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2007/04/16

07【AWAY】第6節@柏バカ一代戦

070415kasshiwa1金曜より発熱で寝込んだダンナを家に置いて、早朝の国立へ。
実は、夜明け前から何だか自分も熱っぽく、用心して薬を服用して出かけた。到着した頃には少しは体調も持ち直す。朝7時・・・ゼロ杯の頃に比べると陽も高く、多少は空気も暖かだったので、病がちの体にはありがたかった。

予定の12:30より少々早めの代々木門開門。思ったより混雑は070415kasshiwa2なく、逆に席選びの選択肢が多いほど。リーグ戦であっても序盤戦のうちは、浦和側ゴール裏とはいえおおむね客足はゆっくりめ。対面のホーム側の客足は、さしずめ『重役出勤』といったところか(^^;
風が出て来たものの、気温が暖かで体には優しい気候。むしろ汗ばむほど暖かかった。代々木側スタンドは日陰になると急激に気温が降下するため、汗をかかぬよう気をつける。
発熱で心配されたダンナも無事現地到着。
明日のことさえ考えぬ、天晴れ『浦和バカ一代』(笑)。

070415kasshiwa4 スタメンは、レッズはこのところのお馴染みのメンバー。サブに小池がリーグ戦では初めて名を連ねていた。一瞬めでたいと思いつつ、同じサブにいる岡野と比べると、交代するにしても多分オジェックのファーストチョイスは岡野になるだろうなと仮想すると少々残念。
対する柏は、今季の柏の快進撃を支える菅沼、李、鈴木の若手3選手が抜け、少々痛いところ。しかし、策士・石崎ノブリン監督である。油断は禁物。070415kasshiwa5
しかし、、、久々の国立開催のためか、柏の選手紹介のアナウンスが、なんとも間抜けていた。選手と選手の紹介の“間”がそれぞれ20~30秒はあり、途中で終わったのか?と思えるほど間延びしすぎることこの上なし。さらに、ご丁寧にも試合開始前にももう一度選手紹介を行う始末。
これもこちらを惑わす作戦なのか・・・と改めて油断禁物。

・・・・・・と、気を引き締めていたところ。070415kasshiwa6
まさか国立でホントにやるとは思っていなかった、、、
『柏バカ一代』。
頭上で手を拍ちながらの大合唱。柏サポを支えてきた魂の唄を、声高らかに唄うさまには、“柏サポ道”を見せつけられた思いがして、もう敬意を表すしかないが、闘う直前だったので、笑い飛ばしはしたが手拍子はする気になれず。。。

マス大山に、合掌!
 #華麗でない方への参考サイトのご紹介(こちら
 ##実技映像のご紹介(
J2時代の『岡山劇場』

070415kasshiwa9 唄で気合いが入ったのか、開始直後から激しく間合いを詰めて、柏の選手がプレスをかけてきた。DFラインも高く、中盤をコンパクトに絞りレッズの選手と、繰り出されるパスを狙ってきた。
序盤の攻防に手を焼いてはいたものの、どうやらレッズの選手にとっては、柏のその戦法はすでに折り込み済みであったようで、球離れを良くして次第に相手の中盤包囲網から逃れながら、あえて簡単に、一気に前線にパスを送り込むようになった。
070415kasshiwa3  闘莉王も積極的にラインを上げ、パス供給に参加。いくつかの惜しいチャンスを経て、前線に通ったパスを預かった永井が右エンドまで突破折り返し、ワシントンが先制点。この流れだけ見ても、レッズが「大人のサッカー」にシフトしているように感じられた(対面の柏が「がむしゃらサッカー」であったため、ことさら対照的に見えたのかも知れないが)。
やはり、「個」対「個」の局面に持ち込めば、レッズの選手に軍配が上がる。徐々に自分たちの長所を引き出すための“考えるサッカー”が垣間見えた。

070415kasshiwa7先制点のあと、前半が終了するまでの展開は、今季一番のワクワク感があった。
「連動性」と呼ぶに相応しい人とボールの動き、相手の動きを予見しながらの駆け引き・・・まさに「ハマった」というパフォーマンスを披露してくれた。
柏の陣容は、甲府のそれと似ていて、プレスに意識がいきすぎて、相手にスペースを与えてしまっていたようだった。相手のパスに翻弄され続けることで、DFラインの詰め方も緩慢になり、プレスは効かず運動量も次第に落ちていく。そこをレッズはうまく引き出していたと思う。
先制点と同じ戦法で、伸二の追加点。永井がDFを引き連れてできたスペースに飛び込んでゲットした得点であったが、永井は伸二の動きを感じ取っていたのだろうか?・・・長谷部は自分を見ていなかったようだと伸二が語っていたが・・・偶然にしろ必然にしろ、うまくハマった追加点のシーンであった。
さらに追加点が欲しいところで攻勢をかけるも、プレー精度の低さが散見されるようになる。
前半終了。ちょっと嫌な予感がした。。。

後半、石崎監督は早い時間から、すべての交代カードを切ってきた。
ドゥンビアと谷澤の投入が、後半の展開のほとんどの流れを柏に引き寄せることとなる。柏のパスコースの選択肢がフランサだけでなく谷澤にも増えたうえに、豊富な運動量とスピードが供給された。
そこで、困ったのが、わがレッズ。
スピード対抗策のためなのか、どうしても最終ラインが引き、中盤が間延びしてきた。引いて跳ね返す鉄壁守備で切り抜けた自信から昨年のクセが体に染みついているのか、あるいは連戦の疲れから省エネモードに入るのか・・・啓太曰く「前半とは別のチーム」、もといわれらからすれば「昨年見慣れたチーム」に戻ってしまった。070415kasshiwa8
柏にシュートを撃たれっぱなしの状況で30分間辛抱したのち、オジェックは永井に変えて平川を投入。しかしこの交代の意図が、たぶん暢久を前目に上げて柏の勢いを削ぐ対抗措置であったのかも知れないが、この後の動きを見る限りでは正直わからなかった。ロスタイムのロビー→岡野の交代は時間稼ぎ。しかしそれでも、必要な結果は残せた。「アウェイで同点に追いつかれる」の悪夢からは、バテバテになりながらも何とか逃れることができた。

終わってみれば、

 シュート数:柏 9-10 浦和

このシュートのすべてをレッズは前半に、柏はそのほとんどを後半に撃っていたのだった(ニッカン)。
何ともお粗末な後半の内容ではあったものの、清水が負けたことによって首位となったことを考えれば、結果「負けない」ということが、長いシーズンを闘っていく上では大切なことなのだと改めて思わされた。

機能しているようで破綻しやすい現在の4バックシステムについて、いまいち釈然としない思いで国立をあとにした。
しかし、帰宅して観たGGRで、島崎氏と信藤氏が、オジェックの目指すサッカー論について、わかりやすく解説してくれたことで、光明が見えたような気がした。

日本人がこれまで陥りやすかった「4バックのクセ」をオジェックは矯正し、世界基準の4バックを目指していること。そのスタイルへの進化をレッズは目指すべきであること。
最終ラインを下げるクセを直さなければ、オジェックの目指す4バックが機能しないうえにGKとの良好な関係は保てないこと。今がそのクセを直す良い機会であること。
闘莉王は、後方に戻りそうになった選手に激怒していた(笑)こと。システム確立のために、彼自身も戦術を理解し、攻撃参加を控え辛抱していること。それは暢久も同様の思いであること。
そして、
「レッズのため」のサッカーをすべきであって、「自分のためのサッカー」をすべきでないこと。

発熱でまどろんでいた私のココロへ染みわたる、一服の清涼剤となった言葉だった。

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コメント

久々に『前半と後半と別のチーム』だったですね。

って、後半は半分見てないんですけど・・・・(汗汗)
ちょっと『のっぴきならない』用事がありましてね   へへ・・
ま、首位に立ちましたけど、油断せずに目の前の敵を一つ一つやっつけて
行きましょう。

投稿: スパイ1号 | 2007/04/17 11:12

やはり、水曜日の応援が影響してたんですね。
自分も翌日、風邪気味でした・・・。
まだ、先は長いので、体調を整えていきましょう!1

投稿: 豆腐小僧 | 2007/04/18 00:33

@スパイさま

>>って、後半は半分見てないんですけど・・・・(汗汗)
あなた様が、当日どのような格好をしていたかを、全世界中の皆様にここでごらんになっていただくことも可能だったのですが、そこは「武士の情け」、ごく一部の方への公開に留めておきましょうね(笑)。
今回は、オジェックではなくスパイさんが途中退席されましたが、レッズはがんばって無失点で逃げ切りましたよ。
まさか、スパイさんも「無失点」?(笑)

@小僧さま
あらら・・・水曜日、あのあと体調崩されたんですね。お大事に。
ダンナは水曜日は38.5の発熱で、翌日は持ち直したのですが金曜夜に再発熱しました。水曜日の出張先が寒かった上に、40日間無休の繁忙期の影響が出たようです。働き過ぎは良くありませんね(^^;
私は土曜夜から調子が悪く、さっき病院に行ってきました。症状が最近周期的に出るので、血液検査してきました。アレルギーかなぁ・・・。
お互い、体調管理には気をつけましょうね・・・って、熱出してもゴール裏に行くバカ夫婦につける薬なし、ですか(笑)
この試合の後半は、悪寒が走ってうなされそうになりました(爆)

投稿: nigoe | 2007/04/18 14:56

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