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2007/08/13

07【HOME】第19節@柏戦

070811kashiwa1試合当日12:30現在、美園駅から埼スタまでの歩道。
試合開始は19:00であるにもかかわらず、この人出の早さは何なのだろう。みな、埼スタに向かっている。
寒暖計が手元にあったとしたら、すでに35℃は越えていたであろう。それほどの暴力的な暑さの中、粛々と埼スタへ歩を進める人々に、レッズは支えられている。

当日抽選は900番台という散々な数字であったのに、待機列に070811kashiwa2行く と、それでも待機枠の中盤の位置くらい。どれだけの人々が抽選に参加しているのかをうかがい知ることができる数字。久々のリーグ戦&後半戦への闘いに期待を膨らませる人々。抽選後の6時間を酷暑の中じっと待ち続ける人々にも、レッズは支えられている。
開場までのひとときを、調整池まわりの木陰で過ごすことができた。日陰と日向の環境は、天国と地獄ほどの違い。試合に備えて体力温存を図ることも、サポの務め。。。
飛来してきた羽毛100%のゴイサギが気の毒なほど暑そうであった(^^;

開場後、スタンド内に入る前からコンコースは人でごった返し。スタンド内の席確保も、いつもと違う場所に変えてようやく確保できた。すなわちコンコース内も推して量るべしで、陰と風を求める人だけでなく、単純に人の多さでも混み合っている。結局、外のデッキにはじかれ、わずかな陰で暑さをしのぐことができた。さすがは夏休み、である(^^;。

070811kashiwa5 スタンドに戻ると、高い位置のためか、風があった。
少しの涼を感じながらも、雰囲気は熱気に包まれている。相手は熱いサポートで知られる柏。お約束の『バカ一代』は、意外にそれほど響かず(ブーイングでかき消したというより、音が分散したのか、メロディが正確に響かなかった模様)。
肝心のピッチ上は、柏側が谷澤を欠き、レッズはワ級が帰国ドッグ入り。ケガ人や停止による損失はお互い少ないものの、レッズとの相性的には、清水から期限付きで移籍してきた太田圭が、ちょっと嫌な材料か。。。

070811kashiwa6 開始直後から、これまたお約束のように、柏が積極的にプレスをかけてくる。前回の国立対戦の時のように、まずはフランサを抑え、早いパス回しで逆に相手を引きつけスペースをつくる展開・・・を狙っていたとは思うが、妙に噛み合わない。ボールを拾っても前線に収まらないし、パスの供給先には味方が不在だったりと、雑なプレーの連続。特に前線は、達也の1トップにボールが収まらず、仮に届いたとしてもそれ以降のプレーの展開力に欠けていた。ロビーが1.5列目的に達也をサポートしているよう070811kashiwa4 にも見えたが、彼はもう少し後方から球をつなぎながら飛び出して来た方が持ち味を発揮できる選手であり、ロビーにしろ達也にしろ、ワ級のポストの役目を担うには“駒”が違うように思える。厳しい柏の寄せに対して、「とりあえず前に出して当てて置く場所」を欠くレッズの前線は苦戦を強いられてしまったようだ。

それではサイドはどうかと目を遣れば..._| ̄|○。070811kashiwa3
相馬の一本槍で打開しようとするものの、「それだけ」で終始。相馬がそれだけ突進すれば、毎度の事ながら後方の守備に憂いを残すことになり、暢久も一緒になって前進する訳にはいかず。しかしその暢久は、ついに“夏本番”を迎えたようで、やろうとしている意図は汲めるのだが、プレーの正確性が劣化。思った以上に悪くはなかったのだが(苦笑)、人の動きをよく観察せず、無人のスペースにパスを出したりマークを外されたりと、攻守にわたりミス連発で、集中力に欠けていた。多くのサポの予想どおりとなった『暢久・夏の開店休業』ではあるが、「他の人材に代え難し」というベンチの台所事情があるのも本音ではないだろうか。
しかし、集中力の欠如は暢久に限ったことではなく、なんとなく全体的にピリッとしない雰囲気が。次第にレッズのキープ率はあがるものの、お互いに散発的なシュートを撃ちながらダラダラと前半終了。

このダラダラ展開は、この日の試合のペースを作りあげてしまったようだった。
幸運なことに(目論見どおり?)、柏の出足は次第に鈍り、後半5分も過ぎたあたりからレッズの支配率が上がってきた。フィニッシュまでボールを運ぶ回数が増え、いよいよ・・・と思うものの「決まらない」。業を煮やした『4番』の彼は、今日も再び前線へとはるばる出張り、ようやく先制。安堵するピッチ上の選手たちとサポーター。
このコンディションである、このまま逃げ切りでも勝負的にはOKかな・・・と私は自分の中に妥協点を設定はしたものの、残念ながら今のレッズにはそれほどの強かさを持ち合わせていないようだった。リード時間が保てたのはわずか10分、しかも交代INした佐藤由のクロスが、あろうことかゴール前どフリーの古賀の頭にジャストミート。。。失点。
レッズ守備陣の主力が勢揃いする面子の中での、古賀のゴール前どフリー・・・集中力に欠けると言われても仕方のない失点劇である。100メートル以上離れた私の席からでも、思わず目をつぶってしまった光景だった。

その後、気合いを入れ直してシュートを撃ち続けるも、ゴールに入る気配無し。この日もうひとつ気になっていた、うまく試合の流れに絡めなかった長谷部の迷子プレー・・・オジェックが諦めるまでに、かなりの時間を費やしてしまった。しかし交代投入された永井にしろ、ボールに追いつけずに天を仰ぐいつもの癖が。どこかチグハグ感が拭えぬままに、時間だけが過ぎていった。
終わってみれば、シュート数では柏の10本の倍、20本(後半だけでも十数本)の乱れ撃ちのうえに、キープ率56%。その数値も虚しく、終盤には南の遅延行為と古賀の負傷時間稼ぎが効果となって、結局は、柏に粘り通されて引き分けたという印象。

ACLでもそうであったように、勝てないまでも自分たちの思惑どおりに試合を運ぶには、個の力での局面打開だけでなく、『組織力』がものをいうことを思い出して欲しい。端的に言えば『作戦』。粘り勝ちするのも、勝ち点1を得るのも、一致団結したハートが必要なのだということを。今回の柏の闘いぶりが見せてくれているではないか。

次節、G大阪戦までに、準備に使える時間は少ない。体力増強や能力アップを図るための時間は残念ながら、ない。
しかし、個々人の能力は、レッズの選手たちはリーグ随一である。
短時間で修正できることは・・・と考えてみる。

 よく話し合い、お互いを理解すること。目的を明確にし心をひとつにすること。
 基礎練習(特にパスとシュート)をしっかりやること。

この2点なら、たった1~2日でもできるのではないだろうか。
いや、次節の闘いの重みを理解できているなら、やらなければならないと思う。

あちら様は、連勝記録更新とか何とかで、にわかに浮かれているようであるが、あちら様はレッズの伝統芸をご存じなのだろうか。

前半戦の国立・柏戦で記憶に新しい、『○○ストッパー』浦和レッズ。

決戦は、水曜日。
必ずや、万博で勝ちましょう。

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コメント

しかしT選手の柏の山根?に対するひじうちは一発レッドにならなくてよかったね。レフェリーも見ていなかった(見逃した?)みたいだから。録画でみたけど日本代表の中心選手があのプレーをしてはいけない。名もない低レベルのリーグにいる選手のプレーです。彼は猛省してガンバ戦でリベンジすべし!もっと自覚が必要。勝ちきれないのはそこに原因があるかも

投稿: 燃えろレッズ | 2007/08/13 21:08

@燃えろレッズさま
はじめまして、コメントありがとうございます。

>>T選手の柏の山根?に対するひじうち
某掲示板でも話題になっているようですね(リンク繋がりませんが)。私も録画してますが見る気もないので(笑)、何も言えません。程度にも因りますが、チームにも相手にも迷惑をかけぬよう反省と自覚は必要でしょうね。

>>勝ちきれないのはそこに原因があるかも
ひとりの選手のラフプレーが勝てない要因ではなく(埼スタで勝てないだけですから)、選手全員の意識の問題が大きいと思います。選手同士の気持ちが通じていないと、苛立ちもつのりますから。
ただし、ACLで対戦したペルシクのように全員が「○西893化」していたら話は別ですね(笑)。

投稿: nigoe | 2007/08/14 14:04

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