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2006/09/25

【HOME】第24節@冷凍みかん戦

秋は、『冷凍みかん』より『栗ごはん』のほうがよろしいようで(笑)。060923shimz0

蒼天の埼スタ。「天高く・・・」の言葉が自然に湧いてくる。
客足が心配された試合であったが、対面の清水サポも、遠方アウェイでありながら大挙やってきた。当たり前である。この試合、両チームにとって“天王山第1試合”・・・生き残りをかけ、相手を蹴落としておきたい大事な一戦。

060923shimz1_1 例によって、試合前から唄いパフォーマンスを展開する清水側スタンド。ヨコ書きの大旗をタテに広げるという、少々風変わりな演技を見せてくれた。
かたや北ゴール裏のわれらは、選手入場前のウォリアーで、戦場の静寂と緊張を強調し、入場と共にユニ旗を広げ選手を鼓舞する。

勝つために。
これからは、選手をもっと後押ししていかなければならない。

「序盤は埼玉スタジアムの雰囲気に何人からの選手が呑まれてしまっているように見えた。」(清水:長谷川監督記者会見コメント)
「前半の最初はスタジアムに呑まれてしまってか、少し自分たちからペースを崩してしまう場面があった。」(清水:伊東輝悦選手記者会見コメント)

われらの声と意志と表現が、アウェイチームの監督と選手にプレッシャーを与えた。ホームの利を最大限に活かし、勝利に少しでも貢献できるようチームを盛り立て相手を威圧する・・・あるべきサポートの姿。
これからは、タフな戦いが続く。
ますます、レッズの選手達を励まし助けていかなくてはならない。060923shimz5
たとえ、それがだろうが。
 #きっちりスペース埋めてましたなぁ>鳩(笑)。
  「コバトンでは?」との推測もあり(^^;
 ##
実は、お彼岸らしく線香の香りもピッチに漂って・・・
    少々アロマテラピー状態

先発には、前節勝利の立役者・暢久を起用。啓太も戻ってきた。060923shimz3
この2名の“中盤のタフガイ”が、レッズの心臓であることを再認識させられた。後方を堅くするだけでなく、競り合いでのボール保有率を高め、そこから前方への中継点として展開させてゆく。さらに危険を察知すれば持ち場を越えてでもその芽を摘み取りにゆく。よく動き、よく集中し、よくボールに絡む。まさにピッチ上の『HUB』。

しかし、そんな激しい動きを90分貫くのは、不可能に等しい。
暢久はガス欠もあったが、途中から足を引くようになった、、、「攣った」とわかるほどの大きな表情を見せる前から調子を崩していたのがわかった。案の定、それがパスミスや棒立ちと言ったプレーとなって表れてしまった。060923shimz2
「後半からのペースダウン」・・・が、最近の悪癖と評する人が多い。それはそれで事実なのだが、ことこの試合については、それを言うのは酷ではないか、と私は思った。
『天王山』なのである。相手も死に物狂いで食らいついてくる状況の試合で、「ペース配分が云々」などと悠長なことはしていられない。手を抜いた瞬間「死」を招く決戦なのである。
ワシントンでさえ、あの巨体を揺らしながら前戦でプレッシャーをかけたり、マイボールとなった瞬間すぐさま相手陣内へ全力疾走していた。その選手たちを、われらが後押ししてやらねばならないのではないか。

私が思うに、常に責められるべきは、運動量の低下ではなく、
「決めるべき時に決められない」
「やってはいけないミス」

などの、プレーの精度に関することだと思う。
(上位だろうが下位だろうが)必死な立場の相手と対戦するときは、これらのことが致命傷となりかねない。油断なプレーの類は以ての外だ。
決定機を外さず、ミスもせずかろうじてでも勝利すれば、試合内容が悪くとも結果は救われる。しかし、そのどちらもNGであれば、試合内容の悪さも手伝って、観ている方も苛立ち、今後の戦いへの不安も増幅するというものである。
「決定力の向上」と「ミスの削減」、、、これが今後のチーム力の上積みとして効いてくるのだろうと私は思う。そして全体としての運動量や連動性は、フィジカルの改善(=夏場の疲労やケガの回復度)とともに向上が見込まれるものと予想している。

ワシントンの先制点、これが今節の分岐点だったと思う。
「決定力」ほど厳しい試合でものを言う。さらにGK西部を“股抜き”にする迫力と巧さ。
ホームで先制すれば滅法強い今年のレッズ。これは相手だけでなく自分たちにもかけられている“暗示”。これが功を奏したのかどうかは全く解明できないが(笑)、後半、清水が押してきたものの結局は前線への放り込み多用の戦術となって終わってくれたのも幸いした。闘莉王が制空権を掌握し、いくつかの危機はあったものの“門番”山岸が冷静に最終処理をして、難を乗り切ることができた。

今のレッズにとって、ワシントンの決定力とDF陣の堅守が生命線である。これで夏の連戦を乗り切ってきて来られたのだ。「ワシントン頼み」「DF頼み」という前に、かつてこれほどの強力な“武器”をレッズが持ち合わせていなかったことの方を思い出すべきではなかろうか、と私は思う。
相手が必死なほどレッズが押し込まれて引いてしまう場合もあるだろう。できれば引いて欲しくないが、相手だってプロなのだ。さらに必死な相手はなかなか型通りに格好良く組ませてもらえないものだ。不格好であろうとも、失点せず勝ちきることも強さなのだと私は思う。

かつての磐田のような、流麗なパスワークで点を重ねるサッカーが強いチームの象徴として憧れを持っている人も少なくないだろう。私もその方が好きである。
しかし、その当時は磐田と他のチームとのレベルに開きがあったから、「強くて美しいサッカー」が隆盛を誇り、われわれを魅了「できた」のだ。
今は、そのころ弱小と呼ばれたG大阪やレッズが覇権を争っている・・・そう、時代が変わったのだ。この数年でJリーグのクラブ間のレベルが縮まってきたのだと思う。
欧州CLやW杯然り。強豪揃いの大会は佳境にはいるほど、華麗さや楽しさは少なくなり、質実剛健な戦いの様相を呈してくるものである。
ある程度「強くて楽しい内容のあるサッカー」は、リーグ戦も終盤戦ともなれば、中堅チームでの試合で観られるのではないだろうか。

これからはタフな闘いばかりが続く。
もちろん強くて楽しくて美しくて内容の良いサッカーが観たいが、王者への道程は、そんな甘い理想や考えでは歩めない。昨年のG大阪だってそうだった。
今年のレッズには「優勝して欲しい」と、私は強く願っている。
栄達への道は修羅の道
不格好でも負けないこと、生き延びることこそで、頂点に立つ権利が初めて与えられるものではないだろうか。060923shimz6

追記:
闘いすんで、デッキで黄昏れるサポーターたち。。
今後の闘いに向け、それぞれの思いが伝わってきそうな、秋の夕暮れの一枚・・・です。

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コメント

試合内容に不満な方もいるようですが、好調・清水相手に贅沢というものでしょう。なんだかんだ言って、一度もベストメンバーを組めていないですからね。これからが勝負です。

投稿: no3 | 2006/09/25 22:46

@no3さま

トラバ&コメントありがとうございました。
そうなんですよね、何だかんだでまだ一度もベストメンバー組めてませんものね。
「安定した布陣が取れない」と一方で言えば、逆の場合は「メンバー固定しすぎ」と言うし。昔は「個の力が足りない」と言われ今は「個人技に頼りすぎ」などと・・・内容が良くても前節敗戦だったら「内容が良くても結果が伴わないと」という人はいたでしょうね(笑)。
ライバルの清水相手に結果を出したこと、今回はこれが一番大事です。ベストメンバーが組めるようになれば、さらなる結果と内容の上積みができそうですね。

投稿: nigoe | 2006/09/26 14:54

そうそう、華麗なパス回しで、人もボールも動くサッカーで、攻守ともに圧倒しないと満足しないサポが増えているのかもしれませんね。贅沢になったものです。(笑)僕もそういうレッズを見たいけど。(汗)

投稿: no3 | 2006/09/26 18:33

@no3さま

私も加齢もとい華麗で迫力あるサッカーが見たいですよ、もちろん(^o^)/
しかし、、、いまは「ガマン比べ」と心得て修行いたします。
最後に順位表のてっぺんに登れれば、そんな辛さは吹っ飛びますよね。

投稿: nigoe | 2006/09/27 19:10

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