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2006/11/14

06【HOME】第30節@横浜鴎戦

「ちょっと、ちょっと、ちょっと!」

予想どおり、G大阪が鹿に負けた。
あろうことか、川崎Fも「ガス大爆発」で粉砕されたではないか。

「ちょっと、ちょっと、ちょっと!」

この日のバック側副審はキライだ(笑)

061111marinous1 

 

 

 

 

 

 

美園駅の設営をはじめ、埼スタに行く歩道、南側および北側ゲートに至るまで、
『ALL COME TOGETHER』061111marinous2
大キャンペーンが敢行されていた。今年のクラブの本気度が伺える。
本気なのは、もちろんクラブだけではない。
『この壁 越えていこう』
そうだ、そうなのだ。
かつて、われらの夢を打ち砕いた「彼ら」を踏み越えていかなければ。

061111marinous3試合前、メインとバックに、トラメガを持ったコールリーダーが派遣された。
「皆さんの応援で選手を後押ししましょう!レッズを勝たせましょう!」と檄を飛ばす。この一戦に賭ける思いをぶつけるひたむきな姿に、見ているこっちのほうが目頭が熱くなる。この日はMDPの清尾さんのコラムでも「観戦者からサポーターへの変身」を呼びかけていた。メイン&バックのサポーターたちに、この熱意が届いて欲しいと切に願った。

061111marinous5この日対峙する横浜は、水沼監督とリセット君(追記:あと、河合と上野と榎本達と中澤・・・って多いなぁ)の「里帰り」も兼ねていた 。当然「返り討ち」にせねばならない相手(゜∀゜)。
その横浜は、戦前の予想どおり4バックで臨んできた。前回対戦もそうだったように、今回も“サイドの攻防”が注目されていた。スタメンから、レッズの左・アレの対面は吉田&ロサンゼルス三等兵、レッズの右・永井の対面には河合&ドゥトラといった布陣であろうと予想がついた。

061111marinous6 試合開始の頃は、ポツリポツリといった程度でほぼ雨も上がった模様。
しかし、それ以前に降った雨で充分に水分を含んだピッチは、両チーム選手たちを困惑させた。滑ってコケる選手が続出。しかしそのコンディションを逆手に取ったのか、横浜は序盤からグラウンダーの早いパス回しで試合の主導権を握った。レッズは中盤でのプレスがかからない、ボールが取れない、と不利な態勢に陥った。玉際を競ろうとすると、横浜の選手はオブストラクション的に体を入れてくる。そこでレッズの選手が競ろうと体を押しつければ、スリッピーなコンディションを利用して相手は「倒される」動作をする。その動作が甚だしい横浜の19番には軽い殺意を覚えてしまいそうになったが(笑)、選手たちも耐えているのだ、ここは堪えどころと言い聞かせてサポートに専念。

シュートシーンがほとんど無く(調べたら、前半30分までにマルケスの1本だけ!)まるで『ガマン大会』のような展開が続いたが、前半30分頃から闘莉王がラインを押し上げだした。その頃からようやくレッズに「シュートの匂い」が漂いだしてきた・・・と、ほどなく相手スローインミスに乗じて、永井→ポンテ→暢久→GOAL!
天を突き刺す乾坤一擲の一蹴は、均衡を破る値千金のゴールへと結実した。前回対戦の時のような、勝利への気迫と執念を叩き込んだ暢久のゴールは、衝撃となって私の体に電流を走らせた。

  ラ ー  暢 久

このゴールを境に、形勢はレッズに傾きだした。
特に後半立ち上がりからの攻勢には、「いけいけ!」と前のめりな気持ちになると同時に「あー、やれやれ・・・」という、ようやく自分たちらしさを取り戻してくれてホッとした気持ちが同居した。サイドの攻防も、永井VSドゥトラは永井に軍配が上がり、アレも吉田に時折手こずりながらもロサンゼルスは無視?(笑)。
横浜の急造4バックは、あまり効果を上げられなかったようだ。

しかし。
怒濤の攻めも、入らぬシュートに徐々にパワーダウン。
その「入らぬシュート」の一因になったかどうかは定かでないが、、、バック側の副審の判定に疑問を差し挟む余地は多々あった。確かにワシントンのゴールはオフサイドだと現場でも認識したが、自陣内の深い位置からのロングフィードがらみで2,3本、同じような場面の『オフサイド』判定が繰り返された。どうやら前線の「プレーへの関与の有無」についての判断基準にズレがあったのではないか、と試合後にダンナが言った。仮にこの説を活かせば、この日の副審の基準では、相手DFより前線に位置する選手は、攻撃に転じた時点で全員『戻り(残り)オフサイド』となるわけだ。

試合を通しての審判団の判定について。
私は、前半の都築ワンタッチ→コーナーキック判定(主審へ具申)の頃から、この副審を怪しんでいた。彼の判断基準はどこにあったか不明だが、確実に「おかしい」と思ったオフサイド判定も1本はあった。
主審に関しては、スリッピーなピッチ状態を考慮して、接触プレーには寛容であったと思うし、アドバンテージもよく取ってプレーを止めなかったし、多少の揉めた場面にも沈静化に努めていて良かったと思った。
が、転倒者(負傷者)が出たときは、何故かゲームの流れを無視して止めた。ボールの行く手とは逆の、遙か後方で転倒している、プレーに関与していない選手の面倒をよく見ていた。
リーグ戦も大詰めになったが、そういう大事な時期だからこそ、審判の判定基準について講習会などで今一度再確認・統一して欲しいものだ。

後半30分過ぎから試合終盤は、もう「耐える」修行のような時間帯だった。
まるで「この厳しさに耐えなければ、ここから出してやらないぞ」と、サッカーの神様にしごかれているかのような感じで、自陣内に閉じこめられてしまった。
しかし、何とかレッズの選手たちはその厳しさに耐え、無事に“耐用試験”に合格することができた。

061111marinous7 1-0の辛勝。1点の重み。。。“虎の子”を守りきったことは、ケガ人続出の急造DF陣にとって、この終盤戦を闘い抜くうえで大きな自信になったに違いない。
決して万全ではないチーム状態にあって、それと反比例するかのように絶大な安定感を増してくれている主将・暢久。攻撃のみでなく守備にも奔走する、八面六臂の力強さを披露してくれ、実に頼もしい。
元旦まで、そのまま突っ走って欲しい。

061111marinous8 対峙する敵を倒し、幸運にもライバル達はつまづいてくれた。この勝利は1-0の辛勝でも、“2勝”に相当する価値を持った。
しかし、次なる闘いに向け、ゴール裏は気を引き締める。まだ闘いは続いているのだ、と。他の結果がどうこうではなく、自分たちが勝利を重ねていけばいいのだ、と。
「浦和の敵は 浦和」
本当の闘いは、これからだ。

 

061111marinous9 90分闘い抜いた、ご婦人の腕にふと目を遣ると、“輪ゴムの跡”が・・・(^^; 食い込んだ輪ゴムの跡が、今回の激闘を物語っていた、、、わきゃないか(笑)。
あと4試合、油断することなく、緊張と重圧と状況を楽しむ心の余裕を持とう。
栄冠を掴む苦しい闘いに臨める幸せを、誇りを持って存分に味わおう。All_come

がんばろう、最後まで。

 

余談:061111marinous10
左は『床屋の傘』、右は『レッズサポの傘』の写真です。
「それがどうした?」
と言われればそれまでなんですが(笑)。

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コメント

1点の重み・・・選手はどうやら確実にそれは感じているようですね。
試合終了後の笛が吹かれた直後に浦和の選手が主審を囲んで抗議していたのは、オフサイドの判定でなく(ワシはそんな抗議だったかもしれないけど)
マリノスの選手が全員上がってた時にボールが出て、そのまま流せば確実に
キーパーと1対1・・・ゴールってチャンスに試合を終わらせてしまった事に対する抗議だったようです。これまで13年間の間には散々1点に泣いて来ましたからね。選手も良く解っているようです。でもそれが解ってるのが浦和の強さなのかな?あと4っかぁ・・・

投稿: スパイ1号 | 2006/11/14 20:00

お疲れ様でした。終了間際は手に汗握って応援してました。
終了後、審判に詰め寄るシーンには頼もしさを感じましたね。
逃げ切った喜びはなく、常に攻めのモチベーションを持ち続ける選手たち。
この勢いで突っ走れ〜。

投稿: 豆腐小僧 | 2006/11/14 22:27

@スパイ1号さま

>ゴールってチャンスに試合を終わらせてしまった事に対する抗議だったようです。
あ、やっぱりそうだったのですね。
現場で素直に「流れ止めるなぁ、ヴォケ!」と叫びましたから(笑)。
しかし、ワシントンのオフサイド連続判定もしかりで、「流れを止める」試合進行に、選手たちが業を煮やしたと言っても良いのかも知れませんね。とにかく、抗議で黄紙出なくて良かったです、ホント。
「1点の重み」を感じて取った行動なら、喜ばしいことですね。

@小僧さま

>逃げ切った喜びはなく、常に攻めのモチベーションを持ち続ける選手たち。
そう、そうなんです!
自陣内に閉じこめられたところを何とか脱出を計ったわけですから、攻めないわけがない!闘う者の本能ですよ。「逃げ切る」ことより「攻め倒す」ことこそ勝負の醍醐味ですから。
それを遮る判定・・・というか、終わらせた審判団の「肝の小ささ」は残念に思います。

投稿: nigoe | 2006/11/15 00:11

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