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2007/04/26

07ACL【AWAY】上海申花戦

※チェックしないまま書いていますので、間違いがあれば後刻訂正いたします。

旧型のわが家のブラウン管TVが悪いのか、ワイド画面仕様の画像の両脇が圧縮され、タテに若干扁平した映像が何とももどかしかった。選手とボールの動きもヨコ方向が圧縮され、動作がスローモー。加えて、国際映像ならではの画像の乱れと音声不通・・・TV中継レベルでも“アウェイの洗礼”を受けなければならないのか。。。

涙をのんで断念した上海渡航
海を渡った同志たちの声は、そんな私も含めた留守番組の思いも背負ってくれたかのように、TVを通して力強く響き伝わった。途切れ途切れに伝わる音声であっても、聞こえてくるチャントは、確実にホームの上海サポーターを凌駕していた。
現地参戦の仲間たちの、熱い思いが伝わってきた。

遠征に帯同しなかった永井に代わり、堀之内がスタメン。立ち上がり時のフォーメーションがわかりづらかったが、後方は彼を含めた4バックで阿部が高めの位置取り。前線はワ級の1トップ、といったところだろうか。映像がタテ扁平なのでわかりづらいことこの上なし(^^;
序盤は両軍様子見のポーズを取るも、次第に上海側の“囲い込み運動”と“球際格闘技”が披露されてきた。対する浦和は、最近「モノになりそうな気配」のする4バックシステムを忠実に実行しようとする努力が伝わってくるような動き。DFラインを高く保ち、中盤をコンパクトに球離れを早くしてパスを回す展開。
しかしそれが誘因となったのか、時間の経過とともに、上海守備陣のチャージが激しさを増してきた。ボールを持つ浦和の選手に3人がかりで襲いかかってきた。前方のみでなく後方からも。球際でのタフなせめぎ合いでは、さすがに肉体派の上海に軍配が上がる。時折それを避けようと出した浦和選手のパスが、あろうことか上海へのプレゼントボールとなり、味方を震撼させるような危険なシーンを何度か見せられ、非常に心臓に悪かった。
サイドにボールは渡るものの、ハードチャージとスペースをきっちり埋められた上海陣内に深く侵入することができず、なかなかエンドライン限界まで揺さぶれない。また1トップのワ級自身の不調に加えて孤立する場面が多く、ポストプレーするもセカンドボールを拾えないのでは、攻撃も散発化やむなしといったところ。
しかし、少しずつ浦和の攻守の切り替えも良好で、徐々にリズムができはじめた頃、前半タイムアップ。
このリズムに乗りかけた前半で、何とか先制したかった。。。

後半、上海は頭から2人を交代。対する浦和は前半のまま。
上海は積極的に攻撃を仕掛けてくるものの、浦和は前半のリズムを踏襲するように、後半に入っても慌てず対応。そのリズムの中で創出された阿部の決定的なHSであったが、無情にもクロスバーに嫌われた。TV解説の川添氏の弁のとおり、この逸機があとあと響くことになってしまうとは。。。

伸二OUT平川IN。
指を3本立てながらピッチに入ってきた平川のサインから、ベンチの指示は「3バック」。
前節の川崎戦とは異なり、阿部をボランチにシフトし平川を攻撃的アウトサイドへ。「オジェックは、(3-5-2の際の左サイド適任選手がいないので)4バックを消去法的選択肢のひとつ、としている」と、柏戦で配布されたエルゴラに書いてあったが、その考えを匂わせるシステム変更。やはり最終兵器はいまだ「3バック」なのか?と思いつつも、さにあらず。10日前の柏戦のようにズルズル下がることはせず、前半の4バックの方針を派生させた3バックで対応していたように見えた。

しかし、いくら守備陣形を整えることに心血を注いでも、点が獲れなければ勝てない。
膠着ムードが続くなかで、次第に態勢は上海側のペースに持ってゆかれた。
ファウルの貰い方が巧い。浦和選手の動きを利用した、審判の目を欺く「演技」。時間を追うごとに、接触プレーを上海側が自ら求めるような、怪しい接近戦を仕掛けてくる。今にして思えば、その策略に嵌らないよう、接触プレーを避けるなどの注意が必要だったのかもしれないが・・・。
その反面、上海選手の“誘い”に乗らじと球際を淡泊に対応すれば、あっさり相手にボールを献上してしまうことになる。いつの時点だったか、ゴール前までボールを持ち込んだ長谷部が、「ここぞ」というところであっさり相手の接近戦を躱してしまう場面があった。私の気持ちとしては「そこは勝負だ!」と思ったが、確かにケガのリスクも瞬時に考えねばならない厄介な状況ではある。「粘りどころ」と「躱しどころ」のサジ加減は難しい。

後半途中、この試合を裁いたオマーン人主審は、急に腹痛でも起こしたのか?
突然、先走るような、観念的な判定のラッシュが始まった。前半は、いくつか「?」な判定はあったものの、アドバンテージを適用するなど試合の流れを汲んだジャッジをしていたが、後半の“とある時間”から急に「変身」してしまった。薄笑みをたたえながら。
立て続けに黄紙を2枚食らった暢久は、気の毒だった。相手の顔に手が接触した1枚目も少々厳しかったが、2枚目の遅延警告に対しては、試合展開と浦和の選手の心情からして「ありえない」行為であり、甚だ観念的と言わざるを得ない(確かに暢久ももたついて不用意ではあったけれど)。
ふと、95年の『日本平ペレス事件』の記憶が蘇った。ACLなど主審が外国人の試合では、暢久はスローインプレーをしない方がいいのではとさえ思ってしまえたほど、無念な出来事だった。
そんな上海の『のらりくらり』戦法がピッチ上を支配し、熱くなったのか、闘莉王まで黄紙を食らってしまった(これはボールにタックルしていないのでやむなしか)。

残り10分のところで、ワ級OUT岡野IN。
しかし時すでに遅しの感が・・・『野人使い』の暢久と伸二はピッチを去っており、事ここに至っては、浦和サイドは可能な限り時間を消費する戦法に切り替えるしかなかった。最低の義務である『勝ち点1』を持ち帰るために。

国際試合でのアウェイ戦で、「勝ち点3」を得ることがいかに至難の業なのか。
苦難と屈辱の中で、最低の義務「勝ち点1」を得ることが、これほど忍耐を必要とするものなのか・・・TV桟敷の私でも思い知らされた。代償の大きい『勝ち点1』だった。
ペルシク戦で出場停止となった2人には、次節@鹿島戦で悔しさを晴らして欲しい。

そしてわれらも、今こそ、“原点”に立とう。
困難であればあるほど、いばらの道であればあるほど、力を発揮する--------。
それが、『浦和サポーター』。

末筆になりましたが、上海遠征された皆さま、本当にお疲れ様でした。
帰宅するまでが遠征です、くれぐれも道中お気をつけて。

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コメント

インドネシアのアウェイでは、今回NGだった復帰組が、
間違いなくやってくれる、と信じています。
闘莉王NGで出てきたホリの素晴らしいパフォーマンスが、
何よりもそれを確信させてくれます。

ま、インドネシア1回休みのお二人には、GW中、ぱきぱき仕事してもらいましょう(^^♪

投稿: えりぴょん | 2007/04/26 20:56

追加、、、、

お2人(もインドネシア出場組みももちろん)、
帰国しての大一番、埼スタでもしっかり活躍を祈念・・・・

投稿: えりぴょん | 2007/04/26 20:58

@えりぴょんさま
ようこそいらっしゃいました(^o^)/
“華麗な社交場”では、いつもお世話になっております。
こちらは対抗して“若づくり”を目指しています(笑)
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします m(_ _)m

>>今回NGだった復帰組が、
>>間違いなくやってくれる、と信じています。
そうですね、堀之内がそれを証明してくれましたし。代表よりレッズでレギュラー取るほうが難しいんですから、出てくれる選手たちは奮起してくれることでしょう。もちろんあの「2名様」には、出られる試合でしっかり働いてもらいましょうね。

週末も国外遠征ですが、今年こそ必ずや「勝ち点3」をみやげに帰国いたしましょう(^o^)/

投稿: nigoe | 2007/04/27 10:42

帰って参りました。
相当消化不良な試合でしたね。残念です。
なんとなく、下位チームと対戦したときにありがちな試合運びで...

私は出発前の寝不足が尾を引き、上海滞在中もずっとぼ~っとしがちだったことを猛反省しています。(上海まで3時間で着いてしまうので、フライト中には睡眠不足を挽回できないんですよね~)いつもより頑張ってサポートしたつもりでしたが、もっとやらないといけなかったなぁ、と。

ですが、レッズサポーターは素晴らしかったです。第一声から、相手を圧倒していましたからね。ピッチ上の人民の方々の目もこちら側に釘付けで。

なんと正しい会社員にあるまじきことに(笑)、インドネシアにも行こうとしている私です。次は暑さもあるので、体調を万全にして臨まなくてはと思っています。

投稿: あん@上海方面特派員(笑) | 2007/04/27 13:28

ただいまです。
勝ち点2を置いてきてしまいました。難しい試合になってしまいましたね。
鹿島では必ず勝ちましょう。

投稿: no3 | 2007/04/27 17:33

@あんさま
無事のご帰国、安心たしました。
現地組のサポートは、TVを通してみてもホント力強く素晴らしいものでしたよ。そうですか、人民の方々もハト豆鉄砲でしたか(笑)。
アジアのサポーターの先達として、われらも襟を正してさらに熱くレッズを愛するサポートを展開しなければ、ですね。

>>なんと正しい会社員にあるまじきことに(笑)、インドネシアにも行こうとしている私です。
>>次は暑さもあるので、体調を万全にして臨まなくてはと思っています。

スケジュール設定的には、浦和サポは『ダメ社会人』かも知れませんが、多くの試合を参戦可能にする体調管理の面では、『立派な社会人』かも知れません(と、言ってみたかった/笑)

@no3さま
おかえりなさいませ(^o^)/
現地組の皆さまで持ち帰った『勝ち点1』です、ありがとうございました。
なにせ初めてのことばかりですから、ホント難しいことしきりです(^^;
カシマでは、、、勝 ち ま し ょ 、う

投稿: nigoe | 2007/04/28 23:42

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