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2007年8月の17件の投稿

2007/08/31

『不惑』~第24節@大宮戦展望

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※注)当サイトは、浦和レッズ系サイトです

『不惑』(ふ・わく):
 (1)物の考え方などに迷いのないこと。
 (2) 《「論語」為政の「四十にして惑わず」から》40歳のこと。
                     (出典:大辞泉)

(2)ではありません、(1)です(笑)。

つい最近まで「共に闘い 共に喜ぶ」(だったかな?)などと、名門ビッグクラブのパクリのようなコピーが踊っていたような気がしたのですが、似たような背景で文章をマイナーチェンジした模様です。

まぎらわしいですね。

また最近では、新聞紙面でも人心を惑わすような情報をよく見かけます。

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最近の埼玉新聞紙面です。
上が8/26日付(8/25第22節)、下が8/30日付(8/29第23節)のスポーツ面です。
右紙面の浦和関連記事はこのままでいいとして(笑)、気になるのは左紙面の大宮関連記事。
見出しだけなら、まあそれなりなんですが、記事内容を読むと、時折「?」と思うことがあります。

まずは、上の8/26日付(8/25第22節)。

戦意喪失 悪夢が現実味(抜粋)                            

  • 佐久間監督も「カウンターをしてください、と言わんばかりの対応。集中力を欠いた」と嘆くばかり。
  • 戦意を喪失した選手たちは、ピッチの上のさらし者。試合終了の笛を待つしかなかった。
  • 藤本は「技術、体力、精神。全部が駄目」とうなだれる。
  • 波戸は危機感にあふれた言葉を吐く。「置かれた立場をまだ分かっていない選手がいるのでは。これからは戦える人間でやらないと。後がないんだから」。
  • 降格の悪夢がいよいよ現実味を帯びてきた。

名古屋に0-5の大敗を喫した試合の記事ですので、忠実に現実を直視した記事になっています。かなり気の毒な内容ではありますが。。。

次に、下の8/30日付(8/29第23節)なんですが。

気迫を次こそ勝利に(抜粋)                               

  • 名古屋戦の完敗でマイナスに振り切れそうになった針を、大幅に戻したのは確かだ。
  • 4-4-2の陣形にして、前線から最終ラインまでの連動性が生まれてきた。
  • デニスマルケスにどんどん預け、単純ながら攻撃の軸になるパターンも芽生えつつある。あとは頼れるブラジル人FWを上手に援護すれば、得点は増えてきそうだ。
  • 1人少ない中で引き分けた意味は重い。「みんなが良いイメージを持ってたのでは」と小林慶。
  • やっとゼロに近づいた針を、今度こそプラスに持っていきたい。

イメージ通り同点弾/デニスマルケス(抜粋)                    

  • 「この前の試合とは違う。みんなグラウンドでファイトしていた」
  • 残留の切り札は、背番号29であることをあらためてピッチで示した。

全力ファイトのリーグ戦初先発/森田(抜粋)                    

  • 「(デニスは)球を持ったときに何かできる選手。裏を狙ったりしたい。」

舌の根も乾かぬうちにと言いますか、、、
もうチームが立ち直ったようなイメージ情報を発信しています。ご丁寧に戦術方針まで。
これまた、まぎらわしいですね。

気合いを入れたい、今後に希望を持ちたいという気持ちは人情としてわかりますが、「どん底」から、たった4日でいきなりプラスに転じようとする安直な内容は、まるで大本営発表。先制された試合で1点返して、退場者を出して、ようやく引き分けた展開だったんですが。
実は今回の記事に限らず、大宮サイドの記事は、辛い現実から目を背けて「光明が見えた」などという内容が多く見受けられます。状況が厳しい時こそ問題点の洗い出しを徹底し、そのうえで励ますのならわかりますが、選手を獲得しては切り捨て、監督の首をすげ替えても勝てない現実認識そこそこでは、希望を語るのは甘い、と言われても仕方がないのではないでしょうか。小手先の技でたとえ目先の勝負に勝てたにしても、その先は甚だ疑問です。
まぁ、余所様のクラブについて、これ以上話すのは大きなお世話なので、これくらいにして。

報道などのまぎらわしい情報には、油断禁物です。
前節の神戸・酒井の負傷欠場の話題も、結局は『アジジ作戦』になったこともありますし。

 藤本・吉原・片岡の出場停止

これは・・・『罠』ですか? ((((;゚Д゚))

これらの情報や状況に惑わされず油断せず、レッズは『勝ち点3』をゲットして“わが道”を突き進みましょう。

不惑。

気を引き締めて、明日も勝ちましょう。

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2007/08/30

07【AWAY】第23節@神戸戦

平日の遠方アウェイにもかかわらず、現地に駆けつけられたサポーターの皆さま、お疲れ様&ありがとうございました。
『勝ち点3』を手土産に、無事ご帰還されましたでしょうか。

070829kobe1 さて、わが家。
結局、ダンナの休暇が取れず、久々のTV観戦。
2枚所有のチケのうち、1枚は仲間にチケを譲ることができ 、遠征での勝利を託すことに。
かたや昼頃、神戸市内にすでに乗り込んでいるスパイ1号様より打電あり。「こっちはいきなり凄い雨が降ったり、晴れて暑くなったりと、体力の消耗が著しい天候」とのコンディション。試合前の写真の様子(右写真:特派員現地報告)でも、降雨はないものの蒸し暑さが伝わってくる。

J'sGOALとスカパーにてスタメン確認。神戸側はやはり酒井先発。レッズ側は免停の啓太に代わり阿部を充て、堀之内を後方に配する予想どおりの先発布陣。サブには細貝、堤、小池の若手が。出場停止やケガやACLによる過密日程で、メンバーが固定できない厳しい状況は今後ますます続くだろうし、かえって今後は疲労回復などの体調管理も考えて、ターンオーバーとまでは行かずとも先発選手の流動的起用が必要とされるだろう。後半戦における今後の闘い方をも予感させる今節の陣容にも見えた。

やはりTV画面では全体の戦況がわかりにくく、ストレスが募る。だが、観られないよりは遙かにマシ。
しかし現場の空気を体感できていないので、雑感を書き綴ることをお許しいただくこととして、以下。。。

前半立ち上がりは積極的。暢久&平川の両サイドが相手陣内によく侵入し、高い位置を保っていた・・・が、パスミスなどでチャンスを潰している間に、徐々に雲行きが怪しく。逆に両者とも後方のスペースを狙われる羽目に。特に暢久のサイド後方は、たびたび破られ危険地帯に。その後方へカバーに入った坪井が辛うじて防御するという光景が繰り返された。そんな右サイドを起点に攻め込む神戸攻撃陣にレッズ守備陣は押し込まれ、どんどん中盤が間延びしていく。。。
どうもおかしい。サイドを攻めクロスを上げるも精度が乏しく、その後奪われたボールを取り返しにいく動作もない暢久。

 「息苦しかった」(8/30埼玉新聞)

と試合後語った本人の弁は、正直なところだと思う。それだけ疲労が蓄積しているのが、TV画面を通してもよくわかった。プレスも掛かりだしリズムを掴みだした神戸に展開が傾いてくると、レッズの選手たちのスピード&パワーが途端にダウン。前節・ガス戦でも見受けられた症状である。集中を欠くプレーは、得点の可能性を感じさせないだけでなく、大久保をフリーにしてしまいミドルレンジのシュートを撃たせてしまうなど、逆に危険を呼んでいた。暑さと疲労は、どうしても気力とプレー精度を奪ってしまう。。。
戦前研究の成果が発揮でき、守備も攻撃も嵌りだした神戸に対し、レッズは前半戦を凌ぐ策に出た模様。こうもプレーにチグハク感が蔓延している状態では、仕切り直して後半に賭けるほうが得策。辛抱して神戸のプレーをいなしながら、無事前半をスコアレスドローで切り抜けてくれた。

ハーフタイムでの修正がうまくいってくれることを願って、後半開始。
どうやら、レッズの選手たちは自分たち自身でわかっていたようだった。お互いのポジショニングに気を遣いながら丁寧なプレーを最初から心がけていたように見えた。その効果は、すぐに顕れて先制点ゲット。相手と味方の動き、ボールの動きや出どころをよく見るだけでも修正されるものもある。疲労を増幅させないためにも、ここ一番の集中力と丁寧さが体力をカバーしてくれることの典型を観た思いがした。それら一連の動きが得点という形で功を奏せば、元気はおのずと出てくるもの。2点目も同様の心がけの賜物だと思う(堀之内の動きをよく見たロビーのCK、達也を意識した堀之内の折り返し)。

やっとの思いで2点リードを奪ってからは安堵したのか、はたまた神戸が奮起したのか、防戦一方の展開に。この展開に輪を掛けたのが、「審判の怪しさ」。今季の扇谷主審のジャッジについては、こちら様でもご指摘のあるとおり。例にもれずこの日も後半から怪しさ炸裂。許容範囲の小さすぎる遅延警告や、どうでもいい注意や警告を連発するのに、悪質なスパイクを受け吹っ飛ばされた暢久へのファールにはお咎めナシ。
 #軽い殺意が・・・ヽ(`Д´メ)凸
残念ながら、交代投入された栗原に1失点を喫したものの、リードを守り抜く粘り強さを今節も発揮。「勝ちきれない」と言われドローが多かったシーズン前半戦の脆さに比べれば、先制されても「追いつく」強かさと、失点しても「逃げ切る」粘りが身に付いたことは、ひとつの成長の証しではないだろうか。確かに失点は無いほうが良いに決まっているのだが、少々の手傷は負っても相手を降参させる力量はあったほうが良いに決まっている。

●ホルガーオジェック監督(浦和):

「今日の試合は非常に重要な試合だった。とにかく今は取れるだけ勝点を取らなければならない。なぜなら、これから厳しいスケジュールが待っているからだ。」
                     (J's GOAL 試合後のコメントより)

この言葉が、今のレッズのすべてと、今後の覚悟を物語っていると思う。

真夏の連戦、しかも酷暑の夏・・・選手の疲労もピークなら、共に闘うサポーターの疲労もピークに達している。
辛く困難な状態のなか、選手と共に力を合わせ歯を食いしばって勝ち取った『勝ち点3』だと思います。
現地参戦の皆様、本当にありがとうございました。

しかし、オジェックの言葉のとおり、本当に厳しいのは「これから」。
栄冠をこの手に掴むその日まで、選手もサポも心を合わせて、ひとつひとつ勝利を重ねてゆきましょう。

 

追記:
試合中、隣の野球場で打ち上げられた花火に、スカパーの現地カメラも気が散ったのか、画面を切り替えて花火を映していたのには閉口してしまいました。

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2007/08/29

第23節@他力本願ではない他力本願

残念ながら、神戸遠征を断念したnigoeです、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

さて、、、まるで日本語になっていないタイトルの意味ですが(笑)。

先日、万博遠征に行ったときから、試合後のビジョンに映し出されていたこの案内が、ずーっと気になっていたのです。

■次回ホームゲーム

 8月29日(水) Jリーグ第23節 
  ガンバ大阪 VS 鹿島アントラーズ

  【試合日時】8月29日(水) 19:04キックオフ
  【場所】 石川県西部緑地公園陸上競技場

皆さまご承知おきのとおり、現在の順位は、

                 勝ち点
 1.浦和レッズ     49
 2.ガンバ大阪    45
 3.鹿島アントラーズ  42

であり、今節は2位vs.3位対決の注目カードとなっています。

当然のことながら、G大阪と鹿島の対戦結果がどうであれ、レッズは神戸戦に集中し、勝利しなければなりません。
しかしながら、この2位チームと3位チームの対戦は、カード内容からしても大変興味をそそられます。さらに結果によっては、今節は2&3位との差を広げる好機でもあります。
激しい2位争い(=消耗戦)を繰り広げてもらうためにも、今節は、この両チームの奮闘に期待せざるを得ません。是非、「両者痛み分け」で。
これはいわゆる「他力本願」ではありません。ガンバと鹿島の「つぶし合い」です。

すなわち、レッズ、ガンバ、鹿島それぞれが、それぞれの試合に全力を尽くせばいいのです。

レッズの選手の皆さん、どうぞ眼前の敵・神戸を倒すことに集中してください。

神戸に遠征される皆さま、どうか道中お気を付けて。
おみやげは『勝ち点3』で、何卒よろしくお願いいたします m(_ _)m

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2007/08/28

最近の悩み第2章@その2

前回の悩みは、こちら

最近試合が立て込んで、ご報告がちょっと遅くなりましたが。。。

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 ∩(`・ω・´)∩ ばんじゃーい!

さすがクジ運が滅法弱いワタシならでは、、、「もれなく」当選(爆)

そんな喜びも束の間。
ふと、冷静になって考えてみました。

ツアー代金(本体価格)が約53,000円也、燃料サーチャージ&空港利用料等で10,000円也、成田までの往復足代やら、ツアーオプション料金(半日観光、弁当代など)モロモロを加算すると・・・なんと、旅費合計(必要経費のみ)が80,000円程度に膨れ上がりそうなことが判明  ((((;゚Д゚)))

さらに、今後の遠征のことを、ふと概算すると。。。

 8/29@第23節(神戸戦)・・・
   往復交通費:約31,000円也
   宿泊代(1人当たり想定):7,000円也
   合計:38,000円也

 9/15@第25節(広島戦)・・・
   往復交通費:約38,000円也
   宿泊代(1人当たり想定):7,000円也
   合計:45,000円也

まさか、飲まず食わずで遠征するわけがないので、国内遠征でも1試合最低5万円の出費は確実であります。
それでなくても、これまでの遠征で、すでに出血大サービス。
こんなことは、とっくにわかっていたはずなんですが、予定が現実味を帯びてくると、これほどの出費になるとは、、、という思いです。

今後1ヶ月で最低20万円也の旅費出費。平日休暇2回=最低5日(特にダンナ)。
よりによって先月は車検、今月は任意保険の支払いで、20万円超の家計出費。
 #追記:そう言えば、今月は万博にも行ったっけ、、、(@▽@;)

はぁ。。。

この運命や、いかに・・・↓

続きを読む "最近の悩み第2章@その2 "

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2007/08/27

07【HOME】第22節@東京ガス戦

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夏休みも終盤となった時期だというのに、相変わらずの暑さ。(最近、「暑い」という言葉を書かない観戦記エントリがないですなぁ・・・汗;)。相も変わらず真昼のスタジアムに足を運ぶ多くの人々。少しでも木陰を求めて歩道の端を歩く人々の動きについつられて、私も後をついて歩く。

当日抽選が始まるまでの間にも「暑い・・・暑い」の言葉がそこかしこから溜息混じりに聞こえてくるが、みな根気強くクジを引く順070825tokyo3番を待っている。昼寝ができるほど涼しかった先週の国立とは真逆の気候。面食らうのもごもっとも。

抽選が終わって開場までの間、調整池の木陰でひと休み。心なしか柏戦の時より風が快適に感じた。やはりわずかずつでも秋は近づいてきているのだろう。水面を泳ぐカルガモ親子の姿にも、ほんの少し秋の気配を感じる。カルガモを眺めながら、暑さの中にも季節の変わり目を感じながら、ゆったりとした時間を過ごすのも悪くない。070825tokyo3
しかし、暑さのためとは言え、水質の富栄養化は凄かった・・・

入場。時とともに暮れなずむ陽射しも、どことなくお盆前よりは柔らかな感じ。体力の消耗も少なく過ごすことができ、キックオフを待つ。

3点差で勝てたものの課題の多かった甲府戦を受けての今節。1週間のイン070825tokyo6ターバルでどれだけ課題が修正されたか注目したいところ。
スタメン発表。東京陣営は、戦前の予想でウワサのあった今野 はCBに、2トップにルーカスと赤嶺を配置。茂庭と平山、そして“浦和キラー”福西の名はサブに。
レッズ陣営は坪井が負傷欠場、堀之内が起用されることはほぼ予想どおり、その他は甲府戦同様の布陣。代表組の疲労度合いも気になるところではあったけれど。。。

070825tokyo7カウンターでシュートを数本浴びたものの、思ったよりは立ち上がりはさほど悪くなく、積極的にパスを散らしながら攻める姿勢を見せるレッズ。永井もマークされながらも相手守備陣を引きつけたりうまく逃げかわしたり しながらスペースメーク。この日はどうやらフィニッシャーというよりはサポート役といった感じに動いていたように思う。これがうまくハマったのが、(ゴールにならず残念だった)達也のHSに至る一連の動き。ボールに絡む選手たちがお互いの動きを察しながらスペースを見いだし、走り込み、相手守備陣形を崩すさまは、可能性を大いに感じさせてくれた。
しかし。
070825tokyo5 何故かこのあとあたりから、出力ダウン。ピッチ上の選手まで電力供給量でも減らされたのか?(オシム&反町エレベータ受難の影響?/笑)、ボールをさらわれたり、パスミスが増えたり、運動量が減ったり・・・と、集中力を欠くプレーで東京側の攻勢をお膳立て。いわば「中だるみ」的な展開を招いたところに、被弾。赤嶺のゴールに「オフサイド!」と思わず叫んだものの(録画で確認、微妙ながらオンサイドか・・・)、それ以前のルーカスとリチェーリのコンビネーションで崩された時点で、ある程度勝負あったと思う。赤嶺がレッズDFを引っぱり、生まれたスペースを外国人コンビが利用し、最後は自らマークを外した赤嶺に飛び込まれた、苦々しい失点。

070825tokyo4 さて、、、「失点」が07版レッズの攻撃態勢開始の“のろし”(^^;
“おっとり刀”を抜いて、ようやく立ち上がる展開は、はてさて今季何回目?そんな台本でもあるのだろうか(笑)。
「ピンチの後にはチャンスあり」・・・攻め上がっていた東京の両サイド(石川&リチェーリ)の後方には広大なスペースが。そこをうまく突いたレッズの攻撃アイデアが、時間を待たずして結果を出した。あっという間の逆転劇。いずれもアシストは左サイドの平川。1点目は石川の後方スペース、徳永との1対1を抜かずに徳永の態勢を見てのクロス。2点目も同じく徳永の動きをよく見て、クロスを上げやすい間合いになった ところで堀之内へクロス。見事に両クロスがピンポイントで配球され、引き受けた達也と堀之内も見事に決めた、爽快な逆転劇。
レッズの両サイドと言えば、相馬&平川の「タテに速いが守備さっぱり、クロスの精度はそれ以上にさっぱり」の“○カサイド”(笑)が通説だっただけに、その一角・平川のこのところの変身ぶりには瞠目させられる。
確かに、相馬は前方でボールを受けて抜くタイプであり(なので阿部の後方支援が必須)、平川は深い位置から対面選手と駆け引きしながら自身で徐々に押し上げるタイプであり、どちらかと言えば、オシムの言うとおり素早い上下動で守備エリアをもカバーしているのは平川。その点からG大阪戦での起用に結びついたと思う。また、相手の動きを見ながら、抜かずとも機を見てパスを回すところも相馬との違いか。ただ、クロスの精度が向上したことには、本人には失礼ながら驚いてしまった(笑)。
そして・・・その両得点劇の脇には、『4番』の姿あり(゚∀゚)。久々に『20番』との同時上昇現象を拝ませてもらったが、、、いいのか?(爆)
 #啓太と阿部ちゃんに、そこのところ聞いてみたい

良い流れを取り戻して前半を折り返しできたことが、多分この試合の情勢をある程度固めてくれたような気がする。
何故かリチェーリを途中で下げ電柱を投入し、出足の早さと勢いで押してくる東京側。ファウルまがいのラフプレーに審判も気後れして迷ったのか、後半は怪しい判定しきり。しかし後半15分、今野が達也に絡んで倒したところでは笛を吹かずに逆に大助かり(笑/アドバンテージ流し)。ルーズボールに反応したロビーは迷わず飛び込み、逆にその場面にオフサイドを迷った東京DFは対応に遅れ、レッズ3点目ゲット。おそらくこの気持ちの差が勝敗の分かれ目になったと思う。前半すぐの逆転劇は、レッズの選手に「いける」という自身を植え付けてくれたのではないだろうか。

しかし、ここからは堪え忍び。
893を投入し、反攻を仕掛ける東京陣営。この作戦は功を奏し、893が得たFKが2失点目の起点に。あの“空気嫁無い男”に押し込まれる。この1点差に詰め寄られてからが長かった。。。
累積警告4枚目をもらった啓太を、持つまで使い切ろうとおそらくオジェックは思ったのであろうが、やはり啓太の疲労が色濃く見えてきた頃から、被シュート数が増えたような気がする。阿部の疲労も目に見えたが、2人を交代させるわけにはいかず、実はオジェック自身が2人が持ち堪えてくれることを祈るような気持ちだったのかも知れない。

070825tokyo8ロスタイム、闘莉王が頭部痛打の不意のアクシデントに見舞われ、さらに時間延長。気が気でないレッズ側ベンチとスタンドのサポたち。なんとか無事に凌ぎきり、終了。
久々の2失点に、「余計な2失点」との戦後評が多々あるけれど、後半戦に入り相手も必死なのだ、ある程度は仕方がない。確かに、2点目の方は不用意な失点だったとは思う。
不細工な試合でも、酷暑の中で手に入れた勝ち点3の価値が、秋を過ぎた頃から大きな意味を持ってくる。現に、そんな不細工な勝ち点3でも、追いすがるガンバとの距離を遠ざけてくれたのだから。甲府戦で4点取っても、ガンバ戦で1点取っても、2失点して3点取っても“勝ち点”は同じ。

何点獲るかが問題ではなく、勝ち点を多く積み上げることこそが、今後は重要。
これからは節を追うごとに、必死に向かってくるチームばかり。なおさらそうだろう。

070825tokyo9 温暖化の影響か、例年秋の『ガンバ失速』は今年は早めに来ているようだ。
そんなガンバに気を取られている余裕もなく、背後から鹿島の足音も聞こえてきた。

夏の連戦、いよいよ正念場。
レッズの選手たちよ、がんばって乗り切って欲しい。

 

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余談:

今年の暢久の夏休みは、柏戦前後の3日間程度で済んだのでしょうか・・・?
逆に心配なんですけど(笑)

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2007/08/24

ゴールをねらえ!~FC東京戦展望

さて、明日はガス戦です。
巷では、電力供給量の上昇を青色吐息で見守っている最中ですが、Jリーグでは、ガスの供給がストップしそうな勢いの“青赤色ユニ吐息”なチームもあるようです。

冗談はこのへんにして。

このたび当サイトでは、特別に各界の著名人の方々から、明日のガス戦の展望をお寄せいただきました。
心に残る名言集です。。。

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2007/08/23

2006年・観戦者調査結果の捉え方(私見)

ご存じの方も多いとは思いますが、昨年の最終節に行われた、クラブと埼玉大学の共同調査の結果が取りまとめられました。

  浦和レッズ観戦者調査(2006年)結果(オヒサルよりDL)

当日、前抽待機列で聞き取りヒアリングをしていた様子を見かけましたし、せわしなくて(場所が場所、時間も時間なだけに)ヒアリングに全部対応できなかったうちのダンナも調査票一式を持ち帰ってきたのを覚えています。

ワタシも仕事柄、このような調査業務はよく手がけています。手法やデータの内容について、細かいことをツッコミ出せばきりがないと言うか、自分もつっこまれる側に回ることが多いので、そこは“武士の情け”で大概にして控えますが(笑)、ちょっと気が付いた点だけ記させていただくことにして、皆さまがデータをご覧になる際に、ほんの少し気に掛けていただければと思った次第です。

■調査方法について

回答者のサンプリング方法について、オヒサルから抜粋してみます。

 (1)調査時期:
   2006年12月2日(土)2006Jリーグ第34節vsガンバ大阪(入場者数:62,241人)
 (2)調査対象:
  浦和レッズのファン・サポーター、720人(有効回答数)
 (3)調査方法:
   試合開始前、座席の席種比率に配慮しながらファン・サポーターを無作為に抽出。
   約40項目について対面によるヒアリングで実施 

まず、『(1)調査時期』について。
これが、

 平常の実態を反映する調査結果を得るのに相応な調査日

であるか?という根本的な疑問にぶつかります。
優勝のかかった大一番の日ですので、かなりの“特異日”かと思われます。
この日に合わせて、遠方から参戦された方も多かったのは事実ですし、チケットの入手形態もいわゆる「通常の購入方法」ではなかった方も多かったと思います。また、私たちも普段なら行ける観戦エリアに席を取れない状況でしたから、相当数の「普段は観戦に来ない人」がいたことも高い確率で想定されます(※注:普段観戦に来られない方を責めているのではなく、平常の実態を調査する日として的確だったか、という意味ですので、誤解の無きようにお願いいたします)。
オヒサルにも、「浦和レッズが実施する観戦者調査の結果公表は今回が初めてで、弊クラブは今後も定期的に観戦者調査を実施していく予定です。」とありますので、今後、調査日選定を吟味していただければ、だんだんと実態に近い精度の良い結果が得られることと期待されます。

『(2)調査対象』については、有効回答数が観客総数の1%強(720人/62,241人)ですが、傾向を掴むには、まあまあなサンプル数ではないでしょうか(本来なら、サンプル数は少なくとも1割程度は欲しいところですが)。

『(3)調査方法』について、「座席の席種比率に配慮しながらファン・サポーターを無作為に 抽出」とありますが、“席種比率”の算定内容と根拠を知りたいところではあります(^^;

■アンケート項目について

以下の10項目について、調査結果が公表されていました。

 (1)居住地(都道府県別、県内郡市別、さいたま市内旧市別)
 (2)年齢構成(年代別、男女別)
 (3)職業(職種、最終学歴)
 (4)浦和レッズに費やした年間費用(グッズ費、遠征・飲食代含む試合日費用)
 (5)埼スタへのアクセス(交通手段、所要時間)
 (6)アクセス(交通)の満足度と改善点
 (7)ファン・サポーターになった時期(全体、男女別)
 (8)浦和レッズが好きな理由(複数回答)
 (9)浦和レッズへの期待(複数回答)
 (10)好きな選手がいなくなったら?

前掲の『(3)調査方法』にもあるように、質問項目数は約40項目と、確かにたくさんあった覚えがあります。調査票設問の中には、「試合日の行動時間割」を記載させるものがありましたが、調査票のフォーマットが書きづらかったのと、設問自体が回答するのに面倒くさい(気軽なアンケートにならない)性質のものもあったような記憶がありますので、設問の全部が全部を解析できなかったことが推察されます。ありがちなことですが(^^;

それはさておき、上記項目のうち、(1)~(3)はいわゆる“フェイスシート(属性調査)”的な設問で、一般的アンケート調査でも聞かれる項目です。(4)以降が独自調査の項目になるようです。
12/2の調査日だけの影響をさほど受けそうにない設問内容としては、「これまでの行動や考え方」を聞いたものだろうと推察できそうです。具体的には、アクセスに関する設問以外の、(4)、(7)、(8)、(9)、(10)、あたりでしょうか。調査結果もファン・サポーターの実態に近い傾向が得られているような気がします。
(5)、(6)については、クラブが是非知りたい内容であったと思われます。設問文が載っていないので断言はできませんが、回答者が「普段」の話をしたのか、「12/2」の限定の話をしたのか・・・イマイチ不明です。ですが、『(6)アクセス満足度・改善点』については日時を限定しようが日常であろうが、同じ印象を持つわけですから(笑)、素直な実態を把握できると思います。

要するに、(4)~(10)の設問は、調査時期や環境条件からあまり影響を受けない、吟味された普遍性のある項目について公表されたものだと思います。まあ、当然と言えば当然です(笑)。(5)は(6)との絡みもあって紹介されているのでしょう。

ぐだぐだ書きまして申し訳ありませんでしたが(笑)、要するに、調査日については特異性が大きいですが、そんな条件の中から無難にデータを解析されている調査結果であると言えそうな気がします。

皆さまは、どのような感想をお持ちになりましたでしょうか?(^^)。

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2007/08/22

旧東海道石畳(金谷)

「しかし。そこで、旅は終わらなかったのでした  (((;゜Д゜)) エッ・・・!

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の、お話しのつづきです。遅まきながら(^^;
ジュビロ戦の翌日、大井川鐵道でアプト式列車と蒸気機関車を楽しんだあと、金谷駅で列車待ちをしていた時の、旅の「おまけ」です。
 #最後にちょっとだけ、「うぃあー小話」があります(゜▽゜)

【2007年7月1日 JR金谷駅前 15:40ごろ】

掛川行きの列車まで時間がちょっと空いていたので、駅前でブラブラしていると、駅前広場の観光案内板にあった、

 旧東海道石畳

という文字に惹かれました。
帰路の新幹線は掛川発18時頃で、1時間は遊べそうだったので、「せっかくだから、行ってみようよ!」とダンナに進言してみたところ、

070701kanaya1「前、行ったこと無かったっけ?」

  (;゜Д゜) だ、誰と・・・!? 

それ以上のツッコミは、
時間がないのでやめておくことにして(@▽@;)/~~

駅そばのガード下をくぐると、距離標が。意外に近距離であることがわかり、俄然やる気が湧いてきました。
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何の前知識もないままに歩き出したので、できるだけ周囲に注意を払いながら歩きました。あとで調べてみると、駅裏(写真左。こちら側は改札口無し)から続く道(写真右)は、どうやら東海道の旧道のようで、一見何でもない住宅地の道路に見えますが、確かに街道070701kanaya4筋の佇まいがわずかに残っていました。

坂道を先に進むと、国道473号の道路法面に突き当たるため、国道に沿った取り付け坂路を登って 国道を渡ります。この国道が、旧東海道を横切る形で通過しています。
右写真は、国道上から来た道を撮影したもの。かなりの高低差があります。
この写真の後方、国道473号を渡ると、かつての街道が続いています。

 

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その後方の写真。上下の写真から、道がかつて繋がっていたことがわかります。
国道沿いに立派な看板が立っていますので、地図無しの私たちにでもすぐにわかりました。入口を入ると、さらに急勾配の坂道が  ((((;゚Д゚)))
かつて難所と言われていた『金谷坂』を、身をもって体験することに。。。聞きしにまさる長さに、少々面食らい始めた頃でしょうか(笑)

2~3分くらい登ったところに、『石畳茶屋』がありますが、残念ながら先を急ぐ旅なので通過します。

【旧東海道石畳(きゅうとうかいどういしだたみ) JR金谷駅より徒歩15分 2007年7月1日 訪】

070701kanaya7 茶屋のすぐ前に、石畳の入口があります。
実はここからが目的地だと思うと、少々気後れしそうになりましたが、ここで引き返すわけにもいかないので、前進することに。

 

 

070701kanaya8この石畳は、かつて金谷峠を行き交う旅人が歩きやすいようにと山石を敷いたものだったそうです。時代の流れとともに石畳は一部をのこすのみで舗装に変わったそうですが、平成になり近隣住民の手によって復元(『平成の道普請』)されたとのこと。
 #写真クリックで拡大します

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7月に入ったばかりでしたので、まだ紫陽花の花が美しく咲き誇っていました。
石畳はよく手入れされており、ゴミも落ちていません。
写真の右手先にある案内板から、沿道の庚申塚と鶏頭塚(俳人・六々庵巴静の句「あけぼのも 夕ぐれもなし 鶏頭華」が刻まれた自然石碑があることから「鶏頭塚」と呼ばれています)に至ります。ちょっとご挨拶して石畳に戻り、先を進みます。

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先を進むと、何やら赤いのぼり旗が・・・赤いモノには何でも反応する夫婦(笑)。
旗の文字を読むと『すべらず地蔵尊』とのこと。説明の必要はありませんね。歩行の無事を祈願しました。
周辺には、やはり受験生の合格祈願の絵馬がズラリと掛け並べられていました。これも説明不要ですね(^^;

070701kanaya12 日中でも日当たりの少ない部分は、石の表面が苔生しています。確かに油断して歩くと簡単に足下を掬われてしまいます。底が滑る靴などはやはり危険です(下り坂は特に)。ヒールのある靴などは以ての外でしょう。
なるほど、地蔵さまに頼りたくなる気持ちも芽生えてきます。

ずいぶん坂を登ったつもりなのですが、まだ先が見えてきません。鬱蒼とした林の中を、視線を落としながらひたすら歩きます。

070701kanaya13 これぞ“光明”というワンショット(笑)。出口がようやく見えてきました。
入口から数百メートル足らずの石畳の道なのですが、やはり勾配がきついと、心理的「果てしなさ」が加わります。しかし出口が見えてくれば元気も出るというもの。坂道が“人生”に喩えられるのが、大変わかりやすく実感できます(^^;

 

070701kanaya14 出口を出たところには、牧之原台地の茶畑が視界一面に拡がります。
すぐ近くに、

 馬に寝て 残夢月遠し 茶のけむり

の芭蕉の句碑があります。時代は違えど、芭蕉が見た茶畑と同じ茶畑を偶然目にすることができるなんて、なんて幸運なんだろう・・・と感慨に耽りたかったのですが、何の情報もなく現地を訪れたため、その句碑に気づきませんでした。あとで知って大変損した気分になりました(爆)。
 #牧之原台地の近世における茶畑開墾の話は、以前ご紹介した島田の蓬莱橋のエントリで簡単な解説をしてありますのでご参考までに。。。

070701kanaya15 そこから10分弱、ダラダラと道なりに歩いていくと、諏訪原城入口に。
時間は無かったのですが、城好きとしては素通りできるわけがありませんので(笑)、ざっと見学を済ませました(この内容については、また別途)。

城址をあとに、時間に追われるように来た道を引き返し・・・たのですが。これまたあとで知ったのですが、この道の少し先に、菊川坂の石畳があったそうで・・・でも時間が無かったことですし、知っていたらきっと悔しかったと思うので、知らなくて良かったと思います(笑)

時間が迫ってきました、、、金谷駅までの帰路を急ぎます。

070701kanaya16 で。
道を引き返しながら、重要なことにようやく気付かされました。

 来た道を戻る=延々と下り坂  _| ̄|○

どうしましょう・・・ ヽ(`Д´)ノウワァァァァァァン!

迷っているヒマなどありません。意を決して坂を下り始めます。

070701kanaya17 ご存じのとおり、登山や坂道というものは往々にして、「上り」の“その場だけのきつさ”より、「下り」のダメージがのちのち残るものです。そこで私は、この一年間学んだ太極拳の歩きの動き(ゆっくりと確実な重心移動)を心がけて、駅までの約1㎞の下り坂を歩きました。この一年間の鍛錬は役立ったようで、苔生した石にも滑らず、翌日の膝の痛みはほとんど発生しませんでした。逆に上半身の方が少々筋肉痛になった程度です。
ふむふむ、これからも稽古にいこうっと>太極拳

何とか小一時間程度で金谷駅に戻ることができました。
帰りの新幹線に乗るために、掛川方面行きのホームで列車を待っていたところ、、、
突然、対面の静岡方面行きホームにいた男性が、私の姿を見ておもむろにバッグの中から赤い小旗を取りだして、私たち夫婦に向かって旗を振ってくれるではないですか!
私の赤いバッグとミニマフラーに気付いてくれたのでしょう。しかし・・・こんなところで、こんな時間に、ピンポイントで赤者に出会うとは・・・
あらためて、「うぃあー、恐るべし」(笑)
嬉しくなって、思わず「道中お気を付けて~」と、線路越しに声を掛けました。間もなく両ホームに列車が入線し、互いに会釈をして別れました。

古の旅人の苦労をしのびながらも、ちょっとお得感のあった、東海道石畳てくてく歩きでした。
思わぬ旅のおまけとなりました。

余談:
070701kakegawa何故、帰路は静岡駅ではなく掛川駅を選んだかというと、、、
実は、掛川駅構内のこの店がお目当てでした。エコパやヤマハの試合では必ず立ち寄るこのお店、一気に「買い出しモード」全開(自爆)。しかも、このお店でも「うぃあー」さんに声をかけられるとは(驚!)。

釜揚げのシラスや桜えび(冷凍)が、内容量の多さの割に1,000円程度のお手頃値段で買い求められます。他には、金印わさび漬け(525円)、少々割高ですがアジ・サバの干物類(1枚350円程度)は絶品です。各種加工品も味良しの逸品ぞろいです。酒は『開運(純米)』と『葵天下』あたりがオススメでしょうか。別エリアには工芸品専門の店舗もあります。
ということで、今回も買いも買ったり6,500円也(笑)。
お近くにお越しの際は、お立ち寄りになられてみてはいかがでしょう。

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2007/08/20

07【AWAY】第21節@甲府戦

070818kofu1 夜18:30開始の試合にもかかわらず、早朝7:30の列整理。
長丁場の一日が始まった。
列整理時間30分前の7時には到着していたにもかかわらず、実際に整理が始まったのは1時間遅れの8:30。聞けば運営側のミーティングが長引いたとか。朝っぱらからアウェイの洗礼(ってか、千駄ヶ谷の○ミスポ本社が運営担当じゃないの?)。

列整理が終わり、開門時間の15:30まで約7時間  (゚Д゚)ポカ~ン
070818kofu2 有り余る時間を過ごすために、ほとんどは列を離れて休息を取りにいった模様。現場に残るサポ達は“死体”か“酔っ払い”のどちらか(笑)。
しかしこの日は、曇りの天候が幸いし、前日までの酷暑がウソのように過ごしやすく、これまでの熱帯夜で辛かった体を休めるにはちょうど良かったほど、現地で寝て過ごすには快適なコンディションだった。

070818kofu11 午後、明治公園のトイレに向かったところ、続々と山梨ナンバーのバスが公園内に駐車し始めていた。13:30過ぎごろであったが、大小含めざっと数えてバス18台はあった。報道によれば、大型バス100台のうえに、JRの臨時列車を仕立てたとのこと。甲府側の気合いのほどがうかがえた。

待望の開場時間。しかし遅々として入場列が捌けない。またもアウェイの洗礼か。。。200番以内の順番でも入場まで20分程度を要するくらいの遅さであった。
070818kofu3 入場してまず目を引いたのは、広告看板の多さ。かつてプリンセス天功からの支援でも話題を集めたが、地元企業や商店などが少しずつ協力して、経営危機に陥ったクラブを救った話は記憶に新しいところ。ボランティアによる無償サービスや売れ残りの商品の提供を受けたことなど、地元の多くの厚意に支えられていることと、クラブ側の地道な営業努力を端的に表現している光景である。

070818kofu4さらにこの日は、甲府のクラブ法人化10周年記念と銘打っての記念試合でもあり、初の国立主催試合でもあった。場内放送が始まると、「みなさん、これがオーロラビジョンです。楽しんでください」という、喜びに満ちた声でアナウンスが流れた。
しばらくして、甲府のクラブ・ヒストリーをまとめた映像が厳かに映し出され始めた。甲府というクラブにとっては、存亡の危機あり、ようやくのJ1昇格を遂げ、そしてこの日初めてオーロラビジョン付きのホームゲームを主催できた、、、そんな苦節10年の歴史が走馬燈のように映される。浦和レッズというクラブにも多くの艱難辛苦の歴史があるが、甲府よりは物理的に恵まれた環境にあることは確か。困難を乗り越えて、ようやくここまで辿り着いた喜びを噛みしめる人々の気持ちをおもんばかると、質の違う苦労ではあるけれど多々共感、敵ながら思わず目頭が熱くなる。ごめんよ、オバサンはこういう人情話に滅法弱いのよ。。。(つ;д`) こっそり泣いていたのはナイショだ。

070818kofu5 記念試合のイベントとして、大黒摩季のミニライブもあり。(札幌出身の彼女の)この人選は謎なのだが(笑)、ミーハー目当てのアイドルライブよりは遙かに骨太で質実な演出。彼女本人からも「浦和さんもそうおっしゃらずに、一緒に楽しんでください」とお辞儀されてのコメント(笑)ありで、場の雰囲気も和らぎブーイングの余地無し。ここまでやられてしまっては敬意を表するしかない。
やがてスタンドも徐々に埋まり、普段なら赤率の高い国立バックスタンドが、赤と青に見事に2分された。総力を挙げた民族大移動・・・甲州人、恐るべし(^^;

さて、肝心の試合の方はといえば、、、

 「雰囲気にのまれた」(甲府・須藤の試合後コメント)

とは、素直な心境を語っていると思う。

共感するところは共感するとして、勝負は勝負、である。
しかしその『勝負』の内容は、平川の突破と達也の積極性以外は特筆すべきところに乏しかったのが正直なところではないだろうかと思う。

070818kofu7 甲府陣営が舞い上がっているところに、開始数分での達也の先制点。ますます面食らってしまってそのままか・・・と思いきや、却って気合いを入れ直させてしまったようで、甲府は持ち前のプレスと運動量で果敢に立ち向かってきた。先制後30分ほどは、レッズ側のシュートはほとんど無く、逆にボールを奪われ甲府側にシュートを打たれる展開が目立つも、いかんせん甲府攻撃陣のバス&フィニッシュの精度が悪く、打てどもゴールの気配が低いため、それほど危険な展開に至らず。そうやって甲府がもたついている間に、個の力量に勝るレッズが局面勝負で勝てるようになり、平川の突破→永井の追加点、、その3分後に啓太の3点目(啓太はこの日、何故か攻撃に積極的でした)と、どちらのお祝いかわからない展開に傾いて前半終了。

070818kofu6このまま攻めの勢いが続くかどうかに関心が注がれた後半であったが、、、
そんな期待に水を差すような失点シーンは、間もなく訪れた。完全な油断。開幕戦の横浜FC・久保の一撃を彷彿とさせた。弾道距離からすれば、決めた甲府・石原を褒めるべきところかも知れないが、開始1分の失点劇はやはりいただけない。。。
気を良くした甲府は元気が出たようで、俄然やる気満々の出足の早さ。しかし、レッズの選手たちは対応に慣れてきたのか、あるいは2点リードの余裕なのか、それほど慌てる様子はないものの、引き気味の守備陣形で跳ね返しても、そこを狙われてか安易にボールを拾われてしまう。疲れなのか、あるいは集中を欠いたのか・・・
ここで追加失点をされていたら、流れは甲府に傾いてであろう後半18分、平川→達也でダメ押しの4点目がようやく決まり、ようやく自分たちのリズムを取り戻した格好に。
その後は、ほぼ守りに徹したというのか省エネに務めたのか、レッズ側のシュート機会は激減し、甲府に撃たれっぱなしの展開に。試合後のスタッツでも、シュート数は浦和の12本に対し、甲府17本! キープ率に至っては、浦和44%に対し甲府56%。4点獲ったあとは、ほぼ甲府にボールを「持たせた」「撃たせた」と言い切ってしまっていいのかわからない。オジェックも交代枠を全部利用して時間を使ったところを見れば、そう考えられなくもないけれど・・・(^^;。

070818kofu8 試合運びの面では、少々不完全燃焼的な内容ではあったものの、前節のG大阪戦での勝利を無駄にすることなく、確実に勝ち点3を積み上げた結果は、大いに評価すべきところだと思う。その成果あってこそ、首位に立てたのだから。

今回、甲府にとって初の国立主催試合とあって、入場などの運営の面では何かと課題が残ったものの、Tシャツやマフラーでお祭り気分に浮かれ900マイルと勝ち点3を失ったうえに、1人足りない相手に勝ちきれず首位から転落したチームよりは、クラブの今日あることに改めて感謝し、地域を挙げて多くの地元の人々を動員し、そしてピッチにおいては玉砕はしたけれど(^^;自分たちのスタイルを貫き全力で闘いに挑んだ甲府の真摯な姿勢に、素直に共感が持てた。
がんばれ甲府・・・オーロラビジョンが小瀬に設置されるその日まで。

広島戦以来の4点を挙げた試合結果ではあったものの、内容的には油断ならないものもまま見受けられた今節。幸い1週間のインターバルがある。体を休めて次節@ガス戦への闘いに備えて欲しい。特に次節はホーム・埼スタ・・・もう引き分けはいらないから。

この勢いそのままに、次節は埼スタで、すっきり勝ちましょう。

 

070818kofu10

追記その1:

なんとも、甲州らしいスポンサーです。

 

 

追記その2:

これ↓はちょっと、失礼じゃないでしょうか?>記者の方
 #クリックで拡大

070818jsgoal

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2007/08/17

07【AWAY】第20節@G大阪戦

070815gamba1 平日水曜の遠方アウェイ。都合よく夏休みとかけて休暇が取れたのが幸いし、無事参戦が叶った大阪決戦。ひと月前に購入していた早割のキップを当日になってまじまじ眺めてみると、縁起のよい座席番号。
こんな些細なことでも験を担ぎたい、、、そんな決戦に胸躍らせながら灼熱の大阪へ。

埼玉も殺人的な暑さであるが、大阪の暑さはまた違う暑さ。陽射070815gamba2しが厳しい。自宅から持ってきた冷凍ペットボトルはすでに液体化。「出来るだけ涼んでから来たほうが良い」との現地友人からのメールが届くも、結局逸る心を抑えきれず、宿に荷物を置いてすぐに真昼の現地へ直行。
予想どおり、多くの同志たちは木陰で待機中。いつでもどこでも変わらない、我慢強いその姿勢には頭が下がる思いがする。私もその木陰の末席に加えてもらい、開場を待つ。

070815gamba3やがて時間を少々早められて開場。みな粛々とゲートイン。実は入場してからの方が、待機環境としては厳しかったため(日陰はスタンド裏のみ。しかも路面は先刻まで日向だったため輻射熱が著しく・・・)、全員無事に、試合終了までコンディションを保って凌いで欲しいものだと真剣に願った。
しかしスタンドに戻ると、ピッチ上から心地よい風が吹いてきて、実にありがたかった。まさに「地獄に仏」のこの風で 生き返った人も多かったであろう。

戦前から、あれやこれやとお祭り騒ぎで話題づくりに余念がない、ホーム・G大阪陣営。スタメン発表でも、「あの時の悔しさを、忘れない~~~!」などと場内DJの絶叫アジテーションとプロモーション映像で、意識過剰な戦闘ムードを強引に盛り上げてくれた。
煽り上等。売られた喧嘩は買ってやる。俄然闘争心に火が付いた。

070815gamba5 ガンバ側はマグノを欠き、家長はベンチスタート。対するレッズは腰痛の伸二を欠き、平川を先発させ相馬をベンチ、達也&永井の2トップ。両陣営、ペストモードに少々改変を加えた布陣で臨む。

開始早々、予想されていたとおり、ガンバは豊富な運動量でボール支配を狙ってくる。少々受け気味の立ち上がりとなったレッズではあったが、それほど時間を待たないうちに、徐々に両陣営の戦闘スタイルが浮き彫りになってきた。
激しくスクランブルをかけていたのは最初の頃くらいで、ガンバは中盤を省略して、引いた守備陣形からカウンター気味にロングパスで一気に前線を狙う戦法(闘莉王の裏狙い?)。かたやレッズは、前節空振りに終わった前線ポストプレーの試みを捨て、マイボールのあとはシンプルに左右サイドを使った攻撃、というスタイル。ふと、先日埼スタで対戦した時に見たような光景を思い出した。、いわゆる「ガンバらしからぬ」消極的な戦法。圧倒的な中盤支配でグイグイと襲ってくる迫力が無いのである。省エネに心がけたのかも知れないが、妙にレッズを意識してかはたまた慎重になってか、通常のスタイルで「がっぷり四つ」に組んでくれないので、正直拍子抜けしてしまった。

070815gamba4 が。
前半も半分以上が経過した頃から、早く短いパス繋ぎで襲いかかる、ガンバ本来の攻撃が牙を剥き出した。播戸が飛び込んでくる、安田が飛び込んでくる(これはオフサイド)、遠藤が際どいFKを撃ち込んでくる・・・ガンバの猛攻に崩されそうになるレッズ守備陣もよく集中して耐え凌ぎ、都築もビッグセーブ連発。ゴールには入らせまじと、声を振り絞り跳ね続けるゴール裏。気迫と気迫のぶつかり合いを繰り広げ、まさに“天王山”と呼ぶに相応しいゲーム。ピッチ上の選手だけでなく、スタンドのサポーターも一丸となった闘いは、前半を無得点で折り返す。

ハーフタイム。
「流れる汗」と形容するには足りないほど、体中から吹き出す汗。肩で息する者、水分補給する者、歯を食いしばって辛さに耐える者・・・しかし、どのまなじりも精気を失っていない。久々に感じた闘争心と一体感にあふれるゴール裏。わずかな休息を取りながらも、次への闘いへ余念無く備えていた。

後半。
ガンバ・西野監督は、何故かあれだけ最終ラインを飛び出して驚異を与え続けてきた播戸を下げ、家長を投入(いまだに不可思議)。
その相乗効果?もあったのか、この日のレッズの目指す戦略が、少しずつ表現されてきたようだった。
先発起用された平川・・・前半は久々ということもあって呼吸が合わなかったりパスミスがあったりと不安な面ものぞかせたものの、後半から徐々に利いてきた。守備の面からは相馬よりも彼の方に分があるとのオジェックの判断もあったのかも知れないが、的確な配球が増え、左サイドに安定感が出て来た。
そうなると、右サイド・・・と思って目を遣ると、驚いた。短時間ではあったが、闘莉王と暢久が入れ替わっていた(゜∀゜;)。しばらく注目して観察していると、中央深い位置から暢久が適度にサイドにボールを散らしていた。やはり真ん中が好きなのか。。。(^^;

試合前に「ミスが明暗を分けるポイント」と、ガンバ・加地は語ったという。
その弁を具現するかのように、均衡はその後破られた。平川を起点にロビーから中央の永井にボールが渡される。以前、雑誌に「独特のリズムがある」と評されたとおり、短い振りでコースを狙ったような永井のショットは、DF山口の油断を呼び、藤ヶ谷のタイミングも外すかのように、ゴールネットに弧を描いて吸い込まれていった。
レッズサポで埋め尽くされたスタンドが、大きな地響きを起こすかのようにうなり、はじけた。私は思わず、隣の少年と肩を組んで喜びを分かち合った。

その後のレッズは安全第一策、闘莉王も専守防衛。昨年の守備スタイルを彷彿とさせる鉄壁の守備で、敵の3トップ目がけて飛んでくるボールをことごとく跳ね返す。「こんな守備はつまらない」と揶揄する向きもあるかも知れないが、虎の子を守り通すために、これほど完膚無きまでに固い守備は何とも頼もしい、という他はない。前節の「逃げきれないレッズ」を忘れさせてくれるほどの鉄壁さ。相手が強いと、窮地に立たされると、浦和レッズというチームは、こうも粘り強く、底力を発揮できるチームなのだ(笑)。

後半40分すぎから、すべてのサポの願いを乗せた『ウォリアー』そして『Pride of URAWA』の大合唱が始まる。無事に逃げ切ってくれ・・・という叫び声にも似たチャント。しかし、スタンドとピッチ上の選手たちは、ますます一体化していくような、そんな感動さえ感じながら、みな叫び、手を叩き、跳ねていた。

070815gamba6 小池の惜しい1対1シーンあり、長い長いロスタイムの余計なおまけあり、、、であったが、無事、試合終了。
数字上は「たった1点」しか上げられなかったけれど、まさに雌雄を決する値千金の1点であった。
しかもガンバ相手に無失点、しかもここは万博・・・誰の表情も、決戦を制した満足感に満ちていた。試合後は、隣の少年とがっちりと握手を交わして別れた。
試合中の野次や文句もほどんど聞かれず、一丸となって純粋にチームを支えたこの日のサポートは、素晴らしいサポートだったと思う。

久々にサッカーの、そして勝負の醍醐味を感じられる一戦だった。
そして久々に、選手とサポーターが心をひとつにして勝ち点3をもぎ取った、そんな満足感に満ちた試合だった。
そして私自身、やっと初めて万博で勝利した喜びを噛みしめ、手摺に顔を伏せて、ちょっぴり泣いた。。。

大阪夏の陣を制することができたレッズ。
首位には立てずとも、影のようにガンバを追走し、プレッシャーを与えるには好位置というもの。
秋と共に訪れる“ガンバ失速の季節”の到来を、じっくり待とうではないか。
いずれにせよ、最後にわれらが頂上に立てればいいのだ。

そのためにも、次節@甲府戦、絶対に勝ちましょう。

070815senri1 余談その1:

街ネタです。

「千里の道も、山田から」
 #写真クリックで拡大

なんちゃって、、、ごめんなさい、ゴメンナサイ m(_ _)m

070815senri2 余談その2:
で、その千里中央駅にあったのぼり旗。
これを見かけた、うぃあー系女子サポが、突然、
「何コレ? イヤ~ッ!!!」
と叫びながら、ネコパンチを浴びせていました。
将来有望な、頼もしいお嬢さんでした(笑)

 

 

070815siberia 余談その3:

「負けたらシベリア送りだ~!」

なんで「シベリア」???
教えて!詳しい人!(笑)

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2007/08/14

夏のから騒ぎ~G大阪戦展望

まずは。。。

弊サイトをいつもご覧いただき、誠にありがとうございます。
なにやら、無事、10万ヒット越えさせていただくことができたようです(さっき気付いた/笑)。
これもひとえに、読者の皆様方がご多忙のところ、貴重な時間を割いてくださった賜物と大変感謝いたしております。
深く御礼申し上げます。

多くの老舗・有名サイト様に比べれば、まだまだ未熟で稚拙な弊サイトではございますが、微力ながらも日々精進していきたいと、心を新たにする次第です。
もしよろしければ、今後とも懲りずにお付き合いくだされば幸甚でございます。
どうぞこれからも『中年バンザイ!』をご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。

               -女将敬白-

▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲

さて。

明日の試合の情報を確認しようと、ガンバのオヒサルをのぞいてみたら、、、
ネタがいくつか転がってました(笑)
先日、鬼が笑いそうな話題(記事隣の写真も話題に・・・リンクが切れたらこちらを)で盛り上がったばかりですが、どうやらそれだけではないようです。

以下、主なモノをピックアップ(゜∀゜)。

■レッズ戦限定 タオルマフラー

 【みほん】

海外チームとの親善試合では、このような記念グッズを見たことがありますが、国内のリーグ戦の1戦を、これだけことさらに取り上げる例は珍しいかと。
“NATIONAL DERBY”ですか・・・そこまで持ち上げていただいてありがたいとは思いますが、何もそこまで力まなくても(^^;
“Expo'70 Commemorative Stadium”と英語表記するんですね、勉強なりました。

■「万博では誰もガンバを倒せない!」Tシャツ

 【みほん】

う、、、ちょっと引いてしまった(笑)
「毎年、磯がレッズ戦でつくるTシャツ」を思い出したのは、私だけでしょうか?
こういうのって、“Since 開始した日付”を書いて、期間の長さを数えるものかと思ったのですが。
明日の日付が書いてありますが、、、そうか、「終戦記念日」ですね。

■ハーフタイム「打ち上げ花火」

某チームのように、試合が終わるまで打ち上げが決まらないと段取りが悪くなる・・・ということでしょうか。

■『特製青ビブス』をガンバサポーター先着15,000名にプレゼント

昨年の万博改装で21,000人に増席されたようですが、肝心なのは、

 販売されたチケットの内訳

ですので、余ってしまう可能性が高いかと・・・埼スタ@大宮戦の『ガリガリ君』が記憶に新しい先進事例です(笑)
あ、「販売されたチケットの内訳」は要チェックお願いしますよ>ガンバ運営側の方。
 #横断幕を貼る位置は、これで決めたほうが無難です(^^)

■ガンバビアガーデン

オヒサルによれば、
「ホーム&アウェーゴール裏の売店にサントリービアガーデンが登場!15日は、サントリー“ザ・プレミアム・モルツ”&“チューハイAWA'S”を特別販売!」
とのこと。

===> はい、わかりましたっ! (`・ω・´)ゞ シャキーン!

■ANA’Sゲーム マイレージプレゼント

ANA特設ブースに、観戦チケットとAMCカードあるいはANAカードとを持参すると、マイルをプレゼントしてくれるとのこと(たぶん試合後でしょうね)
なお、付与されるマイレージは、次のとおりだそうです。

 ・ガンバが試合に勝った場合:1000マイル
 ・ガンバが試合に引分・負けの場合:100マイル

「100マイル」と「勝ち点3」を持ち帰りましょう。

明日は、大阪夏の陣。
「闘い」なのであって、「夏祭り」ではないのです。
レッズ側にもこんな記録更新があるようですが、周囲の雑音に気を取られることなく、集中して勝ち点3を奪い取りましょう。

必ずや、G大阪に勝ちましょう。

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2007/08/13

07【HOME】第19節@柏戦

070811kashiwa1試合当日12:30現在、美園駅から埼スタまでの歩道。
試合開始は19:00であるにもかかわらず、この人出の早さは何なのだろう。みな、埼スタに向かっている。
寒暖計が手元にあったとしたら、すでに35℃は越えていたであろう。それほどの暴力的な暑さの中、粛々と埼スタへ歩を進める人々に、レッズは支えられている。

当日抽選は900番台という散々な数字であったのに、待機列に070811kashiwa2行く と、それでも待機枠の中盤の位置くらい。どれだけの人々が抽選に参加しているのかをうかがい知ることができる数字。久々のリーグ戦&後半戦への闘いに期待を膨らませる人々。抽選後の6時間を酷暑の中じっと待ち続ける人々にも、レッズは支えられている。
開場までのひとときを、調整池まわりの木陰で過ごすことができた。日陰と日向の環境は、天国と地獄ほどの違い。試合に備えて体力温存を図ることも、サポの務め。。。
飛来してきた羽毛100%のゴイサギが気の毒なほど暑そうであった(^^;

開場後、スタンド内に入る前からコンコースは人でごった返し。スタンド内の席確保も、いつもと違う場所に変えてようやく確保できた。すなわちコンコース内も推して量るべしで、陰と風を求める人だけでなく、単純に人の多さでも混み合っている。結局、外のデッキにはじかれ、わずかな陰で暑さをしのぐことができた。さすがは夏休み、である(^^;。

070811kashiwa5 スタンドに戻ると、高い位置のためか、風があった。
少しの涼を感じながらも、雰囲気は熱気に包まれている。相手は熱いサポートで知られる柏。お約束の『バカ一代』は、意外にそれほど響かず(ブーイングでかき消したというより、音が分散したのか、メロディが正確に響かなかった模様)。
肝心のピッチ上は、柏側が谷澤を欠き、レッズはワ級が帰国ドッグ入り。ケガ人や停止による損失はお互い少ないものの、レッズとの相性的には、清水から期限付きで移籍してきた太田圭が、ちょっと嫌な材料か。。。

070811kashiwa6 開始直後から、これまたお約束のように、柏が積極的にプレスをかけてくる。前回の国立対戦の時のように、まずはフランサを抑え、早いパス回しで逆に相手を引きつけスペースをつくる展開・・・を狙っていたとは思うが、妙に噛み合わない。ボールを拾っても前線に収まらないし、パスの供給先には味方が不在だったりと、雑なプレーの連続。特に前線は、達也の1トップにボールが収まらず、仮に届いたとしてもそれ以降のプレーの展開力に欠けていた。ロビーが1.5列目的に達也をサポートしているよう070811kashiwa4 にも見えたが、彼はもう少し後方から球をつなぎながら飛び出して来た方が持ち味を発揮できる選手であり、ロビーにしろ達也にしろ、ワ級のポストの役目を担うには“駒”が違うように思える。厳しい柏の寄せに対して、「とりあえず前に出して当てて置く場所」を欠くレッズの前線は苦戦を強いられてしまったようだ。

それではサイドはどうかと目を遣れば..._| ̄|○。070811kashiwa3
相馬の一本槍で打開しようとするものの、「それだけ」で終始。相馬がそれだけ突進すれば、毎度の事ながら後方の守備に憂いを残すことになり、暢久も一緒になって前進する訳にはいかず。しかしその暢久は、ついに“夏本番”を迎えたようで、やろうとしている意図は汲めるのだが、プレーの正確性が劣化。思った以上に悪くはなかったのだが(苦笑)、人の動きをよく観察せず、無人のスペースにパスを出したりマークを外されたりと、攻守にわたりミス連発で、集中力に欠けていた。多くのサポの予想どおりとなった『暢久・夏の開店休業』ではあるが、「他の人材に代え難し」というベンチの台所事情があるのも本音ではないだろうか。
しかし、集中力の欠如は暢久に限ったことではなく、なんとなく全体的にピリッとしない雰囲気が。次第にレッズのキープ率はあがるものの、お互いに散発的なシュートを撃ちながらダラダラと前半終了。

このダラダラ展開は、この日の試合のペースを作りあげてしまったようだった。
幸運なことに(目論見どおり?)、柏の出足は次第に鈍り、後半5分も過ぎたあたりからレッズの支配率が上がってきた。フィニッシュまでボールを運ぶ回数が増え、いよいよ・・・と思うものの「決まらない」。業を煮やした『4番』の彼は、今日も再び前線へとはるばる出張り、ようやく先制。安堵するピッチ上の選手たちとサポーター。
このコンディションである、このまま逃げ切りでも勝負的にはOKかな・・・と私は自分の中に妥協点を設定はしたものの、残念ながら今のレッズにはそれほどの強かさを持ち合わせていないようだった。リード時間が保てたのはわずか10分、しかも交代INした佐藤由のクロスが、あろうことかゴール前どフリーの古賀の頭にジャストミート。。。失点。
レッズ守備陣の主力が勢揃いする面子の中での、古賀のゴール前どフリー・・・集中力に欠けると言われても仕方のない失点劇である。100メートル以上離れた私の席からでも、思わず目をつぶってしまった光景だった。

その後、気合いを入れ直してシュートを撃ち続けるも、ゴールに入る気配無し。この日もうひとつ気になっていた、うまく試合の流れに絡めなかった長谷部の迷子プレー・・・オジェックが諦めるまでに、かなりの時間を費やしてしまった。しかし交代投入された永井にしろ、ボールに追いつけずに天を仰ぐいつもの癖が。どこかチグハグ感が拭えぬままに、時間だけが過ぎていった。
終わってみれば、シュート数では柏の10本の倍、20本(後半だけでも十数本)の乱れ撃ちのうえに、キープ率56%。その数値も虚しく、終盤には南の遅延行為と古賀の負傷時間稼ぎが効果となって、結局は、柏に粘り通されて引き分けたという印象。

ACLでもそうであったように、勝てないまでも自分たちの思惑どおりに試合を運ぶには、個の力での局面打開だけでなく、『組織力』がものをいうことを思い出して欲しい。端的に言えば『作戦』。粘り勝ちするのも、勝ち点1を得るのも、一致団結したハートが必要なのだということを。今回の柏の闘いぶりが見せてくれているではないか。

次節、G大阪戦までに、準備に使える時間は少ない。体力増強や能力アップを図るための時間は残念ながら、ない。
しかし、個々人の能力は、レッズの選手たちはリーグ随一である。
短時間で修正できることは・・・と考えてみる。

 よく話し合い、お互いを理解すること。目的を明確にし心をひとつにすること。
 基礎練習(特にパスとシュート)をしっかりやること。

この2点なら、たった1~2日でもできるのではないだろうか。
いや、次節の闘いの重みを理解できているなら、やらなければならないと思う。

あちら様は、連勝記録更新とか何とかで、にわかに浮かれているようであるが、あちら様はレッズの伝統芸をご存じなのだろうか。

前半戦の国立・柏戦で記憶に新しい、『○○ストッパー』浦和レッズ。

決戦は、水曜日。
必ずや、万博で勝ちましょう。

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2007/08/10

浦和の夏、緊張の夏

明日(8/11@柏戦)から9月末(9/30@新潟戦)までの夏場の1ヶ月半、ACLを含み鬼の11連戦を迎え撃つわれらが浦和レッズ。
立秋を過ぎたとは言え、今年はこれからが夏本番の様相。
まさに「緊張の夏」といったところでしょうか。
皆さま、どうか体調管理には気をつけて、がんばって乗り切りっていきましょう。

さて。
話はガラリと変わりますが(笑)・・・ちょっとだけ幸先の良い小話を。

昨日、ウチのダンナが、荒川周辺の仕事の都合で、『レッズランド』で“レンタルバイク”を借りることに。

070809redsbike

 

 

 

 

 

 

 

(撮影:ダンナ携帯)

各バイクはナンバリングされており、ダンナが借りたバイクの番号は・・・

 『6』 

昨日の、あの炎天下での乗車。
おそるおそる、バイクの調子を聞いてみたところ、、、

ダンナ「お~、バリバリよく走るぞ~! このチャリ

 (`~´)

大ジョブです、まだ走れるようです(笑)

この夏、好調を維持して、できれば来年元日まで乗り切って欲しいものです。

たのむぜ → (`~´)

ちなみに、同僚の方(他2名)が借りたバイクが11番、18番だったそうですが、快調に走行したとのこと。

さあ、明日からの夏連戦、がんばりましょう!

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【小さな旅】リアルさいたまの夏

埼玉県に住んでいるならば、ぜひとも訪れたいところがあります。

ひとつは、埼玉スタジアム2002

そして、もうひとつは、ここ↓

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おそらく、日本中でこの地域周辺が一番暑かろうと思われる日(あとで知りましたが、観測上は群馬・館林だったようです。近所ですな)。
しかも正午。しかも雲ひとつない炎天下。
埼玉の「本場の」夏の暑さを実感するには、熊谷同様、ふさわしい場所かと思われます。

休日は、例によって夫婦そろって朝から放浪(→またかい)。

 “埼玉”の中心で、「暑ち゛いー」 を、さけぶ。

    #位置的には県北ですが(笑)

 

【さきたま古墳公園(さきたまこふんこうえん) 行田市大字佐間 JR行田駅or秩父鉄道行田市駅より市内循環バス「さきたま古墳公園前」下車徒歩2分 2007年8月5日 訪】

070805sakitama2 『さきたま風土記の丘』としても知られるこの公園、2~3年ぶりに訪れてみました。
気温が何度なのか知りたくもないほどうだるような暑さ。
さすがにこの暑さでは、訪れる人もまばら。この季節、人混みもなく駐車場も空いている観光地としては絶好のコンディションです(笑)。

すでに周辺は、蝉しぐれ。

 みんみん しゃんしゃん じーっ ・・・

070805sakitama3園内に入ると、さらに暴力的な音量で頭上から降り注いできます。

静けさや 岩に染み入る 蝉の声 (芭蕉)

 静けさや・・・
  静けさや・・・
   静けさや・・・ 

 

ウソつけ(怒#)。

 

070805sakitama4 

 

 

 

まずは、すぐ近くの『丸墓山古墳』へ登ってみました。
円墳としては、日本最大級の規模を誇るそうです。
戦国時代、石田三成が忍城攻めの際、ここに陣を張ったことでも知られています。

070805sakitama5 古墳の上から下界を見渡してみると。
思った通り、、、むちゃくちゃ広大な園内には10人くらいしかいません。(゜∀゜;)
古墳の上に立っていると、園内のどこかしこから、

「あぢ~っ!」

という声が散発的に、こだまして聞こえてきます(笑)。
たまに道をすれ違う人もまた、うつむき加減に黙々と歩きながら、

「あ゛つ゛い・・・」

とつぶやいています。

暑いので、次。 

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『稲荷山古墳』。
鍵穴形の前方後円墳です。
この古墳から出土した副葬品のうち、115文字の銘文が刻まれた鉄剣は、あまりにも有名。日本の歴史上最重要な出土品のひとつとして国宝に指定されています(併設の博物館で展示されています)。

070805sakitama7稲荷山古墳から、“埼玉”の中心を眺望。
青々とした稲穂が連綿と続いているさまは、まさに豊穣の大地・埼玉を象徴しています。
無事、実り多き秋を迎えられることを願って止みません。

埼玉の中心で、埼玉の夏を存分に味わいました。
全身水をかぶったようにびしょ濡れになりましたが、なんとも清々しい気分になりました。

心頭滅却すれば 火もまた涼し

 心頭滅却すれば・・・ 
  心頭滅却すれば・・・
   心頭滅却・・・ 

 

できんわいっ!

 

このあとは、汗を流しに温泉でひとっ風呂・・・でした(^^;。

今回、あまりの暑さのため説明不足な点が多々ございました、何卒ご容赦ください。
『さきたま古墳群』ならびに併設の博物館についての詳細は、こちらをご覧くだされば幸いです。

070805sakitama8 追記:
富岡だけでなく、行田でも運動しているんですね→

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2007/08/09

【小さな旅】上信電鉄の旅(後編)

前回のエントリのつづきです。
上州一ノ宮駅から貫前神社を参詣後、国道254号沿いに富岡製糸場まで徒歩で向かってみました。

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貫前神社の杜を下って国道に向かう途中、眺望が開け、富岡市郊外が見渡せました。
景色を眺めながら、場所は少々違うのですが、かのTV時代劇の名作『木枯らし紋次郎』のオープニング・ファンファーレ(上條恒彦の唄の直前に流れた、あの音楽)とともに、芥川隆行の「木枯し紋次郎・・・上州新田郡三日月村の貧しい農家に生まれ、十歳の時国を捨て、その後一家は離散したと、、、」のナレーションが頭の中をグルグル巡っておりました。こんなところで“華麗”を実感(笑)。

国道254号を中心市街地に向かいトボトボ歩いていたら、急に夏の陽射しが襲ってきました。梅雨明けしたばかりのお天道様は、容赦なく私たちをギラギラと照らします。汗で頭からずぶ濡れになりながら、何かに取り憑かれたように歩く夫婦づれの姿は、きっと危なかったのでしょう。道ですれ違ったオジサンから、「こんにちは・・・」と心配そうに声をかけられてしまいました(@▽@;)。
コンビニで水分補給し、さらに歩を進めます。

【2007年8月4日 14:00ごろ 七日市藩陣屋跡】

070804nanokaichi 道程半ばのところ、県立富岡高校の敷地内にあった、『七日市藩陣屋跡』。
加賀藩・前田利家の五男・利孝が七日市藩を拝領し、以降、明治維新まで前田家の治世が続いたとのこと。この陣屋には、明治6年、皇后・皇太后行啓時の宿舎となったそうです。ちょっと木陰で涼んで元気が出ました。

 

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中心市街地付近の様子は、新旧混在といった佇まい。
街路は現代的ですが、店構えが大正~昭和の香りに満ちています。下仁田もそうでしたが、これまで群馬県内で訪れた伊香保、草津、渋川etc...の各地も似たような雰囲気が残されています。タイムスリップ空間は“群馬クオリティ”なんでしょうか(^^;070804tomioka3

富岡市街地に限らず、上信電鉄沿線のあちらこちらで見かけるスローガン。現時点では世界遺産登録暫定リストに登録され、地域の気合いの入れ具合が充分伝わりますが、産業施設の世界遺産認定は、石見銀山がつい最近認定を受けたばかり。かつて世界の銀生産の主力であった石見銀山に比べるとインパクトが少々弱く局所的なだけに、行政だけでなく地域住民も一体となって、富岡製糸場の文化的価値をどれだけアピールできるか・・・が正式認定へのポイントでしょうか。

【同日 14:20ごろ 富岡製糸場】

070804tomioka2070804seisijo1貫前神社から歩き始めて数十分、到着。さすがここは“富岡の中心”といった番地(笑)。
現地は夏休み真っ最中ということもあり、学生の団体サンも何組か訪れており、賑わっていました。

入場料は大人500円。施設保護と見学者の安全確保のため、見学の際は必ず解説員が同行します。所要時間は約1時間。時間の無い方が建物だけぷらっと見て回る、といった行動は取れませんので念のため。。。

070804seisijo2 夏休みのためか、毎正時の間にも見学時間が設定されていました。14:30からの見学を待っていたところ、目の前に大きな石碑が。埼玉とは大変縁が深い、片倉工業(株)の記念碑でした。戦中~戦後は片倉工業が富岡製糸場を操業し、昭和62年(1987年)まで主力工場として稼働していました。操業停止後も片倉工業が保全管理し、平成17年(2005年)国史跡の指定を機に、富岡市に寄贈されたそうです。
バブル崩壊後の日本経済界において、十数年の長きにわたり、閉鎖した工場を損得勘定抜きで管理することは、効率や合理性を追い求める企業体質では凡そ叶わなかったことでしょう。前世紀の貴重な遺産を次世代に継ぎたいという、片倉工業の心意気の一端を感じさせてくれます。

歴史の教科書に掲載されている、日本最初の官営工場、富岡製糸場。
富岡製糸場の沿革については、私がここで説明すると文章が冗長になるだけですので、詳しくはこちらをご覧いただくとして・・・以下は補足的なご案内まで。

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 正門を入って最初に目にする建物(写真上)が東繭倉庫で、建物向こう側、広大な中庭を挟んだところには西繭倉庫があります。

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建物は、資材の現地調達を基本として、当時の日本における最初の技術が駆使されています。柱は杉材、壁は近隣で精錬したレンガを使用した和洋折衷の技法で、鉄骨コンクリートよろしく『木骨レンガ造』構造となっています。このような構造は私も初めて見たので、興味津々でした。
出入り口部の上部アーチの要石(楔石)には、「明治五年」の刻印があります。

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070804seisijo5 東繭倉庫と西繭倉庫の間を“コの字型”につなぐように、繰糸場(上写真)が配置されています。梁の上部を木材トラス構造にして、従来の日本建築の根幹である「柱」構造を省略しています。当時の大工たちは、これでは不安だと、梁を二重に通したそうです(写真では梁が1本に見えますが、下から見ると2本合わせになっています)。
創業当時は、欧米の繭の病疫被害による絹糸不足と需要増加を見込んで、世界最大規模の施設を整備したとのこと。この世界最新鋭の施設と大規模生産体制が、日本黎明期の殖産興業と外貨獲得を支えたのです。
現在展示されているのは、片倉工業が実際に使用していた繰糸機だそうです。

070804seisijo7場内には付帯施設もいくつか整備されており、 右写真はフランスから招聘された技術者・ブリューナの住居。当時、フランスは東アジアに経済・産業活動を展開しており、この高床形式の住居は、東アジア各地の建築様式の影響を受けたものとされています。
ちなみにブリューナの月給は、現在の貨幣価値に換算して300万円だったそうで・・・(^^;
ブリューナ帰仏後は、工女たちの教育施設として改装され、働きながら学べる環境が整備されました。

私たちを案内してくれた解説員さんの軽妙な語り口に引き込まれ、1時間があっという間に過ぎました。産業・文化遺産としての教育的解説と啓蒙を主とした案内構成となっているので、「○○に行ってきました」的な物見遊山を好まれる方や、元気が良すぎて走り回るお子さんにはちょっと不向きかも知れませんが(笑)、学習教養施設としては充分な教材ですので、学ぶことを主眼として訪れるにはオススメの施設です。
解説員さんのお話が聞こえるよう、場内ではくれぐれもお静かに。。。070804omiyage1(^^;

製糸場の門を出たところに、“絹しゅうまい”の店・『信州屋』が。
のぼり旗と店構えの誘惑に負け(笑)、お持ち帰り用の15個入り折詰め(1260円也)を購入。帰宅して、蒸して温め直しをする端から、食欲をそそるよい匂いがたちこめました。一口頬ばると、匂いの期待を裏切らない、滋味深い上品な味わいでした。からしだけで充分の味付けで、ご飯が欲しくなります。
私は温め直しましたが、アツアツよりは冷えたくらいのほうが美味しくいただけました。

070804tomioka5 時間がストップしたようなレトロ繁華街(笑)を通り抜け、上州富岡駅へ。
駅横には、先刻下仁田で見たような・・・(^^;
デキ型電気機関車を模った、トイレ。
上信電鉄のシンボルなのだなぁ、と再認識させられました。

 

【同日 上信電鉄 上州富岡駅 16:15発 → 高崎駅 16:52着】

070804tomioka6ほどなく高崎行きの列車が入線し、乗車。車内は、この日、高崎での夏まつりに向かう浴衣姿の少女たちが多く乗っていました。年に一度の祭りを楽しみに目一杯着飾って、山里からやって来る年頃の少女たち・・・自分もかつてはこうだったのだなあと、久々に見る地方の祭りの風情が懐かしく思えました。

今回の旅も毎度お馴染み、思いつき行き当たりばったりの旅でしたが、得てして計画性がないほうが、意外と発見や出会いがあ070804takasaki0るものですね。
JR高崎駅では、対面のホームに奥利根号・D51機関車が入線してくるというおまけつき。

帰路は、冷房の利いた『快速アーバン』グリーン車で、ビールを飲みながら車窓の夕日を楽しみました。

派手さはないですが、今回も思い出深き、佳き旅となりました。

(おわり)

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2007/08/08

【小さな旅】上信電鉄の旅(前編)

休日は、例によって夫婦そろって朝から放浪(笑)。
特に今の時期は、家にいると暑いので・・・(@▽@;)/~

070804takasaki 最近ゼイタクになったのか、列車にグリーン車が連結されていると、ついつい乗ってしまいます。少しでも旅情が盛り上がるという意味では良いのですが、休日は料金割高なので、手近で済ませるという節約精神からは逸脱してしまいます(とほほ)。
大宮から高崎まで『快速アーバン』で一時間半余り。一旦JR改札を出て上信電鉄ホームへと向かいます。

【2007年8月4日 上信電鉄高崎駅 10:31発 下仁田行き】

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070804johshin2上信電鉄は、いわゆる“ラッピング電車”の見本市のような路線。個性的な地元企業の広告だけでなく、さすが上州コンニャクどころ、『マンナンライフの蒟蒻畑』電車も元気に鉄路を走っています。

とりあえず、目に付いた行き先ボタンを適当に押して切符を買い(上州富岡行き) 、乗車。コトコト列車に揺られること1時間・・・。
ちなみに、この上信電鉄で1時間も乗車すると、終点に到着します(笑)。

【同日 上信電鉄下仁田駅 11:31着】

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着いたところは、終点・下仁田。
ネギとコンニャクで全国にその名を轟かせる、一大生産地であります。
上左写真によれば、「人情の街」でもあるようです。

070804shimonita2 突然、駅線路内を見渡していたダンナが、ワクテカな表情で私を呼びつけます。
“鉄”の皆さまには有名な、通称『上州のシーラカンス』と呼ばれる「デキ型」電気機関車です。大正後期にドイツから購入された、日本最古の電気機関車で、松本零士氏のイラスト画が上信電鉄『デキを愛する会』のHP表紙を飾っています。
ワタシら夫婦の行動につられて追ってきた“鉄人さん”たちも、写真をバシャバシャ撮られておりました。。。

せっかくなので、小一時間ほど駅周辺を散策することに。

070804shimonita4

 

 

 

 

 

で。
驚きました。
『中央通り』と看板の掛かった駅近の商店街を歩いていると、一気にタイムスリップした感覚に陥りました。上右写真の、どう見ても一般家屋に見えない建物を観察してみたところ、玄関のガラスに『撞球場(どうきゅうじょう=ビリヤード場)』の文字。昔からの社交場だったようですが、現在利用されているかどうかは不明。
また、昼時にも関わらずまだ暖簾を出していない飲食店多し。通りには人影もなし。日頃観光客など来ないのでしょうか、客を呼び込む雰囲気もなく、やる気の無さそうな店構えで、ほぼ地元ユースの商店街といった印象を受けました。逆にそういう「素の雰囲気」を味わえたほうが、その地域の生活の様子がうかがえて楽しいものです。

070804shimonita5 食事をしようと思い、注文が早く出て来そうな店が良いとの判断で、やる気のありそうな(笑)駅前の洋食屋へ。
駅前の飲食店と言えば、先日大井川鐵道の千頭駅で苦い思いをしたことが記憶に新しいため一瞬躊躇しましたが・・・この店では杞憂でした。注文はサッと出てくるうえに、出来合いのモノではなく、しっかり手をかけて調理されているのが舌の上でも感じられました。私が注文したパスタも麺の茹で方が都会のレストラン並みに上手く、ダンナが注文した豚の生姜焼き定食も良質の材料を使用していて、デザートの『神津牧場ソフトクリーム』も上品な味でした。
単品でオーダーした『さしみこんにゃく』は、文句なく本場の味でした。
駅前の定食屋、侮るなかれ・・・時間が無くゆっくり出来なかったのが残念でした。

急いで昼食を済ませ、目の前の駅改札を速攻で通り抜け、高崎行きの列車に飛び乗りました。

【同日 上信電鉄下仁田駅 12:30発 → 上州一ノ宮駅 12:47着】

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070804ichinomiya2ダンナが「ここで降りるぞ」とのたまったため、下車。
(゜∀゜;)
是非行きたいところがある、とのリクエストに応えることに。
ちなみに、右写真は駅から目的地までの間で見かけた、やたら視線を惹いた店。
看板の信憑性の議論は割愛することにして(笑)、、、宝くじファンの方、いかがでしょう?

これもまた、街歩きの楽しみというものです。 

【同日 13:00すぎ頃 貫前神社(ぬきさきじんじゃ)】 

ダンナのリクエスト先は、ここ。
群馬県を中心とした関東一円と新潟・福島に広く分布する赤城神社よりも格上の“上野国一ノ宮/国幣中社”であることと(ちなみに赤城神社は上野国二宮/旧郷社・旧県社)、境内の構造が珍しいので見てみたいとの希望を叶えてさしあげることに。

070804nukisaki1

 

 

 

 

 ①写真左:正面の参道。まずは石段を登って総門へ。
 ②写真中:参道石段上の総門。ここをくぐると・・・
 ③写真右:なんと下り階段!下ったところに社殿があります。

一般的な参道~社殿の道のりは、平坦地か「登り」構造になっています。「下り」なら宮崎の鵜戸神宮などがありますが、当社は一旦登りきった直後に下るという珍しい構えとなっていました。私も初めての経験でした。070804nukisaki2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

070804nukisaki3 貫前神社は、6世紀ごろの創建と伝えられています。
現在の社殿は、徳川三代将軍家光の頃に造営され、明治の頃には旧国宝指定を受けていたようですが、第2次大戦後は重要文化財に格下げになっています(詳細は不明)。

近代では、富岡製糸場で働く工女たちが、糸取り上達祈願に参詣していたそうです。
境内は、永い歴史が積み重ねられた風格ある佇まいで、070804nukisaki4御神域としての静謐さと重厚さに満ちておりました。

思いがけなくありがたいものに出会え、心の栄養を補給できました。
元気が出たところで、国道254号を一路、徒歩にて富岡製糸場へと向かいます。

(つづく)

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2007/08/03

07【HOME】第14節@広島戦

070801hiroshima1 梅雨明け。
久々の青空。
リーグ戦再開--------。
うっかり勘違いしそうなのであるが、この日の対戦カードはリーグ前半戦でやり残した試合。そして首位G大阪との距離を縮めるための勝ち点3が大きな意味を持つ試合。首位に迫る楽しみをサッカーの神様に先延ばしされ、やっとその日が来たという、待ちわびた真夏のマッチディ。070801hiroshima2

本格的な夏の太陽照りつける、美園駅からスタジアムまでの歩道。日傘を差して歩くご婦人の姿が多い。平日とはいえ夏休み真っ只中、子どもたちも続々と集結。

スタジアムでは、さすがの猛者たちも点呼時間まで日陰で体力温存。いかんせん埼スタは、開場前の陽射しや雨風をしのぐ場所が少ないのが難点。開場時間を待つダルマ様も、さすがに暑そうなご様子で・・・(^^;070801hiroshima3

アジアカップ直後のこの日の試合。強行帰国した浦和の3人(坪井、啓太、阿部)、広島の2人(駒野、佐藤寿)の動向に注目されたが、両陣営とも全選手先発起用。疲労ピークのうえこの暑さの中での強行出場。やはり背に腹は代えられなかったか、両監督ともに容赦なし。特に広島の2人は、このところ飛行機ばかり乗っていたのではないのだろうかと敵ながら心配。

070801hiroshima4しかし日が暮れてくると、思いのほか涼やかな風がスタジアムを吹き抜けてきた。
仕事を終えて続々と駆けつけるスーツ姿の同志たち。ネクタイをほどくそばからタオルマフラーを身にまとう。平日ナイトゲーム恒例のこの光景が愛おしい。
約1ヶ月ぶりの埼スタでのゲームであるが、私にはもっと久しぶりに感じた。そのためか、試合前の期待感はさらに膨らんだ。

070801hiroshima5 「絶対に負けてはならない相手」というのがある。この日の相手・広島も、レッズにとってはその相手の中のひとつだと私は思っている 。
(広島には失礼だが)勝ち点3を計算できる相手としてもそうなのだが、試合に勝利してJ2に降格した“あの時”の、今なお払拭されない当時の悔しさを叩き潰すためにも、勝ち倒したい相手。それは広島への恨みからではなく、レッズ(サポーター)自身の過去の教訓を忘れないために、と私は勝手に思い込んでいる・・・。

070801hiroshima6 待ちに待って、キックオフ。
選手たちも久々のためか暑さのためか、まったりとした立ち上がり。始めのうちはこれも仕方無しかと思ってたら、、、この調子が一向に変わらない。広島の選手に消されたスペースに困惑しながら、手持ち無沙汰的に横パスを回すさまは、つい先日までTVの国際映像で流されていた光景そのもの。スペースを消してワンチャンスを狙う・・・これが広島の作戦だったのかも知れない。ご丁寧にお付き合いするうちに時間は経過してゆく。
その相手・広島で驚いたことがひとつ。サイドに「お馴染みの選手」がいない。奇想天外とも言えそうな、駒野のリベロ?起用。盛田のことは既に折り込み済みなので何の抵抗も無かったが、駒野が中央最後尾にいたのには驚かされた。この急造DFは、試合の行方に何かをもたらしそうな予感がした。
しかしながら、レッズは中盤でボールを運べないため、有機的にボールが前線まで繋がらない。逆に守勢に回った時も、その映像を逆回ししたかのように、中盤がズルズルと下がっていき、あっという間に最終ラインに相手選手が顔を覗かせてくる。

070801hiroshima7 これではいかんと巻き直したか、後半30分過ぎから徐々に運動量を上げてきた模様。ワシントンの先制弾が決まった・・・かに見えたものの、ノーゴール。真夏の蒸し暑さのような悶々とした空気に包まれた前半は、スコアレスで折り返し。

選手もスタンドも試合勘がまだ戻らないのか、後半の立ち上がりもいまいちピリッとせず、なんとなく過ごすうちに、つまらぬミスから森崎浩にボールが渡り絶好のスルーパスが佐藤寿に供給され、先制点を奪われる。ほんのちょっとした油断が失点を招いた、特にその相手が佐藤寿であった典型的な失点事例。何故か佐藤寿やウェズレイにはやられっぱなしのわがチーム・・・嫌な相性というものはあるものだ、と久々に痛感。完敗の失点劇に絡んでしまった坪井は、この夜眠れたであろうか。。。

先制され、さあどうするか、、、と思いきや。
もう、このフレーズを書くのも何回目なのか数えるのも面倒(笑)なのだが、
「一発殴られてようやく目が覚めた」
ように、一気呵成に活動量を上げてきたレッズ。両サイドから、中央から、とチャレンジを繰り返し、広島守備陣を波状攻撃で攻め立てる。相馬の狭いエリアでの切り込み突破も果敢で素晴らしかったのだが、可能性のあるセンタリングを供給するも味方に合わなかったりで、なかなか得点に結びつかない。
失点してから約10分間、辛抱強く攻め続けた甲斐があった。暢久のGK強襲ミドルが反撃ののろしに。下田の弾いたこぼれ球を拾ったロビーのセンタリングが、業を煮やして突進してきた4番の頭にジャストミート!(ロビーの味方の動きを予測する技術を、相馬はもっと見習いましょう(^^;)。闘莉王の炸裂ヘッドは下田の頭上をブチ抜いてネットに突き刺さり、同点。
玉がはじけたように沸き上がるゴール裏は一気に景気づき、大いに跳ね、大いに唄った。

押せ押せムードの中、試合を決定づけたのは、PK獲得による2点目だったと思う。
盛田に小手捻りのように引き倒されたワ級(TVより現場のほうが瞬時に判断しやすかったようです)は、自身で得たPKを今回はすぐさまロビーに託し、確実に逆転に成功。この力業でねじ伏せるような「確実な逆転」は、気力で支えていた若き広島陣営の戦意を削ぐに充分だったようだった。その心理状況を物語るように、3分後には達也が、その5分後にはワ級がゴールを連発し、広島守備陣は瓦解。たった8分間に3点の集中070801hiroshima8砲火では、気の毒だが万事休す、やむなし。
怒濤の攻撃の迫力はゴール裏観戦の醍醐味。一時はどうなることかと心配された試合の行方であったけれど、久々に披露されたレッズペースの試合展開に酔いしれさせてもらった。交代で入った永井の惜しいシュートあり、最後は岡野の右サイド突破とシュートあり、と、オジェック采配にも珍しく余裕を感じさせるものがあった。

070801hiroshima9「負けられない相手」に4-1の大勝。しかも後半だけで、シュート23本4得点の大砲火(全シュート数29本。前半の不出来がわかります(^^;)。
4ヶ月ぶりのホーム・埼スタでの勝利と、今年のリーグ戦初の2点以上の得点。埼スタの“引き分けの神様”は長居しすぎて飽きたのか(笑)、梅雨明けと共にどこかに旅立たれたらしい。
奇しくも同じ日の昼間、遠く離れたJヴィレッジで行われた日本クラブユース(U-18)選手権の試合とは真逆の結果(浦和ユース1-5広島ユース)となったのは、何かの巡り合わせなのだろうか?・・・、などとつまらぬことを思いつつ、気分良くスタンドを後に。

アフターバーに立ち寄り、軽く祝杯をあげ夕飯を済ませる。くつろぐ人々の表情は、みな笑顔に包まれていた。久々に埼スタで見られた柔らかな雰囲気には、幸福感も漂っていた。
それは単に勝利に喜んでのものではなく、今後の厳しい闘いの中に希望と光明を見いだした、人々の充実感が滲み出ていたものなのかも知れない。

さあ、これからが、本当の闘い。
真夏の過酷な連戦が続きます。
がんばりましょう。

070801hiroshima10 追記その1:
右の写真、何かわかりますか?(笑)
南門付近の“赤いライトアップ”のようですが、イマイチ電力が少ないかと・・・
子どもは近寄らないだろうなぁ(^^;

 

070801hiroshima11

追記その2:
美園駅構内にあった、激励の横断幕。
地元・浦和から全国へ、、、健闘を祈ります。

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