« 07【AWAY】第20節@G大阪戦 | トップページ | 旧東海道石畳(金谷) »

2007/08/20

07【AWAY】第21節@甲府戦

070818kofu1 夜18:30開始の試合にもかかわらず、早朝7:30の列整理。
長丁場の一日が始まった。
列整理時間30分前の7時には到着していたにもかかわらず、実際に整理が始まったのは1時間遅れの8:30。聞けば運営側のミーティングが長引いたとか。朝っぱらからアウェイの洗礼(ってか、千駄ヶ谷の○ミスポ本社が運営担当じゃないの?)。

列整理が終わり、開門時間の15:30まで約7時間  (゚Д゚)ポカ~ン
070818kofu2 有り余る時間を過ごすために、ほとんどは列を離れて休息を取りにいった模様。現場に残るサポ達は“死体”か“酔っ払い”のどちらか(笑)。
しかしこの日は、曇りの天候が幸いし、前日までの酷暑がウソのように過ごしやすく、これまでの熱帯夜で辛かった体を休めるにはちょうど良かったほど、現地で寝て過ごすには快適なコンディションだった。

070818kofu11 午後、明治公園のトイレに向かったところ、続々と山梨ナンバーのバスが公園内に駐車し始めていた。13:30過ぎごろであったが、大小含めざっと数えてバス18台はあった。報道によれば、大型バス100台のうえに、JRの臨時列車を仕立てたとのこと。甲府側の気合いのほどがうかがえた。

待望の開場時間。しかし遅々として入場列が捌けない。またもアウェイの洗礼か。。。200番以内の順番でも入場まで20分程度を要するくらいの遅さであった。
070818kofu3 入場してまず目を引いたのは、広告看板の多さ。かつてプリンセス天功からの支援でも話題を集めたが、地元企業や商店などが少しずつ協力して、経営危機に陥ったクラブを救った話は記憶に新しいところ。ボランティアによる無償サービスや売れ残りの商品の提供を受けたことなど、地元の多くの厚意に支えられていることと、クラブ側の地道な営業努力を端的に表現している光景である。

070818kofu4さらにこの日は、甲府のクラブ法人化10周年記念と銘打っての記念試合でもあり、初の国立主催試合でもあった。場内放送が始まると、「みなさん、これがオーロラビジョンです。楽しんでください」という、喜びに満ちた声でアナウンスが流れた。
しばらくして、甲府のクラブ・ヒストリーをまとめた映像が厳かに映し出され始めた。甲府というクラブにとっては、存亡の危機あり、ようやくのJ1昇格を遂げ、そしてこの日初めてオーロラビジョン付きのホームゲームを主催できた、、、そんな苦節10年の歴史が走馬燈のように映される。浦和レッズというクラブにも多くの艱難辛苦の歴史があるが、甲府よりは物理的に恵まれた環境にあることは確か。困難を乗り越えて、ようやくここまで辿り着いた喜びを噛みしめる人々の気持ちをおもんばかると、質の違う苦労ではあるけれど多々共感、敵ながら思わず目頭が熱くなる。ごめんよ、オバサンはこういう人情話に滅法弱いのよ。。。(つ;д`) こっそり泣いていたのはナイショだ。

070818kofu5 記念試合のイベントとして、大黒摩季のミニライブもあり。(札幌出身の彼女の)この人選は謎なのだが(笑)、ミーハー目当てのアイドルライブよりは遙かに骨太で質実な演出。彼女本人からも「浦和さんもそうおっしゃらずに、一緒に楽しんでください」とお辞儀されてのコメント(笑)ありで、場の雰囲気も和らぎブーイングの余地無し。ここまでやられてしまっては敬意を表するしかない。
やがてスタンドも徐々に埋まり、普段なら赤率の高い国立バックスタンドが、赤と青に見事に2分された。総力を挙げた民族大移動・・・甲州人、恐るべし(^^;

さて、肝心の試合の方はといえば、、、

 「雰囲気にのまれた」(甲府・須藤の試合後コメント)

とは、素直な心境を語っていると思う。

共感するところは共感するとして、勝負は勝負、である。
しかしその『勝負』の内容は、平川の突破と達也の積極性以外は特筆すべきところに乏しかったのが正直なところではないだろうかと思う。

070818kofu7 甲府陣営が舞い上がっているところに、開始数分での達也の先制点。ますます面食らってしまってそのままか・・・と思いきや、却って気合いを入れ直させてしまったようで、甲府は持ち前のプレスと運動量で果敢に立ち向かってきた。先制後30分ほどは、レッズ側のシュートはほとんど無く、逆にボールを奪われ甲府側にシュートを打たれる展開が目立つも、いかんせん甲府攻撃陣のバス&フィニッシュの精度が悪く、打てどもゴールの気配が低いため、それほど危険な展開に至らず。そうやって甲府がもたついている間に、個の力量に勝るレッズが局面勝負で勝てるようになり、平川の突破→永井の追加点、、その3分後に啓太の3点目(啓太はこの日、何故か攻撃に積極的でした)と、どちらのお祝いかわからない展開に傾いて前半終了。

070818kofu6このまま攻めの勢いが続くかどうかに関心が注がれた後半であったが、、、
そんな期待に水を差すような失点シーンは、間もなく訪れた。完全な油断。開幕戦の横浜FC・久保の一撃を彷彿とさせた。弾道距離からすれば、決めた甲府・石原を褒めるべきところかも知れないが、開始1分の失点劇はやはりいただけない。。。
気を良くした甲府は元気が出たようで、俄然やる気満々の出足の早さ。しかし、レッズの選手たちは対応に慣れてきたのか、あるいは2点リードの余裕なのか、それほど慌てる様子はないものの、引き気味の守備陣形で跳ね返しても、そこを狙われてか安易にボールを拾われてしまう。疲れなのか、あるいは集中を欠いたのか・・・
ここで追加失点をされていたら、流れは甲府に傾いてであろう後半18分、平川→達也でダメ押しの4点目がようやく決まり、ようやく自分たちのリズムを取り戻した格好に。
その後は、ほぼ守りに徹したというのか省エネに務めたのか、レッズ側のシュート機会は激減し、甲府に撃たれっぱなしの展開に。試合後のスタッツでも、シュート数は浦和の12本に対し、甲府17本! キープ率に至っては、浦和44%に対し甲府56%。4点獲ったあとは、ほぼ甲府にボールを「持たせた」「撃たせた」と言い切ってしまっていいのかわからない。オジェックも交代枠を全部利用して時間を使ったところを見れば、そう考えられなくもないけれど・・・(^^;。

070818kofu8 試合運びの面では、少々不完全燃焼的な内容ではあったものの、前節のG大阪戦での勝利を無駄にすることなく、確実に勝ち点3を積み上げた結果は、大いに評価すべきところだと思う。その成果あってこそ、首位に立てたのだから。

今回、甲府にとって初の国立主催試合とあって、入場などの運営の面では何かと課題が残ったものの、Tシャツやマフラーでお祭り気分に浮かれ900マイルと勝ち点3を失ったうえに、1人足りない相手に勝ちきれず首位から転落したチームよりは、クラブの今日あることに改めて感謝し、地域を挙げて多くの地元の人々を動員し、そしてピッチにおいては玉砕はしたけれど(^^;自分たちのスタイルを貫き全力で闘いに挑んだ甲府の真摯な姿勢に、素直に共感が持てた。
がんばれ甲府・・・オーロラビジョンが小瀬に設置されるその日まで。

広島戦以来の4点を挙げた試合結果ではあったものの、内容的には油断ならないものもまま見受けられた今節。幸い1週間のインターバルがある。体を休めて次節@ガス戦への闘いに備えて欲しい。特に次節はホーム・埼スタ・・・もう引き分けはいらないから。

この勢いそのままに、次節は埼スタで、すっきり勝ちましょう。

 

070818kofu10

追記その1:

なんとも、甲州らしいスポンサーです。

 

 

追記その2:

これ↓はちょっと、失礼じゃないでしょうか?>記者の方
 #クリックで拡大

070818jsgoal

|

« 07【AWAY】第20節@G大阪戦 | トップページ | 旧東海道石畳(金谷) »

浦和レッズ」カテゴリの記事

コメント

おつかれさまでした。

仲間に席とりをお願いし、国立に到着した時は、
青山門がずるずると動き出すところでした。
(それ以前に千駄ヶ谷駅の向こうまで列が続いていましたが)
しかしまぁ、見事にFuck You!!!!なハンドリングでした。

本当は、中味と結果があいまった素晴らしいサッカーが見たいに決まっていますが、
甲府然り、広島然り、大分然り、面白いサッカー、でもすぐそこに崖っぷち、ってのは勘弁です。

このタイミングで首位ってちょっと早すぎる気もするのですが、
次の瓦斯、窮鼠になった瓦斯は何をしてくるかわからないので、やっぱり大一番。
5日連続で出勤であることに気がついてクラクラした月曜ですが、
週末に向けて気合入れなおして参ります!

投稿: えりぴょん | 2007/08/20 22:29

中年バンザイ様
はじめまして 
先ずは失礼ながら 女性だったんですねえ
親父は あなたのブログに 凄く感動してます。
「共感するところは共感するとして、勝負は勝負」甲府には 是非頑張って欲しいと思います。
大木 監督の藤田に「サボってる選手がいたから・・」は 愛のムチ
4-3-3システムは 個々が 厳しいですが 選手たちが 貫けたら つおいです。
いい加減な ネタ系親父ブログ書いてますが 来年も 大木 武の短パンジャージが 見たい
失礼いたしました。

投稿: 酔いどれレッズ | 2007/08/20 23:00

@えりぴょんさま

他サイトのご意見でも、青山門の捌き方も遅かったと伺っています。代々木門に至っては、ナビスコや天皇杯並みに千駄ヶ谷まで延伸していたとか。。。代々木のデッキ上に並んでいても入場まで20分はかかりましたので、推して量るべしですね。お疲れ様でございました m(_ _)m

「面白いサッカー、でもすぐそこに崖っぷち」は、やはり願い下げです。頑張っているチームがそれなりに成果を得られるようになるためには、やはり『経験』を伴う必要があるのでしょうか。そんなに世間は甘くない、と。プロスポーツの世界は、自分たちだけでなくお客様を喜ばせる責任も背負っていますから、厳しいですね。

>>このタイミングで首位ってちょっと早すぎる気もするのですが、
しーっ!(笑)

お互い、週末に向けて気合い入れ直して、埼スタへ向かいましょう!

@酔いどれレッズさま
いらっしゃいませ!ようこそいらっしゃいました(^o^)/
勿体ないお言葉、恐縮の至りです m(_ _)m
駄文連ねの拙ブログですが、おヒマな時間つぶしにでもご一読くだされば、大変ありがたいです。 m(_ _)m

>>大木 監督の藤田に「サボってる選手がいたから・・」は 愛のムチ
ホント、そうだと思います。甲府のキーマンは藤田だとワタシも思っていましたので、今節は確かに拍子抜けした感はありました。
でも、どうでもいい選手だったら、監督が記者に断りを入れつつも名前を挙げないと思いますし、ね(^^; 来年も大木にゃんこ顔の短パン姿を見たいと、私も希望します(笑)

>>先ずは失礼ながら 女性だったんですねえ
誰か、私を知るお人、証言キボンヌ~!!!(笑)

投稿: nigoe | 2007/08/21 00:37

あれっ呼ばれたみたいです。(笑)
こ>酔いどれレッズさん。
この管理人さんは正真正銘の女性です。
実際にお会いしてみると、いたって普通のおとなしい方です。
勿論埼スタでは北の住人の方ですから試合中は豹変しますが(笑)

と、いうことでお疲れ様でした。試合内容には少し不満もありましたが、
啓太のゴールと坪井のオフサイドというレアな物が見れて良かったです。
仕事が早く片付いたので、ライブに間に合うかと思ったのですが、
青山門でアウェイの洗礼を受けて駄目でした。

甲府も国立での運営方法についてどこかに聞いたのかもしれませんが、
素直に浦和フロントに聞けば良かったのではないかと。

投稿: Kouichi | 2007/08/21 09:16

こんにちわ。
試合開始30分前に国立入りし、皆様の席並びのご苦労、運営のまずさ等、何も知らない軟弱親父のたまのりです。
ガンバ戦に比べて、「手に汗握り度」「勝利の感動度」は低いものの、「ゴールで俺たちを熱くしろ度」では大満足のゲームだったのではないでしょうか。
さあ、次は埼スタのガス戦ですね。昨年に引き続き、監督更迭に追い込むようなゲーム展開を期待したいものです。

投稿: たまのり | 2007/08/21 17:01

nigoeさまの名調子、これが楽しみなんだなあー!

じーじはレッズを気にしつつもガンバ戦をモニターしていました。
半ばをあきらめつつも…、ふむふむFC頑張ってるなーその調子!ハレー彗星、もとい! あれー、レッドだよ! あちゃー、1点取られちゃったよ、だめだこりゃ! やったー同点だー、どうなってんだー(笑)

投稿: なごやのじーじ | 2007/08/21 22:15

@Kouichiさま
♪呼ばれて飛び出て、ジャジャジャジャ~ン! 
っと、ありがとうございました。結局、私の素性を証明してくださったのは、Kouichiさんだけみたいでした(笑)。

>>実際にお会いしてみると、いたって普通のおとなしい方です。
酒を呑まなければ。。。

>>勿論埼スタでは北の住人の方ですから試合中は豹変しますが(笑)
飲酒の如何に関わらず。。。ヽ(`Д´)凸

>>甲府も国立での運営方法についてどこかに聞いたのかもしれませんが、
>>素直に浦和フロントに聞けば良かったのではないかと。
おっしゃるとおり! それが一番的確な模範解答だったのに、ですよね。
武田軍たるもの、偵察や「草の者」を忍ばせるのはお手のものかと思いますが(笑)

@たまのりさま
土曜日のトラブルの数々は、体験しない方がむしろ「当然」だと思います。公道を塞がないようにとの観点から列整理時間を早くしたのでしょうが、早朝から客を呼んでおいて結局1時間も遅刻したのは運営側自身でした(怒)。要らぬ骨折り損とはこのことでした。

>>ガンバ戦に比べて、「手に汗握り度」「勝利の感動度」は低いものの、
>>「ゴールで俺たちを熱くしろ度」では大満足のゲームだったのではないでしょうか。
帰りの電車で、似たような話をしながら帰りました。「1点の重みと喜び」はやはり万博の方が大きかったと。
点が獲れなきゃ文句を言い、点が獲れたらぜいたくを言い、、、サポーターはわがままですね(汗;

@なごやのじーじさま

>>名調子→迷調子(笑)

G大阪VS横浜FC戦、早川の2枚目は言い訳できないものでしたが、残された10人はひたすらよくやってくれました。千駄ヶ谷駅へ向かう道中で知り、「まさか・・・首位?」とあまりに早く訪れた朗報に、妙に拍子抜けいたしました(笑)。
首位は正直嬉しいですが、私的には、嫌いなヤツの影をヒタヒタ踏み続けて、最後に踏み越えていくという、意地の悪いストーリーができあがっていただけに、方向転換を現在迫られているところです(爆)。

投稿: nigoe | 2007/08/22 00:26

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/139833/16180289

この記事へのトラックバック一覧です: 07【AWAY】第21節@甲府戦:

« 07【AWAY】第20節@G大阪戦 | トップページ | 旧東海道石畳(金谷) »