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2007年5月の19件の投稿

2007/05/31

『鬼の十番勝負』を終えて

展望や予想を述べたならば、それに対する結果の検証と総括をするのが、社会人としての「たしなみ」であります。

ということで、ちょっと遅まきながら(^^;。
5週間で、10試合。
平均して週2回のペースで試合をこなしてきた、『鬼の十番勝負』の結果について、以下検証してみたいと思います。

■戦績(4/21~5/27)

070531oniresult

 

 

 

 

 

 

 10試合通算で、2勝7分1敗。
 うちJリーグ戦績で、2勝4分1敗

となりました。
今注目の『引き分け』について、2007Jリーグ通算で『6』試合のうち『4』試合を、この十番勝負期間に稼いで(?)おります(´д`)。
しかし、こちら様でも語られおりますが、レッズの通算の戦績について、「引き分け」を無しにして13試合を考えると、以下のようにも換算されるわけです。

 実際の戦績:6勝6分1敗===>換算値:8勝5敗

ここで注目すべきこととして、

 『6分1敗(=2勝1敗)』と『5敗』

は、どちらが結果として有利なのか、ということです。
勝ち点差で順位が並んだ時、『6勝6分』=『8勝』=『勝ち点24』ではあっても、『1敗』と『5敗』では、得失点差の持つ意味に大きな違いが出てきます(この1敗が、トンデモナイ惨敗であれば別ですが(^^;)。少なくとも「引き分け」には得失点差は生じない(だけでなく、勝ち点1も加点)、という点で有利、ということが言えます。
リーグ戦は、決して勝敗の白黒だけでは語れない、という原則論を忘れないようにしたいと思います。 

■リーグ・ホーム戦について

>>過去の戦績は、あれこれ数字をいじってみても、もはや詮無きことでしょう。
>>埼 ス タ  は 全 部 勝 ち ま す か ら
>>すでに答えは出ています(笑)

すみません、、、、
あんな浮かれた言葉を書いてしまった自分に、大変反省しております。
私が一番バカでした m(_ _)m
ただ、勝てなかった代わりに

 「負けない」埼スタ伝説

は更新中。。。(遠い目)

>>川崎はレッズに未だかつて勝利を挙げたことがないため、
>>相当な覚悟と準備で襲いかかってくることは必定

という予感が的中しまったのは、少々残念でありました..._| ̄|○

■リーグ・アウェイ戦について

>>もうホントに見たくないデータばっかしなんですが(ノ;д`)

なんと、最も憂慮していたアウェイで「貴重な」2勝を挙げました。大宮戦を含み、埼スタでは勝てず、鬼門のアウェイで期間中全勝したのは、なんとも皮肉なものです。
このあたり、過去のスタイルとは異なる、2007年バージョンのレッズに変貌している予兆なのでしょうか。。。とゆーことは、6月の東海アウェイは(以下自主規制)

■ACL戦について

>>上海で、勝ち点3

次から次へと襲いかかる“アウェイの洗礼”攻撃により、上海戦ならびにペルシク戦においてこの望みは叶えられませんでしたが、見事予選リーグ突破を果たし、新たな歴史をつくってくれました(つ;д`)
確かに上海で勝てていれば楽な展開となったのかも知れませんが、「ACLの3試合合計で、勝ち点3」をゲットしたことは、まあ帳尻合わせは出来た(苦笑)ということで、結果オーライでしょう。手間はかかりましたが、ホームで決めてもらえたことで良しとしたいと思います。
今さらですが、ギリギリ切羽詰まってようやく決めるのが、レッズの『お家芸』ですので。。。

以上、『鬼の十番勝負』のまとめでした。

短期間の激戦を終え、選手もサポーターも今は「ひとやすみ」といったところ。
さまざま不満やスッキリしない点などあるかとは思いますが、鋭気を充分養いながら、共に語り合い理解を深めましょう。
この時間を有効に使えるかどうかで、選手もサポーターも、次なる闘いへのパフォーマンスが変わってくると思います。

とりあえず、「ひとやすみ」ですね。

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2007/05/29

07【HOME】第13節@横浜FM戦

『鬼の十番勝負』最終戦@横浜FM戦です(動物シリーズ@鴎)。

070527fm1 朝8時すぎ。当日抽選に向かう人々の列はすでに続いていた。早朝から汗ばむほどの陽気は、5月とは思えないほど暑い。その暑さのせいではないけれど、ダンナがまたも高熱を出しダウン。とりあえず私が先発して抽選に参加することに。

抽選結果は惨憺たるものに(笑)。何の悪びれるそぶりもなく、平然として家族全員でクジを引くグループがいるためやむなしか。070527fm2私が注意して大騒ぎしても構わなかったのだが、それでは係員の立場がなくなる。しかしトラメガで「1グループ1抽選」と呼びかけている眼前で家族ぐるみでクジを引かれているさまは、アリバイ仕事とか職務怠慢などと言われても仕方がない光景だろう(客に注意する権限がない、と言ってしまっていいものかどうか)。
個々の規範や羞恥心が失われつつある、北ゴール裏の現状の一面を見る思いがした。

待機する間に、ダンナ参戦断念の報が入る。病気の家族をほうっておく事態となり申し訳なさで少々気が引けたが、病人本人のススメもあり(ホントか?/笑)腹を決めて仲間と共に入場。キックオフを待つ間、コンコースやスタンドで過ごす人々を見て、ふと、いつもと違う空気が感じられた。過剰な緊張感とくつろいだ雰囲気・・・この極端な温度差の混在は一体何だったのか今でもわからない。

070527fm3 今回の試合については、さほど書き立てるほどのものはない。最近の、殊に埼スタでのゲーム内容に関しては、試合ごとの特徴にそれほど相違はない。つまり、先発も戦術も“固定”させ、それが機能するまでトライを繰り返している状況が続いている。私はその方法論に関して小異はあるがおおむね同している(今のところ)。むしろ、同じ型を繰り返して修練を積んでいるはずの『個』のパフォーマンスが、試合を重ねるごとに低下していること070527fm4が気になってきた。
相手の出足の鋭さは、試合前から折り込み済みの事象であり、それを気にすることはないと思った。時折、相手の仕掛けに対するレッズの選手の対応にはいささか消極的というか気後れしたようなところも見受けられたものの、鋭気に満ちている前半に関しては、横浜相手に負けじと積極的に対抗してねじ伏せようとしていたようだっだ。が。後半失点してからがいけなかった。前掛070527fm5かりになる攻撃陣と引いてしまった守備ラインで、中盤が間延び してしまう。いつもの悪癖がまたもここで露呈することに。選手たち自ら、今年これまで積み上げてきたものを壊してしまっているかのような印象を受けた。
また、チャンスの数も決して少なくないのだが、決定機が「決まらない」。ボールが宇宙へ導かれた瞬間には、サポーターの心も彼方に飛んでしまいそうになる。
ただ、もっと気がかりなのは、「サポートの少なさ」。
070527fm6大胆なサイドチェンジで揺さぶりをかけたり、相馬のサイドを有効利用した積極的な突破策を見せ、私たちに何度も期待感を抱かせてくれるのに、前線の攻撃枚数が足りないばかりかボールを貰いにいく選手が少ないため、せっかく相手陣内までボールを運んだ努力を自ら潰しているように見える。
シュートに至るまでの人とボールの動きにおいて、各選手の中に同じイメージ画が描けていないのではないだろうか。
皆で協力して点を獲る作業を行えば、シュートを外した選手ひとりが責めを負うこともないはず・・・2列目・3列目の誰かが決めてくれればそれで済むのだから。ロビー曰く「ワシントンだけでは点は獲れないよ。後ろからのサポートがないと。それが勝てない要因のひとつだ」と語るように、ピッチ上の選手の意思疎通に関する問題点を、彼自身指摘している。これはまた、「チームとしての一体感に欠けていた」という阿部の弁にも裏付けられる。
「引いて守る」クセは、後方からのサポート不足という副作用をさらに助長するばかりでなく、新しい処方箋も利かなくしているようで、、、それほど厄介な持病を抱えているのだろうかと思うと、こちらまで頭が痛くなる。

070527fm8 しかし、よくよく考えたい。
一番勝ちたいのは選手たちなのだ。選手たちが一番苦しんでいるのだ。
そんな選手たちを後押しして元気付けてあげられるのは、われらのサポート・・・の、はずだ。
試合後、ブーイングをする元気が残っているのなら、何故試合中全力を尽くして応援しないのだろう。
それ以前に、試合中、北ゴール裏ではいくつかの揉め事も起こっていた。その騒乱の巻き添えになっていた人もいた。
(よほどの暴言や振る舞いに対しては別だが)自分の応援スタイルと異なる人に向かって「ふざけるな」「まじめにやれ」などと排除したり、自分と異なるものや考えを蔑む風潮。相手の個性を認めない無許容と敬意の欠如。どこからともなく応援の声が沸き上がる自由なサポートスタイル、『無秩序の中の自立した秩序』こそが、浦和レッズサポーターの素晴らしき伝統であったはず。しかし今はそれも昔。声ひとつ発するにも、周囲の顔色をうかがわなければならないのだろうか・・・。深刻な動員減少に悩む、某チームの轍は決して踏みたくないものである。

070527fm7 チーム状態が芳しくないことが、その苛立ちの一因かも知れないが、それが原因のすべてではない。
他人のことなど気にならないくらい、集中したサポートを。
試合後のブーイングに余力を残すくらいなら、試合中に全力のサポートを。
「レッズを勝たせるために。」
サポートの原点を、忘れてはならない。

そんな雑念に気を取られているくらいなら、非難にさらされたうえ、興行的な娯楽性を捨ててでも勝ち点1を取りにいったオジェックの方がよほど現実的で堅実である。最低限でも監督としての仕事をしていると思う。

「勝利」と「楽しさ」だけに試合の価値を求めると、負けたり失敗した時へのエネルギーが増幅してしまう。長いシーズン、苦しさや辛抱はつきもの。それを乗り越えて掴んだ勝利にこそ、より強くて確かなものが得られるものだと思う。

短いながらも休息期間が与えられた選手たち。
長かった『鬼の十番勝負』を耐えしのぎ、心も体も疲れ切っていることだろう。
どうか体を休めつつ、よくよく語り合ってお互いの信頼関係も深めて欲しい。
仲間を信じ、皆の心がひとつになれば、1+1=3 になる。

追記:
この休息期間に、こちらの「食あたり持病」も治したいところですが。。。(^^;

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2007/05/26

ハマの秘密兵器

明日は、横浜FM戦です。

かのチームには、『リセット』だの『師匠』だの『ロサンゼルス』だの、と、レッズにとって因縁多き人材の宝庫ではありますが、私は、やはりこの御仁を意識せざるをえません。

 ダジャレ王 早野 宏史

その昔より、彼のダジャレ・パワーには、定評がありました。
いえ、定評というよりも、「うわ、言っちゃったよ、おい・・・」というような反社会的芸風でありながら、そのあまりにも強烈なお約束ダジャレは逆に人々の心をワシづかみにし、局地的に密かなブームを巻き起こしました。
かつて彼がWOWOWの欧州サッカーの解説者をしていた頃、彼に心酔するファンは、

 『ハヤニスタ』

と呼ばれ、早野本人同様、世間から遠い目で一目置かれていたものです。

皆様の記憶にも新しいことかと存じますが、昨年は解説者として数々のダジャレを公共の電波に乗せ、日本全国にその『口撃力』をあらためて知らしめました。
このダジャレの抜群の破壊力により、昨年、こちら様は頭に肉離れを起こし、病院送りにされるという大変な災難に見舞われたことがありました。 その後、いかがですか?(^^;

実は彼こそが、横浜FMの“秘密兵器”のようです。
惑わされないようにしなければなりません。
さて、今年は、久々に現場の監督として対戦することとなりますが、

やっぱり、気をつけましょう(笑)。

以前、
「ワシントンがいない時は、ニューヨーク経由で」
との発言がありましたが、今回は、「います」。
ですので、

「ワシントンは、ロサンゼルス経由で得点」

しそうな気配がします。
これは、昨年実証済みですね。
 #確か昨年の第5節でのワ級の得点には、見事にロサンゼルスが絡んでいた記憶アリ

どうやらあちらの社長サンは予定を早めて『リセット』するようですので、早野もろとも『リセット』して差し上げましょう。

明日は、必ず勝ちましょう。
ホーム・埼スタで、勝ち点3を手にし、勝利の凱歌をあげましょう。

追記:
そう言えば、『師匠』は出て来ないんでしょうか? つまらんなぁ。。。

追記その2:
気がかりなのは明日の“気温”なんですが・・・(`~´)この人

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2007/05/25

07ACL【HOME】シドニーFC戦

私たちを、未知なる世界へ連れて行ってくれてありがとう。
アジアの果てまでついて行こう・・・たとえ行けなくても、魂はついて行く。
ありがとう、そしておめでとう。

070523sydney1水曜日、初夏の太陽照りつける真昼の埼スタへ。
端から見れば、こんな時間に何をやっているのだと言われても仕方がない。この日の仕事をすべて明日以降に回し、缶ビールを手に心弾ませて炎天下を歩く『ダメ社会人』。スタジアムに到着すると、スタジアムには数千人の同胞たち。確かに日中働くべき社会人としては愚かな振る舞いのかも知れないが、決して愚かな『ダメ人間』ではない。愛するもののため、それぞれの事情と都合を置いて集った者たち。
愛すべき馬鹿者たち。

070523sydney2 開場してしばらくすると、革靴に通勤カバン、背広を小脇に抱え、ワイシャツの首に赤いマフラーを掛けながら、日中の暑さが残る場内に次々に流れ込んでくる同志たちの姿が続々。ご苦労様。
仕事での疲れも見せず、意気揚々と駆けつける人々。若者だけではない、多くの大人たちの心を、これほどまでに掻き立てるものは一体何なのだろう・・・魔物に取り憑かれたように。

短時間で急速に膨れ上がる北ゴール裏。週末のゴール裏の密度に少しずつ近づいてくる。まだまだ滑り込んでくる赤きサラリーマンたち。この日の遅参は誰も責めまい。何が何でも駆けつけてきた心意気こそが尊い。無念にも駆けつけられない同志もいるのだから。しかし、遅ればせながらもそれぞれの表情はすでに戦闘モード。それぞれのまなじりに気合いが漲っている。070523sydney9

ついに、闘莉王は、この決戦に名を連ねられず。
G大阪戦、名古屋戦同様の先発メンバー。フォーメーションも同様3バックであることは、おおかた察しがついた。

引き分けでも決勝トーナメント進出が決まる浦和。3月アウェイ対戦時でのいきなりの2失点への警戒070523sydney8心があったのか、やや硬さが見られた立ち上がり。対照的に、勝たなければあとが無いシドニーの選手たちは、積極的にボールへ向かってくる。その心理状況が反映してか、浦和の選手はパスミス多発。目を覆いたくなるような場面もしばし。その影響もあり、多くの時間、ポゼッションをシドニーに許すことに。しかし浦和のミスに因るものだけでなく、細かいパスやコンビネーションプレーで組織的に攻略するシドニーFCのプ070523sydney7レーには、やはり他の対戦相手とは異なるテイストを持っていた。強引に表現するなら、ペルシクは東南アジア的、上海申花は大陸アジア的、シドニーは欧米的、といったところか。。。
クラブW杯出場経験を持つ先輩クラブとあって、やはりシドニーFCは強くて巧い。ただ有り難いことに、フィニッシュの精度は低く、時折救われた。

070523sydney3 頑強な大男たちとの肉弾戦に、浦和の選手たちは我慢強く耐えた。特に守備面には、自分たちの置かれた立場を具現化するような集中力を見せていた。
ただ、このACL予選での浦和の闘いぶりを通じて感じたのは、

 闘い方が、まとも

070523sydney6 ということ。代表のW杯予選でもそうなのだが、日本人は真っ向勝負というのか真面目というのか、小細工を好まない。同じ日本人として、私もその姿勢には共鳴するし誇りに思う。しかし、われらを取り巻く世界では、そんな「まとも」さをリスペクトしてくれないばかりか公平に扱ってくれもしない。対戦する相手は勿論のこと、試合を裁くレフェリーにおいても然り。Jとの判定基準の違いだけでなく、主審の出身国によってもその哲学は千差万別。自国のローカルルールそのままを適用してくれるから困りものである。この日はUAEの審判団であったが、ハイボール競り合い時のファウル基準が異なるし(日本では、競らない選手への反則を取ることが多いが、この主審は逆判定)、副審と主審の判定のギャップも見受けた。
正直な闘い方は支持したいところであるが、今後、国際試合を対戦するうえでの知恵として、審判団の判定のクセを素早く見抜き利用する術を身につけた方が大いに利すると思う。確かにJの審判にもそれぞれクセはあるが、国際試合の審判はその曲者具合が読めないうえにサプライズが多すぎて・・・(笑)。

内容を冷静に振り返れば、チャンスの数としては浦和がやや多かったように思う。問題はやはりプレーとフィニッシュの精度。常に守備に意識を置きながらも、攻撃的姿勢は随所に見られた。後半立ち上がりは攻守の切り替えも早く、サイドチェンジを織り交ぜながら、中央からサイドへ、サイドから中央へと積極的に攻めた。
しかし、なかなか決まらない。
両者とも一向に決まりそうもなく「引き分けもやむなし」との雰囲気が漂いだす、膠着した展開。浦和はまず相馬に代え長谷部投入。阿部が左SBに回り4バックとし(自主判断とのこと)、浦和陣営がサイドを固めた・・・と思いきや、オジェックの次の手は、伸二→永井、ロビー→岡野というFW投入策。状況からして“時間稼ぎ”の意図も感じられたものの、定石の守備固めではなかった。中盤の中心人物2人に代えてFWを投入した意図を想像するに、指揮官には、
「あわよくば得点を・・・」
という、珍しくリスクを負ってでも打って出ようとする気持ちがあったかも知れない。

070523sydney10 終盤、ワ級が決定機を逃し、結局そのままスコアレスドローで試合は終了。
しかし素直に、浦和は「良く耐えた」と思った。そしてシドニーは強かった。
決勝トーナメント進出という結果がすべての勝負にあって、最低限の“実”を取った。喜びはあったが、安堵感の方が大きかった。それは、選手もサポーターも同じ思いだっただろう。オジェッ070523sydney11クの喜び方には、義務を果たした喜びのほうががよく表れていたようだったが(^^;
互いの健闘を讃えあったあと、普段ならすぐに挨拶に来る選手たちが、珍しくベンチの前に座り込んだ。確かに疲れて座り込んでいる選手もいて、一瞬放心しているかのようにも見えたが、皆が皆そう言うわけでは無さそうだった。放送の都合なのか、はたまたインタビューを待って揃って挨拶したかったのか、、、見慣れぬ光景ではあった。070523sydney15

「正直に」とか「素直に」などと問われれば、本当に「そのまま」しか言えない主将のコメント。インタビュアー諸氏もだいぶ学習しているとは思うが、うちの主将に気の利いた日本語は期待すべからず、である(笑)。
 #それとも、それを狙っているのか、、、

その後、選手が揃って挨拶に。070523sydney12
初体験のACLの闘いで、これまでにないほどの苦戦の連続を強 いられたものの、その労苦を無駄にすることなく結果を得ることができるチームへ成長を遂げている浦和。負け犬根性にまみれていた昔の姿からは想像もできないほど成長した姿を見ていたら、嬉しくてちょっぴり泣けた。しかし、「ほんの少しだけ」。チームとともに、自然に私も成長しているようだった。志がまた高くなった。大泣きするにはまだ早い。
安堵感に満たされながら、スタンドをあとにした。

070523sydney13 スタジアムを出ると、先刻別れた仲間から電話があった。
「シドニーFCのサポーターが南門に並び、浦和サポーターを握手で見送ってくれている、実に素晴らしい」と。
その連絡を受け、私の好きな映画のひとつである『炎のランナー』の、あるフレーズを思い出した。訳者によって表現は違うのだが、この言葉は、私の心を捉えて離さない。

 「我を讃える者を、我も讃えん」

相手への敬意を持ち互いの健闘を讃えあう、そんな紳士・淑女でありたい。

070523sydney14 ACLの舞台は、私たちを学ばせ成長させてくれている。
実に、楽しい。
“赤いライトアップ作戦”は良くわからなかったが(笑)、クラブも選手も観客もスタジアムも一心同体となって闘うことの幸せと楽しさを感じさせてくれた。
まだ世界へ向けた闘いはつづいている。われらの成長もつづくのである。
がんばろう、共に。育もう、共に。

070523sydney5 おまけ:
この段幕ですが・・・
まさか誰かだましていないかと、ちょっと心配になりました(^^;
“ギャグ”ならば、ずいぶんと捨て身だなあ・・・(笑)

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2007/05/23

いつものように

いつものように、埼スタへ向かう。

いつものように、並ぶ。

いつものように、キックオフに向けて気持ちを高める。070523acl

いつものように、相手選手をひれ伏させる。

いつものように、レッズの選手の後押しをする。

いつものように、唄う、跳ねる、拳を突き上げる。

ここは無敵の要塞、埼玉スタジアム。

いつものように、勝つ。

必ず、勝ちましょう。

2007年5月23日、素晴らしき水曜日・・・
新しい歴史を創りましょう。

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2007/05/22

07【AWAY】第12節@名古屋戦

070519nagoya1 朝7時台の『のぞみ』で東京駅を発つも、すでに現地には多くの同志たちが列を成しているのだと思うと、早朝ながら「出遅れ」に苦笑い・・・レッズサポには何事にも「早すぎる」ことはない(^^;
10時半頃、豊田市駅着。多くの赤い人々が改札へとなだれ込む。開門は11時。前回も寄った駅近くの焼そば屋で買い出しを済ませ、現地へ急ぐ。

070519nagoya2 予想どおり、開門を待つ赤サポの列は延々と続いていた。スタジアムの周囲に沿った場所で捌ききれなかった列は、敷地内の広場に集められていた。視覚的に気の遠くなる光景であったが、悩んだところで事態が変わるわけでなし(笑)、先刻の焼そば屋で買った『玉せん(150円)』を食らいつきながら列の動きを待った。十数㎝直径のえびせん様の煎餅に目玉焼きを挟んだシンプルな一品。チープな外見に比べ、意外にも070519nagoya3手作り感のある優しい味で、 070519nagoya4ジャンク感がない。おやつやビールのお供に最適(八丁味噌、チーズなど好みのを選べる。この日はソース味を購入)。
思ったより列は早めに動き、開門より20分程度で入場できた。

070519nagoya5この日、岩手と鹿児島から仲間が飛んできた。あとで知ったが、その他にも北海道から駆けつけた知人もいたようだった。遠隔地に住むサポーターも重要性を充分感じ取っているこの一戦。負けられない、いや「勝たなければならない」という気概が、試合前のアウェイゴール裏には満ちていた。
スタジアムは、今回も屋根が閉じられていた。昨年に比べれば気温(室温?)は寒すぎず熱すぎずではあったものの、いかんせん「電波の墓場」状態となり、通信にひと苦労(^^;

070519nagoya8 場内を周回する審判団。気付いたアウェイゴール裏から、主審の名を呼びながら熱烈拍手が沸き起こる・・・気を良くしてくれたのか、2度ほど手を振って応えてくれた。
試合において、『ジャッジ』は重要重要(笑)

スタメン発表を待つ間、地元の子どもたちによる演奏会が催され たが、、、観衆のいないガラガラのメイ070519nagoya10ンスタンドに向かって演奏が始まった。さらに驚いたことに、演奏中に関わらず、ピッチ上でGK練習が始まった。当然、名古屋GKにブーイングを浴びせるアウェイ側ゴール裏。最近、よく目にする光景・・・カシマでも大宮でも見られた、大人の都合で子どもたちが犠牲になる運営スタイル。「どうして演奏が終わってから練習開始にできないのだろう?」と周囲と話しながら残念に思った。申し訳なく思いつつ、私たちは拍手で子どもたちの演奏を讃えた。

070519nagoya7名古屋の先発には売り出し中の杉本と、先日の五輪予選で驚異のFKを魅せつけた本田、ヨンセンは当然名を連ねたが、中村直志の名はなかった。レッズとしては彼に毎度痛い目に遭わされていることもあったので、正直ラッキーに思った。 対するレッズは今節も闘莉王は帯同できず、ほぼ前節G大阪戦の陣容のまま。代表組を除けば、久々に1週間の休息期間を経て臨む試合であることから、チーム力の回復に期待しつつ開始を待つ。

070519nagoya6
開始早々は、名古屋の人数を掛けたプレスに手を焼いたものの、ほどなくレッズがポゼッションを保てるように。冷静に見てみると、両者ラインが高くコンパクトなミッドフィールドでの展開は、おおむねレッズの支配下にあったようだ。サイドという“脇”をしっかり固め、ググッと陣形の底から攻め上がるような攻撃と守備に力強さが感じられた。やはり多少なりとも休息が取れたことが大きかったのだろう、理想の回復レベルではないにせよ、明らかに070519nagoya9選手の疲労の色が違った。ただやはり「その一歩」の出足や判断が少々遅れ気味だったりプレーの精度がもうひとつのところは散見されたものの、前節のG大阪戦の前半に比べれば、格段に選手たちの反応は良かった。『休息』こそが必要だったのだ、と改めて感じさせられた。
またこれまでの連戦と比べても危険な場面が少なく、久々に安心感を持って展開を見守ることができた。対する名古屋は時間 070519nagoya12 の経過と共に、杉本あるいはヨンセン頼みのカウンター攻撃という至ってシンプルな展開となる。
しかしながら、両者とも決定機が作れずに膠着した展開が続いた。その中にあって、ロブソン・ポンテという選手の巧さはひときわ目立つ。また他の選手も、この状態を打開しようと、前節同様、相馬を使ったサイドアタックを何度か試みるレッズ。執拗に左サイドを深くえぐる相馬という武器を有効に使えるようになれば、さらなる上積みに期待できるのだが、まだ、もうちょっと、か・・・(^^; しかし前節に比べれば、「ただ突っ込んで、ただ上げる」だけに見えたその動きに意図が感じられるようになった。
根気よく揺さぶりを掛けた攻撃が実を結び、ロビーのCKから、相手DFの隙間にいたネネが先制ヘッドを叩き込んでくれた。名古屋アウェイで先制し、沸き立つゴール裏。

が。
なかなか完封して逃げ切れないのが今年のレッズ。070519nagoya11
一瞬、レッズのDF3枚が自陣ゴール直前に固まってズラリと並んだ。サイドはぽっかり。「あ・・・」と思ったのも束の間、レッズ右サイドにぽっかり空いたスペースにクロスを入れられそこからセンタリングを上げられる・・・ファーサイドのヨンセンの長い脚がネネに競り勝ち失点。確かにヨンセンの脚も長かったが、ネネはスピードでは振り切られる場面が試合中いくつか散見された。またこの場面では中央からも相手(金)も飛び込んで来ており、都築はその対応でヨンセンのシュートを防げない状態となって、完璧に「崩された」失点シーンだった。毎度の事ながら、3バックの課題が浮き彫りとなった象徴的シーンだった。

同点に追いつかれて折り返した後半戦。
またも長い間の膠着戦が続くも、レッズの選手には、前節までのパターンであった「後半の焦りと力業でのゴリ押し」はなく、むしろ落ち着きが見られた。前節あれほど判定で苛立っていたワ級の表情も穏和で冷静。黙々とプレーに徹していた。さすがに楢崎との1対1の絶好機を決められなかった時は頭に血が上ったとは思うが、「次のチャンスには絶対に決める、と言い聞かせて集中していた」との本人の弁のとおり、その後の気持ちの切り替えが早かった。わずか数分後、彼はきっちり自分の仕事をしてのけてくれた。
かたや相馬は今節も後半電池切れを起こしてしまったものの、あと2,3試合こなせば強力な武器になる期待感を与えてくれた。

万全とは言えないまでも、やはり『休息』は、選手の心と体に余裕と鋭気を充填させてくれたようだ。さらにこの勝ち越しゴールが、勝利への自信とパワーを与えてくれたようだった。(またも交代枠を余らせつつも)残り時間を選手交代などで費やし、交代投入された長谷部の後方支援効果で、残り時間を積極的に前線に進出した伸二との関係性にも、今後の戦術の可能性を感じさせてくれた。

070519nagoya13 久々に勝利をおさめることができたレッズ。
中盤と前線との良好な距離感、サイド機能の充実、攻撃パターンの増加・・・などなど勝ち点3と共に、さまざまな収穫も得られた勝利だったと思う。
名古屋の本田曰く、
「レッズは決して本調子ではなかったが、最後は優勝したチームとの経験の差が出た」
の言葉のとおり、決して本調子ではないものの、勝ち方を知る“大人のサッカー”ができていたのではないだろうか。
経験を積むということは、さまざまな事象に対する解決策の入った『引き出し』を多くもつことでもある。
その『引き出し』が増えたような、名古屋アウェイの勝利だった。

帰路は気分良く名古屋駅で祝杯を挙げ、新幹線で大宮まで戻るというご褒美つき(笑)。
久々の東海アウェイでの勝利・・・たまには、喜んでもいいだろう。

070519nagoya14 追記:
豊田スタジアムに貼ってあった、ACLシドニーFC戦に向けての檄文。
浦和レッズの歴史的な一戦となるこの試合。
ひとりでも多くのサポーターが埼スタに集われることを願わずにはいられません。
万障繰り合わせのうえ、ぜひ!

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2007/05/18

アレルギー@名古屋編

さて、明日は東海アウェイ第一戦・名古屋戦です。

先日のカシマ・アレルギーは、だいぶ治癒してきたのですが・・・

 対名古屋戦戦績(通算) : 9勝2分け21敗

そのうち、

 アウェイ戦績(通算) : 3勝0分13敗

という、“名古屋アレルゲン”に関しては、見たくもない過去の「検査結果」が出ています。(ノ;д`)
しかし、この「3勝」のうち「2勝」について実際現場で立ち会えていることが、ささやかなワタシ的な強みでもあります。気持ちだけですが。。。

アウェイ戦績を見て気付いたのですが、「引き分け」がありません。
つまり、勝つか負けるか、決着がつく試合をする確率が多いということです。
明日の勝負に、「引き分け」はない、ような気がします。

最近、ワタシ自身もアレルギー(ハウスダスト、ダニ)がぶり返して体調を崩しております。薬ばかりに頼っていては体が辛いので、やはりここは体質改善を真剣に考えた方が良さそうだと思いました。

やはり、そうだと思うのです。

対症療法ばかり繰り返しても、根本的は治癒にはつながりません。
ギドが突然フォーメーションを変えたことで印象に残った昨年の同カードでしたが、決して下を向くような試合内容ではなく、将来を模索する気持ちで果敢にトライしていましたし、途中から躍動感ある攻撃を見せてくれました。結果、たった一度のピンチを決められ敗北してしまったことが不運でしたが。
昨年のこの試合の、シュート・スタッツが、

 名古屋3-18浦和

ここ最近の3試合の浦和のシュート数は、

 ちば戦:17本、大宮戦:13本、G大阪戦15本

昨年の対戦でも、最近3試合の状況でも、決してチャンスが築けていないわけではない、ということを、これらのこの数字は物語っています。
(書くまでもないですが、シュート決定率は、1/17、1/13、1/15、となるわけです。)

本田だ四千だ直志だ・・・と、相手のことを気にするより、ここ最近のレッズに必要なのは、自らの「体質改善」のような気がします。

まずは「病は気から」と言われます。
シュートを決める、という強い気持ち。
絶対勝つんだ、という強い気持ち。
そして、病を治したいという決意を実現するために、基本的なことがらから、根気よく地道に取り組むことが必要です。丁寧なプレーだったり、選手間の意思疎通であったり、日々の練習だったり・・・地道に作り上げたものは、多少の衝撃にも持ちこたえられるものです。

「体質改善」には時間がかかります。
しかし、確実に治癒に向かうことができる治療法です。
慌てず、丁寧に、着実なプレーで、勝ち点3をもぎ取って欲しいものです。
明日勝利すれば、変われるような、そんな予感がします。

明日の勝利に向けて、力を合わせましょう。
「その一歩」が相手より早く踏み出せるよう、私たちの声でレッズの選手を後押ししましょう。
勝ちましょう。
では、豊田で。つい昔の「体質」で瑞穂に行かれませんように(笑)。

 

おまけ:
やっぱり今回も『フェラーリ』出品するんだろうか?(^^;

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2007/05/17

【小さな旅】吉見百穴

GW後半、ちば戦の引き分け試合からの気分転換を図るべく、県内各所をブラブラしておりました。観戦記の更新をサボっていたのはこのためです。

さいたま市内から車でほぼ1時間、県立比企丘陵自然公園内にある『吉見百穴』を訪ねました。

【吉見百穴(よしみひゃくあな) 埼玉県比企郡吉見町:東武東上線 東松山駅より1.5㎞】<国指定史跡> 2007年5月5日 訪070505yoshimi1

今回訪れるまで、「ひゃっけつ」と読んでいました・・・(恥;
一見、古墳展示施設とは思えないような、立派な入場口が整備されています(写真奥)。県の埋蔵文化財センターも併設されています(写真手前)。

 

070505yoshimi3 入場口にある解説板に、この史跡の概要がわかりやすく説明されていました(※写真クリックで拡大します)。江戸時代の中期ごろから「百穴」と呼ばれていたようですが、明治20年に東京帝大大学院生であった坪井正五郎博士が大学の後援で発掘調査し、横穴を掘り出すことに成功。当時は、先住民族とされる土蜘蛛人(コロボックル人)の住居跡であったものをのちに墓穴に利用したものであるとか、近くの松山城の兵器庫であるとか、諸説展開されましたが、大正後期に、出土品や横穴の構造から、古墳時代後期(6世紀末~7世紀末)の代表的な群衆墳墓であることが確定し、国指定史跡となったそうです。070505yoshimi2

入場料は、大人300円、小人200円也。
併設の埋蔵文化財センターの入場料も含まれているので、お得感のある料金設定です。
入場口の向こうの緑に覆われた小山の山腹に、たくさんの横穴があるようです。

070505yoshimi4

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まさに“百穴”と表現したくなるほどの、蜂の巣のようなおびただしい数の穴が山腹に開けられています。意味は全然違うのですが、「土手っ腹に風穴」を直訳的に図化したような感じです(笑)。
実際には百穴以上あり、現在確認されているだけで、219個の横穴があるそうです。
岩質は凝灰岩だそうですが、これだけの数の空洞で山腹がよく持ち堪えているものだと感心します。

070505yoshimi5 入場して、最初に視界に飛び込んでくるのが、この縦坑。
何だナンダ?と思い近づくと、「この洞窟は地下軍需工場の跡地です」の案内板が。戦時中は、かの中島飛行機の部品製作のための地下工場だったとか。 戦況の悪化と空襲による生産低下を避けるため、昭和19年暮れ、当時さいたま市にあった工場を移転する目的で建設されたそうですが、大規模な突貫工事にも関わらず、本格的な生産活動が始まる前に終戦を迎えたそうです。

 

070505yoshimi6洞窟の中に、当時の痕跡をあまり見ることはないのですが、こんな薄暗く息も詰まりそうな場所をわざわざ作ったうえに、ここで本気で戦争の道具を作ろうとしていたのかと思うと、先の大戦の愚かしさと虚しさを感じます。古墳時代の遺跡と現代の負の遺跡が同居する、「時代の墓場」のような、何とも複雑な想いが交錯する空間です。

 

070505yoshimi7 さて、本来の“百穴”の話に戻りましょう。
横穴を図解した説明板(※右写真クリック拡大)によると、穴の中は玄室・羨道・前庭の3つの部分で構成されているとのこと。各所の詳細は説明をご参照ということで、遺体を安置したあとは、やはり穴は石などで封鎖し、追葬の際には再度封鎖石を除いて利用していたようです。 

070505yoshimi8ちょうど、この説明板の左下に、国指定天然記念物の『ヒカリゴケ』が自生する穴があります。
穴口は防護柵で塞がれていますが、中は覗くことができます。
ただし、小さな穴口なので、子供だったら一度に2人くらいしか覗けません。 大人だと光を遮ってしまうため、1人ずつ順番に覗いた方が良好に観察できるかと。。。 

070505yoshimi9 

 

 

 

 

 

 

 

 

フラッシュを使わず自然採光のみでしたが、蛍光色に光るコケの撮影に何とか成功。
『ヒカリゴケ』は、一般的に中部以北の山地に見られるため、関東平野に生育していることは、植物分布上極めて貴重であるとされています。

070505yoshimi10 百穴のある小山の頂上まで、遊歩道が整備されています。ちょっと登ってみることに。
「ちょっと」と言ったものの、ある程度の体力は必要とされます。数分間はトレッキング気分を楽しめます。思いのほか、樹木が鬱蒼と繁っていました。

 

070505yoshimi11 山頂は、展望台として整備されていましたが、あまりに緑陰が濃いために、眺望は開かず(笑)。
数百メートル先に松山城址のある丘が見えるということなのですが、松山城址やいずこ・・・(^^;
展望台と言うよりは、木陰や森林浴を楽しむ空間といったところで、それはそれでよろしいかと思います。

070505yoshimi12 下山して、園内に併設の埋蔵文化財センターへ。
様々な出土品をはじめ、『勾玉づくり』『埴輪づくり』『土器づくり』などを家族で楽しめる体験学習コーナーもあり、充実した立派な施設です。連休の最中とあり、多くの家族連れの利用で賑わっていました。

 

070505yoshimi13 園内の売店では、さすが県北文化圏、『五家寶』のバラ売りが(笑)。1本35円也。
何十年ぶりに食べました。“ラムネ星人”のダンナが入手したラムネと共に食べると、きな粉と餅が口の中に目一杯拡がって、酸素不足で遠い目になりながら、得も言われぬ味わいを楽しめました(笑)。

この日の朝、思いつきでドライブがてらやって来たのですが、訪れる前の私の想像を越えて、立派な史跡公園として整備されており、短時間ながら古代の習俗文化と近代歴史に触れつつ学習でき、望外に楽しむことができました。

 ※この他、詳細については吉見町役場ホームページをご参照ください。

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失礼なお話

朝からニュースで報じられているので、ご存じの方も多いかと存じます。

 『カズ蹴った…自民から参院選出馬要請』(スポーツ報知)

当たり前です。
現役を一日でも長く続けていくために、日々の体調管理に心血を注ぎ、真摯なプレーに取り組んでいる選手に対して、何とも失礼な「思いつき」です。

政治家のこういう節操のない発想が、国民を愚弄しているのだと、気がつかないものでしょうか。

そう言えば、以前横浜方面では、同じ政治団体が『のぼり旗』で一悶着起こしたことがありましたっけ・・・横浜方面の有権者の皆様、くれぐれもお気を付けくださいまし(^^;

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2007/05/16

『手前麦味噌』その後~完成

ゴール裏の某中年主婦サポが挑戦中だった、あの『麦味噌づくり』の顛末や如何に・・・

てなわけで、仕込んだのが1月下旬。あれから3ヶ月が経過しました。
いよいよ樽から出してみることに。 ((((;゜Д゜))) ガクブル...

と、その前に。

■仕込み1ヶ月後の『天地返し』の状況

070304miso 3月初旬(2月は28日なので、この頃がちょうど1ヶ月くらい)に、味噌の『天地返し』を行いました。この頃は、まだ水(たまり)が上がっておらず、味噌も少々固い感じでした。
アルコール消毒をした手で、2種類の味噌(ひとつは材料そのまま、もうひとつは茶碗一杯分の伯母の味噌をブレンドしたもの)の天地を返しました。
この時、すでにこの2つの味噌の「違い」が表れていました。
後者の“ブレンド味噌”のほうが、柔らかく、香りがあり、味もまろやかでした。おそらく混ぜ込んだ味噌の作用で発酵が進んだものと思われます。かたや“そのまま”の味噌も、発酵は少し遅れ気味でしたが、それなりに味噌の風味があり、熟成は順調な様子でした。
「むふふ・・・」と、2ヶ月後を楽しみに、周囲の味噌をキレイに拭き取り、再び和紙を被せ焼酎で湿らせ、ラップで蓋をし直しました。

■仕込み3ヶ月後の『樽出し』070516miso1

そして昨日。いよいよ樽から味噌を出してみました。
かなりカッコ悪いんですが(^^;、直射日光遮蔽と温度管理のために、こんな感じで段ボール箱で樽を覆って熟成させました。
いよいよ、この「神秘のヴェール」(?)が取り外されます。

 

070516miso2 右の樽が材料“そのまま味噌”、左の樽が伯母の“ブレンド味噌”です。
できるだけ空気と遮断させるために、蓋下に被せた上からさらに樽の外側も包んでおいたビニール袋を外します。

 

蓋を開けてみると、“たまり”が浮いていました。070516miso3指で舐めてみると、たしかに醤油の味がします。ただし、普段食卓で使う醤油よりははるかに味薄く塩辛く、、、(>_<)
味噌と醤油を合わせたような香りが、ほのかに鼻をくすぐります。(左:ブレンド味噌、右:そのまま味噌) 

無事、カビも付着しておらず、順調な仕上がりです。3月に『天地返し』をした時より色が濃くなっており、熟成が進んだことを示して070516miso4います。
とりあえずそれぞれ混ぜたところ、、、やはり感触が違いました。“ブレンド味噌”のほうが柔らかく滑らかで、香りが立ちました。

それぞれひとつまみ試食してみたところ・・・
材料“そのまま味噌”は、それなりにできあがっていますが、070516miso5塩味が先に立ち、少々硬い味と質感。かたや伯母の“ブレンド味噌”は、同じく塩味が先に立ち味に少々硬さがあるのですが、柔らかく甘みがあり芳醇な味わいがありました。
「おー、味噌できてるぞー!」 (ノ^◇^)ノ ワーイ
と、ウキウキしながら、冷蔵庫に入れるための袋詰め作業をしました。今回は初めての味噌づくりだったので、安全を見てこの程度で発酵を止めよう、との判断です。

070516miso6 それぞれ袋に詰めたもの。
仕込み当初、適当に2分割したので、“そのまま味噌”が約3.0㎏、“ブレンド味噌”が約2.8㎏、合計約5.8㎏の味噌ができました。
つまり、

 大豆1.0㎏(乾燥)+麦麹2.0㎏(乾燥)+塩0.64㎏+煮汁0.94㎏(㍑)
 =材料約4.6㎏ → 完成品約5.8㎏

となりました。
1.2㎏分は、豆を煮た時の水分含浸重量となりましたが、確かに体積的にも2倍程度に膨らみました。

今回は初めてと言うこともあり、できるだけ失敗しないよう規定量の塩を使いましたが、わが家的には少々塩辛く、硬い味の仕上がりとなりました。風味も、まだまだ理想の味には程遠いものがあります。当たり前ですが、今のレッズ同様、最初からうまくいくわけがない(笑)。
「熟成」という作業は、奥が深いものだと、身を持って知りました。。。
これらの課題を克服すべく、さらなる修行と研鑽を積みたいと思います。

今後、多少は冷蔵庫でゆっくりと熟成が進むでしょうから、今食べている別の味噌を食べ終わるまで、気長に待つことにします(約1年後、今回作ったこの味噌を食べ終わる頃に、ちょうど良い味になってしまいそうな気が・・・/笑)。

明日にでも、実家の母に送ってみようかと思います。亡くなった伯母の味噌を混ぜた“ブレンド味噌”の味は、母が伯母を思い出すような、懐かしい味となれるかどうか・・・。まだまだだよ、絶対(笑)

追記:
けさ、この味噌で味噌汁を作りましたが・・・
いかんせん、最近の体調不良で味覚障害になってしまったため、味はよくわかりませんでした(とほほ)。どの食べ物も、塩味だけが過剰に感じられるのですが、いわゆる「旨味」の味覚が鈍化していて、、、_| ̄|○
ダンナ曰く、「確かに塩味が先に来るね。だけど味噌できてるよ」とのコメントでした。
 #つまり決して「褒め言葉」ではない、ということで...(´д`)
味覚が戻ったら、またこちらに補足追記します。

07年5月22日追記:
味覚が戻りました。
昨夜、“そのまま味噌”のほうで、『なすの肉味噌炒め』を作ってみました。
 こ れ は 美 味 で し た (ノ^◇^)ノ
また、鰹節の粉と味噌を椀に入れ、お湯で溶いて簡単な味噌汁を作ってみたところ・・・
ダシを利かせて味噌の量を控えると、結構イケました。
ひょっとしたら、“ブレンド味噌”より“そのまま味噌”のほうが出来が良いかも知れません。
しかし、まだ味が硬く熟成が足りない感じです。しばらくは冷蔵庫で眠って貰うことにします。

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2007/05/15

07【HOME】第11節@G大阪戦

070513gamba1 どうもいけない。最近、周期的に体調が崩れてしまう(アレルギーのせい?)。前日、38度以上の発熱で、天気が良いのに一日中寝込む。夜になっても熱は下がらない。
しかし、この日は「決戦」。選手もがんばっている。這ってでも行こうと心に決めていた。
疲れ切った選手たちの後押しがしたくて。選手の体調はもっと辛いのだから。
幸い、朝の検温で熱は37度以下になっていた。行ける。

070513gamba2 何とか当日抽選にも間に合う。その後いつもの『S隊長』が、待機列の人々に、試合前の檄とともに巨大ユニ旗セットのための手伝い要請を呼びかけた。いつもながら彼の呼びかけは丁寧ながらも熱く人々の心を魅了する。そして実績に裏打ちされた説得力がある。約束があったので私は参加は控えたが、呼びかけと共に多くのサポーターが賛同して場内に入る。この一戦の重要性をみな認識しているのが、この行動に表れていた。

070513kobaton1_1

開場になり列が動き出した時、驚いた。入場ゲートに「勝利の使者」、コバトン飛来(゜∀゜)
距離が近すぎたのと、一瞬の出会いに、超マクロ近影(笑)(後刻、北側ペデストリアンデッキにも飛来したので、そこで落ち着いて存分に全身ショット撮影成功)。できれば、ピッチの上にも飛来して、ガンバ相手に「鳩プレス」を発揮していただきたかったのだが・・・(笑)

 

070513gamba4好天に恵まれ、多くのサポーターが詰めかけていた。しかし、多く席が埋まれば埋まるほど、皮肉にもこの緩衝帯エリアの幅の広さが目立ってしまった。この空席となった分の入場料減収分と警備員増強による経費を、この事態を引き起こした張本人へ賠償請求できないものだろうか。そのくらいのペナルティを負うに充分の責任はあると、この空席地帯を眺めながらつくづく思った。

070513gamba6 レッズはインドネシア遠征から中3日での“J決戦”を迎えた。
報道のとおり、闘莉王は負傷欠場。ワ級と暢久を戻し、永井と負傷の平川を外した他は、ACLペルシク戦の先発メンバー同様の布陣。DFの顔ぶれと長谷部がサブであることから、多分3-4-2-1ではないか、と周囲と予想した(または4バックの場合、相馬の背後を見る形で阿部が高い位置取りをする、変形4バックを予想)。
070513gamba5 対するガンバは、同じく負傷の加地に代えて青山を右SBに配置し、家長温存?。この「?」な西野監督の作戦が、結果論だがこの一戦の戦況を演出する一端となったようである。

試合開始。
レッズ最終ラインは、やはりネネ-堀之内-坪井の3バックで陣形はほぼ予想通り。
070513gamba3 開始直後こそお互いせめぎ合っていたものの、ほどなく試合の主導権はガンバに。
試合の流れに乗れないレッズの隙を容赦なく突いて来るガンバの攻撃。スペースを見つけると必ず誰かが走り込み、味方選手の動きをよく見てそのスペースに正確なパスを出し、ボールを奪われてもレッズのパスコースを良く読み再び奪い返し・・・きちっと試合前に約束事として意思疎通されていることがわかる動き。070513gamba9 疲弊しきった今のレッズの選手にはおよそ至難の業である、心と体に余裕のある、G大阪の憎らしいほど流麗なプレーの数々。完全に自陣内に押し込まれ翻弄するレッズの選手を目の当たりに、私はただ祈りながら応援するしかなかった。後方の選手も参加して波状攻撃で襲いかかってきたが、その選手を掴まえきれず。ついに、レッズPエリア内に侵入してきた遠藤が中央にパスを供給。そのボールの行く先は・・・ゴール前の広大なスペース。都築の眼前にはバレーがひとり。勝負あり。この失点に至るまでの一連の状況は、もはや時間の問題と言ってもいいくらい結論が見えていた。

しかし。
勝負は最後の最後までわからない。だから面白い。だから私たちも最後まで試合を捨てない。
眼前のゴールに叩き込まれたボールをセンターサークルに押し戻すようにように、ゴール裏からコールが起こる。またも一発殴られてから目が覚めたように(最近このパターン大杉/笑)、レッズの選手たちが、怒りとも気合いともつかない「情動」で突き動かされているように、徐々にプレーに力が漲り始めた。
特徴的だったのは、左サイドの相馬を攻撃の起点とした作戦。否、“作戦”と言うよりは“必然”だったかも知れない。ドリブル突破を最大の武器としている分、(守備やクロスなど)他のプレーについてまだ不器用な面があるのは皆様周知のとおり。実際、その特徴を最大限に発揮しガンバの左サイドを執拗に突きまくるも、残念ながら次のプレーに繋げるところにいささか難あり。早く球離れした方が良さそうな場面でも、ドリブルに固執する場面もいくつかあったと思う。
しかし、勝負の妙とは良く言ったもので、この相馬の執拗なドリブル突破が、対面の青山の疲労を結果的に早めてくれたようだった。また相馬が相手DFを引きつけたことにより、幾分かのスペースメークにも貢献。ネネの後方サポートが、相馬の前進を支えていたことも大きい。物事には一長一短はつきもの、ある一面だけで勝負事を談じてはならない、という好事例ともいうべきか(^^;

この相馬の奮闘が功を奏したのか、はたまた先制したガンバは余裕なのか作戦なのか、得点前のめくるめく波状攻撃が急に鳴りを潜めた。次第に試合展開はレッズに流れが傾いてきた。粘り強いチャレンジが実を結び、ビッグチャンス到来!・・・と思いきや、ノーゴールの判定。ワ級は遙か向こうのゴール前にいたが、メイン側副審が旗を揚げていた(不可解な判定が気になり、帰宅後TVダイジェスト映像で確認すると「ファウル」の判定。映像上であるが、ますます不可解)。気を良くするはずのゴールが、怒髪天のノーゴールへと変わる。そしてまたも不可解な「バックパス・オフサイド判定」(ガンバ選手のバックパスを掻っ攫ったプレーがオフサイドに)。ますます頭に血が上るワ級。気持ちは良くわかるし同情もするが、この冷静さを欠く感情が、その後の戦況に影響を及ぼすことになる。

後半は、ほぼレッズが試合の主導権を握ることができた。
戦前の情報でも、ガンバの最近のスタミナ切れが不安視されていたようだったが、どうやらそれは本当だったらしい。こちらも相馬が電池切れを起こすまで徹底的にサイドを突き、この局地攻防は相馬に軍配が上がった。西野監督の「前半勝負」の目論見は外れ、逃げ切りも危ういと思われた頃、青木OUT家長IN。その直後、絶好の好機到来。ワ級が倒されPKのチャンスとなるが、自身が蹴ったボールは、藤ヶ谷に「見事に読まれ」ゴールを阻まれる。不可解な判定の数々に苛立ち黄紙を食らい、積もり積もった鬱憤を晴らすには良いチャンスだったのだが、その怒りのエネルギーはプラスに働かず。自分が獲得したPKなのだから自分が蹴っても不思議はないが、この日の状況分析が冷静にできていたなら、他の選手に譲った方が良かっただろう。「チームの勝利」を最優先する気持ちを持ち合わせていたら、より確実なキッカーに譲るべきか、と。1点ビハインドの展開と、引き分けが続いているチーム状態は、昨年の甲府戦の時と状況が異なるから。

しかし、その失敗を、自身の力で取り戻すことができたのも、ワ級ならではなのである。
相馬OUT長谷部INから、レッズの攻勢に拍車がかかる。中央の後方からの長谷部の推進力は、レッズの陣形全体を前方へ牽引してくれる。その効果が、交代から数分で表れた。相馬に変わって左サイドにシフトして来た阿部に長谷部からのパスが渡ると、コントロールされたクロスボールが中央に供給された。このボールが上がった瞬間「決まった」と直感した。見事、ワ級は同点弾を決めた。相馬には悪いが、阿部のクロスボールには『意図』が感じられると共に、その考えに沿って正確に制御されているため、得点の香りがするのである。だから、もっと練習希望>相馬(笑) あと伸二も(^^;

終盤のロビーOUT永井INについては、何故ロビーOUTだったのか不明だが、終了間際のネネOUTウッチーINの意味はわかった。ゆっくりとピッチを歩むネネの姿は、指揮官の意図を汲み取ったものであろう。
試合後の西野監督のコメントでもわかるように、最後の数分は両軍とも消耗戦だったと思う。新たなチャレンジでリスクを負うよりは、お互いにセーフティな「痛み分け」を選んだのだろう。
『果たし合い』で睨み合いが続く時、先に飛び込んだ方が敗れることが多いと言う、まさにそれ。ネネに歩かれている時は、正直「もっとチャレンジを」を思ったが、ウッチーがピッチに立った姿を見てからは、「引き分けもやむなし・・・」と、思い直すようにした。

070513gamba8 試合は、結果1-1のドローで終わった。
PKは失敗したものの、危ないシュートを2本ほど南側ポストに助けられており(毎度感謝)、前半の取り消しゴールも含め、決定機が全部決まっていてもやはり「3-3」のドローといったところ。
対戦カードに相応しい白熱した展開であったと共に、試合内容、ジャッジの質の点でも波乱含みとなり、さらなるヒートアップに拍車をかけた。確かに結果は白黒つかなかったものの、このような集中し拮抗した、ドラマチックな展開があれば、「もう一度試合を見に来たい」というファンも増え、Jリーグの発展にも繋がるというものである。

過酷な連戦を、勝ち星こそ少なかったものの、わずか1敗で凌ぎきった選手たちと、サポーターたちに、心から敬意を表したい。
シーズンは長いのである。開幕当初、爆発的な威力を発揮したG大阪にも疲労の色が見えてきた。無論、川崎もこの先どうなるかわからない。
「どの時期にピークを合わせるか」
070513gamba7で、チームの総合力が問われ、それが成績に反映される。
最後に頂点に立つ者が、覇者である。
長いシーズンだからこそ、チーム状態が苦しい時、選手が疲れている時だって、必ずある。
そんな時一番必要なのは、「もっと走れ!」「しっかりしろ!」「何やってんだ!」という叱咤の言葉ではなく、選手たちが一歩でも早く脚が踏み出せるように「がんばれ!」と、われらが励ます言葉やチャントや拍手で後押ししてあげることではないだろうか。

追記:
やはり、(`~´)さんは、1週休ませた効果が出たようで(^^;
対面の安田を翻弄させる姿は、ゼロ杯の平川の敵討ちを見ているようでした。

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2007/05/11

一目でわかるG大阪戦展望

いつも拝見させていただいております、こちらさまの記事を読んでいたところ、こんな情報に遭遇してしまいました。

皆さん、よろしいですか、

     こんなやつらに負けたらいかんですよ。
       ※音が出ます、取り扱いにご注意下さい

しかし、商魂たくましき、大阪クオリティですな・・・
 って、感心してる場合じゃない、と。(^^;

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2007/05/10

07ACL【AWAY】ペルシク戦

異常だったのは国際映像だけでなく、その映像の中の状況もまた驚きだった。

気温36℃、湿度87%。
大雑把に刈り取った牧草地のような、ボコボコのぬかるんだピッチ。
前回対戦とはまるで「別のチーム」のように、活き活きとプレーする対戦相手。
ありえない、不可解な判定。
自分たちの主張が通らない、異様な雰囲気。

今までに経験したことのない、真のアウェイ。
この劣悪な環境の中、よくぞ「勝ち点1」を持ち帰ってくれたと思う。
そして、狭いエリアに封じられながらも、最初から最後まで選手と共に闘い抜いた現地参戦のサポーターたちに、心から御礼を申し述べたい。
あなたたちがそこにいてくれたから、選手は踏ん張れたんだ、と。
多勢に無勢の敵地で、勇敢にそして純粋に闘う仲間たちの姿はまぶしかった。目頭が熱くなった。

前半早々に貰ったPKが多少ラッキーな面もあった。しかし、そこで気がつかなければならなかった。
今度はペルシク側が、同様に幸運なPKを得てしまった。
ここから浦和の選手たちが浮き足立った。
ただでさえ苛立ちを増幅させるコンディションの中、その苛立ちに追い打ちをかけるような不可解な判定。しかし、ペルシクの選手はその判定を利用し、浦和の選手は判定に不満を募らせる。これが国際試合のアウェイなのだとつくづく思い知らされる。

勝手の違う判定基準は、選手から勇気や冒険心を奪っていった。

「3点取った攻撃陣に申し訳ない。反則を取られやすかった。3点目は(自分の)責任。」(堀之内選手コメント)

雰囲気に飲み込まれた前半。状況を打開するには冷静さこそが必要とされた。
「流れを変える。」
自分たちのペースに相手を巻き込むことで、リズムと平静さを取り戻すこと・・・誰もが思いつく単純な戦法でありながら、その適材が無ければ成し得ない困難な戦法。
オジェックは、後半頭から「切り札」を切ってきた。

目には、目を。
野生には、野生を。
熱帯には、野人を。

岡野投入の効果はすぐに表れた。あまりにもシンプルでわかりやすい形で。
前半の失点に繋がった浦和右サイドの攻防を、『攻撃』という最大の防御力で形勢を逆転させた。
期待通りの破壊力をもって、ペルシクの左サイド陣内深くまで掻き回す。まさに『岡野雅行』。2点目の永井の右サイドからのアシストも、岡野が右サイドの攻撃を活性化させたことと無縁ではないと思う。

「裏のスペースが空いていると思ったので、そこを突ければと思った。ピッチも悪いし、簡単にやろうと思っていたら、みんながいい形でボールを出してくれた。
ただ、最後は…。同点に追いつかれたときは、時間がまったく分からなかった。スタジアムに時計がなかったし、時間がつかめていたら、もう少しうまく時間を使えていたと思う。アウェイだったけど、楽しかった。」(岡野選手コメント)

逆転後のスローインの際、時間稼ぎも兼ねて?給水するなど、心憎い“場外プレー”をやってのける国際派(笑)の余裕と戦術眼。
状況にも翻弄されるうえに、時間さえわからない不測の事態。
そんな「不測の事態」には、相手にとって「不測の男」を。
今さらながら、岡野の凄さを見せつけられた。

あと数分、耐え切れたなら・・・と悔やむ気持ちは正直、ある。

「あの弱いチームに勝てないのは悔しかった。本当に悔しい」(小野選手コメント)

ドローに終わった試合の原因は、選手たちも充分認識していることだろう。
悔しさは、次の闘いへのモチベーションとなる。失敗の原因がわかっているのだから、修正できるという点で目標は明らか。悩みはない。
連戦の疲労や劣悪なコンディションの中、勝利を掴むために懸命に走り抜いた闘志は、きっと今後の闘いにおける団結力を生み出してくれることだろう。苦楽を共にした仲間ほど、愛しいものはないから。

週末にはG大阪とのJ決戦。次週には初勝利を挙げたい豊田、その4日後にはシドニーFCとのACL決戦、そして横浜FM・・・まさに、鬼の連戦。
最後は、「勝ちたいと思う気持ち」。
ペルシク戦で得たものを今後に活かすためにも、選手たちが少しでも多くの疲労回復と心機一転を図れるよう、切に願うばかりである。

島崎英純著『ビッグクラブ』の、プロローグの締めの言葉を思い出した。

「浦和レッズは、順風満帆がもっとも似合わないクラブなのだから。」

上等である。
だから、私たちは浦和レッズと共に歩み続ける。

インドネシアに参戦された皆様、本当にお疲れ様でした。
自宅に帰り着くまでが遠征です。皆様の無事のご帰宅を、心より願っています。

最後に。
川崎フロンターレのクラブ・選手・サポーターの皆様、おめでとうございました。
浦和レッズはもうひと仕事片付けますので、もうちょっとだけお待ち下さい。
ホントに待っててくださいよ、すぐに追い抜きますんで(笑)。

追記:
この試合、四方八方を悪人に囲まれたみたいで、途中から勧善懲悪モノの『水戸黄門』や『桃太郎侍』を見ているような気分になりました(笑)。
「醜い浮世の鬼を、退治てくれよう・・・」と、いきたかったんですが・・・

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2007/05/09

戦前情報【ACL第5戦】ペルシク戦

本日は、ACL第5戦@ペルシク・ケディリ戦が、敵地インドネシアのマナハン・スタディオンで行われます。

荒天にて順延となった対シドニーFC戦の際、「あれは田んぼか?」と酷評された当地のピッチですが、『J’s GOAL』のレポートによると、5/8時点でのピッチ状況はこんな感じの模様のようです(リンク切れの場合は、こちらを、どぞ)。
どうやら昨日時点では“田んぼ”ではない模様(^^;
さらに『J’s GOAL』のレポートによると、長谷部が現地のピッチ状況について語っています。

●長谷部誠選手(浦和):
「(試合会場で練習をやってみて?)ピッチはひどいですね。今まで海外でいろんなスタジアムでやってきたが、3本の指には入ると思う(笑)。」

その「3本」とは?・・・ひとつはここマナハン、ひとつは多分、あのアメリカの野球場(笑)ではないかと予想されます。もうひとつはさてどこでしょうね、、、長谷部本人に聞いてみたいところではあります。

さて。
今日の試合中は、自宅のTV前にて現地に勝利の気を送りつつ、AFCのオヒサルの他会場(オージー・スタジアム)の状況をにらみつけていることでしょう。
しかし。
いかんせん、私は英語が読めません。一応大学は出ているのですが、恥ずかしいことに受験の際、マークシート問題をエンピツ転がして回答して、それでも5割以下の点数しか取れないくらい致命的な語学力を有しています(ですので、私大入試はほぼ撃沈 _| ̄|○)。
ま、名詞と数字だけは読めるので、スコア速報だけは理解できそうです(笑・・・笑えない)。

ちなみににAFCオヒサルでは盛んに試合に関するプレスリリースがなされており、本日の試合前の展望などについて、このような(英語)記事がアップされています。
しかし、、、前掲のとおり、「私 は 英 語 が 読 め ま せ ん」。

近年は、便利な世の中になりました。
私のような人間のために、心強いツールがあるのです。

Google日本語翻訳によると、

『単独の訪問のための不在による赤衝突』

という記事タイトルだったのですね。
 #「単独」=「Solo」→ソロ(地名)でしょう。名詞(頭が大文字)だし。これは私でもわかる(笑)

翻訳記事によると、Jリーグチャンピオンの『浦和の赤』の戦力について、

傷害の疑いであるが油木Abe罷業者ワシントン州、擁護者Marcus Tuilo田中およびNobuhisa Yamadaすべて除外される

と、レッズ側戦力のマイナス面を指摘しつつ、

ミッドフィールダーのTakahitoのソーマは彼自身の足傷害から回復するようで

との、明るい材料も情報提供してくれています。
さらに、対戦相手のペルシクの監督のコメントについて、このように紹介しています。

「私達は私達が3つの競争- AFCのチャンピオンリーグ、LigaインドネシアおよびCopaインドネシアで遊んでいるので困難な状態に直面している。」

===>アキバの他でも遊んでいたんかい?(笑)

詳しい記事の内容については、上記リンク翻訳をお読み下さい。
 #もとい、英語が読める方は原文のほうをお読み下さい(笑)

さあ、あと数時間で始まります。
現地スタジアムにスコールが降ろうが、田んぼだろうが、ジャングルだろうが・・・大丈夫。
浦和レッズには、「野人」がいます。
ワイルド仕様にはもってこいです。

現地参戦の皆様、頼みましたぞ!
暢久はじめ、われら留守番組も、現地に必勝の念を送ります。
「勝ち点3」をお土産に、無事の帰国を祈っております。

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2007/05/08

07【AWAY】第10節@大宮リス戦

鬼の十番勝負070506ohmiya1『動物シリーズ』第4戦@栗鼠、です。

アウェイの埼玉スタジアム。
連休前から提案のあった「シート貼り自粛」。
少人数であれば、基本的にアウェイでは当日並びなので(もともと国立アウェイ以外ではシート貼りできないから/笑)、いつもどおりの“アウェイ行動”。またこの日は、駒場でレディースの試合が先行して行われていたため、ハシゴ観戦するサポーターも多くいるだろうから、余裕で行っても大丈夫だろうと、ほぼ開場時間に現地に着いたのだが・・・(゜∀゜;)

070506ohmiya2 今回で3回目の埼スタアウェイであるが、勝手の違いには毎回辟易させられる。

まず並び。いつもの『ホーム』時の入場並びとは、待機場所が逆。つまり、列最後尾が北門トイレ付近のいわゆる前抽組点呼スペースにあった。雨ということもあり、美園からの100円シャトルバスでスタジアムまで向かったのだが、降車場で最後尾列の案内は全くナシ。結局、バックスタンド~南門の列(こちらが先頭列)の後部で係員に聞き、北門まで無駄歩きさせられる始末。
待機列は無駄に仕切りロープの列幅が広く、070506ohmiya3たった3列だけの準備。早く入場させないと人々で列があふれかえるのは明らかなのに、開場時間から30分経過しても、全然列の動く気配すら無し。トイレに行ったついでに偵察に行くと、ようやく北門案内所前の列(ホーム時の当日抽選待機スペース)が入場していた次第。私の居た列が動き出したのが、それから15分は経過していたと思う。この雨の中、私より先に来て開場を辛抱強く待っていたレッズサポの心中や押して量るべし ヽ(`Д´)ノ ゴルァ

070506ohmiya4 入場しても、なお“お約束”の光景が。
間断なく降り続ける雨模様にもかかわらず、メイン~ゴール裏のコンコースは遮断。予想通りゲートの内外とコンコースはレッズサポでごった返し。皆だいたい予想できた事態のはずだが、限られたスペースを譲り合う気配もなく、しかも通路に堂々とシートを広げくつろぐレッズサポたちの姿に落胆。自分たちがコン070506ohmiya6コース内で座を作り安穏と雨宿りして過ごせているのは、スタンドで濡れて試合開始を待つ仲間たちの犠牲があるのだ、という想像力のかけらもない風景。ゴミ箱前にも平気でシートを敷く家族連れもいた。ゴミも捨てられない。他人がどうなろうとお構いなしという心理が、この状況で垣間見えた。実際、車椅子のサポーターは、スタンドで雨に打たれていた。近くにいる係員は棒立ちのまま何もせず。あまりの心苦しさから思わず声を掛けたところ、別の(私よりも)心あるサポーターの誘導で無事雨宿りができた模様。救われた思いがした。
この日のゴール裏の応援が思いやられた。

070506ohmiya8

その間ピッチでは、大宮区内の中学生がセンターサークルカバーを持たされ、昨年同様レッズ側ゴール裏まで歩かされていた。当然、ブーイングを浴びせられる。きっとまた、この少年たちの父兄はレッズのゴール裏の行為を非難するのだろうなと思うと、同じ市内でありながら、あまりのサッカー文化の温度差を感じざるを得ない。穿った見方をすれば、この少年たちにレッズに対する敵対心でも植え付けようとしているようにも思える。(罪のない)子どもたちを利用して、無神経な大人たちの意志を代行させるのはいかがなものだろう。。。

070506ohmiya7 キックオフ時刻が近づいたにもかかわらず、私の隣や前の席には空席があった。ゴールの真裏なのに、である。見渡すと、そこかしこに空席が・・・天気の良い日の試合では、考えられない光景。あれほどコンコースに溢れていた人々は、一体どこに行ったのだろう。
選手にばかりやる気の無さを指摘する人は数多くいるが、一部のサポーターの、やる気があるとはお世辞にも言えないこの状況をどう捉えたらいいのだろう。たかが「雨」で。

070506ohmiya5 「やる気」に満ちていたのは、大宮の選手とサポーターだった。
サポーターたちの開始前からの熱意のある応援。その応援に応えるようにピッチの選手たちの出足は早かった。監督の去就問題もモチベーションになったとは思うが、それが無くとも用意周到に戦略を練り、「この相手には絶対に勝ちたい」という意地が、プレーに表れていた。攻守の切り替えも早く、積極的に攻めてくる。

070506ohmiya10しかし、劣勢にありながらも大宮の拙攻に助けられていたのは幸運。大宮の攻勢を凌いでいるうちにレッズがポゼッションを高めてくれたものの、やはり基本動作や判断が鈍いうえに、プレーの精度に難があった。レッズの選手たちには疲労の色がありあり。皆足下でボールを欲しがり、フリーランが見られない。どこのチームもナビ杯など過密日程をこなしているが、1試合多い上に070506ohmiya9移動距離の長いハンディは、わずかな差に見えてもボディブローのようにここにきてじわじわ効いてきているようだった。
失点は、不運にも足を滑らせてしまった闘莉王が吉原に抜かれ、そのセンタリングをフリーの小林慶に決められたもの。こちらのゴールに走り込んでくる彼の姿に気づき、私は思わず指をさした。闘莉王の転倒は事故的に割り切っても、中央部の相手選手を掴まえ切れていない集中力の欠如には目を覆うしかなかった。

失点で目が覚めたのか、暢久が中央に切れ込むようになってきた。もっとも、サイドスペースを詰められ蓋をされていたため必然的にそうなったのであろうが、失点前の自身の「軽い守備」への反省を込めるかのようにスピードを上げ、アーリークロスを供給したりなど急激に積極性を見せだした。しかし、その時間は残り少なく、前半終了。

人間誰しも、疲れていては良いアイデアは浮かばない。焦っている時も同様に。
疲れている時や焦っている時は、“慣れた戦法”に傾いた方が楽なもの。思考回路を使わずに済むから。『工夫』をするという行動にはさまざまな事象を予見する余裕と労力が必要とされるから、疲労困憊している状況では、『工夫』をするという行動には動作が結びつかないものだ。
後半の28分間は、今シーズンの試合の中で最も「無為な時間」と言えたかも知れない。
最低限の義務である『同点』にすることだけが目標の、昨年型パワープレー&個人技の連続。
しかしそれでも、『結果』が得られたのが唯一の救い。これもひとつの戦法ではあるが、あくまでも『最終兵器』であり、あらかじめ準備する類の『作戦』ではない。
後半開始からこの戦法を選んだとは、、、とても「オジェックの指向する作戦」とは思えない。
それでは、一体・・・

結局、力づくでもぎ取った同点弾のみで、勝ち点1を得て試合終了。

シミュレーションで黄紙を食らったワ級への判定は微妙だったものの、その時の彼の嘆き方が尋常ではなかった。この日の“流し”気味の判定にはいささか疑問の余地があり同情はするが、過剰すぎるリアクションはかえって私の同情心を削いでしまった。
諸事噛み合っていないと、苛立ちは募るものである。現在のチームと彼自身の状況を端的に表した、ワ級の態度であった。

監督の采配について、各方面から諸説が噴出しているこの頃。
確かに、選手とのコミュニケーションについては順調なのか不調なのか心配なところではある。
選手の起用方法(先発、交代)についても多少の検討を求めたいところもあるが、しかしそれ以外については、私はオジェックの目指そうとしている『世界基準の浦和レッズづくり』の方向性に間違いはないと思う。

10節が終了し、早速、監督批判や解任論や不協和音などささやかれているが・・・ヨレヨレになりながらも現在2位という位置に付け、さらにわずか1敗で危機を乗り切って、体面だけでも結果を出しているチームの監督に対し、途中解任させたという話を私は聞いたことがないし、途中で辞めさせる理由などない。

昨年の開幕戦後、『朝倉宗滴話記』の一部を引用したことがある。
今、改めて思い返してみたい。

  • 「武者は犬とも言え、畜生とも言え、勝つことが本(第一義)にて候」
  • 「(大敵が近づいて来たとき、それを知って)さきに逃げるのは戦術のひとつであり、武者にとって“聞き逃げ”は決して苦しくない。しかし敵軍に接触したあとでの“見逃げ”はよろしくない。そのときにはもはや全員討死の覚悟で戦うだけだ。昔から耳は臆病に、目は勇敢に、というではないか」
  • 「武辺の義について、不可能ということばはいっさい言うべきではない。心中を見透かされるからだ」
  • 「敵を攻撃するまえに、敵はとても持ちこたえられまい、などど不用意に言うものではない。攻撃してみて抵抗が強ければ、味方の軍勢に心変わりが生ずるものだ」
  • 「だいじな合戦や大儀な退却のおりには、部下はいろいろと大将の心持をためそうとするものだ。こんなときにはすこしでも弱々しい風を見せてはならぬ」
         【石井進著『日本史の社会集団3-中世武士団』(小学館刊)より抜粋】

新しい試みを、そう簡単に実現できたら、人生に悩みなど無い。
繰り返しもがき苦しみながらも得た成果は、確実に骨となり血肉となり身に付く。
昨年よりも過密日程が続く今年と来年こそ、まず「勝つことが第一義」。
指揮官の心を知らずして「心持ちを試す」ことに執心する“小者”には、いくら心血を注ぎ込んでも、ものにはならない。
敵の刃や鉄砲玉が飛んできている最中に、誰彼にワガママや文句を言っている暇などあるはずがない。
勝ち抜くため、生き延びるためにどうすればいいか、自分で考え行動することが大切である。

『辛抱』なら、私にはできる。14年間待てたから。チームが強くなることを信じてきたから。
このことは、私のサポーターとしての『自信』を培ってくれた。
チームを愛し信じる不屈の精神こそが、レッズサポーターの真骨頂。
他チームには真似のできない、浦和レッズ最大の武器のはずだから。

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2007/05/07

07【HOME】第9節@ちば戦

鬼の十番勝負”の前半戦は、終了いたしました。
「無事に終了」と素直に書きたかったところでしたが・・・いろいろ冷静に思い直して、改めて「無事に」と書かせていただきます。

この過密日程の中、それぞれ「負けなかった」試合で勝ち点1を得たことを、最低限評価して。..._| ̄|○

さて、観戦記ですが・・・サボってすみませんでしたm(_ _)m(土下座)
もうすぐ次の試合もやって来ますので、書くほうも「過密日程」、、、まずは5/3のちば戦について、備忘録も兼ねて簡単にアップさせていただだきました。
話題の鮮度が甚だ落ちてしまい、誠に申し訳ございません(汗;

リス戦の観戦記については、追ってまた。

では、以下お目通しくだされば、大変ありがたく存じます。

 =☆=☆=☆=☆=☆=☆=☆=☆=☆=☆=☆=☆=

070503chiba7 ■【HOME】第9節@ちば戦

鬼の十番勝負『動物シリーズ』第3戦@犬、です。

初夏の陽気に恵まれ、汗ばむほどの埼スタ。連休とあり多くの人出で賑わう雰囲気に心も躍ったのだが・・・

070503chiba6 このところあれこれとマスコミに、格好の“ヒール役”として、ネガティヴ・キャンペーンを連発されているレッズであるが、クラブも素早く火消しに回り、事態をフォロー。その渦中のワ級と伸二であったが、起用に差が出た。前者は先発、後者はベンチ。
その起用法が戦況にどのような影響を与えたかは、その現象は複合的に表れているので、端的に指摘するのは難しい。

070503chiba5ただ攻撃に関しては、これまでのようなワ級への単純な放り込みではなく、鹿島戦のような周囲がサポートする連動性が見られた。
先制点は、左サイド深く侵入した啓太から、さらに水野をかわしてのセンタリングに飛び込んだワ級が決めたもの。ワ級自身も、相手ゴール前スペースに突っ立って蓋をすることなく自ら動きながら決めており、攻撃のダイナミズムが見えたシーンだった。

070503chiba2反面、守備に関して気になったのは、左サイド後方のフォロー。最近、坪井の鬼カバーが目立っているが、この日も顕著。しかも積極的な左サイド前線へのオーバーラップ。何がそうさせるのかと気になっていたら・・・疲れがあるのか、どうやら長谷部が精彩を欠いていた。プレーに集中できていない様子に、私も時間の経過と共に苛立ちを覚えた。
「早く伸二と交代させた方がいいのでは、、、」
と思うも、その願いが叶うのは、後半も残り10分になってから・・・。070503chiba4

後半。
早々に「ご降臨」した主審が千葉の選手に退場の沙汰を下す。
しかし、これがどうやらいけなかった。
その退場劇の3分後、同点弾を浴びる。その時、闘莉王は何を考えていたのだろう???摩訶不思議な“見送り”失点劇。野球なら三振と言いたいところだが、蹴球ではゴール献上となってしまう。。。_| ̄|○

070503chiba1 その失態をきっかけとして火が付いたようにレッズの猛攻が始まったが、撃てども撃てども決まらぬシュート。失点直前の“長谷部の絶好機”が決まっていれば形勢も違っていたのかも知れないが、それは「たられば」。やはり、千葉DF斎藤の退場直後の失点が、レッズの選手たちを動揺させた大きな要因だったような気がする。いや、選手だけでなくサポーターも。。。

完全に守勢に入った千葉包囲網が時とともに形成されるにもかかわらず、後半23分、私の最初の願いであった「長谷部交代」の要員は、平川。そのまま左サイドに据えても、行く手にスペースが無ければどうすることもできず。
もうひとつの願いであった「伸二投入」のための交代は、後半35分、相手は永井。
何故、平川を経由せずそのまま長谷部→伸二への交代はできなかったのだろう?(念のため、これは平川が悪い、という意味ではありません)。永井を前線に残しての伸二投入であれば、まだパスワーク攻撃の可能性の目があったものの・・・と思うと、この交代劇への疑問が膨らんでいく。
しかし現実から逃げることはできない。積極的に攻守のモーションを仕掛ける伸二だったが、焦りからなのか、黄紙を食らってしまった。だが、伸二投入の効果は少なからず効果があった。半ばフリーマン状態の伸二が動き回り、周囲の選手もポジションチェンジを繰り返しながらの動きが見えてきたと思う。もっと伸二投入が早ければと思うと残念。070503chiba8

結局、自らの油断で失点した事態となり、その挽回を自力で強引に図ろうとする闘莉王の「いつもの攻撃参加」を促してしまい、昨年の習慣に逆戻りしてしまった。その逆行は、攻撃のスタイルに再び閉塞感をもたらすことになった。
 #この現象は、次節へと引きずることとなってしまうとは。。。

「油断さえなければ、勝てた試合」だった。
しかし、その油断を挽回しようとする闘莉王の意志のベクトルと、他の選手の意志のベクトルは同じ方向を向いていたのかどうか。
前者はともかく、後者については少なからず光明を感じた。
選手がゴール裏に挨拶に来た時ブーイングが浴びせられたが、私は黙って彼らを迎えた。
確かに「油断」は良くないが、そのリカバーのために様々チャレンジしたプレーもあったから。

昨年のような闘い方を今年も繰り返したら、絶対に滅びる。これは確実だろう。
もしかすると、指揮官と話し合いが最も必要なのは、闘莉王なのかも知れない。

追記:
南側で千葉の応援席への「卵投げ事件」があったそうで。。。(オヒサル)。
スタジアムに必要のないものを持ち込む人間の心理には、明らかな“故意”がある。
その心無い行為が、クラブの信用を裏切り、狭まった緩衝帯を広げ、警備費用を増加させるとともに入場料収益を減少させてしまう。
この罪の重さは計り知れない。

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2007/05/02

【小さな旅】春日部・牛島の藤

前エントリのタイトルは、これの前振りみたいなもんでした(^^;

国指定特別天然記念物として、浦和では『田島ヶ原のサクラソウ』が有名ですが、お隣の春日部市にも立派な特天があります。
『牛島の藤』。
ちょうど見頃とあって、野田線に乗って足を伸ばしてみました。

【牛島の藤(うしじまのふじ) 春日部市牛島:東武野田線 藤の牛島駅より徒歩10分】 2007年4月28日 訪 

070428ushijima1春日部駅の隣り、『藤の牛島駅』下車。
駅の名前がまんまわかりやすいですので、間違っても春日部て下車されませぬよう(^^;
東武野田線の駅舎は、「玄関開けたら、すぐ世界」よろしく、改札を出るとすぐ敷地の外、という建物構造をよく見かけます。待合いや雨宿りスペースを節約しているのでしょうか。

 

070428ushijima2

改札を出て、最初に目に飛び込んでくるのが、この壁画。
カラフルかつしっかりとした構図は、おそらく素人の仕業ではありません(道すがらに壁画屋さんがあったので、多分その店の作でしょう)。

 

070428ushijima3 また、駅舎に併設して、藤園までの地図と公開を案内する看板がありました。
今年の開園期間は、4/21~5/13とのこと。
期間日を紙で貼り付けているところが何ともチープさ満点なのですが、その下にある入園料の表示は、決してチープではありません(´д`)

070428ushijima4 

踏切を渡り北上する道を歩くこと10分、目的地の『藤花園』に到着。
民間会社が管理運営しているようです。

 

070428ushijima5

この藤は樹齢1200余年の古木。元は真言宗の寺の境内でしたが、明治7年に廃寺となり、以来所有者は変遷し現在に至ったそうです(詳細については、上記リンクの由来をご参照ください)。

 

070428ushijima6_1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

園内に入ると、見事な藤棚が眼前に拡がります。 
花房の長さは、最も長いもので2mにも達するとか。近くの人物を物差しにすれば、その大きさがわかりやすいと思います。

070428ushijima9

『牛島の藤』は、春日部を代表する花木として、市民に大変親しまれています。4/29に開催された、今年の『藤まつり』には13万5千人の人手でたいそう賑わったそうです。
一斉に咲いたその眺めは幻想的で、都会の喧噪を忘れさせてくれます。

 

070428ushijima7 藤への施肥は、酒粕を使用しているそうです。
地元さいたまの『世界鷹』『都鷹』の蔵として有名な小山本家酒造より寄贈された酒粕を使用とのこと。他に『北鹿』(秋田)『雪椿』『越の日本櫻』(新潟)の酒粕も使用しているそうですが、ちょっと調べたところ、これらの銘柄の醸造元も、小山家グループの関連企業だということは、初めて知りました。

070428ushijima8

 

根回りは10㎡あり、樹幹は根元から数本に分岐しています。

 

 

070428ushijima10まだ少々見頃には早かったようで、花房の先のほうは、開花していませんでした。
暖冬で、多くの自然現象が“季節の前倒し”状態になっている今年ですが、ここの藤の花は、例年通り5月上旬に見頃を迎えそうです。 

 

070428ushijima11

 

園内には、白い藤の花もありました。
白色の藤を見たのは、今回が初めてでした。

 

070428ushijima12

 

 

 

 

 

 

 

 

 

園内の築山から、藤棚を展望。
藤棚の面積が700㎡あり、他に同じものが3ヶ所あります。
花時の眺めは世界一と賞賛されているそうです。
まことに見事な藤棚でした。

今年の連休後半、ちょうど見頃を迎えそうな『牛島の藤』。
お時間のある方は、ぶらりといかがでしょうか?

追記:
車でお越しの方は、広大な駐車場が併設されています。
しかしそこまでのアクセスがほぼ一本道で、ピーク時の混雑は必至かと思います(^^;。
最寄り駅まで徒歩10分ですので、電車でも楽々ですが・・・道に歩道が無いうえに交通量も多いので、お越しの際はお気を付けください。

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【大きな旅】鹿嶋国列車の旅

皆さまこんにちは、石○謙二郎です(あ、音読みが同じだ) (゜∀゜;)
今回はこれまでの車旅、後援会ツアーとは趣向を変えまして、皆さまを異国情緒溢れる『鹿嶋国』への列車の旅に誘いましょう。。。

旅のナビゲーターは、おなじみの、

 YAHOO!路線情報 さぽーてっど ばい 駅すぱあと
 鹿島臨海鉄道 臨時時刻表
 鹿嶋国オヒサルサイト スタジアムバス時刻表

です。
それぞれ、裏紙印刷した紙を握りしめ、最寄り駅を朝7時に出発 (`・ω・´)ゞ
大いなる旅のはじまりです。。。

 

■往路(行程約3時間20分)

【経路概説】

   6:58 与野本町・発
      ↓  (JR埼京線)
   7:22 赤羽・発
      ↓  (JR京浜東北線)
   7:46 京成日暮里・発
      ↓  (京成本線特急)
   9:05 京成成田→JR成田・発
      ↓  (JR成田線)
   9:58 鹿島神宮・着
      ↓  (シャトルバス)
   10:20ごろ 鹿嶋国・着

 

070429keiseinipporiまずはYAHOO!の指示通りに行動。

出発から約40分、『京成日暮里駅』にてトランジット。
ここからいよいよ成田へ向かいます。
普通運賃で乗車できる特急に乗り込み(ケチ)、ひたすら国境付近まで走ります。。。

 

 

070429keiseinarita約1時間後、『京成成田駅』着。
ここで、国内線から国際線(大陸横断鉄道)に乗り換えます。
やはり遙かな異国へ向かうには、困難が伴います。
一旦、駅を出て、徒歩数分にて国際線の駅に向かいます。

なお、『Suica』利用はここまで。
 

 
070429jrnarita陸の玄関口、国際線『JR成田駅』。
この先は、紙の切符を購入します。
さすがは世界の交差点と呼ばれるにふさわしい、風格ある佇まいです。
お正月の初詣で毎年全国トップ3の動員を誇る、某有名な宗教施設を併設しています。
さあ、いよいよ出国です。“成田”の文字が出国ムードを高めてくれます。
さらに約1時間かけて、鹿嶋国の玄関口『鹿島神宮駅』まで、大陸横断鉄道に身を委ねます。

070429tonegawa

 

国境の利根川越え。
期待と不安に、胸の鼓動も高まります。。。

 

 

 

070429kashimakuni1

 

無事、国境線突破!(゜▽゜)

洪水でも起きたのでしょうか、鹿嶋国国境付近の村々は一様に水没しているようでした。

 

 

070429kashimajingu 

鹿嶋国の玄関口、『JR鹿島神宮駅』に到着。
しかし、鹿嶋国への旅はまだ続きます。
私が到着した時刻(AM10:00)には、直通の列車が運行されていないのです。
駅を出て、さらに専用バスにて鹿嶋国へと向かいます。

 

070429bus車内は、鹿嶋国の国民の皆さまも同乗されていました。“呉越同舟”とはこのことですね。
この国の公用語でしょうか、「だっぺ」という言葉がそこかしこに飛び交い、よりいっそう異国情緒を高めてくれました。 

バスに揺られること20分余り、『鹿嶋国』に到着。 

070429kashimakuni2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 無事、入国! (ノ^◇^)ノ 

 

■鹿嶋国のくらし

070429zico まずは、鹿嶋国建国の祖・爺古像にご挨拶。
堂々たる風格が漂っています。
入国の際、
「爺古像の前に、供物と香典が備えられている」
との情報が外電にて入りましたが、私が訪れた時点では、何者かにより撤去されていました。 
さらに、当局による厳重なる警備態勢(パイロン&黄黒棒によるバリケード、警備員約1名)が配備されていました。

その警備網をかいくぐり、像の後方へ回り込むことに成功したところ、、、

 

070429gosyugi

何やら儀式めいた痕跡が残されていました。
枯花、スルメやポテチ、日高屋のサービス券などの供物とともに、スポーツ紙の競馬欄、toto券が祈願されていました。
さらに『ご祝儀』までお供え。
この国の人々の、信仰心の篤さが表れています。 

 

 

070429ticket1

入城の前に、あらかじめ出国手形を購入。
購入後、しげしげとこの手形図を見ていたら・・・
江戸や多摩、下総、果ては相模国の駅まで記載されているのに、わが王国・埼玉の駅の名がひとつも記載されていないではないですか!
 ヽ(`Д´)ノウワァァァァァァン     ※拡大図は、こちら
ここまで“敵地の洗礼”があるとは、思いも寄りませんでした。
帰国時の混乱に巻き込まれることがないように・・・と、用心のため事前に買っておいたのですが、のちに、この手形が悲劇を生み出すことになるのです。  ((((;゜Д゜)))

 

 

070429gate 

さて、入城です。
昨年あった“迷路アトラクション”に、期待と怒りに胸膨らませていたのですが、、、私が入場の頃にはすでに撤去。今年は時限開催のようで・・・間に合いませんでした。(つ;д`) エーン

 

 

070429koinobori

城内には 王国埼玉・加須名産の『こいのぼり』が元気に泳いでいました。
わが国の産品で歓迎してくれるとは、なんとも心憎いもてなしです。

 

 

070429taiheiyo 

 

「おっ母さん、あれが太平洋だよぅ・・・」(ノ;д`)

 

 

 

070429tsumire 鹿嶋国といえば、スタジアムグルメが名物。特に『モツ煮』に人気がありますが、私はモツが嫌いなので(^^;、『つみれ汁』と『おにぎり』のセットメニューを購入しました。
昨年、あの熱地獄で食べたアツアツの『つみれ汁』がとても美味しかった覚えがあるのですが、昨年比でカップが小型化したうえにつみれの数も3個→1個(!)に激減。食感&味付け共に滋味少なく、残念なことにグレードが大幅ダウンしていました。おにぎりのご飯の炊き方 もイマイチで、気合いが感じられず・・・大量生産での雑さを感じました。600円はセット価格的にも高いと思いました。来年の名誉挽回を願っています。

 

■復路(行程約3時間30分)

【経路概説】

   18:22 スタジアム駅・発
      ↓  (JR/鹿島臨海鉄道 大洗鹿島線)
   18:45 鹿島神宮・発
      ↓  (JR鹿島線)
   19:08 香取・発
      ↓  (JR成田線)
   <予定経路>  →→→→→→→→ <変更経路>
   19:58 JR成田→京成成田・発     20:04 JR成田・発  
      ↓  (京成本線特急)          ↓  (JR成田線)
   21:09 JR日暮里・発           20:54 我孫子・発  
      ↓  (JR京浜東北線)          ↓  (東京メトロ千代田線)
   21:25 赤羽・発               21:16 新松戸・発  
      ↓  (JR埼京線快速)          ↓  (JR武蔵野線快速)
   21:39 与野本町・着           21:49 武蔵浦和・発  
                              ↓  (JR埼京線) 
                            21:56 与野本町・着 

 

070429kashimakuni4勝ち点3を手みやげに、これより帰国の途につきます。
暮れなずむカシマ城をあとに、専用駅『JR鹿島サッカースタジアム駅』から、ひとまず『JR鹿島神宮駅』に戻ります。ほぼ同時刻に水戸行きの列車も入線するため、駅のホームは両軍のサポーターでごった返し。2分早く入線した水戸行きの客が収容されて、ようやくホームに入場できました。乗りそびれたら次の列車まで45分待たねばならないため、一時はどうなることかとハラハラ・・・スリルとサスペンスに満ちた、乗車までの十数分を過ごしました。

『JR鹿島神宮駅』からは、またもYAHOOの指示通りに行動します。
まずは『JR香取駅』まで行き、千葉行きへ乗り換えました。その際、多くの呉越同舟サポーターが大量に小さな香取駅でトランジットしたため、ホームがサポサポサポ・・・で、溢れかえってしまいました(´д`)

待つこと数分で、乗り換えの千葉行き到着。ここからは往路と同じ経路で帰国の途に・・・のつもりでしたが、そこで悲劇が起こりました。
『JR成田駅』にて降車し、『京成成田駅』へ向かうために一旦出札するところで、「事件」が。
出国手形では、自動改札を通過できません。当然、駅員さんのいる改札を通らねばならないのですが、その改札が1ヶ所しかない! のです。少なく見積もっても200人は下回らない数のうぃあー&鹿サポサポサポ・・・が、一斉に駅員改札口に殺到したのです  ((((;゜Д゜)))
単純に出札するだけの客だけでなく、精算する客もいるため改札は一時騒然、混雑を極めました。
「これでは帰れなくなる」
と思った私とダンナは、急ぎ我孫子行きのホームへ向かい、迂回ルートを選択することを咄嗟に決断しました。

 『YAHOO路線情報』には、乗り換え時の特記事項はない

多くの人間が、ネットなどで同じ情報を共有してしまいがちな現代では、このような行動の局地化が発生し、ひいてはパニック環境を発生させてしまうのだ、ということを、今回勉強させていただきました。

070429station また、あのような『出国手形』を発券するスタジアム駅の側からすれば、「売れさえすればいい」という感じで、手形を買った客の行く末など全く興味がないことが判明しました(確か、『スタジアム駅』もJRなんですが・・・乗り換えが考えられる駅への申し送りなどしていないでしょう、たぶん)。
さらに、受け入れ側のJR成田駅の対応にも、現場の不測の事態への臨機応変さが欠如していることもわかりました。

突然のアクシデントもありましたが、我孫子のあと、新松戸での乗り換えもスムーズにでき、予定より20分遅くなりましたが、無事帰国できました。

遙かなり、鹿嶋国・・・車の旅やツアー専用列車では、この旅の醍醐味は味わえません。

日帰りの『グレートジャーニー』

皆さまも、いかがですか?(笑)。

追記:
到着した与野本町駅で精算していたところ、駅員さんから、
「今日、レッズ勝ったんですよね? ポンテの決勝ゴールで・・・」
さすが、駅員さんのクオリティが違います(笑)

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2007/05/01

07【AWAY】第8節@鹿戦

070429kashima1

鬼の十番勝負『動物シリーズ』第2戦@鹿、です。

現地に10時半ごろ到着したものの、メインゲートと駅の間の広場に並ばされた。毎年のことながら、ここではみな出足が早い。早く出て来たつもりでも、「上には上」が大量にいた。
13時開門。2席くらいなら、この列順でも何とかなると楽観していたら、やはり世間もといレッズサポは甘くない(笑)。何度かタッチの差で席争奪に連敗し、その闘いに没頭するあまり通路も塞がれたため初めての2階席へ。

070429kashima3初体験の2階席は、1階席とは眺めもさることながら空気も違った。終始着席の観客多し(私の目前は10名近くが全員着席)。2階席とはいえゴール裏、せめて選手紹介の時でも拍手なりして欲しいものだが、全くの傍観(試合終了まで同じ状態)。しかもここはカシマのアウェイゴール裏。長くゴール裏で応援して来たが、こんな“客”は初めて見た。明らかに席の選択を間違えている人々に業を煮やしていたところ、ふと、私の発想を転換させてくれた光景が「ふたつ」あった。070429kashima2
「ひとつ」は、幸いにも少し離れた周囲では、日常見られる『ゴール裏のサポーター』も数多く応援していたこと。彼らが「いつものように」立ち上がり声を張り上げてサポートしている姿を見て、考えた。
場所は関係ない。むしろ「応援の穴の空いたゴール裏」をつくってはならない・・・と、そう思い直したら、俄然、燃えてきた。ここはカシマのアウェイゴール裏。『浦和者』の名に恥じぬよう、少人数でも2階席からコールの雨を降り注ごう、と。大勢の同志たちと固まって応援する方が精神的には楽かも知れない。しかし昔から、かえって人数が少ないほど燃えるのがレッズサポ。アウェイ参戦の原点に戻ったような、新鮮な心持ちになった。
「どうでしょう」ではないけれど、「ここをキャンプ地戦場とする」(笑)ことにして腹を据えた。

そしてもうひとつ、私を2階席にとどまらせてくれた光景については、別途こちらでお話しを。

070429kashima4さて、試合。
先発のみならず、ベンチからも外されたワ級。あとで知ったが、理由は「規律違反による懲罰」とのこと。ペルシク戦で露わにした怒りの表現を、先日の上海戦でも再度見せていたワ級。自分の不調と指示への不満で腹立ちを隠せなかったことが2度も続けば、かつて現主将を遅刻の罰でベンチからも外すだけでなく、ケガでもないギド前監督をもスタメン落ちさせた鬼軍曹が黙って070429kashima5いる訳がない。事の詳細はわれらにはわからないが、現監督が「そのくらいのことはする」ことは知っているつもり。感情ではなく、あくまでも規律で。
対する鹿島は、QBKを負傷で欠き少々残念であったものの、こちらも欠場が危ぶまれた岩政がフェイスガード装着で先発。万全ではないが、こちらの闘争心に火をつけてくれる役者が登場してくれた。

070429kashima6 試合が始まって最初に気付いたのは、レッズ側の陣形、“3バック”
さらに、ゼロ杯で大いに懸念された啓太&阿部でボランチを組んでいた。上海戦のエントリでも触れたが、やはり最終兵器は3バックなのだろうか・・・と思ったが、今回は、前線のワ級不在対策もあり、中盤と攻撃の枚数を厚くした3-4-3(あるいは3-4-2-1)とした模様(こんな経緯もあったようであるが)。肉離れが報じられた永井の状態がどこまで持つのかが、この試合の鍵を握りそうな気配がした。

審判は、流し屋もといオオギヤ(扇谷)。

序盤戦、つまらないミスでG都築と1対1(ノ;д`)の場面を演出し、自ら墓穴を掘るプレーがあったものの何とか難を逃れ安堵。水曜日の上海申花よろしく、鹿島は足下の格闘技戦で挑みかかってきたが、中盤を支配したレッズがほぼ前半のペースを握ったと言っていいと思う。激しいプレスにも慌てず、ロビーと伸二は粘り強く球をホールドし、包囲網を抜けて局面を打開していた。特に伸二には後半ともなると、常に3人の刺客に囲まれ襲われるという、何ともえげつない鹿島の守備に手を焼きながらも、ロビング技なども披露しながら落ち着いて対応していた。最近、甲府、柏、上海などなどレッズと対戦するチームは、似たような守備網&肉弾戦を仕掛けてくる。鹿島もその類のチームに類型化してしまったのか。。。

しかしながら、レッズも鹿島も、自分たちが現在持てるだけのストロングポイントで真っ向勝負する好試合。あえて鍵となる選手を挙げるなら、レッズはロビーと伸二、鹿島は野沢と興梠か。
これがかつての鹿島なら、代名詞であった『リアクションサッカー』を展開するところなのだろうが、今、少なくとも目の前の鹿島には、その影すらなかった。ぶつかり合う両者の闘いは、意地の張り合いでもなく、勝負としては実に素直。
「勝つためにどうするか」
この一点に、両者の神経が注がれていたように見えた。

レッズは中盤で良くボールを拾い、さあ展開というところで・・・どうも前線への配球がぎこちない。暢久&長谷部の両サイドが前半時点では活性化されず。前掲のリンク記事にあった、急遽暢久を前に挙げた布陣の影響か、逆に裏を取られてピンチを招く場面もしばしあり、サイド攻撃を自重していたのかも知れない。しかし、中盤を厚くした効果は時間を追うごとに少しずつ表れてきて、複数人が得点に絡むプレーに顔を出すように。シュートを放った選手だけでも、長谷部、闘莉王、阿部、ロビー、永井、伸二・・・と、実に多くの選手が絡むように。
また、啓太と阿部の間には約束事があったのか、ゼロ杯の時の杞憂もよそに、両者バランスを考えた絶妙な動きを見せてくれたことが嬉しかった。阿部の攻撃参加が随所に見られ、彼本来のプレースタイルを発現できるようになったことが、前節と大きく異なる、チーム戦術としての成長点だと思った。
リズムを掴みかけたところで前半終了。

後半、またしてもつまらないミスにより絶命のピンチを迎えるも(やめてくれよぉ~/笑)、鹿島の決定力不足に助けられ事なきを得る。かたやレッズはサイド攻撃が活性化。前の選手を追い越す動きが頻繁に。前半から辛抱強く仕掛けていた努力が実を結び、新井場の領地焼き討ちに成功。対面のレッズ右サイドの暢久がサイドに頻繁に侵入できるように。後半立ち上がりのドタバタが落着し、中盤の高い位置からボール奪取したり、サイドチェンジを有効利用したりと、攻撃の歯車がカッチリ噛み合ってきたのが見て取れた。
先制点は、そのサイドチェンジでできたスペースを使って啓太が侵入→味方の動きを冷静に見たうえで逆サイドスペースに侵入してきた暢久へパス→中央スペースにフリーで来たロビーがゴール!という、画に描いたような爽快な“崩し”により得られた。
この一連のプレーに、この試合の収穫が見えた気がした。暢久の右サイド侵入を信じて待った啓太、啓太からのパスが来るのを信じて走り込んで来た暢久、ロビーのフィニッシュを信じてパスを送った暢久、暢久からのパスを信じて飛び込んできたロビー・・・一連のコンビネーションを生み出したのは、お互いの『意思疎通』と『信頼』であったと思う。3人が同じ画を共有しないと生まれない動き。お互いを信じる心がなければできないことである。そう思ったら、より一層爽快なゴールシーンとして味わうことができた。
昨年の天皇杯での戦いを彷彿とさせる、連動性のあるプレーの数々、、、ワ級不在が生み出す“副作用”。何とも皮肉ではある。

その後、気を良くしたピッチ上のレッズの選手たちは、インターセプトあり、ボール奪取あり、、、と一見調子に乗ったかに見えたが、、、そこはさすがに鹿島、レッズが追加点のチャンスにもたついている間に追撃態勢に入ってきた。加えて、この日流し気味の主審の判定に惑わされ、異議で都築が(遅延かと思ったら、公式記録で「異議」でした)、遅延行為で長谷部が警告を食らう。残り5分で永井が交代するまでは鹿島が反撃を見せるも、決めきれず。かつての鹿島なら、相手のミスを逃さず決めていたが、それは昔日の話となってしまったようだ。否、正直なところ、その鹿島の拙攻に助けられたとも言えるのだが・・・(^^;
070429kashima8 スコアは1-0。
結果だけ見れば得点の少ない試合であっても、両軍拮抗した試合内容といい、得点へ至るプレーの質といい、この対戦カードが持つ意味といい、「勝負」を決するというシンプルな観点だけで充分な、好試合であったと思う。

そして、レッズとしては、連敗を避けられたことも大きかった。
良質な試合内容も伴えば言うことはないのだが、やはり「勝利」よりも大きな喜びはない。
「内容は良かったのに、負けて残念」
などと負け惜しみを言う時代はもう過ぎたのだ。その意味を、今節の鹿島が一番身に滲みてわかっているはず。
勝つことを義務づけられる使命を負うクラブとなったからには、「実」を取っていかなくてはならない。今年、来年とACLによるタイトスケジュールの中で闘っていくからこそ、勝利のリアリティを追求していかなくてはならないだろう、昨年以上に。

070429kashima9そして、今節の自分。
思わぬ状況に身を置いたことで、いつもの倍以上の声は出した。そして跳ねた。不思議と満足感があった。人というものは、味方が少ないほど“個の力”が強くなるのだな、と久々に実感した。自立したサポートとは、こういうものなのだろうか。新鮮な喜びを感じることができた。
ゴール裏中心部だけが戦場ではない、と。いい勉強になった。

 

追記:
070429kashima7 ハーフタイム、撒き散らかされた大量の紙吹雪を、スタッフの少年達が迅速に拾い集め撤収してくれて、非常に感心したものです。
しかし、快適なピッチ空間が戻ってきたと思ったのも束の間、後半開始と共に、あろうことかホーム側のサポーターが再び紙吹雪を撒き散らしてくれました。まるで、掃除した母親の後から再び散らかし回る子供のように・・・。
改善されたピッチ環境を再び悪化させるとは、サポートはおろか、自軍の選手たちの足を引っぱるような行為にしか見えませんでした。
少年たちに敬意を込めて、片付けの様子(動画)をここに貼っておきます。

追記その2:
試合後、レッズサポを挑発する英語が書かれたTシャツを着た鹿島サポーターが、ご丁寧にアウェイ側コンコースまで殴り込みご挨拶にいらっしゃいました。警備員に取り押さえられ、レッズサポからは罵声を浴びせられ・・・反面教師、このような行動は恥の上塗りだけでなく、クラブ、選手、仲間たちを貶める行為です。決して行いたくないものです。

追記その3:
本文中にもリンク貼りましたが、『浦和GIRLS』更新しました。よろしければお立ち寄り下さい。m(_ _)m

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