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2006/06/15

ミドルシュートの科学

今回のW杯では、ミドルレンジからの豪快なシュートが多く見られます。
詳細な数字は忘れましたが、前回大会より確実にミドルシュートの確率が高くなっているとのこと。

なぜでしょう?

私の毎日の情報源、けさのフジテレビ『とくダネ』で、その理由についての検証がありました。
 #ワイドショーでありがなら、ちゃんとサッカーやってくれます>とくダネ

ご存じの方も多いとは思いますが、その理由は、

「ボールが落ちる」

ことであり、この現象のファクターとなっているのは、

 ① 今大会の公式ボール:限りなく球体に近い形状
 ② ボールの球質:回転がない
 ③ ボールの速度:時速90km/h程度

の3つの条件が揃うと、キーパー手前で“落ちる弾道”となるそうです。

①について。
従来の5+6角形ではなく、プロペラ型のピースを張り合わせた特徴的な球体となっています。これが限りなく球体に近い形状となり、ボール周辺の空気の流れが従来型ボールとは異なった流体力学的性質を発生させているとともに、飛距離も向上しているそうです。
また、軽量化も図られています。

②について。
「回転がない」ボールは、野球で言う『ナックルボール』のような球質となります。つまり、進行方向前面のボールの空気速度と、後方の空気速度に大きな差(空気抵抗の差)が生じ、揺れるような変化をしながら「落ちる」ボールとなります。これは従来のボールにも見られる弾道ですが、①のファクターから速度差(抵抗差)がより大きくなり「落ちやすく」なるそうです。

③について。
平均的にシュートの初速度は100km/h超なのだそうですが、飛距離が長くなれば、当然ボールは減速します。その減速値が90km/h前後になると、②の現象が発生しやすい、とのことです。
初速度にもよりますが、おおむね15~25mの距離で、この速度になるようです。

ゆえに、

ボールの飛距離と速度の関係から、ミドルレンジからのシュートが効果大

となるわけです。
今大会のミドルシュートの増加傾向は、各国のチームが公式球の力学的性能を熟知してのことであろう、と番組では推察していました。
むむむ・・・「ボールを知る」ことは、サッカー選手にとって当然といえば当然のことですが、その技術ををきっちり習得していろところは「さすが」です。
やはり“世界”は恐るべし。

ナカータをはじめとして、選手たちはミドルシュートの“特打ち”練習をしているそうです。
さてさて、間に合うかどうか、、、

 #実はみつをが得意なんですがね。。。もちろん伸二のループも絶品だし。

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コメント

ワールドカップをライブで観ることができない〜。
訳のわからんプロポを特定してしまい、出張だらけでばたばたな一週間を送っています。
週末はゆっくり観よう。
ミドルシュートの落ち具合に注目して!!

投稿: 豆腐小僧 | 2006/06/16 01:56

だから打ては入るかもしれないんだよね。
シュート少なすぎ>日本

投稿: no3 | 2006/06/16 10:42

@小僧さま

実は私も・・・_| ̄|○
ダンナの(もちろん自分も)翌日の仕事に障らないように、夜中はTVを消さざるを得ません。寝るところが近すぎて・・・。昨夜のトオルチャンの晴れ姿も観られずじまいでした。昼間のBS観てると仕事ができないし、、、困ったもんです。
でも週末はPCのTVででもいいから観ようと思います。
日曜は、もちろん音声フル解放でサポートですよ(^o^)/

@no3さま
けさも早朝の観戦記アップ、頭が下がりますm(_ _)m
私は極端に睡魔に弱く・・・今回はまだ時差ボケを楽しめないでいます。でもこれからがんばりますよヽ(`へ´)ノ

>だから打ては入るかもしれないんだよね。

何年か前の柏の南のような「奇跡のプレー(笑)」が無い限り、
「シュート打たなきゃはじまらない」
わけですよね、ホント>タカハーラ&ヘナギ

投稿: nigoe | 2006/06/16 11:26

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