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2006/12/18

06【天皇杯】5回戦@福岡戦

 

「1分でも、1秒でも長く、
 ギドと一緒にサッカーを、やりたい・・・」

 

 

   _| ̄|○;;ハアハア。。。

 

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結果だけ見れば、「3-0」の快勝。
しかしその実態は、「延長戦の30分」だけ。
久々に、「旧式のレッズのサッカー」を見せられてしまった。
 #だいたい、録画時間を“3時間”でセットした自分も悪いっちゃあ、悪いかぁ・・・(爆)
万一負けていたら、翌日の『優勝パレード』は、シャレになりませんでしたなぁ。
 最初から「30分1本勝負」で良かったんじゃないかと・・・

「昔、見慣れた試合展開」と言ってしまえばそれまでの試合内容。2週間で一気に数年前のレッズに“逆戻り”。リーグ戦終了のタイミングと天皇杯の開催時期のまずさが影響していることは明らかで、モチベーション低下による「この季節の風物詩」と化してきている(ギド監督のコメントもほぼ同意)。
061216fukuoka2 モチベーションの低下は、選手だけに止まらず。
例年アッパー席は開放されないものの、ロアー席の空席は例年になく目立ったものとなった。2週間前の記録的な動員がまるでウソのように、「あまりにも薄情な客心かな」とつぶやいてしまった。
しかし、発想を逆転すれば、「来たい人間が来ている」という解釈もできる。座席確保やチケット確保の競争率も減り、物理的な観戦環境としてはリーグ戦より良好となることは確かである。

061216fukuoka3 が。
物理的良好な環境が、メンタル面に必ずしも良好に作用しないのが天皇杯クオリティ。
観客席の「まったり」感が、否が応でもピッチ上の選手たちに伝染してしまう。
当然、選手自身に一番の理由はあるのだが、その雰囲気を醸す責任の一端は、間違いなくサポーターにもあるだろう。
確かに年末という時期も大きく災いしていると思うが・・・しかし私は、天皇杯決勝は『元日賛成派』である。
なんとか良い知恵はないものだろうか?

061216fukuoka4 今回の相手は、降格が決定したばかりの福岡。
降格を喫した精神的な打撃、しかもこの日の相手はリーグ王者・・・という状況を考えると、福岡は相当なエネルギーを持ってしなければ、モチベーションを上昇させるのは至難の業である、、、はずだった。
しかし。
いざ、試合が始まって、ボールに対する執着心を旺盛に見せたのは、福岡のほうだった。
061216fukuoka5 かたやレッズの選手の出足は遅れを隠せず。さらに出足の悪さだけではなく、プレーの精度も最悪。目を覆いたくなるようなパスミスの連発。。。守備においても目測を誤ったりと、致命的なシーンも多々演出され、どうしようもない。攻撃は“ワシントン・ポスト”一辺倒で工夫も見られず。ポストに当てても拾いに行かず。マイボール時もボール保持者へのサポートに行かないため、パスも出せずに孤立。孤立するだけならまだマシなのだが、囲まれ奪われる始末。ホントに2週間前と同じチームなのかと疑いたくもなった。

061216fukuoka7 福岡の戦術は、1週間前の入れ替え戦でも見せた、『古賀! 古賀! 古賀!』と表現できそうな、古賀を戦況打破の突破口に据えた闘いぶり。私のようなシロートが見ても「彼をケアすれば少しは楽に・・・」と思えた展開なのに、レッズ守備陣はほぼ彼を放置状態。危険なクロスやシュートを自由に放たれ、一時は私も「もう駄目か・・・」と息を呑んで見守ってしまった。

そんなプレーの連続に、ゴール裏も怒り爆発。
「おいおい・・・遊んでんじゃねえよ!浦和レッズ!
コールリーダーがトラメガで叫ぶ。聞こえたのか?その直後、暢久がゴールへ突っ込む(^^;
しかしそれでも点を取れる気配すら起きず。前半終了と同時にブーイングの嵐。
後半、多少シュート数は増えたものの、クロスの精度がイマイチで、フィニッシュまで至ら なかった分を含めると、相当に効率が悪い。フラストレーションが蓄積するスタンドの雰囲気は、自然と選手たちにも乗り移った。ひょっとすると、福岡の狙いは最初からこの展開だったのだろうか?・・・福岡も福岡で、プレーの精度が悪いため、そうせざるを得なかったのかと勘ぐりたくなった。ただひとつ、福岡GKのファインプレーだけは、彼の名のように「ネ申」がかっていたものだったけれど。

前後半無得点のまま、久々の「残業」を余儀なくされる。
不穏かつ殺気立った、非常に気まずい空気が私の周囲を漂いだした。
試合前に案じていた「みっともないこと」になりそうな、嫌な予感が的中しそうな雰囲気。ふと、2年前の草津VS横浜FMの一戦が脳裏をよぎる。
しかし、次の瞬間、「これではいけない」との“鉄槌”が、埼スタ中に落ちたような気がした。円陣を組み緊張感で引き締まる選手たち、そして気合いを入れ直すゴール裏。それぞれが、我に戻ったようだった。

延長開始して間もなく、先制。「あと5分早ければ」と誰もが思ったに違いない。
呪縛から解き放たれたレッズの選手たちのプレーに生気が戻った。青ざめた頬に紅が差したように。
みるみるうちに、福岡の選手の足が止まりだした。しかし、相手に付き合うように、レッズの選手たちの足も止まってきた。延長前半も半分過ぎないうちに消耗戦の展開に。
お互いに、まずい試合運びをした「罰ゲーム」のような様相は、見ているほうが痛々しかった。永井の駄目押し3点目の決まり方など、この日のゲームを象徴的に表していたのではないだろうか。
ワシントン2点目の『ミル・マスカラス』芸も、14時半頃に見たかったものだ(笑)。

手を焼きながらも(→誰に?)、5回戦を何とか突破したレッズ。061216fukuoka8
確かにケガ人や病人が続出し、苦しい台所事情ではあったものの、来年からのアジア進出を考慮すれば、こんなことぐらいでチーム戦力を低下させては、先が思いやられるというものだ。加えてこんな「死闘」でもない試合で足を攣るような、コンディション不足があってはならない。
勝利試合の凱歌「We are Diamonds」を唄ってもらえないような試合をしてはならないのである

「負けたら終わり」のトーナメント。
どんな試合でも手を抜いてはならないのが、「王者」というもの。
眼前の天皇杯2連覇への『引き締め』と、来年の戦力再編を考えるうえでの『薬』として、この辛勝を教訓にして欲しい。Photo

こちらは、決勝までのチケットをすでに購入済みである。
あとは、元旦の国立に連れて行ってもらうだけである。
次回準々決勝は、つい先日、辛酸をなめさせられた磐田が相手。この“壁”を乗り越える『宿題』は、まだ片付いていない。
乗り越えよう、この“壁”を。

元旦まで 全戦全勝! 目指せ2連覇!

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コメント

初めまして、いつも拝読させていただいております。天皇杯についてはいいかげん見直しの時期かなと思っていまして(私は元日にはこだわらない刃です。)ちょっと書いてみました。

投稿: odakyureds | 2006/12/18 20:31

@odakyuredsさま

はじめまして!ようこそいらっしゃいました(^o^)/
トラバ&コメント、ありがとうございました。

さて、「天皇杯」について・・・以下私見です。

天皇杯は「興行」ではなく協会の「大会」だと私は思っています。
日本全国のサッカー競技者が属する組織が行う“選手権大会”だと。十年ほど前からレギュレーションが変わり、2種登録選手以上の一般競技者が広くあまねく参加できる大会となってから、サッカー体育の「競技原点」というべき理想的な大会となったと思います。実際、天皇杯を目指して夢を抱く競技者が増えたことは、とても喜ばしいと考えます。
しかし、Jリーグ(プロ)の選手の都合を考えたとき、天皇杯の現スケジュールには無理があると感じています。

そこで。
私は、興行的要素が強く、大会の存在意義の薄い「もうひとつのカップ戦」を廃止して、その分を天皇杯の日程に割り当てた方が有意義ではないか、と考えています。
確かに大枚を叩いてくれるスポンサーはありがたいのですが、広告代理店、某TV局、Jリーグの営利興行的色彩の強い大会に、最近疑問を感じています。優勝してもACLに出られませんし(^^;
天皇杯は、全国のサッカー競技者の目標であり、伝統も栄誉もあり、そして何より“アジアの窓口”にもなっている大会です。おまけに多くのカップも貰えますし(笑)。
Jリーグ選手の都合を中心に考えると、天皇杯の存在意義が問われてしまいがちですが、日本代表としてアジアの大会に出る権利はアマチュアにもあるわけです。強ければ充分にその資格はあります。日本サッカー界の底辺からのレベルアップのためにも、アマチュア競技者の目標を奪ってはならないと思っています。

ですので、カップ戦を天皇杯だけにして早期から開催し、リーグ戦開幕を3月下旬(以前は3月中~下旬開幕だった記憶があります)にすれば、少しはJリーグの日程やJ選手の契約更改日程にもゆとりができるのでは・・・と、考えました。

あとひとつ、「元日決戦」にこだわる理由ですが。
「元日に公式戦で球蹴りができるのは日本に2チームしかない」、という“名誉”があってもいいのでは、と思っています。これは好みですが(笑)。ささやかな「誇り」かも知れませんが、私はそういう「こだわり」を賭けた闘いが好きです。そして何より日本人はクリスマスより元日でしょう、やはり(笑)。

以上、これは「一案」です。そんな程度でお読みくだされば幸いです(^-^)

投稿: nigoe | 2006/12/19 00:20

コメント、トラバありがとうございます。まず訂正、刀→派です。すみません。
もう少し書いてみましたので、よろしければご覧ください。

投稿: odakyureds | 2006/12/19 21:39

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» 天皇杯 やはり変えないと [小田急沿線レッズサポ]
 天皇杯の日程の話、来年はいない選手をかかえながらこの時期に充実した試合を望むのはどうしても無理がある。(だからといってぐだぐだな試合でいいのかという意味ではなく。)   また、いまの元日決勝だと早々と敗退したチームと決勝まで行くチームとではオフ期間に一ヶ月の差がついてしまう。これではあまりにも不公平だ。  やはり日程や大会の意味の見直しは必要だろう。ただ、この天皇杯というやつは「伝統と格式」を誇っているだけにやっかい。1 やめる   やめるといっても全廃ではなく、プロ参加を止める。もともとは... [続きを読む]

受信: 2006/12/18 20:27

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