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2006/12/01

『浦和レッズ』らしく

思い出してください、、、J1残留を賭けて闘った「あの日」のことを。

当時、福田正博は、私たちの、浦和レッズの“象徴”でした。
だからこそ、多くのサポーターが、
「福田となら、心中してもいい」
と、覚悟を決めていたはずです。
そんな私たちの思いをよそに、オランダ人監督は、福田正博をスタメンで起用しませんでした。
試合開始から求心力を失った私たちは、戦意を削がれてしまいました。
ようやく途中出場したときは、ほとんど時間がなく、持てる力を存分に発揮することはできず、あろうことか「時間切れ」でようやく勝利を掴んだのでした。
勝利を掴んで、J2に降格しました。
あのときのような後悔は、もうしたくありません。

勝利してもJ2に降格することもあれば、逆に敗れて優勝することもあります。
奇しくも、浦和レッズというチームは、その両方を経験しています。
何の因果なのでしょう(笑)

「勝利して優勝を」
もちろんそれが、一番の理想です。最終節に有終の美を飾ることにもなります。
でも、最も大切なのは、“結果”です。
勝利しても、降格してしまって何にもならなかった苦い思いを、忘れてはなりません。
私たちは、いまレッズが置かれている状況を、客観的にそして冷静に受け止める必要があります。
どんな形でも良いから、「栄冠」を掴んで欲しい。
誤解のないように言うならば、「どんな形でも」というのは、最初から「負けても2点差以内なら・・・」という消極的な考えを勧めているのではありません。
「優勝するために、最善の方策を選んで欲しい」
と言いたいのです。
勝利を渇望するあまりに、焦りを招いて空回りするのは本意ではありません。
要は、「引き分け」も戦術のうちなのです。
しかし「敗戦」は戦術ではありません。

試合の状況や流れを把握して、適切な戦術や方策を練る・・・これはまっとうな「闘い」です。

しかし、「勝利」という、できるだけ良い方策に流れを向けたい、と思うのは誰しも欲するところ。
そのために、ひとつだけ願うことがあるとしたら・・・
『浦和レッズ』らしく闘って欲しい、ということです。

今年の最大の戦術は、「ワシントン」です。
私は彼と心中する覚悟ができています。
そして、もうひとつの戦術が「鉄壁の守備」です。
石にかじりついても、地べたに叩きつけられても守り抜く、“折れない鋼の心”です。
選手たちには、最後だからこそ、決戦だからこそ、悔いの無いように、自分たちのスタイルと個性を出し切って欲しいのです。

私たち夫婦には子供はいませんが、「親心とはこういうものかな?」という感情に近いものを、レッズに抱いています。
おそらく、親というものは、子供のクセとか、見栄を張っているとか、ウソをついているとか、何か困っているとか、パニクってるとか、どのへんでズッコケるとか、、、という状況がわかっていると思うのです。
だから、「いつもとちがう」子供の状態がよくわかるし、「この子らしさ」もよくわかる、というところでしょう。
“いざ”という時こそ自分らしく・・・わが子が大きなものに挑戦する時こそ、親は「あなたらしく、持ってる力をすべて出し切って」と言って送り出すのではないでしょうか。

ギシは、ボールの動きを良く読んで、ゴールマウスをきっちり守って。
闘莉王は、きっちりギシを助けて、「よし」と機を見て攻撃参加して。
ネネは、空中戦で負けないで。
ウッチーは、淡々と落ち着いて、気づいたところを細かくケアして。
啓太は、“鬼プレス”を発揮して、中盤の「水を運ぶ人」となって。
長谷部は、全体を冷静に見渡して、縦に勝負して。
平川は、副審を置き去りするくらい右サイドをぶっちぎって(笑)
アレは、“裏街道”を駆け抜けて、良質のクロスを供給して。
ロビーは、球際の競り合いに自信を持って。
ワシントンは、ゴールを決めて。
達也は、ボールを持ったら前を向いて、ゴールが見えたらシュートを打って。
永井は、1対1で勝負して。
伸二は、意外性のある発想を発揮して。
酒井は、中盤のダイナモとしてスペース埋めて。
相馬は、左サイドからチャンスメークして。
岡野は、“岡野組・組長”として(笑)、みんなを引っぱって。
そして暢久は・・・「そのまま」で。

書けば書くほどキリがないのですが(笑)。

選手の皆さん、自分の持てるものを、存分に発揮してください。
自分らしく、いつものように闘ってくれたなら、それだけで私の心は晴れやかです。
そう、昨年の最終節の新潟戦のように、結果を恐れず、いつもの力を、すべて出し切って。
自分を信じて、仲間たちを信じて。
われらが闘いに、「悔い無し」と。

『浦和レッズ』らしく。All_come

がんばりましょう、
最後の最後の瞬間まで。

 

061201saisuta

追記:

「浦和の夜明けは 近いぜよ・・・
          なあ 藤口さん」

2006年12月1日 
  決戦前日 埼スタの夜明け

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コメント

クッソー!!
既に前日にしてこんなの読んだら涙が止まらないぜぇ!
どうしてくれんだよ!

投稿: スパイ1号 | 2006/12/01 20:25

くぅ…。

・…(涙)…。

一緒に「いつものように」闘います!!!

全てにおいて、確信になってきました!

勝てばいいではなく、勝ってやる!!!

投稿: りおれつと | 2006/12/01 20:42

連続投稿すみません

望むものは…

http://www.geocities.jp/urawa_meoto/

『刹那的な快感ではなく最終的な絶対勝利・・・』!!!!!

投稿: りおれつと | 2006/12/01 20:56

戦います。明日は勝利しか望みません。そのために、戦います。

投稿: おやびん隊長 | 2006/12/01 23:55

@スパイ1号さま

>どうしてくれんだよ!

そうですね、あとは選手たちに対する希望と同じで、
「あとは、自分で何とかしてください」(笑)

@りおれつとさま

>全てにおいて、確信になってきました!

検証すればするほど、レッズに不利なものはないんです。
ただひとつだけ、、、それはレッズの選手たちの「メンタル」だけです。

>『刹那的な快感ではなく最終的な絶対勝利・・・』

あ、そうそう、この言葉を探していたんです。さすが!>GENさん
目先の装飾や快楽ではなく、本質的な土台と実利を築くことこそ第一義です。
勝っても降格した体験を持つクラブなら、なおさらです。

投稿: nigoe | 2006/12/01 23:57

@おやびん隊長さま
   ∩___∩
   | ノ      ヽ
  /  ●   ● | 勝ったな!!!
  |    ( _●_)  ミ
 彡、   |∪|  、`\
/ __  ヽノ /´>  )
(___)   / (_/
 |       /
 |  /\ \
 | /    )  )
 ∪    (  \
       \_)

投稿: nigoe | 2006/12/07 16:35

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いやあ、今日の浦和レッズ苦節14年目のJリーグ優勝、嬉しすぎてたまりません!Jリーグ発足当初からの浦和レッズのコアサポーターですが、この数年、一つ一つタイトルを攻略していて「肝心のリーグ優勝はまだなのか!?」と、僕を含めて浦和サポーター全員がやきもきしていたことと思います。... [続きを読む]

受信: 2006/12/03 01:51

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