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2007/06/28

浦和の知性

すでに多くの皆さんのお手元にもあるかと存じます、『浦和フットボール通信』。

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今年3月より、スタジアムをはじめ県内店舗等で配布されているフリーペーパー(マガジン)です(今月の特集が『宿敵静岡』であることは言うまでもありませんが/笑)。無料配布に関わらず、その記事の豊富さ、取材視点の面白さや緻密さは「無料で大丈夫?」と思えるほどの充実ぶり。編集スタッフの皆様のご苦労が偲ばれると共に、「好きじゃなきゃこんなにできない」と思えるほど、編集スタッフの心意気が紙面を通じて伝わって来ます。

充実のコンテンツの中で、特に私が興味を持って読ませていただいている連載があります。

 『URAWAへの伝言-読んでおきたい本』

070628tushin2ご存じの方も数多いと思いますが、このコラムのナビゲーターである荒井桂先生は、前埼玉県教育長を務められ、埼玉県の高校教育や教育行政の要職を歴任された方で、高校教師としての初任地は、高校選手権で全国制覇達成直後の浦和西高。当時の経験が以降の教師生活に多大な影響を与えたそうです。先生のご両親も旧埼玉師範のご出身で、“浦和”には、ひとかたならぬ思い入れがあるとのこと。

「浦和の人たちに読んでもらいたい本」を毎月セレクトして紹介してくださっていますが、選定のポイントは、

「なまじの書評レベルでは、本好きな浦和の人たちは納得してくれないでしょう(笑)。でも『浦和フットボール通信』は様々な年代に読まれるはず。ここはひとつ下は青少年から上はいま話題の“団塊の世代”くらいの方まで、硬軟とりまぜた本をお勧めしていこうと思います。」 (『浦和フットボール通信』創刊号より抜粋)

という観点で、これまで4(連)作(創刊号~Vol.4の4回)の本について、書評と先生自身のエピソードを織り交ぜて紹介されています。

 第1回:山本有三『路傍の石』
     ~たった一人しかない自分を~
 第2回:道元『正法眼蔵随文記』
     ~霧の中を行けば覚へざるに衣湿る~
 第3回:安岡正篤『一日一言 心を養い、生を養う』
     ~相武二州は以て関八州に当たるべく~
 第4回:打木村治『天の園』『大地の園』
     ~ふるさと-人を育み、心を耕す風土~

『路傍の石』は、少年期の心の形成を綴った名著として、すでにお読みの方も多いでしょう。
『正法眼蔵随文記』は、荒井先生が西高赴任時に「(この本を紹介してくださった)生涯の師と書に出会った」という、思い出の書。
『一日一言 心を養い、生を養う』は、嵐山町の地を選び農村の教育・人材育成に心血を注いだ戦前の教育者・安岡正篤の金言集。「浦和を制する者は埼玉を制し、埼玉を制する者は全国を制する」という名文句のエピソードをコラムで紹介しています。
『天の園』『大地の園』は、埼玉出身の作家・打木村治の自伝的小説。前掲の『路傍の石』『次郎物語』と並び三大児童文学と称される名作。“ふるさと”は人を育み、心を耕す風土であって欲しいという願いを込めて推薦されています。

いずれも、荒井先生の人柄と、豊富な知識と教養に裏打ちされた感性をもって、われわれ現代人が忘れかけている“心”を思い起こさせてくれる、示唆に富んだ推薦の言葉を綴ってくださっています。

実は私は、何を隠そう「大の読書嫌い」でして・・・(汗;
この荒井先生の連載を毎度拝読させていただくたびに、紹介された作品をすっかり読んだ気になってしまうという不届者ではありますが(笑)、こんな私でも、
「あ・・・これ、読んでみようかな」
と、興味をそそられるほど、先生のお人柄と書評の魅力に敬服しております。

思うだけでなく、読まねば(笑)

『浦和フットボール通信』配布場所は、こちらをご覧ください。

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コメント

浦和フットボール通信、、、、

埼スタから離れると手に入れる術がないんですよ・・・・
Vol.4読みたいぃ~~~~

投稿: えりぴょん | 2007/06/28 21:28

見たことも、触れたこともない(泣)『浦和フットボール通信』。
配布されるのは、試合のある日ですか?

投稿: りおれつと | 2007/06/28 22:05

@えりぴょんさま
6月号ですが、実際ようやく入手できたのがガス戦の帰り(6/17)でした(それまでは、どこのファミマも先月号でした)。次の7/7埼スタまで、ファミマ、与野フード、タイヤ館等々(エントリ文末リンク参照)、まだ店頭に置いてあるかも知れませんよ。
埼玉県の各店舗近くを訪れられた際は、チェックしてみてはいかがでしょう?

@りおれつとさま
遠方の方は、なかなかお手にすることが難しいでしょうね。
配布場所ですが、上記エントリ文末の「こちら」にリンクを貼ってあります。もちろん試合日にも配られています。
さいたま市内では入手しやすいですが、ここで私が窓口になると全世界から注文が殺到しますので(汗;、リンク文末のアドレスに問い合わせ&要望をされてみてはいかがでしょう。
そのほうが、まず確実かも知れません。それが難しいようでしたら、別途ご相談ください。

投稿: nigoe | 2007/06/29 00:41

私は埼スタ参戦のおり浦和美園駅で頂くことが多いのですが(配布切れも…)無料誌とあって定期購読は無理だろうと思っていました。余りご迷惑をかけずに毎号読めればうれしいですね。なにか方法があれば教えてくださいませ。

レッズマガジンは書店に頼んで取り寄せてもらっていますが、この頃は名古屋市内の多くの書店で見かけるようになりました。ひいき目かも知れませんが「月刊グランパス(正しい書名は???)」よりは目立ちます。少なくとも私の行きつけの書店では。功労者は私か…(笑)。

投稿: なごやのじーじ | 2007/06/29 08:37

実は私も「大の読書嫌い」です。いえ、読むには読むんですが、速度が遅いんです。で、途中で飽きてしまう(笑)。特に荒井先生ご推奨の本は縁遠いジャンルです...。

活字好きが高じて、自ら編集プロダクションを作った友人がいるのですが、読む本がなくなると「怖い」ので、いつも2、3冊持ち歩いているそうです。彼女によるとワタクシも(かつての!)文学少女的に見えるらしく、事実を伝えると驚いていました。ヒトは見かけによらないもの?(笑)

でも、先日脳トレで有名な先生が、本(それも文字オンリーもの)を読まないと脳はどんどん衰える、みたいなことを言っているのを聞いて、少々心を入れ替えようかと思っているところなんですが...。

投稿: あん | 2007/06/29 15:56

nigoeさま、まずは桜区在住の我が派遣部隊(あまり頼りにならぬ、
愚息)に、使命を命じてみます。
GGRの録画もままならないので、期待は薄ですが…(笑)。
お気づかいありがとうございます。

投稿: りおれつと | 2007/06/29 16:38

お気遣いありがとうございます。
来るべきシーズンオフに向け、定期購読のお願いとかしてみようかしら。。。
実費と返信用封筒をお預けして送ってもらう、とかならなんとかなるかもしれませんよね。

投稿: えりぴょん | 2007/06/29 22:14

@なごやのじーじさま
まさに、えりぴょんさんのお考えのとおりで、無料配布のMDPをゲットする際の手続き(切手付きの返信用封筒を送るなど)で入手できればいいですよね。
肝心の問い合わせ先は、エントリ本文文末「こちら」のリンクサイト文末にあるアドレスに提案してみる方法が、まず考えられますね。

@あんさま

>>実は私も「大の読書嫌い」です。
ナカーマみっけ(笑)。

>>本(それも文字オンリーもの)を読まないと脳はどんどん衰える
ま、まずい・・・お互いがんばりましょう!
新聞なら毎日読んでるんですが、大ジョブでしょうかね?(^^;

@りおれつとさま
そうですね、息子さんですと身近に入手可能ではないでしょうか。
バックナンバー入手となると、繰り返しになりますが、発行元への問い合わせが確実でしょうね。

@えりぴょんさま
まさに、私が考えている方法でした。切手の付いた返信用封筒を送れば、先方は袋詰めして投函してくださるだけでOKですものね。
スタッフの方、これ読んでくださると良いんですが。。。(^^;

投稿: nigoe | 2007/06/30 00:05

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