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2006/09/18

06【HOME】第23節@サンフレ広島戦

「ワシントンがいないときはニューヨーク経由で。」

久々に炸裂した早野節にTV前で固まってしまった皆様、ごきげんうるわしゅうントン。
                                         #↑バカ・・・
TV観戦だった皆様、大丈夫です・・・現場は燃えていました。ご安心ください。

 

前抽点呼の待機列で、『檄文』が配布された。060916hiroshima1

 一戦一戦の大切さ。
 忘れてないよね。
 目の前の敵を全力で倒そうぜ!

これからは、もう「これしかない」のである。
レッズの勝利を求めるのなら、レッズの優勝を心から願うのなら、これからは「結果重視」。どんなに格好悪くても、勝利を掴み取らなければならない。理想的な試合内容となってくれた時は儲けもの、くらいの心構えが、われらにも必要とされる段階になってきた。贅沢は言っていられない。鹿島や磐田などのかつて「王者」と言われたチームを支えたサポーターたちも、このような道を、悩みながら歩んできたのだと思う。
今度は、レッズサポーターがその道を歩む番なのだ。
思いを新たにさせてくれた檄文である。

060916hiroshima3 連休の影響なのか、はたまた電車から運動会をしている学校をいくつか見かけたがそのためなのか、チケットの売れ行きを表すように、ゴール裏の密度が少し低いように思えた。先週@大宮戦アウェイで「閉じこめられた」同じ場所なのだが、酸素が薄くないので呼吸が普通にできた(^^;
しかし、参戦したサポーター個々のパワーは、檄文の効果かあったのか定かでないが「落とせないこの一戦」に賭ける思いを表すかのように力強いものだった。

060916hiroshima4 負傷のワシントンと啓太を除き、スタメンはほぼ予想どおり。永井も酒井も前節で結果を残しており、負傷者が出てもその穴は充分に埋められている・・・はずである。

試合が始まり状況をしばらく見守っていたら、広島の「ドン引き」ぶりにちょっと呆れてしまった。あたかもレッズが中盤を支配しているように一見すると勘違いしてしまいそうなのだが、浦和ボールになると、広島の選手(特に両サイド)が迷わず帰陣するのである。しかしこれも、見方によっては相手の戦術が徹底している、とも言えるかも知れないが。。。『前方詰め将棋』の陣形を取らざるを得なくなったレッズ。今期何度も遭遇している「苦手な形」での戦いを強いられてしまった。だが広島も、選手のポテンシャルから言えば、そんなチームじゃなかろうに・・・と愚痴のひとつも言いたくなる。

060916hiroshima2こうなったら、レッズは相手のサイドをしつこく責めるか、ワシントンのいない前戦ではFW@四番様の空中戦で打開する作戦となる。すると、伸二が倒れながらサイドに流れた平川へパス・・・そこはひとつ決めたかった。ほぼフリーで相手GK下田との1対1。これが決まっていたら、平川の復調の兆しとして今後の戦いへの明るい展望になったかも知れないと思うと、残念である。
その逸機をカバーしてくれるかのように、前半35分に闘莉王が得点。それも空中戦ではなく、良いタイミングの軽いフェイクを入れたうえにキーパーの位置をよく見た右足のミドル。GKが取れない軌道を狙い澄ましたファインゴール。選手の好不調の状態が対照的に表れたシーンであったと思う。

しかし、、、そのあとがいけなかった。
数分後にウェズレイの同点弾を浴びることとなった。そのボールがレッズゴールマウス前で軌跡を描いていたとき、私でさえ思わず「まずい!」と叫んでしまうほど、ボールの行く手に遮るものは何もなかった。
直前の判定への不服。油断。ミス。。。
そこから自ら調子を崩してしまったレッズ。

前半が終わり立て直してくると思いきや、後半までその余韻を引っぱってしまった。
後半開始から、この日絶不調だった達也に変えてロビー投入。しかし効果は現れずますます中盤がグダクダ。
「ここは中盤のつなぎと運動量」と手を打ったのか、伸二→暢久。これが大的中!
高い位置からの守備チェック、攻撃に切り替わったときの配給、とまさに中盤域の“ハブ”的機能として即効。そして遠慮無く前線へも絡み、私たちゴール裏のサポの視界にも積極的に登場した。ここ数試合における途中交代の時とはひと味違う空気が漂っていた。

その「気配」は、的中した。
アレからのグラウンダーのクロスは、「ここしかない」というコースをボールが能動的に選択したかのようなものだった。またそれは、まるでアレと暢久の間にGK下田のブロックが存在していなかったような、そんな錯覚をさせてしまうほど迷いのない正確さで暢久の足下におさまった。
正直、「まぐれだ」と思った。
が、あとあと考えてみると、暢久が醸し出していた雰囲気は、ピッチの上の選手達にも伝染していたのかも知れない。決勝ゴールに至るまでの過程で見せた、長谷部の潰されながらもゴールへの願いを託したパス、アレの迷いのないクロス、パスが来ると信じて走り込んだ暢久・・・それらの思いの『結晶』が、ゴールへ届けられた。
ゴール裏に走り込む暢久の面差しは、歓喜と言うよりは鬼気迫る凛々しいものだった。その暢久の表情もまた、「どんなことがあっても必ず勝つんだ」という選手たちの思いが乗り移ったものかも知れない。

今回も、ギリギリであったが勝てた。
土俵際に追い込まれても勝つ強さ・・・これを持続できるようになれば、チームとしての体力が向上したと言えるようになるであろう。
“虎の穴”のような過酷な夏場を耐えてきて、試合条件が平常に戻りつつある今、その特訓の「成果」が表れてくれることを願いたい。レッズ史上、おそらく最も過酷であったであろう時間を乗り越えたのだから、何らかの上積みが得られたであろうことに期待したいと思う。

その目に見える成果が、今回の暢久の復活かも知れない。
「・・・・・・、、、ん!?」
彼は代表選手ほどの過密さは体験していない。
しかし私は思うのだ。
「この夏場、暢久は彼自身の“内なるもの”と格闘していたのだ」と。
涼しくなってきてくれて、本当に良かった・・・私は神様に心から感謝したい(笑)。
新たな戦力補強をしたような、そんな錯覚を抱かせてくれた、暢久の復活弾だった。

060916hiroshima5

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回はサービス拡大版(^o^)/
頼むぞ、キャプテン

追記:
ゴール裏への挨拶で、サポーターのかけ声より“先走って”挨拶してしまった暢久。
サポーターが“やり直し”を要求するかのように「Ohhhhhh・・・」と続けていたら、ちゃんとその意味に気づいて挨拶を“やり直し”してくれた暢久。
頼りなさそうで一番力強く、凄いんだけど肝心なところが抜けている・・・憎めない男です。
出来の悪い子ほど、手のかかる子ほど・・・ですな。(^^;ゞ

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コメント

浦議のコメントに「ヤマの顔からナルトが消えていた」というのがあって、大笑いしながら納得してしまいました。やっぱりヤマはやればできるんですよね。選手層の厚さがいい方向に向いてますね。若手にとっては厳しいですけど。

投稿: no3 | 2006/09/19 12:28

@no3さま

>ヤマの顔からナルトが消えていた

ホントだ!(爆笑)
おなか痛い・・・(≧▽≦;)イタタタ・・・

投稿: nigoe | 2006/09/19 20:31

nigoe様
寒暖の激しい今日この頃如何お過ごしですか?
当方、シアトルから帰国以来、レッズ観戦は自由自在にできるのかと思っていたら、家族の用事や畑の世話(家庭菜園のつもりで始めた借りた畑が大きくて、雑草取りやら耕しなど結構色々やらねばならんのです。)、付き合いゴルフで、なかなか現場には行くことができません。
最近、ひいきの山田1号~3号がピッチにいなかったのも、足が遠のいた一因かもしれません。
と前振りが長いですが、山田1号がついに劇的な仕事をしましたね。当日はテレ玉観戦でしたが、非常に重たい試合でした。戦術が徹底していた広島に手を焼き、引き分けかと思っていたら、何とびっくり山田1号の事実上のVゴール!!!。嬉しかったなあ‥。
何よりも何よりも山田1号の活躍が好きなのです。

駄文失礼 行田住人 拝

投稿: 行田住人 | 2006/09/20 12:44

@行田住人さま
暢久の話題となれば、、、毎度ご出動ありがとうございます(笑)。
お気づきのとおり、『山田1号』が戻って参りました。
「戻ってきた」と言っても、(移籍などで)どこかへ出かけていたというわけではないんですが、でもやっぱり「帰ってきたアイツ」って感じですよね~、なんででしょ?(笑)。
昨年天皇杯の、あの鬼気迫る表情の1号が戻ってきて、頼もしいです。

ところで、畑仕事されているんですか?
いいですね、うらやましいです(^^)。

投稿: nigoe | 2006/09/21 12:20

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