私もそれを心配してしまいます。特に梅﨑の移籍が取り立たされた時、まずそう感じました。

サッカー選手なら世界を目指すものだと思いますし、レッズの選手には志を高く持って欲しいです。でも、「浦和から世界へ」だけでなく「浦和で世界に」と思ってくれればもっと嬉しい。

私も昨シーズンの長谷部は「心ここにあらず」と感じました。レプリカの背番号を17にしていたこともあって心中複雑でした。新しいレプリカをもし買うとしたら、6番をつけようと思っています。

投稿: あん | 2008/01/17 01:18

@なごやのじーじさま

>>私にとっては、うぃあーさんこそがレッズの魅力です。
私自身も、赤い悪魔に魂を売ってしまった理由は、まさに「これ」でした。
選手たちも、「魅力」だと思ってくれていたら嬉しいですね。

@にゃんた2号さま

>>千葉方面のことは他山の石として我らの戒めにせねばなりますまい。

御意。
われらとて、数の多寡はあるにせよ選手の「移籍」は身近な問題ですしね。やはり選手への説教なんぞしたらアカンです。選手だってイヤでしょうし・・・また4番様が怒(ry

@なかじまさま
お仕事お疲れ様です。
長谷部のほうは、信憑性を帯びてきましたね。そろそろ一両日中のうちに発表でしょう。
しかし、こうしてみてみると・・・ドイツに知り合いが増えましたね。皆さんと直接話したことはないんですが、勝手に「知り合い」という錯覚が(笑)。

@えりぴょんさま

>>他が夢と希望にあふれた補強の話なのに・・・痛すぎます。
怠けてしまって一日遅れのコメントが“ケガの功名”か?(笑)、千葉も「獲る」動きが少しずつ出て来ましたね。
ヤザー、馬場、コケ・・・。「大物外国人FWも狙っている」とクゼ監督、鼻息荒いようですね(^^;
(余談:昔、ガンバにいた頃のクゼ監督のことを「難波のムーミン」と呼んでました(笑))

@あんさま
長谷部については、昨季後半から、どこか「うわついて」いる気配を感じてしまいました。もともと上昇志向が強い選手ですので、いつか移籍するものだとは覚悟していましたが、問題が長引いてしまったことと彼の若さが、気の抜けたプレーをした時などに、マイナスの印象を強めてしまったような気がします。

>>「浦和から世界へ」だけでなく「浦和で世界に」
同感です。
レッズはもはや世界を相手に戦うチームを目指しているのですから、海外移籍は、すなわち敵チームに戦力を流出しているようなものです。そこに選手も気が付いて欲しいんですが・・・人間だれしも成長の過程において、確かに「外の世界に出たい」と思うのは当然ですので、この意識ギャップを埋めるには、レッズが「世界に認められるクラブ」にならなければならない、ということでしょうね。
常に世界を見据えて戦っていくことを義務づけられた浦和レッズ。もう後戻りはできない・・・厳しいこの道を、レッズを心から愛する選手たちと共に歩みたいものです。

投稿: nigoe | 2008/01/18 14:55

>「浦和で世界に」

タカがこの先鞭であってくれることを強く祈っております。

投稿: えりぴょん | 2008/01/20 22:40

@えりぴょんさま
そうですね。
外の世界を渡り歩いた末の決断が「浦和で世界に」であったことは、これまでの日本人選手に無かったことですし、本当に喜ばしいことです。
これが数年前だったら、当時世界を見据えたチームづくりをしていたズビロだったのかも知れません。
ズビロを他山の石として、われらも気を引き締めて精進せねばなりませんね。

投稿: nigoe | 2008/01/21 18:55

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