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2007/06/21

07【HOME】第16節@神戸戦

※第16節神戸戦、コソ~リとアップいたしました(汗;

昨年の天皇杯以来の駒場でのゲーム。
梅雨とは思えない強い陽射しが降り注ぐ頃から粛々と並び開場を待つ。東門周辺の狭い待機スペースが妙に居心地がよい。駒場と埼スタとの違いは夏場に表れる。駒場周辺には木陰やスタンドの日陰がある。陽向に出れば汗が流れるほどの暑さでも、陰に入れば別天地のように涼やか。体力を消耗することなく無事入場。

埼スタに比べれば薄暗く狭い通路。しかし何故か落ち着くスタンドの雰囲気。まるで縁側から庭先を眺めながら、友人たちと四方山話を語り合うような心地を例えれば、『田舎の実家』。確かに埼スタでは新しい歴史が次々と創られてきた。ここでは決して味わえなかった輝かしい歴史の数々。広々として快適で最新の設備が埼スタにはある。しかし、「埼スタにはない」ものがここにはある。喜びや悔しさを味わうたびに流した汗と涙が染み込んだ手摺。見知った顔ともよく出会う。様々な客層が増えた埼スタと比べると、「闘う意志」を持つ面差しが多い。コールも良く響き乱れない。かと思えば名物の“東から西への音速の時間差”・・・スキが無く厳しくもあり、しかしどこかアナログ的で懐かしくもある雰囲気が私を包んでくれている。埼スタができた当初、『仏造って魂入れず』になってはならぬと言われたが、今では立派な魂の入った“要塞”となった。そして駒場は時代を経て、われらを優しく迎えてくれる“実家”となりつつある。

070620kobe4 そんなノスタルジーに浸っているうちに、陽は西へと傾き、カクテル光線が灯される。時間と共に徐々に高まるスタンドの密度。平日のナイトゲームならではのスーツ姿に革靴にビジネスバッグの波。同じようにビールを4杯抱えたダンナが到着。それをひとりで飲み干し、追加買い出ししてまた1杯。「駆けつけ5杯」・・・昼から現場にいるわれらのテンションに追いつこうとしたのだろうが、速攻で追い抜かれ(爆)。

070620kobe22年ぶりの対戦相手。1年でJ1復帰を果たしたところはさすがだったが、その昇格の原動力となった『彼』の姿はなかった。その代わり、このチームでは見慣れぬ別の『彼ら』がいた・・・大久保、榎本達、近藤。新たな戦力を加えての、新しい神戸の闘いぶりに気をつけたいところ。

対するレッズは、出場が危ぶまれてい070620kobe3た闘莉王が強行出場(野崎さんに感謝)。ほぼガス戦と同様の布陣で、阿部が相馬の後方の面倒を見る形。ワ級と達也の凸凹FWコンビの前節以上の連携の習熟ぶりに期待が高まる。好調の長谷部も先発。

開始早々は、神戸の積極的な攻勢に遭うものの、それは10分も続いたであろうか。この時間帯を除いては、ほぼ神戸はサッカーをさせて貰えなかったと言ってもいいの070620kobe1ではないだろうか。
ラインを高く保とうとする神戸DF陣の裏を、達也が狙い澄ましたように抜け出してくる。何度も何度も。こうなったら神戸もたまったものではない。ついには達也を「止め」にかかるための強行手段を「あちらの達也」が講じ、PK献上。
さて、「誰が蹴るのか?」
と、にわかに駒場のスタンドのそこかしこが色めき立ったが、それはすぐざわめきに変わった。サポ達は、本人に聞こえさせまい070620kobe5とはしていただろうとは思うが、隠せなかった。
いかんせん、こういう雰囲気は伝染する・・・
ワ級、PK失敗。...._| ̄|○
スタンドのサポーターたちは覚悟を決めていたのか?通常、PK失敗の際に響き渡る悲鳴は少なく、すぐにゴール裏はコールへ切り替えた。
微妙に重い空気がスタジアムに漂い、今後の展開に少しの不安を感じていたところ、、、

「うちのCBが、いない。」

最後尾には暢久の姿。
目を凝らせば、遙か彼方に「4」の背中・・・щ(゚Д゚щ)カモォォォン
070620kobe7 まだ前半である。

あの漢は、決めるまで帰ってこない。

帰りを待つこと数分・・・無事帰宅(笑)
しかし、2分後にまた“出張”(゜∀゜;)(相手のクリアミスからCKのチャンス到来のため)。

達也の獅子奮迅の突破攻撃&中央エリアでのゴリ押しから神戸守備陣は中央を固めたため、レッズのサイド攻撃はますます活性化することに。CMFから右へ左へ面白いように配球される。今までに無かったのが、この中央エリアでの“タメ”効果。確かにワ級や永井がポストの役目を果たしてはいたものの、拾う選手がいなかったり、ドリブル突進やキープや揺さぶりによる「もうワンテンポ」のタイミングを作り出せていなかったと思う。それが証拠に、達也によるその動きが注入されたことで、これまで手詰まり感のあったレッズの攻撃に大きな躍動感を与えた。ひとりの男が帰ってきただけで、これほど変貌するものなのだろうか。。。驚くばかり。

先制し、試合の主導権を掴んだレッズに、またも達也の突破によりPK獲得。
しばし阿部とロビーが揉めていたが、ほどなくロビーがボールをスポットに置き、今度は無事PKを成功させ追加点。
蹴るまでに時間がかかったことが少々気がかりだったが、帰宅後に録画を見て判明。ベンチのオジェックは「22番」と指サインしていたのだった。どういう折り合い方をしたのか詳細は不明だが(ワ級がロビーに託したらしいが・・・)、今回は阿部が大人だった、というところか。試合後の監督会見のとおり「チームで話し合って欲しい」事案である。

後半、しばらくは前半の勢いそのままにレッズが優勢に展開したものの、相手に飛ばされ削られた相馬が負傷退場。代わりにINした堀之内に持ち場を任せた阿部が左SBへ・・・というよりも守備的意識が抜けなかったのかWB的に低い位置を取ったため、対面の神戸右サイドを進出させてしまう形に。ここを起点に、前半にはそれほど見られなかった神戸のプレスが活発化し押し込まれる場面もあったが、結局、後半の被シュート数は大久保のヘッド1本のみ。こう言っては申し訳ないのだが、何ともお寒い神戸の攻撃力のおかげで、レッズとしては守りやすかったのではないだろうか。さらに、いわゆる去年までの“ベタ引き跳ね返し”守備からの脱却を図るため、引き気味だったサイドもボランチも徐々に高い位置取りをし陣形を狭めコンパクトに守るための実戦訓練を試みていようにも見えた(まだまだ理想形には遠いようですが)。そんな中で、神経質になっていた長谷部が黄紙を食らい次節出場停止。清水戦のことを考えれば避けて欲しかった警告であった。移籍問題で揺れる彼の心の内が表れてしまったのだろうか・・・。

070620kobe8終わってみれば、最初の10分以外はほぼレッズのペースで試合が運ばれ、久々の完勝。しかも2試合連続の完封試合。われらも久々のホームでの勝利に心も軽やか。
コールリーダーの締めの言葉も自然と軽くなり、そして力強くなる。
「俺は、○○が大っ嫌いなんだよ!」(笑)

070620kobe6前節のガス戦、今回の神戸戦・・・相手自身に少々難はあったにせよ、レッズの戦術向上のための感覚を掴むためには最適な実戦となったようだ。ここで掴んだ感覚と自信を忘れずに、来る『東海アウェー2連戦』に臨んで欲しい。幸い両サイドもフル出場できた。少しずつでも、チーム状態が上向きになってきていることを感じることは、とても楽しい。
今後の闘いに向けた期待感を手土産に、家路に向かう人々の070620kobe9表情と足取りは、明るく軽かった。

いよいよ、これまでの“辛抱”が“成果”となって表れてくるのか。

日本平通算戦績(リーグ戦):3勝1分8敗

“鬼門”での一戦。
3日後が、待ち遠しい。

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