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2007/02/25

07【XEROX杯】G大阪戦

070224xerox1 なんのことはない。
試合前から勝負の行方は見えていたようなものだ。

実際、試合を観ても、落胆に値する試合ではなかった。
戦前の下馬評でも、不安視されていた過密日程。続出するケガ人はベンチに置かず、トップ経験のほとんど無い若手がずらり。ピッチ上には、全然動けずコンディション最悪の選手。
シュート数 浦和 3-18 G大阪

070224xerox2 これでは、闘う前から試合を捨てていたと疑われても仕方のないチームの姿勢。
むしろ、このような心構えで勝負に臨んだことは、“打倒レッズ”で用意周到に、尋常に勝負を臨んできた対戦相手のG大阪に失礼ではなかっただろうか。
 #無論、相手は「勝負は勝負、勝ちは勝ち」と、ほくそ笑んだだろうが・・・

070224xerox3 序盤、相馬欠場で不安に思われた伸二の左サイド。しかし、そこはトルシエ時代に日の丸を背負って戦場としたエリアである。その経験はダテではなかった。伸二を起点とした左サイドから繰り出す展開に光明が見えた。自己の弱点(守備力)をうまく転化して試合のリズムをつくるところに、彼のサッカーセンスの非凡さを感じた。

しかし、その光が照らされていたのは、十数分程度だった。
070224xerox5 両チームの運動量の違いは、わずかな時間の経過だけで充分認識できた。
さらに、ガンバの選手たちは、レッズの長所を徹底的に消してきた。狙い澄ましたインターセプトと素早く簡単な攻撃は、昨年のパスワークを標榜したチームとは全く逆の、むしろ「カウンターチーム」と揶揄されたレッズの株を奪うものだった。1失点目はレッズのひどいミスによるものだったが、2失点目の二川のゴールは、思わず「ナイスシュート」と口走ってしまうほどに見事。
とにかく勝ちにこだわった、目的が明確なガンバの戦術は、自チームの選手たちにも活力を与えているようだった。
前線へのボール供給路をことごとく絶たれたレッズは、ワシントンになかなかボールが収まらない。それどころか、陣形の軸となるセンターの選手たちのプッシュアップが足りず、前方への推進力が感じられなかった。そのパワーは時間を追うごとに、ガンバにエネルギーを吸い取られるように減退してゆき、後半にはついには機能不全に陥った。闘莉王と長谷部がいないと、かくもこのような危機的状況に陥ってしまうのだろうか。。。

070224xerox6 そして。
運動量不足と、軸のプッシュアップ不足は、意外なところに“ほころび”をこしらえてしまったようだった。
あまり問題視していなかった、昨年と変わらぬはずの右サイド・・・実は、こちらで問題が勃発。あまり馴染みのない相手選手の動きに翻弄されていた。背番号は13。誰だ?と思い背後のビジョンで確認すると、安田という若手選手。ガンバユース出身ということはあとで知った。家長の不在を埋めるに充分な働きで、レッズの右サイドを蹂躙。前半やられっぱなしの平川に代え岡野を投入するも火に油。後半、こちらのゴール裏に攻めてくるガンバ攻撃の前線には、DF山口さえ顔を出してくる始末。

3失点の後は、守備陣の底からの押し上げが全くできなくなり、阿部と啓太はますます“迷子”の様相を呈した。類似するタイプの選手を並列するのは本当に良いのかどうか・・・。

元日の表彰式後に発表された対戦カードの意味づけ(リーグ覇者VS天皇杯“準優勝者”)は、「茶番」と言われても無理もないものであったにせよ、それでも冠試合、公式戦、勝負の場である。
負けて悔しくないはずはない。
選手もサポーターも。
ただ、「やる気の無さ」が露呈したことは、大いに反省すべきである。
選手も、そしてサポーターも。
3失点後、「こんなはずでは・・・」と思い焦って空回りするのは人情として理解できるが、勝負を投げ捨てた気持ちが伝わってきたのは許せない。
4失点後、最後まで試合の行方を見届けず、荷物をまとめて帰りだした『ゴール裏のサポーター(観客?)』もまた、しかり。前の客がそそくさと帰ろうとしたのに気づいて、「帰りたいヤツは帰ればいいよ」と、人に聞こえるようなひとりごとをつぶやいてやったら、抱えた荷物を再び席に降ろして、なんとか試合終了まで見届けてくれた、というお粗末さ。

たった一度、リーグ制覇をしただけで、最強になったと錯覚するようでは、傲慢というもの。

 「盛者必衰の理。」

しかも初めてのアジア進出を控えた今年こそ、「試合内容がどうのこうの」「勝つだけではダメだ」などと贅沢は言っていられない。
私の中で長年培われた『敗者のメンタリティー』は、そうそう忘れ去られるものではない。
「内容は良い試合だったのに、負けて残念」などとは、もう言いたくもない。
勝って勝って勝ち続けたい、「勝ち点3」を求めていきたい。

レッズは、クラブ史上初めて、世界へ向けての“入口”に立ったにすぎない。
今年こそ、

  「初心、忘るべからず。」070224xerox4

浦和のサポーターは、「他チームのサポーターとは鍛えられ方が違う」という自負をそれぞれが持っているはず。それが『プライド・オブ・浦和』につながっているはず。
ダルマの背中の文字と、“日の丸”に恥じぬよう。
今年こそ、“初心”に戻ろう。

そして、チームにも、闘う者の初心に戻って欲しい。
一番大切なこと、それは、

 「連敗しないこと」

これが、長い長いシーズンを闘っていくうえでの“基本”である。レッズは昨年それを見事に証明してくれている。

終了のホイッスルが鳴り響き、表彰式を終えた選手たちを迎えるまで、ブーイング無く延々と唄い続けたゴール裏。
帰り道、千駄ヶ谷門を出て、私は言った。

 「久々に、“浦和レッズのサポーター”を味わった」

と。
しかし、だ。
不思議なことに、何のチャントを唄い続けたのか、今はっきりと思い出せないのは何故だろう。。。(^^;

 

終わったことは、終わったこと。
次へ進むためには、切り替えが大事。

早速、そんな前向きな姿勢を見せてくれたものがあった。

 

070224yonofoods

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

与野本町駅を降りたら、早速、切り替えモードのスポンサー様を発見。
クラブも、闘う前から勝負を捨てるようなことをせず、このたくましき商魂根性を見習って欲しい。
 #「応援感謝マフラー」「応援感謝DVD」・・・いらんわいっ!(笑)

この切り替えの早さ、われらも見習うべきところがありそうです。

追記:
しまった!今日タマゴ買い忘れたっ!(゜∀゜;)

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コメント

そういえば、強風で達磨が転がってたっけ・・・あれは、試合を暗示してたのかなあ。

投稿: no3 | 2007/02/26 00:10

先ほど帰着しました。
寒かったですねー、お天気も試合も…。
ま、試合前から3月中は苦労するなーと思っていましたから2月、この時期の試合の苦戦は予見していましたが、3-18とは…、声もありませぬぅー。ガンバさまがせめて元旦のように外してくれれば0-1負けぐらいで済んだものをと、そればかりが残念で…。アハハ(力なく笑う)

世の中ちといい気になりすぎていましたから、これはいいお灸でっしゃろ、さすがオジェック監督、策士でんなー。
という捨て台詞で寝ることにしあmす。おやすみなさい。

投稿: なごやのじーじ | 2007/02/26 00:47

当日の夜、21:40頃に浦和駅でオジェック監督を目撃した仲間がいました。
試合終了後にそんな時間まで何をしてたんでしょう?
社長に呼び出されて説教でも食らってたんでしょうか?
僕はと言えば、寒い天候と試合内容ですっかり風邪を引いてダウンしてしまいました。
リーグ開幕までに回復させなきゃ。僕もチームも。

カレー鍋なんか食べれば回復するかなぁ?(笑)

投稿: スパイ1号 | 2007/02/26 13:51

@no3さま

>そういえば、強風で達磨が転がってたっけ・・・
気付きませんでした。あの風でしたからね。
しかし、レッズのダルマさんは「七転び八起き」、鍛え方が違いますからね(笑)。

@なごやのじーじさま
長い道中、お疲れ様でした m(_ _)m
せっかく遠くからお越しでしたのに・・・オジェックになりかわってお詫び申し上げます(^^;
チーム戦術もレギュラーも、いろいろ“リセット”となった試合でした。おかげで開幕スタメンが楽しみになりました。

@スパイ1号さま
あらら、その後、体調の方はいかがですか?
今週末まであとわずか、チームと一緒にしっかり治してくださいね。
「カレー鍋」食べられるまでに、まずは体調回復に専念してください(笑)

投稿: nigoe | 2007/02/27 17:12

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