« 今日は何の日? | トップページ | 06【ナビ杯】AWAY@東京ガス戦 »

2006/05/16

運命の23人、一夜明けて・・・

悲喜こもごもの一夜明けて。

選出された日本代表の23人について、マスコミが各選手の表情やコメントをレポートしはじめました。さらに、選手の出身地や近所住民、母校、恩師、少年時代のエピソードなど、プライベートな情報が放出されだしています。ある程度までは親近感を持てる意味で受け入れられますが、度が過ぎると、ほとんど芸能人の追っかけに等しく辟易してしまいます。
そんな状態は、W杯でも五輪でも茶飯事ではありますが、国民の関心を競技そのものでなく選手のキャラや私生活へ誘導してしまうきらいがあります。私たちは、時として、このマスコミの誘導に踊らされてしまいがちです。

久保落選の「何故」について、考えました。
「起用も多くジーコの信頼が厚かったのに何故?」「最後の最後まで使ったのに何故?」という意見が多いようです。確かにそれは事実ではありますが、その状況から「当確は間違いないでしょう」と言っていたのはマスコミや評論家であり、爺様ではありません。受け手である国民は、すっかりそれが先入観となって「久保は当確」と思い込んでいた・・・否、思い込まされたのではないでしょうか。マスコミ自身も思い込んでいたことでしょう。

久保のコンディション不調は、彼のプレーを見ていた者の目に明らかな現実だったと思います。海外遠征の飛行機でも、腰の痛みに耐えられず機中の通路で寝て過ごしたという話もありました。また第5節でも、彼の不調はレッズサポにもわかるほどでした。
実際のところ、今回の発表に関して、いつも久保を身近に見ているマリサポこそが、覚悟して冷静に結果を受け止めたようです『さっかりん-横浜』『J.B.Antenna-横浜』の15~16日のエントリ参照)。
悔しさにまみれながらも、マリサポ自身が一番わかっていたことなのですから、久保自身の件に関しては、外野がこれ以上論ずるのを控えたいと思います。
ただひとこと、、、コンディションが万全なら、久保は日本最強のFWであると思っています。

追記:
 アテネ五輪代表選考で、レッズの鈴木啓太と山瀬功治が落選したことを、ふと思い出しました。アジア予選、死闘となったアウェイ戦線において、腹痛に苦しむチームメートを強力なキャプテンシーで牽引した主将・啓太と、類い希な技術を持った山瀬を、最後の最後に“人間力監督”は見切りました。共にコンディション不調だったのは、われらサポも承知していましたが、2人の心中を思うと無念でなりませんでした。当時の監督も苦渋の選択だったのだと今では理解できます。また記者会見で、落選した2人のユニを来た闘莉王と達也の姿を見て、さめざめと泣いたことは昨日のことのように覚えています。いや、今でも思い出すたび泣いてしまいます。
しかしその悔しさを乗り越え、啓太は今、余人に代え難いレッズの大黒柱に成長したのです。

爺様の決断について。
人事というものは、凡そ完璧という差配はありえません。爺様は、「自分の苦い体験」ということを会見で口にしました。膝の負傷を抱えたまま出場したメキシコW杯で、自身のPK失敗により準々決勝を敗退しました。中途半端な判断が、本大会でどれだけ多大な影響を及ぼすかを身をもって体験したのです。
先日のキリン杯は、爺様にとってまさに「久保の最終見極め」だったわけで、「久保本命」と先走って踊るマスコミとは、認識の乖離があったと思います。だからといって、爺様がマスコミにキリン杯の意義を事細かに説明する必要はないわけで・・・。前回、中村スンスケを見切ったトルシエとは、理由が大きく違うと思います。

発表当時の爺様は、紅い雪だるまさんのコラムにあるとおり、まさに「泣いて馬謖を斬る」という、諸葛亮孔明の心情であったことでしょう。ファミリーと序列を重んじる爺様ですが、偏重すれば大局を見失い破滅を招くとの判断が働いたかと察します。まさに「断腸の思い」で。
記者会見をご覧になった方はお気づきかも知れませんが、爺様は白紙を手に、選手名を挙げながらその白紙に書き込んでいました。自分自身が口に出すまで、選出メンバーの名簿は存在しなかったのです。最後の最後まで逡巡していたかもしれない・・・という仮説も考えられなくもありません(記事)
しかしこれはまた、過去の「協会の苦い体験」からの対応でもあったでしょう。98年ではカズ落選が事前に漏れ、02年では会見前にトルシエが逃亡するという事態がありました。今回は、箝口令不要の徹底した情報管理を実行したのです。

「同じ轍は踏まない」。

爺様プロ魂を見せつけられた、そんな昨日の発表記者会見でした。

さて、話題を変えまして、、、

爺様へのリスペクトをひととおり述べたところで、われわれ凡人には理解しがたい爺様のココロについて、分析を試みました。

各選手の選出基準を、爺様のココロをのぞいたつもりで・・・以下妄想(笑)

■GK(3)
 川口:ブックマーク(お気に入り)既登録
 楢崎:昔、トヨタカップの賞品で車もらったし・・・
 土肥:なんとなく、、、なんでだろ?>その1

■DF(8)
 田中(誠):対面が三都主以外なら何とか・・・
 宮本:日本の「ブシドー」伝道に期待
 三都主:鈴木通訳の代行を頼む
 ナカザー:その豊かな頭髪は私のあこがれ
 加地:なんとなく、、、なんでだろ?>その2
 坪井:ロナウジーニョは任せた
 中タコ:鹿島枠
 駒野:「おれは鉄平」読んだことあるぞ(笑)

■MF(7)
 福西:荒技だけはワールドクラス
 ナカ~タ:スポンサーさまさま、よ・ろ・し・く(はあと)
 スンスケ:多くのサポをドイツに動員されたし
 みつを:鹿島枠。日本の「地蔵」を紹介。「にんげんだもの」
 稲本:オーストラリア戦クレーム要員。いんぐりっしゅ・ぷりーず
 小野:ある意味、ブラジル人好み (゜∀゜;)
 ガチャピン:ドイツにムックはいるらしいぞ(ウソ)

■FW(5)
 高原:買い物の時、付き合ってね(通訳)
 大黒:犬の散歩は済ませておけ
 ヘナギ:「神」に選ばれし者。私のサンクチュアリ(聖域) _| ̄|○
 タマちゃん:ただ、好き・・・
 巻:彼には新しい戦術を試したい(クリック)

※当然ですが、これはフィクションです(笑)。

|

« 今日は何の日? | トップページ | 06【ナビ杯】AWAY@東京ガス戦 »

サッカー」カテゴリの記事

コメント

nigoeさん、トラバ&コメントありがとうございます。
うちもマスコミの代表祭りは辟易です。
選手の略歴みたいのは解るのですけどねぇ。
持ち上げて一過性の数字(視聴率とか売り上げとか)ばかり気にしているように見えます。
まあ、マスコミの雑音に負けない気持ちの強さを持った選手こそ、
長く活躍できるのかもしれませんけどねぇ。

投稿: 銀 | 2006/05/16 23:20

nigoeさん、TBありがとうございます。
そうですよね。完調ならともかく、最近の久保をみている者なら、今回の落選は予想できたはず。これをサプライズと思う人は、ジーコは絶対代えないという単なる先入観を持っていただけなんじゃないかと思います。
個人的には、他にも最近調子を落としている人がいるので、闘莉王とか都築とか達也(間に合わないか)とか呼んで欲しかった気がしますけど。
ところで、加地のバックアッパーは駒野なんでしょうが、アレのバックアッパーは誰?アレのバックアップに松井なんかどうかなあと思ってたんですけど・・・

投稿: no3 | 2006/05/17 06:31

@銀さま

ようこそいらっしゃいました(^o^)/~
昨夜、日テレで「お祭り番組」をやっていたようですが、私は見ませんでした・・・というか、放送があることをすっかり忘れていました(笑)。
そういう意味では、NHKが一番硬派な番組づくりをしてくれますね。

@no3さま

>他にも最近調子を落としている人がいるので
そうですね、特にナカザーとか・・・闘莉王なら、FW兼用で非常に都合が良いハズなんですが、ねぇ。。。

>アレのバックアッパーは誰?
これも駒野です。駒野は両サイドこなせるユーティリティとクロスが決め手となって選ばれたようですよ。
コンディションが良ければヒラが・・・_| ̄|○ 残念!

投稿: nigoe | 2006/05/17 18:43

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/139833/10097376

この記事へのトラックバック一覧です: 運命の23人、一夜明けて・・・:

» W杯ドイツ大会・日本代表発表 [しもべ日記]
W杯ドイツ大会の日本代表が発表されました。 GK 土肥 洋一 川口 能活 楢崎  [続きを読む]

受信: 2006/05/17 05:50

« 今日は何の日? | トップページ | 06【ナビ杯】AWAY@東京ガス戦 »