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2007/10/08

07【HOME】第28節@大分戦

071007ohita0早朝の北浦和。今では懐かしさを感じる駒場への道を歩く。十数年前、駒場に住んでいた頃と変わっているところもあれば、以前と変わっていない店もかなりある。日曜の朝、早くて人通りは少ないものの、下町っぽくて人肌の温もりを感じる旧中山道の商店街。今もこの街の人々にレッズは支えられている。
市高そばのコンビニに食料調達で立ち寄る。ここも一時はフランチャイズ傘下にあったものの、昔からあったお店。お店の方曰く「駒場の試合がぐっと減りましたね、、、今日の客入りですか?ま071007ohita1あ、 ぼちぼちですね・・・」。ちょっと寂しげ。

駒場到着。東側の抽選列に行こうとして、宇宙科学館前の階段を下りて場内に入ると、、、すでに列は東門入口を折れ曲がり、メインスタンド入口近くまで伸びていた。最近の駒場は平日開催が多かったためか、これほどの列を成したのは実に久しぶり。面食らいながら引いた番号は・・・驚愕の数字(ノ;д`)。聞けば埼スタ当日抽選並みのクジ数(4ケタ)だったという(実際、列整理071007ohita2のあとの列を見ると、それほどのグループ数は無いと思われ)。スタンドのキャパを考えると、異常な「東側集中現象」と言わざるを得ない。
結局、10分後に入場できたものの、全く入り込む余地無し。はじかれてしまった格好で、西側へ移動。
しかし、ここに入場すらできない多くの人々の存在を思えば、場所にこだわる必要はない。与えられた場所で応援するのみである。

071007ohita3懸念されていた芝。色の違いもさりながら、同じ芝面のそこかしこが不揃いで地面がのぞく。天気がよいので余計に目立つ。
かつて最良の管理状態を誇った駒場の芝・・・泣いているように見えた。この状況が試合にどれほどの影響を与えるのか・・・。

さてスタメンは、、、と聞き耳を立てると、変化が。
先週あたりから疲労の色が濃かった暢久をベンチに。坪井は城南戦での負傷に大事を取っての控えと推察できた。
そこで、岡野あるいは平川がシフト(左サイドに阿部、阿部の位置に細貝?)してくると思われた右サイドに起用されたのは、永井。堀之内かと思われたストッパーにはネネが起用された。聞いた当初は、「まさか3トップ?」とも勘ぐったが、後方にも積極的に動く永井を見て、「やはり」という感じ。攻撃は好調な永井ではあるものの、守備には一抹も二抹も不安を抱えて見えてしまうのは、仕方のないこと(彼は紛れもなくストライカーなのだから)。どうなることかと見守っていたところ・・・そんな私に「そんなこたぁないぜ!」と言わんばかりの先制アシストを披露。開始4分の先制劇に、安心感を与えて貰った・・・かに見えたけれど。

その後、こちら西側に怒濤の攻めを展開してくるはずのレッズの選手が・・・なかなか来てくれないのである。

「ところがその後は大分のハイライトシーンを集めたかのような展開に。」(埼玉新聞)

071007ohita4 先制してから試合終了まで、この一言に尽きた。
試合後、帰路に着きながら「なんだか、、、試合内容をあまり覚えていないんだけど」とつい口を滑らせたくらい、内容があまり記憶に残らなかった。
DFが引きすぎてしまったために、せっかく跳ね返したボールはことごとく出足に勝る大分の選手に拾われてしまう。自陣に釘付けにされた状態が長く続く。要はそんな繰り返し映像であったため、メモリの少ない私の脳へのインパクトが少なかったのだ。
そんな中でも、私の記憶に残っている出来事はいくつかあった。
071007ohita5 まずは、浦和右サイドを突破口にして侵入してくる大分の選手の姿。これには当初から永井を責めるつもりもなく、まさに「想定内」。この日“Cマーク”の啓太も懸命に右サイドへフォローに出かけるも奮闘虚しく、破れ堤を素手で抑えるようなもの。後半、どこかのタイミングで暢久へ替えていたならば、やがてやってくる右サイドからの早いリスタートを狙われずに済んだかもしれないと思うと悔やまれた。
そして、印象的だったのは、久々の『ワ級』砲炸裂。
先制点も見事だったが、試合を決めた2点目のトラップ&シュートへ至る一連の動きは鮮やか。あの体躯でのクイックモーション・シュートは、相手DFもGKにとっては「まさか」のタイミング。手も足も出ないだろう。まったくもって、巧い、確実、頼りになる・・・苦しい時こそ、こういう決定力のある選手の活躍がものをいう、わかりやすい事例だろう。

071007ohita7 正直「やれやれ」という感想で試合終了。
しかし、その「やれやれ」でも、勝ち点3をおさめたことは、監督や選手に大きな活力を与えてくれたのは間違いない。

「選手の相互理解ができており、厳しい状況を打破する力が備わっている」(埼玉新聞)

というオジェックの談話は、試合を重ねるごとに自信を深めていることを表すものだ。
さらに続いて、記事にあった、

「今日のような試合を勝ちきるのが本当の力」(埼玉新聞)

071007ohita6 という闘莉王の言葉が、さらに選手たちの気持ちを代弁している。

『自信』が『確信』に変わるような、そんな予感が・・・いやいやまだ早いか(^^;。

選手の起用法で、多くの議論を提供してくれるオジェック采配ではあるけれど。。。
私としては、いまのところ、選手のモチベーション維持のためにあえてメンバーを固定している監督の意図を感じており、選手もまたそれを志願して動いているように思える。
新潟戦のMDPコラムにあった、

「連戦では、疲労回復に加えて、モチベーションの維持は欠かせない。勝てなくても仕方がないや、という試合を気持ちで臨む試合を間にはさんで、次の試合に意気高く向かえるだろうか」

という清尾さんの文に、私は同意見。
成績の良い時こそ、連戦の時こそ、常と変わらぬ力の維持に心を配ることが大切であること。選手交代の利かない個人競技のスポーツに喩えればわかりやすいだろう。
しかし当然、サッカーは団体競技であるから、ひとりぼっちでがんばる必要はない。
力の弱ったところには、新鮮な戦力を充てる。それを考えるのが監督の仕事のひとつ。
中断期間前もあり、今節まで暢久を起用したかったのが本音だったのだろうが(現に当日の埼玉新聞で、暢久は“囲み”の特集にされており、出場停止を除く全試合先発出場を賞賛されていた)、やはり鉄人も人の子、最近の4㎏減の体重低下と、全体戦力への影響を考えて、やむなく今回の先発から外したのであろう。坪井にしても大事を取っての処置であり、いちおう、頑固そうに見える監督采配も、考えているところは考えていると思われる(笑)。

大事な試合でいつもつまづかされた駒場。特に大分戦で手を焼かされた駒場。
ちょっとした不安でも拭い去ることのできなかった駒場。
そんな「負け犬根性」が身に付いて離れないのは、私のようなオールド・サポなのかも知れない。
選手たちはそんな心配をよそに、確実に成長しているではないか。
置いて行かれないように、私たちも「少しは」成長しなければ。
随分と「勝ち癖」はついてきたと思えるけれど、、、やはり心配は尽きないのかなぁ(^^

 

帰り道すがら、北浦和の老舗漬物店に寄り、食卓への足しに、少し土産を買った。
店の方曰く、

「ラジオ聞いていたら、同点にされてからがもどかしくて心配で・・・
2点目が入ってからも、終わりまでドキドキしてましたよ。」

駒場トラウマ、恐るべし(笑)

 

追記:
今日の埼玉新聞に、

「“聖地駒場で来期も開催”」

との記事がありました。

「クラブ関係者によると、集客面を第一に考えれば、6万人以上収容できる埼玉スタジアムでホーム全試合を開催したいのが本音ながら、駒場はJリーグ創設時から数々の名勝負やドラマを繰り広げ、<中略>、浦和の思い出の詰まった『特別な聖地』として認識しているという。『1年に1度は駒場でゲーム(リーグ戦)をしたい』とクラブ関係者。」

シーズンチケット保有者への配分システムを改善(優待引換券の導入など)すれば、私は歓迎です。まあ、1試合とは言わずに・・・(^^;
特に平日は、駒場の試合のほうがありがたいです。
また観客の利便性だけでなく、これまでクラブを支えてきてくださった浦和周辺の商店街への感謝の意も込めて。
“ホームタウン回帰”指向の、現社長らしい決断ではあります。

追記その2:

北浦和駅のホームで電車を待っていたら、わが家は反対方向にもかかわらず、ダンナが迷わず大船行きに

乗車。
すぐに謎は解けました、、、浦和駅回りで与野駅までの帰路となりました。
遠隔地にお住まいの方、録音状態は甚だ悪いですが、雰囲気だけでもお楽しみくだされば幸いです。

♪ここを、「ポチッとな」っと(笑)

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浦和レッズ」カテゴリの記事

コメント

今シーズン、マイサポさんのおかげで、
2試合とも駒場のゲームに参戦できた、という僥倖を得ました。
それでも、昨日の動員、18,000強ですか・・・・

おっしゃられるように、これまでの歴史、思い出、そしてそれを支えてくださった浦和、北浦和の街の皆様への感謝を込めて、駒場開催には賛成です。とくに、来年は暫定でホームとして使ってくれていたチームも去ることですし。
来年以降、チケット分配に関するクラブの英断を強く望む次第ではありますが。

投稿: えりぴょん | 2007/10/08 23:26

う~ん残念!
まさに、遠隔地在住の身としてはとても気になって
いたのですが、うちのPCでは再生できないようです。
あと、もうひとつ気になっているのが浦和PARCO
に出来る「REDSGATE」です…。

投稿: りおれつと | 2007/10/08 23:26

@えりぴょんさま
そうなんですよね、あんなに混雑していたかに見えた昨日の試合でも、18,500人・・・21,500人の満員御礼は、駒場リニューアル初日の95年以来ないですね(参戦しましたが、自由席はバリバリ二列に席詰めでしたし)。

>>浦和、北浦和の街の皆様への感謝を込めて、駒場開催には賛成です。
ご賛同、ありがとうございます。
利便性と集客を鑑みると、「埼スタが駒場にあれば良かったのに・・・」と、ダンナと帰路に話しておりました。
しかしこれも毎試合ですと、集客による胸算用だけでなく、原山界隈が住宅地であるため「お騒がせ」という物理的な問題も実際ありますので・・・「首都圏のベッドタウン」ゆえの悩みもありますね(^^;
でも、、、やっぱ好きだなぁ>駒場(´∀`)

@りおれつとさま
あ、聞けませんか?>音
「real player」(割とどのPCにも忍び込んでいる再生ソフト)のお試し版をダウンロードすれば聞けると思います。ちなみに拡張子は「m3u」です。

つttp://www.jp.real.com/realmusic_945.html

「Microsoft Media Player」では再生できないようです。
ホントは「mp3」にしたかったのですが、変換ソフトを持ち合わせていませんでした。ご了承くださいm(_ _)m

>>浦和PARCOに出来る「REDSGATE」
ま、あと2ヶ月くらいしたら行ってみようかと、、、って、その頃は年末商戦(笑)。
混雑してダメなら、年明けにでも行ってみます。

投稿: nigoe | 2007/10/09 00:55

りおれつとさまに追伸。

リンク部分を右クリックして、「対象をファイルに保存」でPCダウンロードすれば、聞きやすいと思います。
ちなみに「Quick Time Player」でも聞けました。

投稿: nigoe | 2007/10/09 01:21

駒場、まずは芝の養生ですね。

レディースの動員増加のためにも、駒場開催をふやしてほしいところです。

投稿: sat | 2007/10/09 09:50

 元、といってもはるかな昔…、駒場の住人としては懐かしいレポートではあります。グランド通りを通られたのですか?

 駒場のチケットは中々手に入らず…、ではありましたが、アウェイの飛び地に忍び込むことを得意技にしておりました。さすがにレッズな姿では無理でしたが…。

投稿: なごやのじーじ | 2007/10/09 15:15

@satさま

>>レディースの動員増加のためにも、駒場開催をふやしてほしいところです。
おっしゃるとおりです。
駒場開催→動員増加→地元商店街潤う
という流れになればいいですね。上にも書きましたが、「お騒がせ」にならない程度(って、どの程度?/笑)に回数が増えるのが理想です。

@なごやのじーじさま

>>グランド通りを通られたのですか?
グランド通りは歩道が狭いうえに交通量が多く危険なので、ほとんど通りません(^^;
本文にも少し触れていますが、市高前の直線道路が、ワタシの駒場への「通勤路」です。

駒場のチケット入手ルートは、「現地」が確率高いです。今回も仲間の分が入手できましたし。さすがに遠方からですと、チケット無しで来るのは勇気が要りますが・・・。

>>アウェイの飛び地に忍び込む
今では、あの『出島』は日本一のチケット争奪激戦区(笑)。
ホーム側を入手できなかったレッズサポが買っている・・・などという噂もチラホラあるようなないような(^^;

投稿: nigoe | 2007/10/09 15:52

今頃ですが・・・
駒場に住んでいらしたとは、お近くの本太在住の私としては嬉しいですね。
本当に昔のように駒場開催が沢山あったら良いのですが、それは叶わぬ夢でしょうか、今の観客数では。
地域密着の理念から言えば、リーグ開始直後から商店街の名前を変えてまで応援してくださった北浦和の方々に何か恩返しができるような方法があれば良いですね。
浦和駅近辺は埼スタ開催でもバスが発着するのである程度は恩恵がありますが、北浦和には無いですからね。
せめてサテライトをもっと盛り上げて、全試合駒場でするとかして欲しいです。
以前、後援会で行われたスタンプラリーのようなイベントも地元浦和に関心を持ってもらうには良いイベントかと思います。
せっかく「浦和」レッズなのですから、もっと「浦和」の街に親しんで欲しいです。地元民の願いです。
(長文失礼しました)

投稿: おいわ | 2007/10/10 10:10

@おいわさま
もう十数年くらい前になりますが、産業道路挟んで体育館の対面に住んでいたことがあります。駅とスーパーが遠いのが難儀でした(笑)。
おっしゃるとおり、商店街の名前まで変えてレッズに肩入れしてくれていますし(某手芸屋さんが熱心)・・・浦和に比べたらちょっと境遇に恵まれていないのが残念です。しかも浦和はパルコがOPENしますし。。。
satさんも書いてましたが、レディースやサテライトなどの開催回数も増やして欲しいですね。その上で、北浦和に浦和駅にはない魅力を創出して、活気づいて欲しいものですね。

>>後援会で行われたスタンプラリーのようなイベント
私も参加したことがあります。選手に会ったりして、結構楽しかったですよね。いつの間にかなくなっちゃいましたね(^^;

投稿: nigoe | 2007/10/10 11:23

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