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2007/08/22

旧東海道石畳(金谷)

「しかし。そこで、旅は終わらなかったのでした  (((;゜Д゜)) エッ・・・!

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の、お話しのつづきです。遅まきながら(^^;
ジュビロ戦の翌日、大井川鐵道でアプト式列車と蒸気機関車を楽しんだあと、金谷駅で列車待ちをしていた時の、旅の「おまけ」です。
 #最後にちょっとだけ、「うぃあー小話」があります(゜▽゜)

【2007年7月1日 JR金谷駅前 15:40ごろ】

掛川行きの列車まで時間がちょっと空いていたので、駅前でブラブラしていると、駅前広場の観光案内板にあった、

 旧東海道石畳

という文字に惹かれました。
帰路の新幹線は掛川発18時頃で、1時間は遊べそうだったので、「せっかくだから、行ってみようよ!」とダンナに進言してみたところ、

070701kanaya1「前、行ったこと無かったっけ?」

  (;゜Д゜) だ、誰と・・・!? 

それ以上のツッコミは、
時間がないのでやめておくことにして(@▽@;)/~~

駅そばのガード下をくぐると、距離標が。意外に近距離であることがわかり、俄然やる気が湧いてきました。
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何の前知識もないままに歩き出したので、できるだけ周囲に注意を払いながら歩きました。あとで調べてみると、駅裏(写真左。こちら側は改札口無し)から続く道(写真右)は、どうやら東海道の旧道のようで、一見何でもない住宅地の道路に見えますが、確かに街道070701kanaya4筋の佇まいがわずかに残っていました。

坂道を先に進むと、国道473号の道路法面に突き当たるため、国道に沿った取り付け坂路を登って 国道を渡ります。この国道が、旧東海道を横切る形で通過しています。
右写真は、国道上から来た道を撮影したもの。かなりの高低差があります。
この写真の後方、国道473号を渡ると、かつての街道が続いています。

 

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その後方の写真。上下の写真から、道がかつて繋がっていたことがわかります。
国道沿いに立派な看板が立っていますので、地図無しの私たちにでもすぐにわかりました。入口を入ると、さらに急勾配の坂道が  ((((;゚Д゚)))
かつて難所と言われていた『金谷坂』を、身をもって体験することに。。。聞きしにまさる長さに、少々面食らい始めた頃でしょうか(笑)

2~3分くらい登ったところに、『石畳茶屋』がありますが、残念ながら先を急ぐ旅なので通過します。

【旧東海道石畳(きゅうとうかいどういしだたみ) JR金谷駅より徒歩15分 2007年7月1日 訪】

070701kanaya7 茶屋のすぐ前に、石畳の入口があります。
実はここからが目的地だと思うと、少々気後れしそうになりましたが、ここで引き返すわけにもいかないので、前進することに。

 

 

070701kanaya8この石畳は、かつて金谷峠を行き交う旅人が歩きやすいようにと山石を敷いたものだったそうです。時代の流れとともに石畳は一部をのこすのみで舗装に変わったそうですが、平成になり近隣住民の手によって復元(『平成の道普請』)されたとのこと。
 #写真クリックで拡大します

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7月に入ったばかりでしたので、まだ紫陽花の花が美しく咲き誇っていました。
石畳はよく手入れされており、ゴミも落ちていません。
写真の右手先にある案内板から、沿道の庚申塚と鶏頭塚(俳人・六々庵巴静の句「あけぼのも 夕ぐれもなし 鶏頭華」が刻まれた自然石碑があることから「鶏頭塚」と呼ばれています)に至ります。ちょっとご挨拶して石畳に戻り、先を進みます。

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先を進むと、何やら赤いのぼり旗が・・・赤いモノには何でも反応する夫婦(笑)。
旗の文字を読むと『すべらず地蔵尊』とのこと。説明の必要はありませんね。歩行の無事を祈願しました。
周辺には、やはり受験生の合格祈願の絵馬がズラリと掛け並べられていました。これも説明不要ですね(^^;

070701kanaya12 日中でも日当たりの少ない部分は、石の表面が苔生しています。確かに油断して歩くと簡単に足下を掬われてしまいます。底が滑る靴などはやはり危険です(下り坂は特に)。ヒールのある靴などは以ての外でしょう。
なるほど、地蔵さまに頼りたくなる気持ちも芽生えてきます。

ずいぶん坂を登ったつもりなのですが、まだ先が見えてきません。鬱蒼とした林の中を、視線を落としながらひたすら歩きます。

070701kanaya13 これぞ“光明”というワンショット(笑)。出口がようやく見えてきました。
入口から数百メートル足らずの石畳の道なのですが、やはり勾配がきついと、心理的「果てしなさ」が加わります。しかし出口が見えてくれば元気も出るというもの。坂道が“人生”に喩えられるのが、大変わかりやすく実感できます(^^;

 

070701kanaya14 出口を出たところには、牧之原台地の茶畑が視界一面に拡がります。
すぐ近くに、

 馬に寝て 残夢月遠し 茶のけむり

の芭蕉の句碑があります。時代は違えど、芭蕉が見た茶畑と同じ茶畑を偶然目にすることができるなんて、なんて幸運なんだろう・・・と感慨に耽りたかったのですが、何の情報もなく現地を訪れたため、その句碑に気づきませんでした。あとで知って大変損した気分になりました(爆)。
 #牧之原台地の近世における茶畑開墾の話は、以前ご紹介した島田の蓬莱橋のエントリで簡単な解説をしてありますのでご参考までに。。。

070701kanaya15 そこから10分弱、ダラダラと道なりに歩いていくと、諏訪原城入口に。
時間は無かったのですが、城好きとしては素通りできるわけがありませんので(笑)、ざっと見学を済ませました(この内容については、また別途)。

城址をあとに、時間に追われるように来た道を引き返し・・・たのですが。これまたあとで知ったのですが、この道の少し先に、菊川坂の石畳があったそうで・・・でも時間が無かったことですし、知っていたらきっと悔しかったと思うので、知らなくて良かったと思います(笑)

時間が迫ってきました、、、金谷駅までの帰路を急ぎます。

070701kanaya16 で。
道を引き返しながら、重要なことにようやく気付かされました。

 来た道を戻る=延々と下り坂  _| ̄|○

どうしましょう・・・ ヽ(`Д´)ノウワァァァァァァン!

迷っているヒマなどありません。意を決して坂を下り始めます。

070701kanaya17 ご存じのとおり、登山や坂道というものは往々にして、「上り」の“その場だけのきつさ”より、「下り」のダメージがのちのち残るものです。そこで私は、この一年間学んだ太極拳の歩きの動き(ゆっくりと確実な重心移動)を心がけて、駅までの約1㎞の下り坂を歩きました。この一年間の鍛錬は役立ったようで、苔生した石にも滑らず、翌日の膝の痛みはほとんど発生しませんでした。逆に上半身の方が少々筋肉痛になった程度です。
ふむふむ、これからも稽古にいこうっと>太極拳

何とか小一時間程度で金谷駅に戻ることができました。
帰りの新幹線に乗るために、掛川方面行きのホームで列車を待っていたところ、、、
突然、対面の静岡方面行きホームにいた男性が、私の姿を見ておもむろにバッグの中から赤い小旗を取りだして、私たち夫婦に向かって旗を振ってくれるではないですか!
私の赤いバッグとミニマフラーに気付いてくれたのでしょう。しかし・・・こんなところで、こんな時間に、ピンポイントで赤者に出会うとは・・・
あらためて、「うぃあー、恐るべし」(笑)
嬉しくなって、思わず「道中お気を付けて~」と、線路越しに声を掛けました。間もなく両ホームに列車が入線し、互いに会釈をして別れました。

古の旅人の苦労をしのびながらも、ちょっとお得感のあった、東海道石畳てくてく歩きでした。
思わぬ旅のおまけとなりました。

余談:
070701kakegawa何故、帰路は静岡駅ではなく掛川駅を選んだかというと、、、
実は、掛川駅構内のこの店がお目当てでした。エコパやヤマハの試合では必ず立ち寄るこのお店、一気に「買い出しモード」全開(自爆)。しかも、このお店でも「うぃあー」さんに声をかけられるとは(驚!)。

釜揚げのシラスや桜えび(冷凍)が、内容量の多さの割に1,000円程度のお手頃値段で買い求められます。他には、金印わさび漬け(525円)、少々割高ですがアジ・サバの干物類(1枚350円程度)は絶品です。各種加工品も味良しの逸品ぞろいです。酒は『開運(純米)』と『葵天下』あたりがオススメでしょうか。別エリアには工芸品専門の店舗もあります。
ということで、今回も買いも買ったり6,500円也(笑)。
お近くにお越しの際は、お立ち寄りになられてみてはいかがでしょう。

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