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2007/05/29

07【HOME】第13節@横浜FM戦

『鬼の十番勝負』最終戦@横浜FM戦です(動物シリーズ@鴎)。

070527fm1 朝8時すぎ。当日抽選に向かう人々の列はすでに続いていた。早朝から汗ばむほどの陽気は、5月とは思えないほど暑い。その暑さのせいではないけれど、ダンナがまたも高熱を出しダウン。とりあえず私が先発して抽選に参加することに。

抽選結果は惨憺たるものに(笑)。何の悪びれるそぶりもなく、平然として家族全員でクジを引くグループがいるためやむなしか。070527fm2私が注意して大騒ぎしても構わなかったのだが、それでは係員の立場がなくなる。しかしトラメガで「1グループ1抽選」と呼びかけている眼前で家族ぐるみでクジを引かれているさまは、アリバイ仕事とか職務怠慢などと言われても仕方がない光景だろう(客に注意する権限がない、と言ってしまっていいものかどうか)。
個々の規範や羞恥心が失われつつある、北ゴール裏の現状の一面を見る思いがした。

待機する間に、ダンナ参戦断念の報が入る。病気の家族をほうっておく事態となり申し訳なさで少々気が引けたが、病人本人のススメもあり(ホントか?/笑)腹を決めて仲間と共に入場。キックオフを待つ間、コンコースやスタンドで過ごす人々を見て、ふと、いつもと違う空気が感じられた。過剰な緊張感とくつろいだ雰囲気・・・この極端な温度差の混在は一体何だったのか今でもわからない。

070527fm3 今回の試合については、さほど書き立てるほどのものはない。最近の、殊に埼スタでのゲーム内容に関しては、試合ごとの特徴にそれほど相違はない。つまり、先発も戦術も“固定”させ、それが機能するまでトライを繰り返している状況が続いている。私はその方法論に関して小異はあるがおおむね同している(今のところ)。むしろ、同じ型を繰り返して修練を積んでいるはずの『個』のパフォーマンスが、試合を重ねるごとに低下していること070527fm4が気になってきた。
相手の出足の鋭さは、試合前から折り込み済みの事象であり、それを気にすることはないと思った。時折、相手の仕掛けに対するレッズの選手の対応にはいささか消極的というか気後れしたようなところも見受けられたものの、鋭気に満ちている前半に関しては、横浜相手に負けじと積極的に対抗してねじ伏せようとしていたようだっだ。が。後半失点してからがいけなかった。前掛070527fm5かりになる攻撃陣と引いてしまった守備ラインで、中盤が間延び してしまう。いつもの悪癖がまたもここで露呈することに。選手たち自ら、今年これまで積み上げてきたものを壊してしまっているかのような印象を受けた。
また、チャンスの数も決して少なくないのだが、決定機が「決まらない」。ボールが宇宙へ導かれた瞬間には、サポーターの心も彼方に飛んでしまいそうになる。
ただ、もっと気がかりなのは、「サポートの少なさ」。
070527fm6大胆なサイドチェンジで揺さぶりをかけたり、相馬のサイドを有効利用した積極的な突破策を見せ、私たちに何度も期待感を抱かせてくれるのに、前線の攻撃枚数が足りないばかりかボールを貰いにいく選手が少ないため、せっかく相手陣内までボールを運んだ努力を自ら潰しているように見える。
シュートに至るまでの人とボールの動きにおいて、各選手の中に同じイメージ画が描けていないのではないだろうか。
皆で協力して点を獲る作業を行えば、シュートを外した選手ひとりが責めを負うこともないはず・・・2列目・3列目の誰かが決めてくれればそれで済むのだから。ロビー曰く「ワシントンだけでは点は獲れないよ。後ろからのサポートがないと。それが勝てない要因のひとつだ」と語るように、ピッチ上の選手の意思疎通に関する問題点を、彼自身指摘している。これはまた、「チームとしての一体感に欠けていた」という阿部の弁にも裏付けられる。
「引いて守る」クセは、後方からのサポート不足という副作用をさらに助長するばかりでなく、新しい処方箋も利かなくしているようで、、、それほど厄介な持病を抱えているのだろうかと思うと、こちらまで頭が痛くなる。

070527fm8 しかし、よくよく考えたい。
一番勝ちたいのは選手たちなのだ。選手たちが一番苦しんでいるのだ。
そんな選手たちを後押しして元気付けてあげられるのは、われらのサポート・・・の、はずだ。
試合後、ブーイングをする元気が残っているのなら、何故試合中全力を尽くして応援しないのだろう。
それ以前に、試合中、北ゴール裏ではいくつかの揉め事も起こっていた。その騒乱の巻き添えになっていた人もいた。
(よほどの暴言や振る舞いに対しては別だが)自分の応援スタイルと異なる人に向かって「ふざけるな」「まじめにやれ」などと排除したり、自分と異なるものや考えを蔑む風潮。相手の個性を認めない無許容と敬意の欠如。どこからともなく応援の声が沸き上がる自由なサポートスタイル、『無秩序の中の自立した秩序』こそが、浦和レッズサポーターの素晴らしき伝統であったはず。しかし今はそれも昔。声ひとつ発するにも、周囲の顔色をうかがわなければならないのだろうか・・・。深刻な動員減少に悩む、某チームの轍は決して踏みたくないものである。

070527fm7 チーム状態が芳しくないことが、その苛立ちの一因かも知れないが、それが原因のすべてではない。
他人のことなど気にならないくらい、集中したサポートを。
試合後のブーイングに余力を残すくらいなら、試合中に全力のサポートを。
「レッズを勝たせるために。」
サポートの原点を、忘れてはならない。

そんな雑念に気を取られているくらいなら、非難にさらされたうえ、興行的な娯楽性を捨ててでも勝ち点1を取りにいったオジェックの方がよほど現実的で堅実である。最低限でも監督としての仕事をしていると思う。

「勝利」と「楽しさ」だけに試合の価値を求めると、負けたり失敗した時へのエネルギーが増幅してしまう。長いシーズン、苦しさや辛抱はつきもの。それを乗り越えて掴んだ勝利にこそ、より強くて確かなものが得られるものだと思う。

短いながらも休息期間が与えられた選手たち。
長かった『鬼の十番勝負』を耐えしのぎ、心も体も疲れ切っていることだろう。
どうか体を休めつつ、よくよく語り合ってお互いの信頼関係も深めて欲しい。
仲間を信じ、皆の心がひとつになれば、1+1=3 になる。

追記:
この休息期間に、こちらの「食あたり持病」も治したいところですが。。。(^^;

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コメント

この弁当の発売日から始まった,埼スタドロー症候群。
「弁当の呪い」という言葉がどうしても浮かんでしまいます。

非科学的と切り捨てるのも,発売元を非難するのも,何か腑に落ちず・・・ここは,ローソンあたりに
「マグノ丼」(申し訳程度にでもマグノならぬマグロを入れるとか)
「西野丼」(具材に干物を入れて干した感じを出して欲しいです)
「ガンバ応援弁当」(具材未定)
とかを出してくれるようにお願いしてみるのがよろしいかと。

投稿: sat | 2007/05/29 17:56

他のブログを見ていたら眼の覚めるような記事が…(以下引用)

 2007年 13試合 6勝1敗6分け 勝ち点24 2位(最終順位?)
 2006年 13試合 8勝3敗2分け 勝ち点26 3位(最終順位1位)
 2005年 13試合 5勝3敗5分け 勝ち点20 4位(最終順位2位)

今年の成績は去年よりも、一昨年よりも、いいじゃないですかー
あの過酷なACLがありながら…、ですよ~
オジェック、すばらし~~い(でも、もっと控え選手活用してくれ~)

大船に乗ったつもりでいようっと!!

投稿: なごやのじーじ | 2007/05/29 23:00

@satさま
いやぁ、、、ワタシも書こうとして書けなかった言葉が・・・(爆)。
確かに、ガンバ@ローソン案は良い発案ですね。あとは『焼肉で○』あたりに弁当出してもらいますか(笑)
『西野丼』には、ぜひ干物キボンヌ(゜∀゜) おほしさま☆

@なごやのじーじさま
実は、レッズの歴史をひもとくと、前半戦のレッズは調子が悪いのが通説となっております。

(遡りつづき)
 2004年 13試合 6勝4敗3分け
 2003年 13試合 5勝3敗5分け
(以上、ワタシ調べ)
特にここ3年は、秋口からの“ガンバの失速”に反比例して年末「尻上がり」に調子を上げてきているのです。これを知っていれば、確実に過去の成績より改善されているわけなので(昨年の今頃とそれほど遜色なし)、今の現状を嘆いたり、オジェック解任論なんて出てくる方がおかしいわけです。長年レッズを肌で感じていれば、みんなが知っている事実なのですが・・・欲張りになったのでしょうかね。

(ついでの記録)
2002年 2ndステージ 最後は8連敗

こんな後味の悪いシーズンより、尻上がりに調子を上げてもらった方が、勝負として興行として楽しみがあるというものですよね。

投稿: nigoe | 2007/05/29 23:46

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