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2006/11/28

06【AWAY】第33節@東京ガス戦

早朝の飛田給駅。
多くのサポーターがプラカードを掲げ、または声を張り上げて、この日のチケットを求めていた。数十人はいた。胸が詰まるような思いがした。

061126tokyo1列整理。しかし代表者しか列整理作業に入れず、その他メンバーはゲート閉鎖され外で待つ、という異例の措置。
確かに、あの味スタのレッズ側の待機列広場に、この大量の赤い波を収容するのは無理というものだ。いっそのこと“先発制”にした方がいいような・・・と思ったが、味スタの運営側はそんなアイデアは多分持ち合わせていなかっただろう。
実は私自身は遅刻して(笑)現地に着いたのだが、ちょうど到着061126tokyo2 した時点でゲートが開放されメンバーも待機列に入れる時間となっていて、助かった(^^;
先に到着して列整理に参加したダンナと無事に合流。
当日列は、甲州街道沿いに延々と続いていた・・・後続の人は、気の毒に「三鷹市」付近まで並ばされていたという・・・飛行場の敷地を借りろとまでは言わないが、例えば隣のアメフト場を借りるなど、味スタの運営には工夫を求めたいものである。

061126tokyo3 入場前に、おなじみの『アウェイ隊長』のアジテーションが広場に響いた。
「今日、ここに参戦できない、何万人、何十万人、何百万人のレッズサポーター、、、日本中の、世界各地のレッズサポーターの分まで、応援しましょう!」
と、彼らしい熱い檄が飛ぶ。万雷の拍手。所々で「We are Reds!」のコールが沸き起こる。駅での切ない光景が目に浮かんだ。ここに集うものはみな、「心の準備は万端」。満を持して入場。

待機列にも、場内にも、多くのTVクルーが取材に来ていた。061126tokyo6
時折、TV向け演出で気勢を上げるグループもいた。雰囲気を盛り上げるためにはある程度は仕方なしか...。しかし、絶え間なく続く入場列に構わず、入場ゲートと場内入口の間で取材するクルーがいたのは、少々辟易した。長蛇の待機列からやっとの思いで入場したサポの動線を分断する格好で「でん」と構えていた。それでなくても出入り口の往来の邪魔だった。われらは見せ物ではないのだよ。配慮が欲しい。

久々の味スタ。061126amarao
場内を見渡し、「?」
見慣れた顔の、しかももう去ってしまった顔の段幕が。
このチームからすれば、某「○ーコ・スピリット」と同じ扱いなのだろう。。。

アウェイゴール裏には、多くのレッズサポーターが集結。
確か、チケットは完売なのだが、ホーム側は驚くほど空席だら061126tokyo5け。これほど極端な状況は、レッズサポがホーム側のチケットを買い占めたからか?と思ったが、公称・約5万人収容のスタジアムで発表入場者数41500人であれば、どうやらそうでもなさそう。緩衝帯分の非買席を除いてもその観客数であれば、発券枚数を抑えたか、あるいはオークションか・・・
釈然としない光景が、無言で広がっていた。

さて、肝心の試合。
061126tokyo4 堅実なゲームプランを目指したのか?守勢に回る場面多し。それとも中二日の疲れからか、どうも動きにキレがない選手だらけ。そのうえ、アレとネネのサイドを狙われ危機的状況が続き・・・前線にボールは収まらず、シュートも少なく・・・なんとも焦れた展開。
対する東京側は、「どうしてそんな元気があるのにこの順位なんだ?」と文句のひとつも言いたくなるような運動量と集中力を見せ、レッズの選手の動きを阻止することに全神経を注いでいた。
正直、どちらも決め手を欠く“消耗戦”に近い展開だった。「1点」で決まる、そんな雰囲気であったが・・・後半、暢久の決定機、無人のゴールは暢久のシュートを吸い寄せてはくれなかった。ここはアウェイのゴールマウス、ということなのだろうか。。。
その暢久が、ほどなく伸二と交代。またも「何故?」と疑問だったが、翌日の紙面で、内転筋の張りと疲労によるものだったと知る。

試合内容については、さして語るものもなく、選手たちは、ただただ「優勝だけ」目指して闘っていた。私だって、この期に及んで試合内容にはこだわるつもりもなく、選手と同じくただただ「勝利だけ」を欲していた。

しかし、、、勝負に対するメンタリティーの面で、レッズの選手や指揮官の中に潜む「消極性」が結果を左右してしまったようだ。
翌朝の埼玉新聞の記事を、以下、抜粋。

後半のロスタイムが3分と表示された。ベンチが慌ただしくなった。山田らがピッチ上の選手にG大阪と京都戦のスコアを“Vサイン”のように「2-2」と伝えた。(記者)

「(G大阪-京都が)2-2だとベンチから知らされて、上がるのをやめてしまった。何言ってるんだよという気持ち。がっかりした」(闘莉王コメント)

「リスクを冒して1点取りにいくより、きっちりゼロで終われるようにした」(平川コメント)

「点を取られてはいけないと思って、引き気味になってしまった。守備に意識が行き過ぎた」(長谷部コメント)

「FC東京はホームで川崎、G大阪にも勝っている。非常に難しくなると思っていた」(監督コメント)

またも、

「浦和の敵は 浦和」

であったようだ。

「負けても次にチャンスがあるのだから、オール・オア・ナッシングでいくべきだったのでは」(オシム談)

まっとうなお話で、反論もできない。
まさに勝負のリスクを冒すことができたのは、この試合だったのではないだろうか。
ただし、闘莉王の本職は『門番』なので、彼の意見を額面どおりに受け止めるわけにはいかないが(笑)、「点を取るべき役割の人間が点を取る」ということができれいれば、こんな発想に辿り着かなくても済む、ということは肝に銘じておくべきである。

その状況のなかで、途中で投入された伸二だったが、縦にサイドに得点の匂いのするパスを供給していた。彼だけが、あえて冒険を試みた、ということなのだろうか。。。

 

優勝の行方は、とうとう最終節まで持ち込まれてしまった。
確かにシーズン途中まで、
「最終節で、直接ガンバを叩き落とせばいい」
と考えていたのだから、展開としては予想のとおりになった、ということで納得もできる。
だが。
今シーズンの最終節は、絶対の「勝利」が義務づけられた。
いや、毎年、レッズの最終節は「勝利」が義務づけられている。
しかし、それは毎年のこと。何も変わったことではない。

瀬戸際で引き分けたチームと、瀬戸際で勝ち越しを決めたチーム。
どちらが「真の王者」としてふさわしいか。
最終節、対G大阪、06シーズン最終決戦、ホーム埼スタ・・・上等である。

「2点取られても3点取るようなサッカー、浦和らしいサッカーをしないと。勝って優勝をしなくちゃ喜べない」(闘莉王コメント)

最後まで、浦和レッズらしく。
我が家で、6万人の家族と共に、歓喜の凱歌を響かせよう。All_come

あとひとつ。
がんばろう、最後まで。

 

追記その1:
061126kuramata 「レッズの胴上げを見ずにすんで良かった」などとぬかした、この人→
三浦文丈の挨拶があとに控えていることを忘れ、義務を果たせてよほど嬉しかったのでしょうか・・・今野以上に空気読めないこの人の経歴を調べたら、余計気分悪くなった。
調べなきゃよかった。。。

追記その2:
061126fumitake この日の味スタでの「もうひとりの主役」
あなたには、青いユニフォームがよく似合いました。
長い間、お疲れ様でした。

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コメント

今日、床屋さんで話題になりました。
うかれず、さわがず、気を引き締めて・・・・・。
さいたま市民は皆おなじ気持ち(自信とちょっと不安)でいるのではないでしょうか。
祝杯を掲げたいものです。

投稿: 豆腐小僧 | 2006/11/28 22:01

多分、FC東京戦で優勝が決まるだろうと思って、ヤフーで、早期予約制度を利用して一般発売前にメインスタンドの指定席を購入していた行田住人です。
(早期予約料、ヤフー利用料、郵送料など諸々で出来上がりのチケット料金は5,850円でした。)
観戦記は控えますが、一言。
①山田の運動量と気迫はもの凄いですね。山田は1号~3号だけでなく、スーパー1号という4人目がいたのですね。
②内舘ファンの行田住人としては、彼の足元・足技が昨今の若い選手のテクニックと比べると非常に拙いので彼にボールが渡ると冷や汗ですが、さすが元キャプテン、優勝が決まりそうな時期にチャンとレギュラーのポジションを確保しておりますね。運のいいヤツ。

さあ、最終戦です。3ヶ月以上前にチケットを購入し、中学生の娘を埼スタデビューさせるべく、「何でも買ってやるからお父ちゃんと一緒に行こう。」と必死に娘の機嫌を取っている今日この頃です。

行田住人 拝

投稿: 行田住人 | 2006/11/29 11:24

@小僧さま
例の床屋さんでつか?(笑)
この日の床屋さんも、さすがにさいたま市民的な受け答えをしてくれたことでしょうね。
あと3日、勝つのは「私たち」です!

@行田住人さま
暢久の「確変モード」は新記録更新中です(笑)。本人がパチンコ好きなのが幸いしている???(゜▽゜)
ウッチーに関しては旧バージョンですので、周囲の最新モデルと比べると確かに最近少々差が出てきました(^^;
しかし、暢久同様「無事是名馬」、これこそチームを支える底力だと思います。頼りになります。

>必死に娘の機嫌を取っている
埼スタデビューのお嬢さん、この大一番の最終節を観戦したら・・・感性豊かなお年頃、きっと目の色が変わるのではないでしょうか?
90分の間に「観戦」→「参戦」に変化していたら、もう立派なサポーターです。
“新人勧誘”よろしくお願いいたします(^o^)/

投稿: nigoe | 2006/11/29 21:32

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