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2005/07/25

東海道@嶋田宿(おまけ:蓬莱橋)

  【嶋田宿(しまだしゅく) 静岡県島田市:島田駅より徒歩20分】 2005年7月24日 訪 

エスパルス戦に勝利し、翌日は東海道小さな旅(^-^)。

「箱根八里は馬でも越すが 越すに越されぬ大井川」
「♪あなたのリードで 島田も揺れる~」

で有名な嶋田宿に行ってみた。
まずは、旧川越場に隣接する島田市博物館にてお勉強。グレード(?)で分類された連台(人を乗せ運ぶみこしのようなもの)や、水深による賃銭の値段など、当時の貨幣を円に換算して表してあり、わかりやすかった。

川の越し方を簡単に解説。                  大井川 川越場跡
shimada2
大井川を渡る人は『川札』を購入する。川札1枚につき人足1人を雇うことができる。この川札の値段は水深により5段階に分かれており(下記)、いわゆる「時価」である。毎朝、水深と川幅を計って定めたそうである。
 ①股通:48文(約\1440)・・・水深が股下以下
 ②帯下通:52文(約\1560)・・・水深が褌帯以下
 ③帯上通:68文(約\2040)・・・水深が褌帯くらい
 ④乳通:78文(約\2340)・・・水深が胸の高さ
 ⑤脇通:94文(約\2820)・・・水深が脇の高さ
 ※1文=約30円で換算 享保時:米1升=40文

越し方は“肩車”と“連台越し”の2スタイルがある。“肩車”の場合、基本的に川札1枚(人足1人)だが、水深が③以上になると補助者が必要となり、川札が2枚必要となる。⑤以上になると『川止め』になった。
連台越しの場合は、台のグレードにより担ぎ手の人数が異なったので、その分川札を買わねばならなかった。
こうしてみると、とてつもなく高い賃銭でありますなぁ。。。

さて、博物館ではその日、東海道の浮世絵展が特別展示されていたのでのぞいてみた。
嶋田、金谷を中心とした作品が展示されており、歌川(安藤)広重はもとより、初代・歌川豊国の作品もあった。初めて豊国の絵を見たが、広重は構図が上手く、豊国はいわゆる「画が上手い」と思った。浮世絵師とは、航空機もない時代にこうも俯瞰景を想像力豊かに描け、またモチーフのコラージュ&デフォルメ技術に長けたものかと感嘆してしまった。

shimada4
博物館を出ると、そこは現地。
大水の際、大井川と宿場は『せぎ』という水門で仕切られる。遺構が残っていた。
写真上は川会所で、川札の売店である。



shimada3 写真中は、嶋田宿・旧東海道の道上から大井川方向を臨む写真。現在は堤防があるため坂道になってるが、当時はフラットであったものと思われる。




 

shimada1写真下は、同所から藤枝方向を臨んだ街道の現況写真。
往時の街道筋の面影がうかがえる。
現在は民家が軒を連ね、当時の宿場や店舗も点在して残されている。  

 

 

街道を訪ねて歩くのは、古に心をはせることができ、何とも心地よいものだ。
しかもそれが、東海道の代表的な宿場町ときたら、たまらない。
川止(留)めは、時として災いともなり旅の風情ともなったそうな。
ヤジサンキタサン、楽しんだのかな。。。

【おまけ@蓬莱橋(ほうらいばし) 静岡県島田市:島田駅より車で数分】 2005年7月24日 訪

hourai1 実は、嶋田宿に行く前にここに立ち寄った。
何でも、木製橋としてはギネスブック登録施設なのだそうで(つまり世界最長木製橋)、嶋田宿より数㎞下流に架かる橋である。橋好きの私としては、またとない良い物件(?)である。実際渡ろうとしたら、対岸の金谷まで約900m近くあるではないか!

 

hourai2

雨風で怖かったが、せっかく来たし、しょうがないので渡ることにした。
明治初期、職を無くした幕府の侍(旗本など)と島田川越人足のために、この対岸の金谷の牧之原台地の好立地を見た徳川方重臣(勝海舟、山岡鉄舟など)が、この地の開墾を奨め、茶畑が整備された。舟渡は危険を伴うため、島田側から茶畑に通う人々の架け橋としてこの蓬莱橋が整備されたものである。 

hourai3

        金谷牧之原側からの遠景は→
 渡月橋とはまた違った趣。。。壮大です。

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