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2006/12/29

06【天皇杯】準決勝@鹿戦

061229kashima1準決勝の朝。
前夜、御用納めで酒を呑み、午前様帰宅(AM3:00)したダンナを置いて(゜∀゜)、夜明け前に家を出て国立へ。
昨年同様、列整理予定時間は7:30。しかし予定を大幅に過ぎ、8:10より開始。
千駄ヶ谷門下の公園の日陰で冷え切った体を何とかしようと、仲間と神宮外苑を散策して体を温め、だいぶ楽になる。
 #ちなみにこの日は金曜日・・・ラジオ片手に神宮外苑で「ファンキー」(゜∀゜)凸

061229rider

散歩のついでに買った『仮面ライダーチップス』。
右が付録のカード。これが現代の“仮面ライダー1号”なのだそうだが、少々細面なのと、衣装が妙に高級革ジャンっぽいので、中年世代に言わせれば「何だか違う」感じ(ー.ー;)
しかし、、、背景を注目して見ると、びっくり。このカードを見た一同「ほほぅ~」とうなる(※写真をクリック拡大してみると、わかります)。
体の良い暇つぶしとなった。

10:30開場。それほど時間をかけずに入場できた。
昨年同様、高円宮杯ユース(U-15)決勝があったが、対戦カードは昨年同様に非ず(ガンバとガスのユース対戦)。小春日和の陽気に促され、あれこれ評論するわけでもなく、中途半端にぬる燗にされたパック酒(笑)を飲みながら、のんびり観戦し時を過ごす。
その間、数回自宅に打電するも、ダンナの生体反応はナシ。 ((((;゜Д゜)))
いよいよ正午近くになり、極度の不安に襲われつつ電話を繰り返すと、ようやく生存確認。電話口から「おはようございます。。。」とのご挨拶。警察沙汰にならずホッとした(笑)。

061229kashima2 我が家から国立までの所要時間は、埼スタの半分程度。13:30ごろダンナ到着。
徐々に戦闘モードに入りながら対面のスタンドを眺めると、鹿サポにしては控えめの“☆ひとつ”デカ旗披露のみ。バルサンもトイレットペーパー投入もない。さらにスタンド上部は、かなりの空席が目立つ。時期の影響もあるだろうが、以前の国立対戦では考えられない威勢の無さ。観客減少が懸念される鹿島の現状を垣間見たような光景である。

061229kashima3 かたやレッズ側ゴール裏。出足は遅かったものの、さすがに時間を追うごとに密度が増してきた。リーダーが気合いを入れる。ここまで来たからには、頂点を目指すのみ。

15:00キックオフ。エコパではガンバが決勝進出を決めた。元日のピッチで、またも宿敵が待っている・・・負けられない。
しかし。
061229kashima4 試合は、鹿島の攻勢場面が多い展開。
そうなのだ、長谷部が出場停止なのだ。
前線は永井の1トップにロビーと伸二。暢久が長谷部の穴を埋める布陣を取らざるを得ない苦しい台所事情。暢久が後方に下がってしまっては、前線からの守備プレスも期待薄というもの。ズルズルと自陣内に押し込まれる光景が目立つ。
だが、この日は少し違った。
苦しい中にも「何とかしよう」という選手たちの意欲が伝わってくる。「意図のある動き」。ウッチー、ネネ、細貝という急造3バックが、懸命に守り、跳ね返す。こうなることは容易に予見できていたが、DF陣の目的がシンプルに統一されていたからなのだろうか、約束事をきっちりこなしているかのような妙な安心感(???)があった。負ける気がしない。マイボールにすると、連動して陣形が動き出し、質の良いフリーランも随所に見られた。相馬もこれまでの汚名返上とまでによく動く。何より細貝が、昨年同様闘いの中で逞しい成長を見せていたのが嬉しい。
押し込まれながらも我慢の守備からチャンスをうかがい、「こりゃ、取れねーよ!」とアゴハタが嘆く声が聞こえてきそうな、GKの指先を巻いた弾道の伸二の技ありゴールが決まり、前半を折り返す。

正直、望外に良好な展開に少し安心。期待を持って後半を迎えた。
が。
開始直後こそはレッズのシュート機会があったものの、徐々に鹿島の反撃が始まった。良いところの無かったQBKを早々に諦め、ダ・シルバと深井を投入。この選手交代でマークがずれた感となり、岩政の背中か肩に野沢のクロスが当たり、失点を喫し同点にされる(しかし、野沢のプレースキックは敵ながら巧い・・・)。

しかし、レッズの選手たちは慌てなかった。
この天皇杯でいまひとつであった“サイド”を有効に利用した。5回戦、準々決勝と電池切れを起こした相馬が踏ん張る。永井も同様、献身的に良く走った。
“瓢箪から駒”かも知れないが、中央に強力なCFが陣取ったリーグ戦の時のような戦い方を準々決勝の磐田戦まで採ってきたが、この日はそれまでのスタイルを改変していた。つまり過去見慣れてきた、懐かしい「守ってカウンター&ワイドなスピード攻撃」に近かった。時ここに来て、苦境の時にこそ『お家芸』に回帰するものなのか、と不思議な気持ちになった。むしろ、このスタイルの方がレッズの本来の姿なのかも知れない。

相手の反撃に耐えながらも、パスを回して打開策を探るレッズ攻撃陣。その努力は実り、伸二とのテンポ絶妙のワンツーを受けたロビーが、見事逆転弾を叩いた。リーグ最終節からのロビーの粘りには目を見張るものがある。相手に詰め寄りボールをさらう、辛抱強くボールキープし離さない、マイボール時の素早い攻撃参加、目ざといスペースへの侵入・・・あと1試合しか残されていないことが惜しいくらいの好調さと勝負への集中力。本物のゲームケーカーとしての魅力を見せつけられた。

逆転し、残り数分は、レッズにとっての“忍耐”の時であった。
体を張って自陣ゴールを守る選手たちを、われわれは『Prede of URAWA』を唄って励ますことしかできなかった。鹿島の猛攻から守れよと、祈りよ天に届けと、ただ願うことしかできなかった。シュートを浴びるたびに悲鳴まじりの歓声が飛ぶ。歌声が、時間の経過とともに純粋になっていくのが肌で感じられた。

061229kashima5 時は来た。勝った。
押されて堪えながらも土俵際で打っちゃって勝つ、そんな我慢強さと力強さが、この3年間で身に付いたレッズ。
“強さ”とは「負けないこと」なのだと、サポーターに誇示するかのような闘い。10年前は、対面のチームが同じ姿だったはずだ。今季最後の試合にもかかわらず選手を出迎えず、早々に席を立ち去る鹿島サポ。盛者必衰。われらも心して今後を歩んでいかねばならない。

061229kashima6 2年連続の元日決戦への出場権を手にすることができた。
負けてばかりいた頃のことを思うと、夢のようである。
ギドの帰国も年明けに決まった・・・本当に1日でも長くギドと一緒にサッカーができるようになった、願いが叶ったことへの喜びが、帰り支度をしながら静かに湧いてきた。

 もう いくつ寝ると お正月 ・・・

G大阪を迎え撃つ“替え歌”を唄いながら、年の瀬のゴール裏は、『来る年』の訪れが待ち遠しいようだった。同時にそれはギドと共に過ごす時間の終わりを意味するのだけれど、、、決勝進出の喜びで、別れの寂しさを打ち消していたのだろうか。Photo
さらにその寂しさに勝るよう、『優勝』の歓喜を手に入れなければ。

ギドのこれまでの恩に報いるために。
1分1秒でも長く、ギドと共にサッカーを楽しむために。

  あと1勝! 目指せ2連覇!

 

追記:
96年の駒場で出会い、この日のレッズ戦で引退されたことに、何かの縁を感じています。
有終・上川徹主審、長い間お疲れ様でした。

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コメント

シンジ大好き人間の私は、あのシュートを見ることが出来、幸せでした。例え、この試合を負けたとしても…、です。
ということを試合中に見ず知らずの隣席の人に言ってしまいました(ヒヤアセ)。

それぐらい、しびれました。
W杯以来のうっぷんをはらせました。
07シーズン!頼むぜ、シンジ!!!

投稿: なごやのじーじ | 2007/01/15 16:38

@なごやのじーじさま

>ということを試合中に見ず知らずの隣席の人に言ってしまいました
おっと、アブナイ・・・(^^;
でも、そのくらい喜びに満ちたゴールであったことはよくわかります。本人は簡単そうに打ってましたが、あんなシュートは普通に打てないし取れません。ゴール裏で見てましたが、最初は入らないと思いましたから(笑)。
敵味方を越えて、美しいプレーで感嘆させる選手ですね。
「ボールが友達」にも、ほどがある!>伸二(笑)

投稿: nigoe | 2007/01/16 11:00

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